酒乱の原因とは?特徴や対処法、改善方法も紹介!

上司や部下とよくコミュニケーションをとるために飲みに行ったり、友人や恋人と楽しい話をするために飲みに行くなど、お酒を飲む機会はたくさんありますよね。

しかし、お酒を飲むと目に見えて性格が変わってしまう人もいるかと思います。特に、普段はまじめな人であっても、お酒を飲んだら非常に扱いに困るような人に出会ったことがある方も多いのではないでしょうか。

自分自身も気づいていないだけで、もしかすると変わる性格の人間なのかもしれません。この記事では特に、酒乱に注目してご紹介していきたいと思います。

酔ったら性格が変わると言われている酒乱の特徴とは?

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酒乱と聞くと、一体どういった人を想像するでしょうか。人によって様々かもしれませんが、あまりいい印象はありませんよね。また、酔っ払って暴れだす人を一括りに酒乱だと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、それ以外にも酒乱と言える人は実はたくさんいます。それでは早速、酒乱とは一体どういった特徴を持っている人のことを言うのかについて見ていきたいと思います。

その場にいる人や、他の人に対しての悪口だったり愚痴を言い出す

酒乱というと、何か行動をする人を考えるかもしれませんが、周りの人に普段は言わないようなことを人が変わったように言う人のことも酒乱と言います。酒乱というのは、お酒で乱れてしまうと書くので、そういった人も含まれるんですね。

特に、その場にいる人に対して、上司であっても暴言を吐いたり、その場にいない人の事をぐちぐちと1人で言い始めることが多いです。普段思ってもいないような事を突然言い始めるので、驚いてしまいますよね。

また、周囲の人達にその悪口や愚痴への同調を求めるので非常に面倒くさいかもしれません。ただ、酒乱の中でも、言葉だけであり、行動には表すことが少ないので比較的対処しやすいと言えます。

突然服を脱ぎだすなどの、いつもはしないような行動を始める

言葉に出す次の段階は、周りに迷惑はかけないものの、突拍子もないような行動をすることです。酔っ払うと突然服を脱ぎだしたりというのも、酒乱に入ります。他にも、突然歌を歌いだしたりと、何故それをするのかよくわからないことを始めます。

男性が上を脱ぐのはまだしも、女性が洋服を脱ぎだすのは周りの人も焦ってしまいますよね。また、あまり強く止める時に、怪我などをさせてしまうことを考えると、なかなか上手く対処できないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

また、その他の行動も、そこまで周りに影響はないものの、ある程度は非常に迷惑なのでどうにかしたいと思っている方が多いのではないでしょうか。

突然泣き出したり、ネガティブなことをずっといっている

お酒を飲んでいると、笑い出すような人がいる一方で、泣き出す人もいますよね。また、泣きながらもずっとネガティブなことを言ってくる人もいるのではないでしょうか。先程紹介したいのは怒りの表現でしたが、自分を卑下するような事を言ったり、悲しまれる方が大変です。

また、特に女性の場合などは、周りの目も泣かせたと責めてくるので非常に困ってしまうのではないでしょうか。お酒を飲んでフランクに話そうとしたはずが、気がついたらそんな困った状況に陥りたくはないですよね。

また、ネガティブなことを永遠と言っている人は、だんだんそういったことが自分の身にも降り掛かってくるようになってしまいます。そうなると、更にお酒を飲んだ時に荒れやすくなってしまいます。

突然暴力を振るってくる

最後に一番厄介な酒乱の特徴をご紹介していきたいと思います。何よりも、突然暴力を振るってくることです。もちろんお酒を飲んでいるので、そこまで強くないと思うかもしれません。しかし、手加減無しで振るわれる暴力というのは案外強いものです。

また、女性ならまだしも、男性が本気で殴りかかってくるのは非常に危ないですよね。もちろん素面ならそのようなことはしませんが、お酒が入り、分からなくなってくるとそういったことをしでかすことがあります。

また、他にもテーブルの食器を投げつけたりするなど、様々な事をすることがあります。怪我をする可能性もあるので、一番危険だと言えます。

酔ったら性格が変わる酒乱の原因って一体どこにあるの?

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普段は非常に真面目なのに、お酒を飲んだら人が変わったようになってしまう酒乱。周りから見たら、どうしてそんなに変わってしまうのか疑問でしかありませんよね。また、人によっては、ビールを飲んで突然変わってしまう親父などは非常に怖いと感じるかと思います。

しかし、酒乱は実はきちんとした理由があります。そのため、しっかりとそれに対して対応すれば、酒乱が解決する可能性もあります。対処法のためには、酒乱はどういった原因で起こるのかということを把握することが重要です。

それでは早速、酒乱になる原因について見ていきましょう。

元々体質がそこまでお酒に強くないから

まずは、お酒にそこまで強くない体質だと、酒乱になりやすいと言えます。これは遺伝子も関係しているので酒癖が悪い人は両親の飲酒はどのようなものなのか、飲酒量なども確認してみるといいかもしれません。お酒を飲むことに酔って、最初は血液の巡りがよくなり、ただ気分が良くなるだけになります。

しかし、そこから、自分がきちんと排出できる以上のアルコールを摂取してしまうと、体内にアルコールが多すぎる状態になります。そうなると、脳が自分が一体どういう状況か分からなくなってしまいます。

そのため、自分が普段はするはずもないような事を言ってしまったり、暴力的になってしまいます。ふだんそういうことをしたいと思っていなくても、潜在意識で思っていると表に出してしまうこともあります。

普段の生活でストレスが溜まっているのに上手く発散できていないから

普段、仕事が忙しかったり、家庭がうまくいっていないとだんだんストレスが溜まっていってしまいますよね。特に、そういったストレスを上手く発散できればいいのですが、そういう人ほどお酒を飲んでしまうのではないでしょうか。

しかし、そこでお酒を飲んで気持ちよく発散できればよいのですが、人によっては上手く表現できずに、ただそのストレスを本能的に表現してしまいます。その結果、暴れまわったり、暴言を吐いたりということに繋がります。

そういった人は、自分がストレスを溜めているということにあまり自覚症状がないことが多いので、まずは知らせてあげることが重要です。

その場での体調がよくないから

体調が良くないと酒乱になるという意味が分かりづらいかもしれません。しかし、風邪気味だったりすると、お酒を飲んだ時に酔いやすくなってしまいますよね。そうなると、飲んだらすぐに酔う人のような状況になってしまいます。

また、体調が良くないとどうしてもイライラしてしまいます。また、熱などがあるとぼーっとして、自分が何をしているのか分からなくなってしまいますよね。それにお酒が加わると、更に悪い状態になってしまいます。

自分の気持ちをいつもは素直に表現することができないから

最後は、口下手な人です。口下手であっても、自分が普段思っていることを素直に言うことができれば問題はありません。これは直接ではなくても、どこかに自分の気持ちのはけ口があれば何も問題ありません。

しかし、普段思っていることを誰にも素直に言うことができないと、頭のなかでそれを思っているまま、自分の気持ちを言う機会がなくなってしまいます。しかし、お酒で少し理性が弱くなると、ついそれを表現してしまいます。

しかし、表現する方法をうまく知らなたいため、結果的に激しいやり方になってしまったり、周囲の人達に迷惑になるような事をしてしまったりしてしまうのです。

酒乱の人に対して一体どのように対処すればいいの?

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周囲に酒乱の人がいると困ってしまいますよね。特に、直属の上司などだと飲みに誘われる機会があるので、なかなか毎回断る事もできずにどう対処すればいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

また、あまり会わないにせよ、酒乱の人と飲み会で鉢合わせするのはできるだけ控えたいと考えている方が多いのではないでしょうか。せっかくのお酒なので、楽しい気分で飲みたい所ですよね。

そんなみなさんの為に、酒乱の方にはどのように接すればいいのかをご紹介していきたいと思います。

お酒を飲むのであれば出来るだけ会わないようにする

社会人になれば、仕事終わりにただご飯を食べようと言うよりは、飲もうと誘う人の方が多いのではないでしょうか。しかし、二人きりで会うのならば、たまにはお酒抜きでご飯を食べようと誘うのはどうでしょうか。

また、お酒をどうしても飲もうと誘われることが多いのならば、断るようにするのも1つの手です。特に、酒乱の人の場合は、自分が酒乱で人に迷惑をかけていることに気づいていない場合が多いので、そこを伝えることなく関係を薄くするのならば、まずは断ることです。

もちろんいつも断るのではなく、お酒が絡むような場になった時に、会わないようにするだけでかなり変わると思いますよ。

酒乱の人に誘われてもすぐに帰るようにする

大勢の人が絡む飲み会などは、付き合いなどもあるので行ったほうがいいことが多いですよね。しかし、そんな時にも、できるだけ早く帰るようにしましょう。

もちろん、一次会の途中で抜けるとかではなく、一次会だけですっぱりと抜け、二次会、三次会などについていかないことが重要です。何回もしていると、一次会で抜ける人なんだと考えられ、しつこくされることもなくなります。

また、お酒が入れば入るほど酒乱になりやすいので、一次会だけであれば、気持ちよくお酒を飲んで解散することができる可能性が高いですよ。

家族や恋人であれば酒乱であることを伝えお酒を止めてもらう

家族や恋人の場合は、飲み会などと違って、逃げ場はありません。また、より親しい存在なので、酒乱であることをしっかりと伝えるようにしましょう。それでもアルコール依存症などの依存症になってしまうと、断酒をするのは難しい方が多いです。

しかし、酒乱であるということは、自分だけではなく、他の家族にも迷惑です。それらをきちんと話して、お酒を飲むことを止めてもらいましょう。そういった話をしても止めないようなら、きちんとけじめを付けて、あなたから離れることも大切かもしれませんね。

動画などを撮影して酒乱であることを自覚させる

話をしても、どうしても理解してくれないと言うこともあるかもしれません。しかし、普段は真面目で優しい人の場合には、最終手段を使うようにしましょう。酒乱の方が、お酒を飲んでおかしくなっている様子を全てビデオで撮影しましょう。

スマホでも鮮明な動画が取れるので十分です。一回で信じてもらえないならば、何日かに分けて撮影するのもいいかもしれません。とりあえず、酒乱であるということをきちんと自覚してもらうようにしましょう。

自覚してもらえれば、お酒さえ飲まなければ問題ないのですが、そのように対処してもらうようにしましょう。きちんと話し合えばどうにかできる事もあると思いますよ。

酒乱を解決するのには一体どうすればいいの?

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酒乱だと自覚した人も、身近に酒乱の人がいる場合も、いったいどのようにすれば酒乱が解決するのかとお悩みかもしれません。特に、酒乱を解決しようとお酒を断っても、気がついたらまだ飲んでしまうと言うこともあるかもしれません。

また、ストレスで酒乱になってしまう人の場合には、下手にお酒を断つと、ストレス発散の方法がわからなくなり、精神的に非常に追い詰められてしまうこともあります。そうならないためにも、酒乱を解決するためには様々な工夫が必要です。

これらは自分だけではなく、周りの人の協力が必要なものもあります。ぜひ、協力して酒乱を克服していってくださいね。

お酒を飲む以外に熱中できるような趣味を作るようにする

まずは、お酒以外に熱中できるような趣味を作るようにしましょう。昔から熱中していたことでもいいですし、新しく趣味を見つけてみるのもいいかもしれません。最近では、体験教室もたくさんありますよね。

もちろんスポーツだけではなく、料理などは実用的なので非常に有益ですよね。また、お酒よりも自分が夢中になれるようなものを見つけるようにしましょう。

これまでは仕事を一生懸命頑張るあまり、自分の趣味をあまり作らなかったという方は、これを機に、大人として楽しむことが出来る素敵な趣味を見つけてみてくださいね。

普段さらされているストレスを違う形で発散するようにする

普段だんだん溜まっていってしまっているストレスを発散できる方法を考えてみましょう。もちろん、スポーツなどで発散するのは非常に爽やかで、ダイエットなどにも効果的ですよね。

他にも、カラオケなどで歌うのもいいかもしれません。ライブハウスなどに行って音楽を聞いているのも、案外運動になりますし、非常にストレス解消になります。趣味に没頭するのももちろんですが、家族の写真を撮るのにハマったりと、家族サービスをすることでストレス発散に繋がるかもしれません。

ぜひ、自分がどういったカタチだとリラックスすることが出来るのか、様々な事に挑戦してみて、模索してみてくださいね。また、仕事を詰めて頑張っている方は、一度お酒を飲む時間を減らして、たくさん睡眠をとるのもいいかもしれませんよ。

お酒を飲まないようにできるだけ心がけるようにする

酒乱の人ができる一番のことは、お酒をできるだけ飲まないようにしましょう。最初はそんなことは不可能だと思うかもしれませんが、実は案外簡単なことです。昔と違って、アルコールが体質的に無理な人もいるということが理解されているので、断れば問題はありません。

また、どうしても飲みたい場合には、ノンアルコールを選ぶのがいいかもしれません。他にも、アルコールを止めることで味覚は鋭くなることがあるので、紅茶やコーヒーなど、自分の好みのものを探してみるのもいいかもしれませんね。

案外お酒を止めることで、お酒を飲まない人たちとの繋がりを新しく作れるかもしれません。

まとめ

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これまで、酒乱の人について見てきました。酒乱の人というのは、普段は全く分かりませんが、お酒を飲むと突然人が変わってしまいます。もちろんいいように変わればいいのですが、他の人に迷惑をかけてしまうことを考えると、直したいものですよね。

ただ、酒乱は病気などではないので、具体的に治す方法はありません。一番はお酒を飲まないことですが、酒乱が起こっている原因をきちんと理解していなければ、体に不調が起こることもあります。

ぜひ一度、自分自身が酒乱か不安になったら親しい人に聞いてみるのがおすすめです。また、酒乱だと言われた場合には、まずは原因を考える事から始めてみてくださいね。ぜひ、協力して酒乱を克服していってくださいね。

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