引きこもり主婦になりやすい女性の特徴は?対処方法も知っておこう!

近年、引きこもり主婦が増えてきているという事をご存知ですか?今の時代インターネットで何でも完結できるため、外に出なくても生活できるようになりました。便利な世の中になった一方で、家に引きこもりやすい状況が生まれているのです。

引きこもり始めるとなかなか外に出れなくなってしまうので、そうなる前に対策する事が重要です。ここでは引きこもり主婦の概要から解消法まで詳しく記事にします。

引きこもり主婦について

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引きこもりは引きこもる環境がある事で生まれてしまいます。昔は便利な世の中ではなかった為、外に出たり仕事をしないと生き抜くことが出来ませんでした。しかし、今では経済的な余裕さえあれば、インターネットを使う事で家に引きこもって生活することができます。

今では、誰もが引きこもりになる可能性があります。ここでは、引きこもりの概要や定義、原因、病気になる可能性について詳しくご紹介します。

引きこもり主婦とは?

引きこもり主婦とは、社会から離れて家族以外の人間関係を避けるようになった専業主婦の事を言います。家から外出しない人や外部とのコミュニケーションを取らない人など、外部の情報をシャットダウンします。家庭にいる専業主婦は、家事や育児などに追われて1日のほとんどを自宅で過ごす為、引きこもりやすくなります。

今ではインターネットを使って食材や洋服などの日用品を購入する事が出来るため、外に出なくても全てのことを完結することが出来ます。主婦は社会から孤立しやすい環境下にある為、自ら外に出ないと引きこもりになってしまうのです。

専業主婦でなく、パートやデスクワークなど何か仕事を持っている女性でも仕事と育児の両立が難しくなり、うつ病をかかえて引きこもりになっていく女性もいます。

引きこもりの定義

一般的に引きこもりとは家族以外の人間関係がなく、社会的参加をしない状態が6ヶ月以上続く事を言います。パソコンで人と連絡を取っていたり、電話をしている場合は引きこもりには該当しません。

日本全国で引きこもりの数は70万人いると言われ、中でも社会人の30代~40代の男性に多く見られます。子供がいる親が引きこもりになると、虐待に繋がるケースが多くあります。引きこもりというのは、欧米には見られない現象で、日本や韓国など東アジアの子供を依存させてしまう親子関係が原因になっているのではないかと言われています。

引きこもる原因

主婦が引きこもる原因は様々あります。例えば、会社で働いている女性が妊娠や出産を経験して、同僚や上司から不利な処遇や嫌がらせを受けてうつ病になってしまったり、夫の転勤により家族一同海外に移動することになり、慣れない場所や言葉、友人もできないことで引きこもり始めてしまう人もいます。

他にも、共働きが当たり前の社会になりつつあり、仕事をしていな自分に社会的な価値を感じていなかったり、旦那に生活費を頼って生きている為に、旦那の顔色ばかりを伺って生活をして、ストレスを溜め込んでしまって引きこもりになる人もいます。

■引きこもる主な原因

  • 過去外出した時にトラウマがある
  • マタニティ・ハラスメント
  • 子どもの進学・就職失敗
  • ママ友の輪に入れない
  • 近所付き合いが上手くいっていない
  • 対人恐怖症
  • 不妊治療が上手くいっていない
  • 妻と旦那の関係が従属的存在
  • 肥満など容姿に自信がない

引きこもりは精神的病気になりやすい

何かしらが原因となって引きこもり始めると、精神的な病気にかかりやすくなります。引きこもりの95%は精神障害があるという報告もあります。しかし、実際にはこれが精神病が原因となって引きこもってしまうのか、引きこもりが原因で精神的な病気になっているのかは、詳しく統計が取れていません。

引きこもり主婦の中でも、特に子育てをしているお母さんはストレスが溜まり易いため、ストレスを発散することなく家にいるとうつ病などの病気にかかりやすくなります。専業主婦でなくても、働いている女性も同様の事が言えます。

働いている女性は仕事場でもストレスがたまりやすいので、平日は会社に行くために外に出たとしても休日に引きこもると、うつ病にかかりやすくなります。また、引きこもり始めると化粧をしなくなったり、動かないので肥満にもなりやすくなります。

外見が変わっていくことで更に家から出たくなるという、悪循環を引き起こします。現在引きこもりがちになっていると感じている人は、休日だけでも外に出てストレスを発散するように心がけましょう。

引きこもりになりやすい主婦の特徴

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現在、誰もが引きこもりになりやすい環境で生きていますが、中でも特に引きこもり主婦になりやすいタイプの人がいます。ここでは、引きこもりやすい主婦の特徴をご紹介します。

自分が当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

人ごみが嫌い・人見知り

人ごみが嫌いな人や人見知りなどで人付き合いが苦手な人は引きこもりになりやすい人と言えます。ワイワイと飲みに行ったりカラオケに行って騒いだりする事も苦手で、初めての出会いも「メンドクサイな」と感じてしまいます。

このように常日頃から感じている人は、家などの静かな場所にいる事を好みます。何かストレスを抱えた時には、外で騒いで発散するより家に居たいという願望が強くなり引きこもりやすくなります。

友達がいない

引きこもりになりやすい人は、心を開ける友達が数少ないです。友達がたくさんいる人は、外にも積極的に出かけて、新しい出会いも大切にすることができます。しかし、友達がいない人は外にでる理由もなくなってきます。

また、結婚後の夫婦関係や子供のことなどを気軽に相談できる友達がいないと精神的にも不安定になりやすいです。

インターネットを頻繁に利用

インターネットで買い物が出来たり、既に出来上がっているものを出前してくれるサービスがあります。このようなサービスを便利だからといって頻繁に利用している人は要注意です。

子育てや掃除、料理などで忙しいために、インターネットで効率よく買い物をするのは問題ありませんが、1度も外にでない日が続いたり習慣になると、引きこもりになる可能性があります。

何でも主人の言いなり

旦那の言いなりになっている人も引きこもりになる可能性があります。例えば「誰のおかげで飯が食えると思うんだ」など旦那に罵倒されても言い返せなくなってしまっている主婦や旦那に急に迎えに来てと言われて、夜中でも車で駆けつけているような人はストレスが溜まりやすいです。

旦那の言いなりになっていると、次第に自分の存在価値も見出せなくなります。

メンドクサイが口癖

引きこもり主婦は「メンドクサイ」が口癖でもあります。外出するのがメンドクサイ、化粧をするのがメンドクサイ、自炊するのがメンドクサイ、お風呂に入るのがメンドクサイと様々な事がめんどくさく感じて手をつけなくなります。

酷くなると最終的にはソファやベッドの上から動きたくないという気持ちが強くなり、一歩も動かなくなります。

環境の変化に対応できない

子供が生まれたり、旦那の転勤で住んでいる場所が変わるなど、生活の変化に体がついていかずに引きこもりになる人もいます。例えば、旦那が転勤になる前まではお互いが仕事をしていたのにも関わらず、旦那の転勤により自分の仕事を辞めることになったとします。このような場合、新しい場所で前職のような仕事が見つからないという可能性が出てきます。

新しい仕事先が見つからず、友達もできないと1日中何をして過ごしていいのか分からなくなったり、環境が変わったことでのストレスにより引きこもり始める可能性があります。このような環境の変化が原因となった引きこもりの場合は、子供を虐待する可能性もある為、ストレスを発散する方法を見つけましょう。

テレビが好き

家にいる間にずっとTVをつけてしまう人は多いと思います。たまにの休みや1日の終わりのちょっとした娯楽として、TVを見るのは問題ありませんが、1日中見ていたり唯一の楽しみがTVだという人、ワイドショーやドラマに詳しいという方は要注意です。

仕事に出ていたり、外に出ている人はTVを見る時間も限られおり、ドラマやワイドショーの問題よりも他の事に目を向けています。しかし、引きこもりの人は他に注目するネタや興味を示すものがないので芸能人のゴシップネタなどに詳しくなっていきます。

また、ソファやベッドに寝転がりながらいつもTVを見ている人は、運動不足になってしまい太る原因にもなります。既にTVがお友達だと思っている人は、TV以外の趣味を早急に見つける必要があります。

完璧主義者

完璧主義者の人たちも引きこもり主婦になる可能性があります。完璧主義者な人は自分で高く目標を設定し、それに対して努力をすることが出来ます。周りからは意識が高い、責任感があるなどと褒められてきて、自分の事であれば上手にやってこれました。

しかし、子育てとなると失敗してしまうことが多くあります。例えば、自分は子供を有名学校に入れたいと思っていても、子供の人生を自由に操れるわけではないので、受験に失敗する事もあります。子供の事で周りの人からどう思われているんだろうとか考えすぎているうちに、外に出るのが嫌になって引きこもる可能性があります。

ママ友関係が上手くいってない

子供が公園デビューをしたり幼稚園に通い出すと、ママ友付き合いが始まります。子供を幼稚園にバスで待っている時や公園で子供同士が遊んでいる時にママ主と話す機会が出てきます。

初めの頃は楽しく感じますが、日が経つに連れてママ友との人付き合いに苦痛を感じる人もいます。ママ友の会に参加するのがメンドクサイと食事会などのイベントごとを度々断っていくと次第に輪の中に入れなくなっていきます。

いつの間にか話が噛みあわなくなっていたり、他人の話にもついていけずに1人で悩む時間が多くなって引きこもってしまう場合もあります。

女子力が低い

引きこもり主婦に共通する事は女子力が低いことです。女子力とは色んな場面で使われますが、一般的には美意識が高く、ファッションセンスに長けていることを言います。一言で言うと女性的な魅力を持ち、男性を惹きつける力のことです。

引きこもりの女子はメンドクサイという理由でメイクをしなくなったり、髪の毛の手入れをしなくなります。例えば、髪型を見てみると美容院にしばらく行ってないので、ボサボサの髪型だったり、まとまりがないのでいつも1つに結わいていたり、髪の色は3ヶ月以上前に染めたもので、生え際との色の違いが目立ちます。

また、外に出る機会が少なく、運動もしていないので5キロ以上体重に変化が見られ、今まで着ていた服が着られなくなり、スエットなどの伸縮性のある楽な服を好んで着るようになります。このようになると、スッピンで出かけるのにも抵抗がなくなってきます。

オシャレをしない為、旦那や恋人と外でデートをする気にもならなかったり、街を出歩くことがなくなり、近くのコンビニしか行かないなどと移動範囲が狭まってきます。

うつ病

引きこもりはうつ病を発症させやすくなりますが、うつ病にかかっている人も引きこもりが症状として現れます。うつ病が発症する原因は多く挙げられますが、例えば子供が自分の思った通りに育たなかったり、不良になってしまった場合に世間から見られたくないと思ってうつ病を発症する場合もあります。

他にも、旦那が仕事にでて家事の手伝いをしてくれずにストレスが大きくかかり、うつ病になる人もいます。

独り言が多い

独り言が多い人は何か精神的に不安を抱えているという心理的特徴があります。

独り言は自分を安心させたり、ストレス解消、他人に注目してもらいたいや孤独感をなくす事を目的として発せられます。その為、引きこもりになると、独り言が異常に多くなるのです。

引きこもりを解消する方法

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引きこもり始めると、引きこもりから脱出するのには時間がかかります。その為、上記でご紹介した引きこもりやすい特徴のある人は、引きこもりの問題が深刻になる前に対処する事が重要です。

ここでは、引きこもりにならない為の対処法、解消方法について詳しくご紹介します。

自己肯定感を持つ

引きこもりになる人は、自己肯定感が低いと言われています。自己肯定感とは自分を肯定する感覚や感情のことです。自己肯定感が低い人は「自分は大切ではない」「自分は誰からも必要とされていない」などと物事を悲観的に考え出し、周りからどう見られているかなどにこだわってしまう傾向にあります。

人に褒められたときに素直に喜べなかったり、人から怒られた時に異常に落ち込んでしまったりした経験がある人は自己肯定感が低いと言えます。この自己肯定感を高めることが、引きこもり解消に繋がります。自己肯定感を高めるということは自分の事を認めて、自分は大切な存在だと思うことです。

まずはネガティブに考えている言葉をポジティブな文章に変えて生きましょう。例えば、自分の事を「私は、怒りっぽくてのろま」と評価している場合は、それを「私は情熱的で落ち着いている」というような肯定的な文章に変えていくことが大切です。また、人は人自分は自分と考え、人と比べることを止めましょう。

小さな外出をする

「外出をしよう」と決めたとしても、引きこもり主婦がいきなり夜の繁華街に遊びに出かけることは難しいです。その為、小さな外出を繰り返してみることをオススメします。1度出来たことは自信に繋がり何度でも出来るようになります。

例えば、切手を買いにポストオフィスに出かける際に、最初は人と話したくないなと思ったとしても、1度できるようになるとそれが自信となり「前回できるから今回もできるはず」と怖さが和らぎます。

その為、小さなことをたくさん繰り返して大きな自信へと繋げていきましょう。初めは遠出することを考えずに、家の周りにゴミ出しに出たり、近所のコンビニに出かけるなどしてみましょう。

他にも1日1回3分は外に出るなどと時間で区切るのもオススメです。小さな行動範囲が大きなものへと変わり、だんだん外に出れるようになります。

趣味を見つける

引きこもりの人は、他への関心が少ない傾向にあります。新しい事や好きな事何でも興味を示すことで、人は行動に移すことができます。例えば、好きな漫画があったとしたら、ネットで購入しようと思わずに、好きな漫画の為に本屋に出かけてみましょう。

他にも、自分のタイプであるカッコイイ店員さんがいるカフェを見つけて、そこに1日1杯コーヒーを飲みに行くという事でも構いません。対象のものに興味があればあるほど、怖さや不安よりも興味の方が勝り、やり遂げる意欲へと繋がります。

自分の好きなもの、興味があるものは何か思い出してみてください。その対象のものと外の世界を繋げてみて、少しずつ外に出て行くようにしてみましょう。

おわりに

引きこもりは男性の方がなりやすいと言われていますが、最近では引きこもり主婦が増加しています。

現在引きこもりではない人でも、人間関係がメンドクサイと思っている人は、引きこもってしまう可能性があります。

引きこもりが深刻になる前に、今回紹介した解消方法を実践してみましょう。

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