立ちくらみを起こす4つの原因!予防や改善方法、病気の可能性も!

何かをしようと動きだした途端、ふらっと一瞬なってしまった経験はありますか?

これが世に言う立ちくらみです。いつ起こるかもわからないため、もし大事な荷物を持っていたり近くに車が走っていたりすると危険です。

立ちくらみになる人は何度も頻繁に起こすことが多く、放置しているといつ危険な目に合うかわかりません。どういう原因で起こるかを理解して、立ちくらみが起こらないように改善するようにしましょう。

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起立性低血圧について

血管肉腫

立ちくらみは、体を横にして寝ていたり、椅子に長時間座った後に発生することが多いですよね。これは重力が関係しており、脳まで必要な血液が届かずに一時的に脳の酸素が足りなくなっている状態なのです。

本来であれば長時間座って立ち上がっても、下半身の血液を収縮させて脳まで運んでくれるので、立ちくらみは起きません。

しかし様々な原因により、脳まで血液を届かすことができなくなっている人が、立ちくらみを起こすのです。

男性よりも女性の方が立ちくらみを発生させやすく、さらに高齢になればなるほど起きやすいといわれています。その他にも運動不足などの影響でもこの症状は起きやすくなります。筋肉は血流を促すポンプの役割もしていますので、筋肉量が少ないと貧血になりやすくなります。

起立性低血圧とは?

体が横になっている状態や座っている状態からいきなり立ってしまうことで、血液の血流は重力によって頭から下半身の方へ流れてしまうため、血圧が下がります。これにより発生するのが起立性低血圧です。立ちくらみや顔の青ざめ、気分の悪化、吐き気などの症状が引き起こります。

血中の鉄分濃度が薄くなることで発生しやすくなります。体中に酸素を供給する赤血球やヘモグロビンは鉄分を吸収することで作られています。これらの成分が血中に不足することで起立性低血圧も起きやすくなります。主に鉄分が不足することで発生した場合の貧血は鉄欠乏性貧血と呼ばれています。

起立性低血圧は立ち上がった場合に発生する貧血の症状のことです。

起立性低血圧の原因は?

起立性低血圧の原因は、自立神経系に問題が起きたことによる自立神経失調症やパーキンソン病がきっかけとなる場合があります。自律神経失調症は主に精神的なストレスが影響して発症します。ストレスや疲労などにより交感神経が優位になってしまうと、血管が収縮され血行が悪くなってしまいます。結果、頭に送られる血流が少なくなり、酸素や栄養が送られなくなります。よって症状が引き起こってしまいます。

また、生理や出血により体内の血液量が低下している場合や、薬の副作用により発生してしまうことがあります。寝不足や仕事での疲労などが蓄積している時に特に発生しやすいので十分注意しましょう。

もし頻繁に起立性低血圧による立ちくらみの症状が発生した場合はもしかしたら軽い自律神経失調症になっている可能性があるということになります。その他の症状なども確認して、早めに休息を取ったり、睡眠時間をしっかり確保するようにしましょう。

自律神経失調症の詳しい症状などを紹介している記事で詳しい症状を確認してみましょう。

自律神経失調症とうつ病の違いって?症状や対処について

起立性低血圧症の対処方法は?

起立性低血圧症の対処法としては、いきなり立つ行動を回避するようにすることが第一です。体を起き上がる際は、ゆっくりと時間をかけるようにしてください。

血圧が低い人は、水分補給をしっかりと行い血圧が低下するのを防ぎながら生活をしましょう。正しい生活リズムで生活を行うことを心がけましょう。

特に風呂場で座って身体や頭を洗った後に立った時や、長時間座っていた状況が続いた後にはこの症状が起きやすくなりますので注意しましょう。

良性発作性頭位めまい症にも似ているのでもし寝ているときなどに頭を動かすとめまいが強くなる場合は良性発作性頭位めまい症の可能性があります。良性発作性頭位めまい症は2〜3週間ほどで自然に完治する場合もあります。

良性発作性頭位めまい症に関する詳しい情報はこちらの記事を参考にしてみてください。

耳石とめまいの関係とは?症状や原因、改善方法を紹介!

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立ちくらみが起こる原因

立ちくらみ

ではどういうことが原因で脳に血液を届けられなくなり、立ちくらみを起こすのかを紹介します。

低血圧症

女性に多い理由の一つとして、この低血圧の人が立ちくらみを起こしやすいからです、女性の人は低血圧の人が多く、また自分が低血圧だとわかっていない人もいます。

血圧とは体の全身に血を送るときの圧力です。この力が通常の人と比べて弱く、全身に血液を送り出す力が不足している状態が低血圧なのです。

なので長時間座っていたりして、下半身に多くなった血を一番高い脳まで瞬時に運ぶことができずに立ちくらみが起きてしまうのです。

低血圧は遺伝の関係で、生まれつき低血圧である場合が多くあります。無理なダイエットや血行不良が起きたことが原因で、途中からなる人も少なくありません。

低血圧になると、やる気がなくなったり、動き出しが遅くなったりと、とにかく活動のスイッチが入りにくくなります。また食事の量も少なくなり栄養が不十分になってしまって、さらに血圧が下がってしまうという負のスパイラルに陥る場合もあります。

鉄分不足

体内の鉄分が不足している人は、立ちくらみを起こしやすいようです。

人間は鉄分のおかげで、体の各部まで酸素を届けることができます。鉄分が不足するとこの酸素をスムーズに届けられなくなり立ちくらみが起きやすくなってしまうのです。

また体内にある鉄分のうち、7割ほどは赤血球の成分である「ヘモグロビン」の作成に使われています。そして残りの3割前後は、肝臓や筋肉など様々な部位にストックされて、いざというとき使われるようになっています。

鉄分が不足してしまうとこのストックがなくなってしまい、いざという時に使えなくなってしまうことも立ちくらみを起こしやすい原因だといえます。

鉄分は主に、偏食や無理なダイエットが原因で不足することがよく起こります。また成長期などは一時的に必要な鉄分が増える時期もあり、その時期に通常分しか摂取しないと足りなくなることもまれにあります。

女性は生理で出血が起きていることはさらに鉄分不足の状況になっていますので十分注意してください。

ストレス

ストレスも立ちくらみと大きな関係があるといえます。

ストレスを多く抱えると、ホルモンバランスが崩れて交感神経の活動が活発になり、筋肉が硬くなることがあります。そうなることで、血液の流れが悪くなってしまって、立ちくらみを起こしやすくなってしまうのです。

血の流れが悪いと、栄養も末端部分まで行き届きにくなってしまうので低血圧を招く危険性もあります。

さらにストレスが原因で、迷走神経が交感神経の働きを妨げることで起こる「血管迷走神経性失神」という立ちくらみが起きる場合があります。

これは血圧が通常でも起きてしまう可能性がある症状です。ストレスは溜め込まずに上手く発散するように心がけてください!

生理

女性の方は、生理の前や生理中などは立ちくらみが起きやすい時期といわれています。

男性に比べて女性は、体内の鉄分が少なく血液の量も少ないのです。これは血液検査により明らかになっています。上記に書いていた鉄分のストックできる量も限られています。

もともと少ないのにも関わらず生理になると、月経が行われて出血が起きていると体内の血液が大幅に減少してしまうために立ちくらみが起きやすくなってしまうのです。

さらにホルモンバランスが崩れてストレスが溜まってしまうために、血液を上手く運べなくなっていることも大きな要因といえます。

いつも生理前になるとひどい立ちくらみや、目眩が起きる方はサプリメントなどで鉄分を補給するのも良いでしょう!

低血圧

低血圧の方は立ちくらみが発生しやすくなるので注意しましょう。

低血圧の人の症状として、

  • 立ちくらみ
  • ふらつき
  • めまい
  • 朝に弱い

などが挙げられます。特に立ちくらみが多く発生する血圧の場合は、「起立性低血圧」と呼ぶことがあります。

上記で紹介しましたが、低血圧を改善するためには、運動や食事など、普段の生活を改善する必要があります。特に女性の方は低血圧の方が多いので意識するようにしましょう。

高血圧と比べると、重大な病気に発展しにくいとはいえ、普段の生活で体調を崩しやすくなるので注意しましょう。

血液検査を受けた後

血液検査を受けた後は貧血や立ちくらみなどの症状が起きやすくなります。基本的には健康診断などでの健康な時に行う事の多いものですが、血液検査は病気などの場合でも症状の詳しい状況を検査するために行う場合もあります。

特に症状が起きやすいタイミングでもありますので十分注意しましょう。

献血を行った場合を例に上げてみれば、失った血液が元の状態に戻るまでの期間は200mlの場合は4週間、400mlの献血の場合では8週間程の期間で元の血液量にまで回復します。

成分を調べるくらいの血液検査では1週間以内には十分元の状態にまで回復するでしょう。なので基本的には献血などの場合は1ヶ月に1回しか行うことは出来ません。

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立ちくらみの改善や予防方法

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頻繁に起きる立ちくらみの予防や、立ちくらみが起こりにくいように改善するためにどのようなことをすれば良いか紹介します。

食事で改善

普段の食事で立ちくらみを予防して、起こりにくくしてくれる成分を摂取しましょう!

立ちくらみを防いでくれる成分は、血液をスムーズに運んでくれるようになる「鉄分」と、一緒に摂取することで鉄分の吸収率をあげる効果のある「ビタミンC 」です。

鉄分を多く含む食品  レバー・しじみ・卵黄・納豆・ほうれん草・まぐろetc

ビタミンCを多く含む食品  ピーマン・キウイ・ブロッコリーetc

特に1日の始まりである朝食に取ることで、日中の立ちくらみを予防できます。朝・昼・夜とバランスの良い食事をこころがけましょう。

特に食事で鉄分を含む食事を行う場合はヘム鉄と非ヘム鉄2つの種類の鉄分を意識して摂取するとさらに効果が増します。ヘム鉄は主に動物性の肉やレバーなどに多く含まれています。大豆などの野菜から取れるのは非ヘム鉄になります。

ヘム鉄は身体にそのまま吸収されやすく、非ヘム鉄はほとんど吸収されない性質があります。

大豆の中でも加工製品の醤油などにはヘム鉄が含まれています。上記にもあるように非ヘム鉄を食べる場合にビタミンCを一緒に摂取すると吸収率が上がり身体に吸収されやすくなります。もし野菜で鉄分を摂ろうと思うなら、ビタミンバランスが整っていてと鉄分がしっかり取れる青汁をおすすめします。

落ち着いて動く

立ちくらみが起きる時は、静止していた状態から急に動く時に起こることがよくあります。

立ちくらみが良く起きていると自覚がある場合は、ゆっくり動きだすことで立ちくらみを防ぐことを意識しましょう。

そうすることで、血液が脳に酸素を届けてくれる時間が生まれるので、酸欠になることもなくふらっとなることも少なくなるはずです。

高齢者などの方は、立ち上がる時などに何かに掴まって立ち上がると良いでしょう。

運動

適度な運動をすれば血行不良を改善することができ、立ちくらみが起こりにくい体を作ることができます。

血行が良くなれば、全身に上手く血液を送る機能が正常に働くようになるので、立ち上がったときに脳まで血液を届けられるようになります。

また運動は新陳代謝も良くなるので、体内に老廃物を溜め込みにくくなるので、水分が溜まり過ぎたものによる立ちくらみも防ぐことができます。

リラックス

リラックスすることで、血管が広がり血の流れを良くすることができ、立ちくらみが起こりにくくなります。

人間は体の状態によって血管が縮んだり膨らんだりしています。縮んでいる状態だと立ちくらみが起こりやすくなるので気をつけましょう。

さらにストレスが原因で起こる「血管迷走神経性失神を防ぐこともできます。

オススメはしっかりと入浴することです。血の流れも良くなり、低体温になるのを防ぐことができ立ちくらみ以外にも、様々な病気などの予防もできます。

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立ちくらみの症状のある病気

ビョウイン

立ちくらみが頻繁に起きる場合は病気の前兆という場合があるので紹介します。立ちくらみが多い人は注意して読んでください。

長期間続く場合は病院での診察と治療をおすすめします。

自律神経失調症

自律神経障害で交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまって、体のいたるところで不備がでてくる病気です。

主な原因は、生活習慣の乱れ・過度なストレスなどが挙げられ、新しい場所で一人暮らしをしたり、毎日遅くまで仕事をしている人などが発症しやすいといえます。

症状とは、立ちくらみ・頭痛・吐き気や汗がたくさん出たりするなど様々です。症状は常に出ているものでなく、気が滅入った時などに出たりすることが多いようです。

治療方法としては、リラックスしたり生活リズムを正常に戻していると治ることもありますが、ふとした時にまた症状がでることもあるので、不安の元を消さないとなかなか完治は難しいです。

自律神経失調症が他の病気の原因になることもあるので、リラックスして生活習慣を正すことを意識しましょう。

脳梗塞

脳にある血管が詰まってしまい、十分な酸素を届けられなくなってしまって、脳の一部が死んでしまって状態が脳梗塞です。

高血圧の人やは起こりやすいと言われ、脳梗塞が引き金となって最悪死亡してしまうこともあります。他には喫煙・過度な飲酒・肥満体質などにより、血行不良が起きることで発症するため若い人でも脳梗塞になる可能性は十分にあります。

脳梗塞の前兆として立ちくらみやフラフラするなどの症状がみられます。高齢者の人は立ちくらみが頻繁に起こる場合は気をつけて下さい。

脳梗塞が起源となって様々な病気を引き起こすので注意が必要です!

詳しくは、脳梗塞の前兆をチェック!しびれやめまいに要注意?を読んでおきましょう。

血管迷走神経反射

血管迷走神経反射が原因となって、立ちくらみが発生していることはよくあります。

迷走神経というのは副交感神経の一部なので、交感神経とは違った働きをします。そのため、血管を拡げて心拍数を低下させてしまいます。

迷走神経は、いきなりの刺激や長時間立っている時や空腹時に活発になる神経です。そうなることで、血圧が下がってしまい立ちくらみを起こしてしまうのです。

詳しくは、血管迷走神経反射って?原因や症状、治療方法を紹介!を参考にしてください。

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まとめ

立ちくらみが起きる原因

  • 低血圧
  • 鉄分不足
  • ストレス
  • 生理

立ちくらみの予防法や改善方法

  • 鉄分とビタミンCを食事から摂る
  • 落ち着いて動く
  • 運動をして立ちくらみが起きにくい体をつくる
  • リラックスしてストレスをためない

立ちくらみの症状のある病気

  • 自律神経失調症
  • 脳梗塞

以上が今回の記事のまとめです。立ちくらみは一度起こると頻繁に起こりやすいので、しっかりと改善することをオススメします。特に高齢者の場合は病気の前兆の可能性も高いので注意してください!

関連記事としてこちらの記事も合わせてご覧ください。

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