高熱が起きる原因を紹介!下がらないの場合はどんな病気?

夜中に突然の高熱、または気がつくとだるくて高熱がでていたなど。子供に限らず大人でも突然の高熱や高熱が続くことはつらいものです。

高熱の原因はなんなのでしょう?流行風邪でしょうか?それとも他の疾患からくるものなのでしょうか?ここでは高熱の原因やその対処法について考えられるものをまとめてみました。

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熱の基準と熱が出るしくみ

熱マフラー少女

熱の基準は、一般的に

  • 平熱(35℃~37℃未満の時)
  • 微熱(37.0~38.0℃の時)
  • 高熱(38℃以上の時)

と区別されています。また一般的に高熱といわれる状態になるような原因は、ウィルスや細菌などに感染した場合や身体の中に何かしらの原因で炎症が起きている場合です。

人間の体内では、ウィルスや細菌など人間の身体に対して害を及ぼすものが侵入してきたときに発熱して免疫機能を最大限生かせる環境を作ろうとします。また高熱の状態が続くことは脳にとってよくない環境でもあります。高熱が出たらまず今の身体の状況や思いつく原因を考えて早めに医療機関に受診するのがよいでしょう。

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突然の高熱の原因と疾患の可能性

ないている男の子

高熱がでる原因として注意するべき疾患はあるのでしょうか?

インフルエンザ

インフルエンザウイルスの感染によって起こるものです。39℃前後(時には40℃以上)の高熱や筋肉痛、倦怠感、頭痛や食欲不振などがあり、そのほかに一般的な風邪の症状である鼻水やのどの痛み咳などの症状があらわれます。

対処療法として鎮痛剤や鼻水などに対処する薬が処方されます。温かく適度な湿度を保ち栄養をとってゆっくりと休養することで早く回復します。

扁桃炎・咽頭炎

扁桃炎は、喉の奥の扁桃がウィルスに感染して起こる疾患です。高熱が出て喉にひどい痛みが起こります。また全身がだるくなったりします。赤く腫れて悪化すると膿を持つこともあります。

咽頭炎は、ウイルスや細菌によって喉の粘膜に炎症が起きる疾患です。喉の激しい痛みのほか、高熱や頭痛も起こります。

対処法はウィルスであれば対処療法になりますが、菌の場合は抗生物質などのお薬が処方されます。インフルエンザのように温かく適度な湿度を保ち栄養をとって、ゆっくりと休養することで早く回復します。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

主に、15歳以下の子供にかかりやすい疾患です。

ムンプスウイルスに感染することによって起こるおたふくかぜは、高熱のほか頭痛、嘔吐などが症状としてあらわれます。耳の付け根あたりの唾液腺が炎症を起こして腫れてきます。重篤化すると難聴や脳炎も併発する注意しなければいけない疾患です。ウィルスなので対処療法です。痛み止めなどが処方されます。

おたふく風邪については、おたふく風邪は大人でもなる!症状や似ている病気を紹介!の記事を参考にしてください。

心因性発熱(ストレス性高体温症)

ストレスや精神的なものが原因となって発熱や時に高熱を出すことがあります。

過度な精神的ストレスがある場合、交感神経が優位に立ち活発に働きます。その結果発熱を起こすことがあります。またその熱はストレスなどの度合いによっては高熱になり、長期間続くことがあります。

その原因の多くが極度な緊張状態や人間関係のストレスといわれます。また日常生活で慢性的な疲れやストレスがあったりするとより発症しやすくなります。

市販薬の解熱剤も一時的な緩和には役立ちます。ただし薬の効果がなくなるとまた発熱を繰り返すのが特徴です。

医療機関での診断には高熱以外の身体的な原因がほかに見当たらないときや、解熱剤が一時的にしか効果が出ない、3週間を超えて発熱し続けるなどが見当たると診断されます。

対処法としては、まず原因となるストレスを緩和することで症状がやわらぎます。瞑想や身体的リラクゼーションや心理療法などもよいでしょう。また日常生活では十分な睡眠をとり、身体も心も休ませる時間をとることが重要です。

肺炎

ウイルスや細菌が肺に入って感染し炎症を起こす疾患です。風邪などを放置したり、完全に治さないと肺炎に悪化することもあります。

喉が不調でなくても咳やたんがでたり、高熱が1週間以上続くようなことがあれば、この疾患を疑いましょう。咳で呼吸が苦しくなったりするので、体力や免疫力の落ちている人は重篤化する可能性があります。また他の疾患にかかったりすることで命の危険もあります。可能性があるなら早めに医療機関に受診しましょう。肺炎に関しては、肺炎はうつるのか?種類によって変わる原因と予防方法の記事を参考にしてください。

乳腺炎

乳腺に炎症が起きる疾患です。主に授乳期の女性に多くみられます。授乳期には乳腺の中に溜まっています。その乳汁に細菌が感染して炎症を起こすのです。授乳期以外の場合では乳管に細菌が感染する場合もあります。どちらの場合も高熱がでて、乳腺が腫れて乳房全体や脇のしたのリンパ腺まで大きく腫れ熱を持ち痛みます。

対処法は授乳期であるなら授乳をストップさせなければお薬は処方されません。菌が原因なので、抗生物質が処方されます。完治後しばらくしてからの授乳再開になります。

熱をもって痛いところは冷やすなどの対処療法がとられます。

肛門周囲膿瘍

肛門周辺の粘膜が傷つき大腸菌などの細菌が感染して化膿し膿が溜まる疾患です。肛門の周りにしこりや腫れができ、激しい痛みとともに寒気や吐き気、40℃以上の高熱などの症状があらわれます。

治療法は膿を切開して出した後に、抗生物質や鎮痛剤などのお薬が処方されます。

急性腎盂腎炎

腎や腎盂が細菌に感染して起こる疾患です。寒気や高熱とともに尿が濁ったり血尿、背中から腰の辺りに痛みを感じたり吐き気や嘔吐などの症状も現れます。排尿時に痛みを感じたり尿の回数が多くなるなど膀胱炎と間違えやすい症状もあるので注意が必要です。

治療法は、安静を心がけ、水分も十分にとります。その上で抗生物質や鎮痛剤などが処方されます。

急性胆嚢炎・急性胆管炎

胆嚢や胆管が、細菌に感染して起こる疾患です。2つの疾患が併発することも多く、胆道炎と呼ばれることもあります。高熱とともに腹部の痛みと吐き気が現れます。

対処法は抗生物質です。また鎮痛剤などが処方されます。

急性肝炎

ウィルスや薬剤、またはアルコールなどの原因によって肝臓に炎症が起きる疾患です。

多くは風邪に似た症状が出ます。その後に高熱や頭痛や腹痛などの症状や吐き気や下痢なども現れます。このような症状は1週間ほど続きその後黄疸や顔の皮膚が黄色くなるなどの症状が現れます。

治療法は薬剤点滴や症状にあったお薬が処方されます。とにかく早めの受診が早い回復につながります。

腹膜炎

内臓を守っている腹膜が細菌に感染して起こる疾患です。高熱のほか、吐き気や嘔吐、呼吸困難なども起こします。原因は盲腸や胃がん胃潰瘍などで内臓が弱っているところに細菌が感染することが多く、早めの処置をしないと命に関わることもある注意しなければいけない疾患です。

治療は抗生物質などの投与が多いですが、程度によっては手術のこともあるので早めに医療機関に受診してください。

結核性髄膜炎

結核菌が髄膜に感染することによって起こる疾患で死亡率の高い病気です。症状は頭痛や高熱、意識障害などを発症し、失明や難聴なども引き起こす危険な疾患です。特に頭痛と高熱が特徴です。早期発見早期治療により後遺症をなくすことができるといわれています。

治療法は結核菌の検出作業と同時に症状にあった薬剤投与です。重篤化した場合はまれにステロイドなどの処方もされます。水頭症がある場合は手術も行います。

この疾患は放置することで命の危険が高まります。早めの対応をしましょう。また世界的には乳幼児期に打つワクチンBCGが結核菌予防になるといわれています。

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日常生活での対処法・予防法

少女風

高熱の原因は主に細菌やウィルスです。

まずは日常生活からそれらに感染しないように気をつけましょう。外出先から帰ってきたら手洗いとうがいは欠かさずにしましょう。またどこから菌が侵入するかわかりません。汚い手で身体のあちこちを触るのもやめましょう。

食生活では免疫力が低下しないように、バランスよくきちんと3食食べるように心がけましょう。ストレスをためず毎日を生き生きと過ごすことも大切です。

そしてそれでも高熱が出てしまったら早めに医療機関を受診しましょう。早めの対処で重篤化を防げます。

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まとめ

いかがでしたか?

高熱にもさまざまな原因があります。自分や大切な人がどのような原因で高熱を出しているのか知るには早めに対応の医療機関への受診が必要です。症状にあった治療で高熱のつらさを和らげたいですね。

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