インフルエンザの頭痛が続くのは何故?原因や治療法、予防法を紹介!

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インフルエンザは冬の時期に流行りだす、感染力が強い病気の1つです。マスクをする人が増えて予防をしようと思うのですが、どこからからウイルス感染してしまうと、高熱に苦しむことになります。

インフルエンザでは、しばい頭痛症状がみられることがあります。ズキズキとしたり、ズーンと重いような症状もあります。高熱や倦怠感と合わせての頭痛はとても辛いものです。

では、インフルエンザの頭痛はどのようなメカニズムで発症するのでしょうか。また、その対処法や予防方法はあるのでしょうか。冬のインフルエンザにかからないためにできることについてもみていくことにしましょう。

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インフルエンザと頭痛の原因

頭痛

インフルエンザに一度でもかかったことがある、という人は多いと思います。初期症状としてはひどい高熱と倦怠感。食欲不振が数日、長ければ1週間以上の期間症状が続きますから、なんとも辛いものです。

インフルエンザで起こる頭痛は体の生理機能によって発症します。体は外からウイルスなどの病原菌に感染した時、体温を上げることで、その増殖を防ごうとします。この際、血管拡張、発熱作用が起こります。

頭痛が起こるのは脳内の血管が拡張し、血流が促進され、脳圧が上がるために起こります。これはインフルエンザだけではなく、ウイルス・細菌に感染すれば起こります。そして、多くの場合、発熱を伴います。

ちなみにこの血管拡張作用は「プロスタグランジン」という原因物質によって引き起こされます。体は外敵に対して、きちんとした対処を取れる仕組みになっているのです。

その他の症状

ご存知の通りインフルエンザでは発熱や頭痛だけはなく、様々な症状を発症します。強い倦怠感はインフルエンザ独特といってもいいかもしれませんね。

なるべくなら発症したくないものです。具体的には以下の症状があげられるでしょう。

  • 倦怠感
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 食欲不振
  • 嘔吐
  • 喉の痛み
  • 悪寒
  • 鼻水

インフルエンザに発症しても、それを風邪と思ってしまうことがあります。初期の段階では高熱は出ないことがあり、そのまま過ごしてしまうのです。しかし、朝起きてみると、高熱が出て、やっぱりインフルエンザだったということがあります。

インフルエンザの判断方法は高熱・倦怠感があるかどうかだと思います。しかし、それだけでは診断することはできません。検査を受けウイルスがいるかどうかを判断する必要があります。自己判断で大丈夫だと思って、会社に行ってしまえば、感染拡大の恐れがあるので、検査を受けるべきでしょう。

インフルエンザと体の免疫力

ウィルスに感染すると体温が上昇する。これは体の重要な免疫機能です。先に述べたようにウイルスや細菌は温度が上がるほど、増殖が難しくなるからです。体内では免疫機能が働いているのです。

一方で体が頑張って体温を上げているときに、熱を下げる解熱剤・鎮痛剤の使用はしないほうが良いといわれています。それどころか、インフルエンザに伴う解熱剤の投与は重篤な病気を招くとの研究結果もあります。

インフルエンザと思われる症状が出た時は、安易に解熱鎮痛剤を使用せず、医師の診断のもと、処方された薬を飲んだほうがいいでしょう。

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インフルエンザの症状が治ったあとの頭痛

頭がいたい

インフルエンザの独特の高熱や倦怠感が引いた。けど、頭痛だけが続いている。このようなとき、髄膜炎という病気を発症している可能性があります。

では、この病気についてみていきましょう。

髄膜炎とは?

髄膜は脳や延髄を覆う膜のことです。普段はウイルスや細菌の侵入を防ぎ、大切な臓器を守っています。インフルエンザなどの発症をきっかけとして、髄髄膜内にウイルスが侵入すると炎症を起こします。これが髄膜炎です。

髄膜炎では強い頭痛のほか、発熱、吐き気・嘔吐、首の硬直(痛みで動かせなくなる)などの症状を発症します。かなり重篤な症状と判断することができるでしょう。特に痛みは経験がないほど強いものと表現されることがあります。

症状が悪化すると意識混濁や痙攣を発症することがあります。命の危険もあるため、早急な対応が必要です。インフルエンザ発症後、症状が改善されないようであれば、すぐさま医療機関へいくようにしましょう。

詳しくは、髄膜炎に大人がかかるとどんな症状?治療方法は?を参考にしてください。

髄膜炎の種類

髄膜炎には細菌性髄膜炎と無菌性髄膜炎があります。それぞれ感染するウイルスや細菌が異なります。詳しくみていくことにしましょう。

細菌性髄膜炎

その名の通り、細菌感染によって髄膜炎を発症しているケースです。髄膜炎菌、インフルエンザ菌、肺炎球菌などの細菌によって発症します。幼児から高齢者まで様々な人が発症し、苦しめます。免疫力が下がっているのであれば、注意が必要です。

症状は頭痛、嘔吐、高熱などが主症状としてあげられます。症状が悪化すると意識障害、けいれんなどの症状を発症し、命の危険性もあります。早急な治療が必要でしょう。

治療法は原因菌を特定し、それに対し治療薬を投与します。これにより快方に向かうでしょう。髄液を採取し、原因菌の特定を行います。後遺症のリスクもあるので、異変を感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。

無菌性髄膜炎

この髄膜炎は細菌性ではなく、ウイルス性の病気です。ウイルス性髄膜炎ともいいます。エンテロウイルスという種類がほとんどを占めますが、一部インフルエンザウイルスによっても発症することがあります。

細菌性髄膜炎と同様、高熱、頭痛などの症状を発症し、急激に容体が悪くなることもあります。保存療法が一般的で、こちらも早急な対応が必要です。

長く続く頭痛にはご注意を

インフルエンザは通常、長くても一週間程度で快方に向かいます。数日で熱のピークを向かえ、それから熱は下がっていきます。

ただ、症状が長引き、また頭痛まで出てくるようになったら注意が必要です。髄膜炎は強い痛みを発症し、命の危険もある状態です。自己判断は控え、無理をせず、すぐさま病院へ行くことが大切です。

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インフルエンザと解熱剤が招く重篤な病気

解熱剤

先に述べたように、インフルエンザを発症し、高熱が出た時、ついつい解熱剤を使いたくなるものです。しかし、安易に解熱する行為はしばし考える必要があるということをお伝えしました。それは重篤な病気を招く可能性があるからです。

解熱鎮痛薬は体温を下げる目的で使われます。使いすぎれば体温を下げてしまいますし、それは当然、身体の免疫力の低下を招くことになるでしょう。インフルエンザでは普通の解熱剤が効果を示すとは限らないのです。

また、その他以下の重篤な病気を招くケースがあります。

インフルエンザ脳炎・脳症

脳という字が使われているものの、ウイルスが脳内に侵入するわけではありません。インフルエンザウイルスの急激な増殖に伴う全身症状を発症します。以下のステップを経て、発症していきます。

1:感染

インフルエンザウイルスは空気感染・飛沫感染・空気感染のいずれかによって感染します。インフルエンザの感染者の近くにいれば、高確率で発症するでしょう。

感染後、鼻や口内で増殖していきます。この段階では喉の痛み、発熱、咳症状がみられます。どうも体がおかしいと思ったら、インフルエンザの可能性があるかもしれませんね。

2:高サイトカイン血症

インフルエンザウイルスは体の免疫システムにダメージを与える性質があります。体にはサイトカインと呼ばれる、免疫物質があります。この物質は連携を取り、病原体を排除するよう働きますが、インフルエンザはこの物質の働きを阻害します。

その結果、サイトカインが過剰に反応し過ぎてしまいます。これを高サイトカイン血症といいます。この段階では症状は深刻で、意識障害や痙攣などがみられるようになります。

3:細胞の損傷

細胞にも深刻な影響が出始めます。症状が進行するにつれ、呼吸困難、血管のつまりなどを発症し、全身がショック状態となります。適切な処置をしなければ命の危険もある段階です。

解熱剤との関連

解熱剤はこの脳症の発症過程で起こる血管の炎症を治りにくくすることがあります。それにより、症状が重症化することがあり、解熱剤の使用はなるべく控えたほうがいいでしょう。

ライ症候群

ライ症候群は脳症の回復期にみられる重篤な病気です。インフルエンザ脳症等で解熱剤を使用すると誘引されることがあり、脳や肝臓に深刻な機能不全を発症させます。

解熱剤としてはアスピリンが有名ですが、ライ症候群との関連がよくわかっていないのが現状です。しかし、投与をしないケースでは発症率が少なくなることから、アスピリンを使用しないほうが望ましいといわれています。

詳しくは、ライ症候群ってどんな病気なの?症状や原因を知ろう!子供の熱に注意!を読んでおきましょう。

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インフルエンザで頭痛が起きた時の対処方法

薬を飲む

インフルエンザと思われる高熱症状がみられて、頭痛も起こっている。そんなときはどういった対処をすればいいのでしょうか。

具体的には以下のことがあげられます。

まずは冷やす

頭痛の原因は血管が拡張していることが原因です。このため、痛みの解消法としてまずできるのが頭を冷やしてあげることです。血管が収縮し、痛みを軽減することができます。保冷剤をタオルで巻き、冷やしてあげるようにしましょう。

一方で冷やすのは頭だけにしてあげてください。当たり前といえば当たり前なのですが、病気の間はアイスなんかを食べると体を冷やしてしまうことがあり、かえって病状が悪くなるので注意が必要です。

抗インフルエンザ薬の服用

インフルエンザにはきちんとした抗ウイルス薬を飲み、対処することが大切です。我慢すればそれだけ症状を引きずってしまうこともありますから、病院で薬を処方してもらいましょう。

ちなみに市販の風邪薬ではインフルエンザに対してあまり効果を示さないようです。鼻づまりや咳を止めることはできるかもしれませんが、やはりきちんとした薬を飲む必要があるでしょう。

解熱剤には注意を

先に述べたように、熱を下げる目的で使用される解熱剤にはしばし重篤な病気を招くケースがあります。特に小児といった体が小さい患者には薬の使用には安全性を加味し、十分注意する必要があります。

インフルエンザでどんな薬を飲んでいいのかわからないというのであれば、医師に相談するのが最も良いでしょう。市販薬で対処することもできますが、まずは病院に行くことが先決です。

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インフルエンザにかからないために

人混み

毎年流行するインフルエンザ。感染しないためにはどのようなことができるでしょうか。基本的なことだけども、忘れがちな対策の方法についてみていきましょう。

人混みに行くときはマスクをする

通勤・通学途中。人混みが多いと予想される場所にいくときは、基本的にマスクをするようにしましょう。インフルエンザは飛沫感染することがありますが、マスクをすれば防ぐことができます。

最近のマスクは密閉性が高いにもかかわらず、呼吸がしやすいという特徴があります。少々お値段が張ることがありますが、感染予防のために1つ良いマスクを買ってもいいかもしれませんね。

必要がなければ人混みへ行かない

不用意に人混みに行くことは、感染のリスクを高めることになります。感染経路は基本的は人伝いですから、そもそも人混みへ行かなければ感染することはありません。当たり前のことですが、とても大事なことです。

インフルエンザが流行り出したときは、人混みを避けるよう意識してください。特に電車などの空間は非常に感染しやすいので注意が必要です。誰がウイルスを持っているかわかりませんから、避けるのが無難でしょう。

予防接種について

インフルエンザのワクチンの予防接種を受けることでインフルエンザの発症を抑えることができます。しかし、抑えることができるだけで、人によっては予防接種を受けても発症してしまうことがあります。

このため、予防接種を受けることも大切ですが、基本として外に出る理由がなければ外出はせず、人混みへ行かないといったことが感染予防がポイントになるでしょう。

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風邪症状を招く他の病気

風邪症状

冬に流行る感染症はインフルエンザだけではありません。他にも多数の感染症があり、感染した人を苦しめることがあります。具体的には以下があげられます。

RSウイルス感染症

RSウイルスに感染することで起こる疾患です。初期症状は軽度の咳や鼻づまりから始まります。風邪かな?と思ったら、実はRSウイルス感染症だったということもあります。

飛沫感染や接触感染によって人から人に感染します。風邪だと思って油断していると、他人にうつしてしまうことがあるので注意が必要です。

症状が悪化すると強い咳症状を発症します。これは気管支に炎症ができているためです。インフルエンザとの違いはここにあります。長く続く咳があるようであれば、病院で検査・治療を受けるようにしましょう。

詳しくは、rsウィルスの症状とは?注意点や予防方法を知っておこう!を参考にしてください。

花粉症

花粉症をしばし風邪と間違えてしまうこともあります。花粉症デビューというように、初めて症状を発症する人はもしかしたら間違えてしまうかもしれませんね。

花粉症の特徴は鼻炎や鼻水などを発症し、熱や全身倦怠感、関節の痛みなどはみられないということです。室内でも衣類についた花粉に反応し、強い鼻炎症状を伴います。

花粉症になってしまったときは、マスクや花粉症メガネをして、対策をするしかありません。なるべく花粉との接触を避けて生活するようにしましょう。

疲れているときほど人は病気になる

生活をしていると、人は様々なストレスを受けています。身近なものですと、仕事のストレスがあげられるでしょう。仕事のノルマや人間関係。あらゆるところにストレスは隠れていて、体に負担をかけています。

こういったストレスが積み重なることで、体はどんどんと疲れていきます。疲れが溜まると身体的には免疫機能が落ちます。そして、感染症にかかりやすくなったり、体調を崩してしまうのです。当たり前のことといえば当たり前ですよね。

体の免疫力の基本は体力があることだと思います。きちんとした睡眠をとり、十分な休養をとる。心に余裕を持ち、バランスの良い食事をする。これらは体の健康を維持するために重要なことでしょう。反対に、日常生活に追われ、心の余裕を失ってしまうと、人は病気にかかりやすくなります。

自身の今の生活に余裕があるのか。また、疲労は溜まっていないだろうか。このことをいつも考えていれば、病気を遠ざけることができます。疲れたらきちんと休むようにしましょう。

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まとめ

インフルエンザは毎年流行する厄介な感染症といえます。ウイルスを持っていれば、それがどんどんと広がってしまうこともありますから、自分だけの問題ではありません。

また、症状を我慢して、適切な対処をしなければ、悪化してしまうこともあります。時として命を脅かす危険性もある。インフルエンザはとても怖い病気であることを再認識する必要があるのかもしれませんね。

高熱、頭痛、倦怠感。こういった症状がみられるようであれば、きちんと病院へ行くようにしましょう。そして、体を十分に休めるようにしてください。

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