眼球が痛い原因を紹介!頭痛がある場合は危険?

あれ?眼が痛い。どうしちゃったんだろう?眼は体の他の部分と違い、異変があると不安が大きくなりがちな箇所です。目の痛み、目玉そのものの痛みってどうして起きるのでしょうか?

コンタクトレンズの広まりやスマホ・ゲーム機など画面を注視する機器の広まりで、目を酷使する状況が増えています。知らず知らずに眼の負担を増やし、痛みの原因を作っているのかもしれません。

ひどい場合は視力に著しい悪影響がでてしまう事もあります。ずっと健やかで若々しい視力を保つ為に、眼の疲れ解消とトラブル予防の方法を知っておきませんか?

眼球って?

目の写真

“百聞は一見に如かず”の例えもあるように、目で見て得られる情報はとても膨大です。自分のこと、周りの状況、音の届かない遠くのことまで瞬時に知ることができます。

眼球がこの“見る”という役割を担っているのは分かり切っていることですね。毎日、黙々と視覚情報を取り込んでくれている眼球も、疲れたり炎症を起こしたりすることがあるのです。

目に痛みが発生する原因が何から来る痛みなのかを明らかにして対策していきましょう。

眼球の痛みの原因

childrens-eyes-1914519_960_720目が痛い

痛みを起こす原因によって、痛み方や痛む場所はいろいろです。

視ることによって疲れが蓄積したり、視力と眼鏡の兼ね合いであったりします。また、顔の骨や神経に原因があったりもします。眼球自体に感じる痛みと眼球周囲に感じる痛みの原因を広く見てみましょう。

眼の疲れによる痛み

OA機器が普及し、パソコンでの作業が増え始めた頃にVDT症候群という言葉を頻繁に聞くようになりました。VDT症候群はパソコンのディスプレイなど、画面を長時間見続けて作業を行うことで生じる眼や体の不調を総称したものです。

現代は仕事でPCディスプレイを見続けるばかりでなく、私生活でもPCを汎用し、さらに深夜までスマホやTVを見るなど眼に対する光ストレスの多い生活になっています。眼にとっては休まる時がとても少ない環境になっているのです。

また、ディスプレイだけでなく視力と眼鏡のアンバランスでも眼の疲れが出てきます。

目の疲れが発生してしまう原因には以下のような物があります。

・瞬きの減少

じっと一つの作業に集中する、文字を見続ける、選別するために見続けるなど、見る作業で生じる疲れ目が発生します。集中している時間が長いと、だんだん瞬きの回数が減少していきますので疲れ目に繋がります。作業を中断して眼を休めたり、温タオル冷タオルなどで手当てをすると回復します。

・眼精疲労への発展

休憩をとっても手当てをしても眼の疲れが取れない、疲れ目症状が進んだものが眼精疲労です。眼の疲労感、眼の痛み、かすみ眼、視力の低下など眼の症状に加えて頭痛や肩こり、吐き気なども伴い、すぐには解消しにくくなります。

眼精疲労が進行すると、眼や体の症状ばかりでなくイライラや抑うつ、不安感など精神的な失調をも来たしてしまいます。いわゆる自律神経失調状態になり、回復には時間もかかってしまいます。

ディスプレイを見続けるだけでなく、近視や乱視、老眼など視力の調節異常でも眼の疲れは起きてきます。また、乾燥した環境も眼の疲労に拍車をかけてしまいます。日常での見にくさや違和感を感じたら、放置せずに原因が何かを考え探ってみましょう。

・スマホ老眼

最近では「スマホ老眼」などという言葉が出てきましたが、近距離で小さな画面を長時間じっと見つめることで生じる眼の調節機能失調です。

眼のピント調節は、レンズを取り囲む毛様体とチン氏小帯が弛んだり縮んだりして合わせています。遠くを見る時は毛様体筋とチン氏小帯が弛み、近くを見る時は毛様体筋とチン氏小帯が緊張した状態になるのです。

スマホは画面も小さくPCやテレビよりも強く注視する状態が続きます。この注視状態は毛様体筋がずっと緊張している状態を作り、スマホから視点を移しても毛様体筋がすぐには緊張状態を解けず、緩めなくなってしまいます。毛様体筋が弛みにくくなると、ピントを合わすことができにくくなり、急速な視力低下も招いてしまいます。

・視力と眼鏡のアンバランス

度数が合わないレンズを使っていると、程よい見え方にしようと毛様体やチン小帯、脳での情報処理を頑張って行い、目や脳が疲れてしまうことになります。

当たり前ですが、近視や乱視、老眼など眼の調節機能は歳月とともに変化します。大人だからといって、近視や乱視が安定しているわけではありません。知らず知らずに視力が変化し、合っていたメガネやコンタクトレンズの度数が合わなくなっているなんて、割り合い多いものです。

なんだか眼が疲れやすくなった、眼を細めたり見開いたりしてがんばって見ようとしている、などの自分に気付いたら、視力と眼鏡・コンタクトレンズが合っているかを調べてもらうことをお進めします。

ドライアイ

名称の通り、眼が乾燥してしまうことです。眼球は涙で常に潤され感染症からも守られています。しかし、この眼を潤し守っている涙の量や質が変化し、眼が十分な保護を受けられなくなった状態がドライアイです。

眼が乾いた状態であることから、感染や傷が生じやすくなります。角膜びらんを起こして、視力に悪影響を及ぼすこともあります。

ドライアイの症状は眼の乾燥感、疲れ目、不快感やごろつきなどです。ひりひりした痛みを感じる場合もあります。

原因は、やはりディスプレイやスマホを長時間見つめること、コンタクトレンズ装着、エアコンでの空調などが考えられます。特にディスプレイを眺めている時間は瞬きの回数が非常に少なくなってしまうため、空調が関係していなくともドライアイになることもあります。

意外な原因として、湿度の低いキレイな環境がドライアイ発症のきっかけになったという方や目薬のさしすぎで涙の分泌量が少なくなってしまい、更に目薬に含まれている添加物や薬剤の影響でドライアイに繋がるケースもあります。

一度眼科などを受診して、ドライアイ治療をすることも検討してみましょう。

感染や炎症による痛み

感染と炎症に関する問題について痛みが発生する可能性があるものを紹介します。どの様な症状を発生させるものなのかをみていきましょう。

・ものもらい(麦粒腫)

一番一般的で代表的なものではないでしょうか。瞼(まぶた)に細菌が感染して炎症を起こしたものです。炎症部分のかゆみやごろつき、腫れや赤くなるなどを感じます。ものもらいについては、ものもらいの原因とは?ストレスや疲れとの関係についての記事を読んでおきましょう。

・角膜ヘルペス

ヘルペスウイルスによる感染症が角膜ヘルペスです。異物感や充血、視力低下を伴います。

・角膜潰瘍

角膜潰瘍は異物感と痛みが日を追うごとにひどくなる症状です。角膜層に潰瘍が発生してしまう症状ですので、視力の低下や、涙などが大量に出ることがあります。

・強膜炎

白目部分で眼で一番強い構造なのが強膜です。強い痛みが出ます。押すと痛みが増し、充血もみられます。

*結膜炎では痛みはなく、鮮やかな色に充血します。

・虹彩炎

黒眼の周りの茶色い部分です。瞳に入る光の量を加減しています。ここに炎症が起きると鈍い痛みを感じます。

・瞼裂斑炎

白目部分の黄色く変色した隆起を瞼裂斑と言います。この瞼裂斑に炎症が起こり、充血や眼の痛みが生じます。

・眼内炎・ぶどう膜炎

眼球の一番外側は強膜という強靭な組織で覆われています。そのすぐ内側にあるのがぶどう膜です。ぶどう膜とは虹彩、毛様体、脈絡膜を一つにまとめた呼び方です。

眼球内に起こる炎症で眼以外の感染症が眼にもとんできたり、細菌や真菌(カビ)、寄生虫、ウイルスなどが原因で炎症を起こしてきます。痛みの他に充血や眩しさ、視力低下、霧がかかってみえる、涙がでるなどの症状も伴います。

*脈絡膜ー毛様体から連続した組織で、眼球内を満たしている硝子体を包むように眼球内を覆っている。

・眼窩蜂窩織炎

細菌感染によって起こる皮下の炎症です。皮膚の深いところから皮下脂肪組織にかけての化膿性炎症です。これが眼球の納まっているくぼみの脂肪組織に起こり、重症化しやすい感染症です。

異物による痛み

眼にゴミや砂などが入るとゴロゴロ、ちくちくした痛みや異物感を感じます。つい、こすってしまいがちですが、眼球を痛めることになってしまいますから、眼をこすらずに自然に出るのを待つか、水や目薬で洗い流して下さい。

コンタクトレンズ装着時の痛みやゴロゴロ感がある方は、角膜に何らかの傷ができているかもしれません。ゴミがはいって強くこすってしまったり、コンタクトレンズの誤使用で角膜に傷ができてしまいます。

コンタクトレンズの誤使用は角膜に負担をかけ、角膜の老化を早めることにもつながります。簡便に視力矯正できる優れたグッズですが、用法を守り慎重に使用したいものです。

逆にソフトコンタクトレンズは痛みが和らぐということも知られています。「つければ痛くないから」と様子見で時間を過ごして悪化させないよう、注意が必要ですよ。

眼圧の上昇

眼の弾力と硬さを保つため、目玉は一定の圧力で保たれています。この圧力を眼圧と言います。

眼圧を決めるのは、眼の中で作られ、排出される水(房水)の量です。房水の作られる量が多くても、排泄量が少なくても、房水が多くなり眼の内部にかかる圧が大きくなってしまいます。この状態が眼圧が高いということになります。

多少の眼圧上昇で眼の痛みや視野障害などはみられません。急に発症した場合に眼の痛みや頭痛、吐き気などの症状が現れます。

外傷による : 眼球を強く打つなどして房水の排出口が詰まり、眼圧が高くなるものです。受傷から10年以上経って視野障害(緑内障)を発症することもあります。

緑内障 : 眼圧が上昇して発症する代表的な疾患です。かなり進行するまで自覚的な症状はありませんが、検査では初期~中期ですでに視野障害が認められます。急激に眼圧が高くなる急性発症の緑内障では、眼の痛みや強い頭痛、見え方の異常を感じます。

痛み方で原因を探る

新生児 目やに

痛み方で、どの様な病気の可能性があるかを知っておきましょう。

眼球表面の痛みや異物感

  • 黒眼(角膜) : 角膜潰瘍、角膜びらん、ヘルペス角膜炎、コンタクトレンズによる障害などがあります。
  • 白目(結膜) : 細菌やウイルスによる結膜炎、眼裂斑炎など
  • 異物感 : ゴミなどの異物侵入、麦粒腫、逆さまつげなど

眼の奥の痛み

眼の疲れによるものにVDT症候群、眼疲労、眼精疲労、ドライアイ、老眼など

炎症によるものにぶどう膜炎・眼内炎、蜂窩織炎、急性緑内障発作、頭痛、神経痛などが原因となります。

様々な病気による眼の痛み

目の治療

目の病気以外の病気が原因で、目に痛みを感じる場合があります。

どの様な病気が潜んでいる可能性があるのかを見ていきましょう。また、病気の可能性が危惧される場合にはどの様な病院に行けば良いのかついても紹介しますので、そちらもあわせて参考にして中々自然治癒しない場合には病院での検査を受けましょう。

副鼻腔炎

眼の上下に、眉と頬のあたりに骨が出っ張った部分があると思います。この出っ張った部分の骨は頭蓋骨の軽量化のために空洞になっています。この空洞部分に細菌感染やアレルギー反応で炎症がおこる場合があります。

眼の痛みだけでなく、鼻水や鼻づまり、頭重、歯痛など顔のパーツに様々な症状を引き起こしてしまいます。病状が進むと、中耳炎や喉の痛みなどもおこしてしまいます。

眼の痛みに関しては、眼の下側が痛む、下を向くと重い痛みを感じるなどの特徴があります。眼の痛みを感じる前に風邪をひいていたことも副鼻腔炎を疑う要因になります。

副鼻腔炎は蓄膿症と呼ばれることもあります。詳しくは、蓄膿症の頭痛の治し方って?原因を知って予防する方法も紹介!の記事を参考にして下さい!

副鼻腔炎などの鼻の症状は耳鼻科で検査と治療を受けてください。子供の場合には小児科でも大丈夫です。

群発頭痛

群発頭痛は眼のまわりから側頭部にかけて起こる痛みです。眼がえぐられるように痛むという表現が用いられるほどの激しい、刺すような痛みです。

20~40歳代の男性に多く、毎日、1~2時間持続するのが特徴です。眼の後ろ側を通っている内頸動脈が、一時的に拡張して炎症を起こすために生じます。

頭痛も一緒に発生しているので、頭痛であることは明白で、同時に眼の痛みが発生しているのでどちらが原因で痛みが発生しているのかわからない不安があるかもしれません。

眼の充血や涙や鼻水などが発生してしまう事もありますので、余計に目に問題があるのでは?と思ってしまうこともあるでしょう。群発頭痛はアルコールなどが引き金になって発生しやすく、一定時期には頻発する症状ですで、群発頭痛が発生している期間はアルコールを摂取すると高い確率で目の痛みと頭痛の症状に苦しめられることが多いでしょう。

1〜2ヶ月間の間で集中して起きる頭痛でもありますのでなるべくこの期間は頭痛が治まっても、油断しないほうが良いでしょう。

頭痛薬を飲んで安静にしておく事で症状は改善するでしょう。

頭痛の症状があまりにもひどい場合には、頭痛外来、神経内科、脳神経外科などの病院を受診しましょう。

脳腫瘍

脳腫瘍で眼の奥の痛みを感じることがあります。同時に眼のかすみや頭痛、嘔吐、けいれんなどもみられ、繰返します。

起床時の頭痛や食事と無関係な突然の嘔吐、突然始まったけいれん、急な視力障害など症状に特徴はありますが、軽減することはなく日を追って悪化します。

目の痛みの他に何かしら心当たりのある症状が確認された場合にはすぐに大きな病院での検査を受診してください。

末期の症状に進行すると呼吸困難の症状につながって死に繋がってしまう事もあります。特に一人暮らしや、家族と一緒に生活している時間が少ない人は気をつけてください。

三叉神経痛

顔を大きく三区分したエリアに枝を伸ばしているのが三叉神経です。三区分とは上(おでこ)、中(頬)、下(下顎)です。この三叉神経や脳の病変が原因で顔が痛むのが三叉神経痛です。

洗顔や髭剃り、飲食などちょっとしたことで顔に非常に強い痛みを感じますが、瞬間的で痛みが何分も持続することはありません。

神経や脳のどこに原因があるかで痛む場所が変わってきます。眼に影響があるのは、おでこ部分に枝を伸ばす第1枝の眼神経と第2枝の上顎神経です。眼のくぼみ部分に刺されるような痛みを感じます。

三叉神経痛は脳神経外科、神経内科、麻酔科の3つの専門家のもとで検査と治療が行なえます。あまり馴染みのない病院ですが、大きな病院に設備されていることが多いですので、お近くの大学病院や総合病院などにこの科があるかどうか確認してみましょう。

サプリの使用について

病気ではなく、日々の生活により目の不調は起きやすくなります。眼精疲労やドライアイが起きないように、日頃から目を健康な状態にすることを意識しましょう。

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自分に合ったものがあれば、試してみるのも良いでしょう。

まとめ

眼球って?

眼球の痛みの原因

  • 目の疲れによる痛み
  • ドライアイ
  • 感染や炎症による痛み
  • 異物による痛み
  • 眼圧の上昇

痛み方で原因を探る

  • 眼の表面の痛み
  • 眼の奥の痛み

様々な病気による眼の痛み

  • 副鼻腔炎
  • 群発頭痛
  • 脳腫瘍

私たちが起きて活動している間中、眼も一緒に休みなく働いています。しかも、肩コリや腰痛などの筋肉や関節とは違い、疲れを感じることが少なく、何らかの異変があっても沈黙したまま病変が進行しているということもあります。

視力は動物として生き、行動するための重要な情報源です。痛みや不調を感じたら、早めの手当てを心がけて下さいね。

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