生あくびとは?病気が原因である場合に要注意!止まらないのは脳に問題があるかも?

誰しも眠いとき、あくびをすることがあると思います。脳はあくびによって酸素を取り入れることで、活性化しようと試みます。それが一般的なあくびです。一説にはあくびは脳内温度を下げるために、酸素を取り込む役割があるといわれているそうです。

しかし、特に眠くもないのにあくびが出る。それも回数が多い。このようなあくびを「生あくび」といいます。この生あくび、実は重篤な病気のサインであることがあるのです。

では、生あくびが多くみられるとき、どのような病気が疑われるのでしょうか。また、体調を改善するためにできることにはどういったことがあるのでしょうか。こういったことについてみていくことにしましょう。

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生あくびが病気の前兆症状?

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冒頭でも述べたように、生あくびは眠気を伴わないあくびです。単に眠ければあくびは出ますが、そうではないときに出るようであれば注意が必要です。

生あくびが出るメカニズムはよくわかっていないのが現状です。しかし、こういった症状や病気があるとき、前兆として生あくびが発症しやすいというのがわかっています。具体的には以下の病気です。

自律神経失調症

自律神経は体の興奮と鎮静を司る神経です。さらに2つに分類され、興奮を交感神経、鎮静を副交感神経を担っています。自律神経失調症は2つの神経バランスが乱れ、体に様々な不調をきたしてしまう病気です。

生あくびに関して言えば、例えば緊張しているような場面であくびが出てしまうなどがあります。緊張しているということは交感神経が働いていますが、あくびはリラックスしているシーン、つまり副交感神経が優位の時に出やすいです。

さらに言えば、体がいつもだるかったり、疲労が溜まっていたり。立った時にめまいを感じる起立性低血圧ということも招く可能性があります。このようなことに心当たりがあると、自律神経のバランスが崩れているかもしれません。

自律神経失調症は症状が進行すると、体のあらゆることに影響を与え始めます。具体的には免疫力の低下、不眠、日中眠くなる、ホルモンバランスの乱れなどがあげられます。症状が長く続くようでしたら、まずこの病気を疑ってみましょう。

低血糖症

血液中には体のエネルギー源となる糖が流れています。血液中に流れる糖の濃度を血糖値といいます。高ければ糖尿病となり、低ければ低血糖症となります。

生あくびが出る症状としてこの低血糖症があげられます。血糖値が低いということはエネルギーが足りていないということであり、症状としては強い眠気を感じます。この時、生あくびが出るのですね。

低血糖症の原因は様々ですが、糖尿病予備軍の人が発症することがあります。糖尿病予備軍の人は血糖の値コントロールが難しくなっている人です。例えば体に大量の糖質が入ってくると、血糖値が急激に上昇します。

しかし、ここで血糖値を下げなければなりませんから、大量のインスリンが放出されます。その結果、血糖値が急激に下がり、低血糖症を招いてしまうのです。これを反応性低血糖ともいいます。このようなことは一般的な血糖値検査ではわからないので、時間ごとに血糖値の上昇を見る糖負荷検査を受けることをオススメします。

鉄欠乏性貧血

体へ酸素を送るのは血液中のヘモグロビンです。ヘモグロビンは鉄から賛成されています。鉄欠乏性貧血は鉄分不足によって、ヘモグロビンが賛成できず、貧血を招いてしまっている状態です。

鉄欠乏性貧血では血液中の酸素が少ないため、脳が酸素不足になります。そのため、あくびをすることで酸素を積極的に取り入れようとします。あくびの他、めまい、たちくらみなどがみられ、ひどいケースでは失神なども起こります。

貧血症状は過度なダイエットによる鉄分の摂取不足、女性であれば月経時の出血などが原因としてあげられます。妊娠中の女性であれば、体の変化に伴って貧血を招くことがあります。

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生あくびと重篤な病気

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生あくびをしたとき、その背景にある病気が軽いければ問題はありません。生活習慣を見直し、睡眠や休息を十分に取ることで体の状態は回復していくでしょう。

しかし、一方で重篤な病気が隠れているケースもあります。時として命の危険もあり、早急な治療が必要とされることもあるでしょう。具体的には以下の病気があげられます。

脳梗塞

脳の血管に血の塊(血栓)がつまり、血管が狭窄していまう病気です。病気が進行し、完全に脳血管が詰まってしまうと突然意識を失い、脳細胞が破壊され、命を落としてしまうこともあります。

脳梗塞は突発的な病気のように思われていますが、実はどうではないこともあります。症状がゆっくりと進行していくと、偏頭痛や意識不明に近いような突発的な眠気を感じます。この際、生あくびをすることがあります。初期症状が些細なこともあるため、病気に気づかないケースもあります。

血栓によってそれより先の血管への血流が滞っているわけですから、脳の酸素の量は不足しているわけです。疲れや睡眠不足と判断しがちですが、症状が長く続いているようであれば注意が必要でしょう。

詳しくは、脳梗塞の初期症状とは?めまいや上手く喋れない状態に注意!を読んでおきましょう。

心筋梗塞

心臓の筋肉に血液を送る血管が何かしらの原因で詰まってしまう病気を心筋梗塞といいます。突発的に症状を発症することがあり、命の危険もある病気です。

こちらも脳梗塞同様、突発的な病気と思われていますが、そうではないケースもあります。自覚症状として生あくびの他、胸の痛み、強い倦怠感、疲労感などがあります。

血液を送る心臓に異常がある、ということは血液が体に回っていない可能性があります。それは脳も例外ではなく、生あくびによって酸素を取り込もうとしています。

ふとしたときに立ちくらみやめまい、そして生あくび。また、最も注意すべきは胸の痛みが頻発していることです。これらのことに心当たりがあるようでしたら検査を受けるようにしてください。

詳しくは、心筋梗塞の前兆は?症状を知って適切な処置を!を参考にしてください。

その他の病気

生あくびがでる病気にはその他、更年期障害、睡眠障害、熱中症、酸素血症、アレルギーなどがあります。更年期障害は50代より上の年代の女性が発症する病気で、体のホルモンバランスが崩れることで起こります。

特に自律神経の働きが乱れることがあり、生活の様々な部分で影響を与えます。体が火照ったり、疲れやすくなったり、睡眠が浅くなるということも起こります。また、これら症状に伴って精神的な不安を感じることもあります。

睡眠障害は日々の生活習慣の乱れやストレスによって発症することがあります。十分な睡眠時間が取れなかったり、寝ているけども疲れが取れないなどの症状があります。

熱中症は過度な高温下で体温が上がりすぎてしまい、体温調整機能がうまく機能しない状態です。めまいや吐き気、そして意識不明・意識混濁などのショック症状を発症することがあります。このような時は緊急性が高く、対処が遅れると命の危険があります。

どの病気にしても長引くと精神的な負担となって、私生活を脅かすことがあります。どうも体の調子がおかしいと思ったのであれば、なるべく早めに医療機関へ行くようにしましょう。

重篤な病気の自覚症状

病気は大なり小なりサインを発しています。自覚症状が小さいものもありますが、多くの場合、見過ごされがちです。しかし、そのサインを放置してしまうと、爆弾が爆発するように大きな影響を与えてしまうことがあります。

例えば脳梗塞であれば継続的な頭痛や意識を失うような眠気などが注意すべきサインです。心筋梗塞でも胸の痛みが続いていたり、食欲が低下しているなんてことも要注意です。

このような自覚症状が見過ごされてしまうのは「自分は大丈夫」という意識や「仕事の疲れ」といった簡単に事を片付けてしまうからなのかもしれません。

確かにそういったこともあるかもしれませんが、そうではないケースもあります。仕事が忙しくて病院へ行けない。単なる仕事の疲れ…だけど、実は病気の兆候だったということもあるので、注意すべきことでしょう。

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生あくびと病気を招く原因

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生あくびをしてしまうとき、その背後には病気の影がありました。時として命の危険もあることから、油断できないでしょう。

では、こういった病気はどうして発病してしまうのでしょうか。

慢性的なストレス

日常生活にあるストレスは体に負担をかけてしまいます。ストレスは精神的なものが主ですが、自分が思っている以上にその負担は大きいものです。

例えばストレスを受けたとき、心臓をはじめとする循環器への負担は大きいです。心拍数が上がったり、不整脈を発症することもあります。それが長く続けば、心臓に病気を抱えることになるでしょう。また、不整脈を発端として反射性失神を招くこともあります。

自律神経失調症もこういったストレスを元にして発症することがあります。精神的なストレスのほか、体のリズムを壊してしまうような生活習慣は病気の元となります。

睡眠の質が悪いことも体に負担をかける要因です。睡眠時無呼吸症候群では睡眠中の呼吸が阻害され、脳への酸素量が減ることがあります。その結果、寝ても疲れが取れず、倦怠感を感じるということがあります。十分脳が休めれていないのですね。

夜遅くまで起きている。反対に朝の目覚めが悪い。四六時中スマホをいじり、ブルーライトを浴びている。休日は基本的に外からでない。これでは神経のバランスが崩れてしまいます。

身体と営みとして、ストレスがかかっている状態は非常に悪いといえます。また、自分は大丈夫と思っていても体への負担は目に見えないですから、その指標がわかりにくいというのも、病気に気づかない原因なのかもしれません。

偏った食生活

偏って食生活は特に病気を招く原因の1つです。特に低血糖症や鉄欠乏性貧血などは食生活に原因があります。不規則な食事や、栄養バランスが悪いという人は注意が必要です。

例えば低血糖症は先に述べたように、血糖値の急激な上昇・下降が原因で起こります。そして、その背景には過度な糖質の摂取が原因としてあげられます。

普段から炭水化物を好み、多く食べる。そして、食べる時も早食いで、食事の時間が周囲の人より短く終わってしまう。こういった人は体の中で血糖値が乱高下している可能性があります。

また、鉄欠乏性貧血に関しても同様のことがいえます。原因として過度なダイエットをあげましたが、やはり若い女性に多いのがこの病気で、偏った食生活が病気を招くことがあります。

痩せているほど美しいというのは、ある意味では正しいのかもしれませんが、それでも限度があります。人それぞれ適正な体重がありますから、ダイエットをするのであれば、それをきちんと認知する必要があります。

体は食べたものから作られています。代謝も細胞も血液も全てです。普段食べるもの、そして食べ方に気を配らなければ、体は病気になってしまうのです。

運動不足も1つの要因

学生のころは運動をしていたけども、社会人になって全く運動をしていない。そういった人は非常に多いのではないでしょうか。こういったことも病気を招く1つの原因です。

運動をするメリットは様々です。筋力の向上、血液循環の促進。そしてストレス発散効果もあります。週に数回、1回30分のウォーキングは病気予防に効果的であるという研究結果もあります。

人の体はよく動くようにできています。しかし、全く運動をしなければ筋肉は衰え、関節は錆び付いてきます。それは将来の寝たきりのリスクを高めることにも繋がるでしょう。

激しい運動をする必要はありません。自分の運動量が足りていないと思ったら、少しずつでいいのでまずは近所を歩く習慣をつけてみてください。気分が晴れやかになり、体調も良くなると思いますよ。

子供の生あくび

大人と同様に子供にも生あくびがみられることがあります。その原因の多くはストレスといわれています。

ただ、重篤な病気であることは少ないですから、それほど心配する必要はないでしょう。

乗り物酔いでの生あくび

乗り物に酔いやすい人はしばし、生あくびがでる傾向があるようです。脳への血流・酸素を多く運ぶためにあくびがでるようになります。

回数が多くなってきたら、気分が悪くなるかもしれませんから、薬を飲むなどの対処方法を早めにするようにしましょう。

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生あくびと病気治療のための生活習慣の改善

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日常的に生あくびが出ている時、それは1つの病気のサインでした。もちろん、その具体的な病気は検査をしなければわかりませんが、注意が必要でしょう。

では、日常生活のレベルで体調不良や病気治療を行うためにはどういった改善方法・予防法を実施していけばいいのでしょうか。生あくびがでる原因を参考に考えてみましょう。

ストレスを溜めない

ストレスが体にかける負担は意外と大きいという話をしました。自分が自覚している以上に体は疲れていて、それが積み重なると病気を招いてしまいます。

なので、まず大切なのはストレスをうまく発散すること。その方法は様々ですが、体を休めることから始まると思います。対策としては十分な睡眠時間を取ること。体をリラックスさせること。運動をするなどがあげられます。

一方でそんなことはわかっているけども、どうしても休むことができないという人もいるかもしれません。仕事が忙しく、休日も心が落ち着かない。そういう人はどうすればいいのでしょうか。

簡単にできるリラックス法として深呼吸があります。現代社会はどうしても常にオンの状態が続いてしまっていますが、一度心を落ち着けて深呼吸をしてみてください。

深呼吸をすると心が落ち着いてきます。すると、心のイライラが取り除かれ、体の力が抜けていきます。仕事中でも就寝前でも深呼吸の習慣を取り入れると心に余裕を持つことができると思いますよ。

食生活に気を配る

先に述べたように体は食べたものから作られます。そのため、病気を予防するためには食生活に気を配る必要があります。空腹感に負けた悪い食習慣を遠ざけ、良い食習慣を身につけるようにしてください。

まずできることは栄養バランスを考えること。ポイントは食材の原型がわかるものをなるべく摂取するということです。菓子パンなどの加工食品なんかは加工されていて、食べ物の原型がわかりませんよね。こういったものは避けるようにします。

一方で和食は比較的原型のわかる料理が多いですよね。魚、煮物などはほとんど原型のまま残っています。こういったものには栄養が豊富に含まれているので積極的に食べたいものです。

あとは食べる速度にも気を配るようにしましょう。早食いはどうしても食べる量を増やし、満腹感を下げる効果があります。なので、ゆっくりと噛んで食べることが大切です。ちなミニ偏頭痛にはカフェインを含む飲みものが効果的です。

「忙しいから」は言い訳にならない

日常生活が忙しいとストレス発散や食事に気を配れないことがありますよね。自分の趣味をしてみたり、自炊をしてみるというのは時間がないとできないように思えます。

しかし、そういったことはできないと考えているからできないのかもしれません。もしかしたら、どこかを工夫すると実現できることもあるのではないでしょうか。

例えば食事に関して言えば、週末に自分で料理を作り、それを冷凍してストックしておく。これをしておけば、帰ってきてからレンジで温めるだけでいいですよね。

少し先のことを考えて行動をすると、生活に余裕が出ることがあります。今の生活習慣が悪い方向へ向かっていると思っているのであれば、少し工夫をしてみてくださいね。

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まとめ

病気のサインはとても小さなものです。それこそ、あくびが病気のサインと思う人は少ないかもしれません。しかし、体はこういったサインをきちんと発信しているのです。関連性がないと思えるような症状でも続いているようであれば注意が必要でしょう。

そのサインをきちんと受け止められるかどうかが、将来の健康を左右するのですね。悪い習慣をしているから体はサインを発しているわけで、その改善のチャンスをくれているわけです。最大の治療薬はやはり生活習慣の改善なのかもしれませんね。

いつまでも健康でいるために、いつまでも元気でいるために、体からのサインをきちんと受け止め、健康状態をチェック。治療法で大切なのは早期発見です。少しずつ生活習慣を改善してみてくださいね。

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