背中の痛みの原因とは?左側か右側で分かる内蔵の負担

普段はなかなか痛みを感じることがないのが背中の痛み。背中に痛みを感じると、痛みが気になって早くなんとかしたいと考えてしまいますよね。

さらに背中は広く、痛む場所も様々です。痛み方や症状によっては何かしらの病気を抱えてしまうことも考えられます。その場合は早期に改善した方が良い場合もあります。痛みの原因を知って適切な対処をとりましょう。

今回は、背中の痛みについての記事を書いています。痛みを感じて不安な人はぜひ読んでみてください。

スポンサーリンク

背中の痛みの原因について

背中の痛み
出典:http://www.express.co.uk

では、早速背中の痛みを感じる原因を紹介します。

筋肉の疲労

背中の筋肉が疲労してしまうことで、背中に痛みを感じている場合があります。

背中の筋肉が披露してしまうと、筋肉が緊張した状態になってしまい血行が悪化してしまうことが原因です。なかなか背中の筋肉が疲労を感じることはありませんが、

  • 長時間座りっぱなしでのデスクワーク
  • 長時間の立ち仕事
  • 無理な体勢での運動

などにより背中に負担がかかってしまうことがあります。特に近年は、パソコンを使ってのデスクワークが増えているので、背中に痛みを感じる人が多くいます。同じ様な仕事をしている人は注意しましょう。

筋肉が原因の場合は我慢できないほども痛みを感じることはなく、鈍い痛みや気だるさ、筋肉の硬化といった症状が現れるのが特徴的です。鈍い痛みであるため放置する人も多くいますが、少しづつ痛みが増していく恐れがあるので注意しましょう。

骨の異常

背中の骨がずれていたり、歪んでいることが原因で痛みが発生してしまうことがあります。

通常であれば、背中に対して真っ直ぐに伸びています。しかし、姿勢が悪かったり寝る時に同じ方向ばかりを向いていると、徐々に背骨が曲がってくるようになってしまい、痛みが発生してしまうことがあります。骨のズレは前後だけでなく、左右にずれることもあります。一度痛みを感じだすと、改善するのに時間がかかることがあるので、姿勢が悪い人は気をつけて下さい。

また、全体が曲がる以外にも、部分的にズレが発生してしまうことで、神経を圧迫して負担がかかることにより痛みを感じることがあります。さらに、打撲や事故などの外部からの衝撃により骨にヒビなどが入ってしまうことで痛みが発生したり、背中の歪みに繋がることもあります。

背中の骨がズレたり曲がったりする場合、炎症が起きている可能性もあるので、どのようなものがあるのかを知っておきましょう。

・脊椎後弯症(せきついこうわんしょう)

姿勢が悪かったり老化による骨の劣化が原因となり、背骨が曲がってしまうことで起きる炎症です。

症状が軽ければ、コルセットや体操療法により改善することができますが、症状が進行してしまうと、手術をしなければならないことがあります。背中の違和感を長期的に感じる場合は、一度病院へ行きましょう。

・脊椎側弯症(せきついそくわんしょう)

背骨が真っ直ぐに伸びておらず、左右に曲がっている状態の炎症です。はっきりとした原因は判明しておらず、生まれつき左右にずれていることもあります。

直立した際に、左右でウエストや肩の位置にズレがある人は注意しましょう。こちらも激しい痛みを感じないので、自覚症状が無い人が多くいますが、重症化すると呼吸困難などの症状が現れることがあります。

早期に発見することで、コルセットなどを使用して改善することが出来ますが、重症化すると骨を矯正する必要があるため手術をしなければならない場合があります。

・変形性脊椎症(へんけいせきついしょう)

歳をとることで、脊椎・椎間板に負担がかかりすぎて変形してしまうことで、神経を圧迫してしまうという炎症です。

高齢者に多く発症しています。更年期障害が発生していたり起床した時に腰にこわばりを感じている、長距離を歩くと腰からお尻に痛みを感じたり、足にしびれが現れるといった症状がある人は注意しましょう。

老化によるものなので完全に治療するのは難しく、痛みを緩和するという治療方法があります。運動をして筋肉を鍛える「運動療法」や、痛みのある部分を温めて血行を促進する「温熱療法」などが用いられます。

予防することが大事なので、日頃から軽い運動などをすることが大切です。

・椎間板ヘルニア

骨のつなぎ目の部分である「椎間板」がひび割れてしまい、中の組織の一部が左右に飛び出してしまい、神経を圧迫してしまうという炎症です。

首や背中に痛みを感じて、足の痺れなどが症状として現れます。この症状が腰で起きると「ギックリ腰」になります。腰へ背中への負担や老化による椎間板の硬化が原因として挙げられます。

最近では若い人にも起こりやすく、腰や背中に負担のかかる仕事をしている人は注意しましょう。

骨の痛みにより背中が傷んでいる場合は、なかなか自力で改善することが難しいので、病院などの専門的な治療を受ける必要があります。

内臓の病気の可能性

上記で紹介した「筋肉の疲労」や「骨の痛み」以外に痛みが発生する場合は、内臓系の病気である可能性があります。

下記に、背中の痛みを感じる内臓の疾患を紹介しているので、一度目を通しておきましょう。もしも、内臓系の病気が原因で痛みが発生している場合は早期に治療することで、症状が悪化するのを防ぐことが出来ます。

スポンサーリンク

背中の痛みの対処方法

背中の痛みの対処
出典:http://nittanyvalleychiropractic.com

では、背中に痛みを感じたときは、どのようにして対処するのが良いかを紹介します。

冷やしてから温める

重い荷物を持った時や激しい運動をした時に、痛みを感じた場合は冷やすことで対応してください。

痛みを感じている部分が熱を持っていると思うので、冷やして炎症を緩和させることが大切です。あまり刺激にならないように、タオルを巻いた氷や冷却パックを使用して冷やしましょう。

その後痛みが落ち着いてきて患部が熱を持っていない場合は、温めて血行を促進させてあげましょう。ホットタオルやカイロなどを使用してじっくり温めるのが良いです。入浴をして、じっくり温めるのも効果的です。

マッサージをする

マッサージをすることで、血行を促進することが出来るので痛みを緩和する効果が期待できます。

背中なので自分でするのが難しいので、パートナーや友人に頼んでマッサージしてもらいましょう。注意点として、あまり強い刺激を与えないようにすることが大切です。筋肉痛めしまうと、疲労が溜まって症状が悪化してしまうことがあります。

薬を使用する

背中の筋肉疲労が原因の場合は、鎮痛成分が配合された外用薬を使用すると痛みを緩和することが出来ます。外用薬というのは、皮膚などに塗ることを目的とした薬です。また痛みを激しく感じている場合は、飲み薬で痛みを緩和することも1つの手です。

湿布を使用する場合は、症状に合わせて温湿布を使用するか、冷湿布を使用するかを使い分ける必要があるので注意しましょう。

病院へ行く

背中の痛みの症状によっては、病院へ行った方が良い場合もあります。

  • 痛みが激しい
  • 腫れが引かない
  • しびれを感じている
  • ムチ打ち状態である

といった症状が見られる場合は、早めに病院へ行って症状が進行するのを防ぎましょう。また、痛みが長期間続いる場合は、病気の可能性もあるので一度受診することをオススメします。

スポンサーリンク

背中の痛みを予防するには?

背中 痛み 予防
出典:http://www.fchcseattle.com

できれば痛みを感じないように予防するのが一番です。どのようにして予防が出来るのかを紹介します。

姿勢を改善する

普段から姿勢を意識して生活することで、筋肉疲労や骨の異常が発生するのを防ぐことが出来ます。

主婦の方で、台所が低く常に前かがみになっていたり、何度も座ったり立ったりを繰り返す人は背中が丸くなりがちです。背筋が伸びていることを意識しながら生活しましょう。また、デスクワークをしている人は背筋が伸びている状態で仕事をして、1時間に1回は立って筋肉が硬化するのを防ぐようにしてください。

背筋を意識しながら生活するのは大変ですが、慣れてくると意外と簡単です。慣れないうちは不便ですが、姿勢が良い人はしっかりして見えるので改善するようにしましょう。

筋肉を鍛える

背中や肩の筋肉を鍛えることで、痛みが発生するのを予防することが出来ます。

背筋を鍛えておくことで、少しの負担で筋肉が疲労するのを防ぐことができ、血行も良くなります。ただし、背筋だけを鍛えてしまうと背中が曲がってしまう原因になるので、腹筋も同時に鍛えるようにしましょう。

鍛えている際に、痛みが発生してしまうこともあるので、無理に鍛えずに少しづつ鍛えるようにしましょう。上半身の筋トレについては、上半身の筋トレ方法を紹介!簡単メニューで美しい体に!の記事を参考にしてみてください。

スポンサーリンク

背中の痛みの症状がある病気

背中の痛み 病気
出典:http://www.webmd.com

背中の痛みが内臓病気である場合があります。その場合は、早期に発見することで症状の進行を防ぐことが出来ます。

背中の痛みを右側に感じる場合

背中の痛みを右側に感じる場合の内蔵の病気を紹介します。

◆肝臓の病気

・肝炎・肝臓がん・肺がん

などが挙げられます。背中の痛みの他に、黄色い痰がでたり、食欲不振などが症状として現れます。また、発熱や吐き気などの風邪と同じ様な症状が現れることがあります。

症状が風邪と似ているので、病気を発見するのが遅れてしまい症状が悪化してしまうことがあります。右側の背中の痛みが長期に続く場合は注意しましょう。肺がんの初期症状については、肺がんの初期症状をチェック!咳や背中の痛みに要注意!の記事を参考にしてください。

◆胆のうの病気

・胆嚢炎・胆石症・胆のうがん

などが挙げられます。背中の痛み以外に、下腹部から右の脇腹上部に痛みを感じるといった症状が発生します。また胆石症の場合は、尿が白く濁ったりする場合もあります。

背中の痛みの他に、みぞおち部分や右脇腹に痛みを感じる場合は注意してください。

などが挙げられます。肝臓や、胆のうなどに病気にかかったときに、背中の右側に痛みが出る場合があります。ただし、これらの病気にかかったからといって必ず痛みが発生するという訳ではありません。その他の症状と合わせて、違和感を感じる場合は一度診察へ行きましょう。

背中の痛みを左側に感じる場合

背中の痛みを左側に感じる場合は、どのような病気があるのかを紹介します。

◆心臓の病気

・狭心症

背中の左側からその下の部分にかけて痛みを感じることがあります。さらに、左胸や左肩・左腕など左側に痛みが発生しやすくなります。その他に、動悸・吐き気・息切れ・頭痛などの症状が現れます。

狭心症の場合は胸の痛みがずっと続くのではなく、痛みが発生して数分経過するとおさまってしまうのが特徴です。こういった胸の痛みと、左側の痛みが発生している場合は気をつけて下さい。

・心筋梗塞

背中の痛みの他に、胸に圧迫感のある激しい痛みを感じます。痛みは30分以上続くこともあり、早く病院へ行かないと大変なことになります。

胸の痛みは、いきなり発生することもあれば、前兆として弱い痛みを数日前から感じだす場合があります。心筋梗塞については、心筋梗塞の前兆は?症状を知って適切な処置を!の記事を読んでおきましょう。

◆胃の病気

・胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がん

背中の痛みの他に、みぞおち付近や腹部の痛みを感じます。これらは空腹状態の時に、痛みが発生して、食事をすると痛みが治まるという特徴があります。その他に、胃の違和感・胸焼け・げっぷが多く出るなどの症状があります。

背中よりも、腹部の痛みの方が気になる場合が多くあります。特徴的な痛み方なので、空腹時に痛みを感じる場合は胃の病気の可能性を疑いましょう。

をそれぞれ読んでおきましょう。

◆すい臓の病気

・すい炎・すい臓がん

黄色い痰が現れたり、みぞちから左脇腹周辺に痛みを感じたりする症状が発生します。その他に吐き気や便秘、下痢といった症状が現れます。

背中の痛みと合わせて、これらの症状が現れ出したら病気の疑いを持ちましょう。

背中の痛みを上部に感じる場合

背中の上部に痛みを感じる場合は、どのような病気の可能性があるのかを紹介します。

・尿路結石

脇腹から背中にかけて痛みを感じます。その他に、尿に血が混ざったり、トイレに行きたくるにも関わらず尿が上手く出ないといった症状が現れます。

痛みはとても激しいと言われており、耐えることが難しいくらいです。背中の痛みと合わせて、尿に違和感を覚えたら注意してください。尿路結石については、尿路結石の原因はストレス?治療や予防方法を紹介!の記事を参考にしてください。

・胸郭出口症候群

首付近から肩甲骨にかけての痛みを感じます。また患部が疲れやすくなったり、しびれを感じるといった症状が現れます。

特徴として、小指・薬指の部分が刺激に敏感になったり、感覚が鈍るといった知覚異常が発生します。

スポンサーリンク

まとめ

今回は、背中の痛みについての記事でした。普段なかなか感じることがない背中の痛みは、筋肉疲労や骨のズレである場合が多くあります。

筋肉疲労の場合は、適切な対処をとることで改善することが出来ますが、骨のズレの場合は治療するのに時間がかかってしまいます。普段から予防することも大切なので、姿勢や筋肉を鍛えて痛みが発生するのを防ぎましょう。

また病気の症状として痛みが発生している場合は、原因となる病気の治療を優先してください。早めに気づくキッカケにもなるので、違和感を感じた場合は一度診察へ行きましょう。

関連記事として、

右の脇腹の痛みの原因とは!チクチクするのは病気の可能性も!

左脇腹に痛みが発生する原因は?病気や便秘に注意!

右の背中が痛いのはなぜ?肝臓に問題がある?

これらの記事も合わせて、お読み下さい!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする