寝違えに湿布を使う時!冷たいのと温かいのどっち?

朝起きたら、首に激痛が走る…。首がうまく動かせなくなっているということはありませんか?これは俗に「寝違えた」というのですが、本当に痛くて嫌なものです。そして、なんともさえないものです。

そのほとんどは、前の晩にお酒をかなり飲んでいて、朝起きると痛くなっていた、というのが通例です。この場合、お酒との絡みは何かあるのでしょうか?はたまた、不自然な姿勢で寝てしまったからでしょうか?今回は、寝違えをした場合の湿布などを使う対処法などをお伝えします。

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寝違えの原因

首に手をやる

主な原因を紹介します!

泥酔している

人間の睡眠には、レム睡眠という浅い睡眠と、ノンレム睡眠という深い眠りがあります。人間はノンレム睡眠の間によく寝がえりを打つ事が証明されています。ノンレム睡眠は脳が休んでおり、筋肉は体を支えるために機能している状態を指します。

ところが、泥酔しているとこのノンレム睡眠の間に体を動かすことができず、寝返りが打てません。同じ体勢で固定されてしまうことで、体の一部に必要以上の負荷が掛かってしまいます。これが首であった場合、寝違えを引き起こす要因になります。

枕が合わない

寝違えないためには寝がえりを打つ事が大切ですが、物理的に寝がえりを打てない場合もあります。

マットレスが柔らかすぎると、体が布団の中に沈み込んでしまいます。すると体が埋まって身動きを取りづらくなり、寝返りが打てなくなることがあります。
寝返りは無意識下で行われるため、動きを阻害されると体はもういいや、と諦めます。すると同じ体勢が続き、体に負担が掛かります。

同じように、枕が高すぎる場合も首に負担が掛かります。この場合、寝返りを打っても頭は枕の上に置かれたままなので、首は常に不自由な角度を強いられます。それが何日も続くことで首の骨や筋が少しずつずれ、一定の負荷を超えてしまうと痛みが発生します。

一般的に枕の高さが合わないと、不自然な体勢になり寝違えを起こしやすくなります。枕は高すぎたり、低すぎると相当な負担が首にかかってきます。この場合は、枕を速やかに交換しましょう。

理想は身体の線と首の線の角度が15度になるのがいいそうです。実際には測ることが難しいので、枕が適正かどうか、専門ショップで測ってくれるところもありますし、オーダーメイドの枕を作ることで、適正な枕を作る事もできます。最近では低反発の枕が人気で、確かに使い心地もいいようです。

良い睡眠をとることも含めて、最近どうも寝違いが多いとか、寝心地がよくない、起きると首が凝っているなどと思っている人は、枕が合っていないことを疑ってみてもいいかもしれません。

首や肩の硬直

子供にはあまり多くありませんが、やはり大人になりますと、首や肩の筋肉は柔軟性を失い、固くなっています。これは歳を取るとある程度は仕方ないことですが、その首や肩の筋肉の硬直した状態で日々過ごしています。

このような状態が続くと、やはり寝違えを起こしやすくなります。当然、血行も悪くなっている傾向もあります。一日一回、適度のストレッチで筋肉を柔らかくすることも大事ですし、適度に揉むなど血行をよくして、若返るようにしましょう。

それほど、激しいストレッチなどはする必要はありません。本当に筋肉がほぐれる程度でいいかと思います。

不自然な姿勢

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寝る姿勢が不自然と、どうしても首や肩に負担がかかってしまいます。特に布団でなくソファーで寝てしまう時などは最悪です。これらは一番いけない姿勢です。

柔らかすぎる布団もそうですが、ソファーなどは身体が沈みこんでしまう状態になりやすく、首だけでなく腰にも相当な負担がかかります。また、ソファーに浅く座ってテレビなどを見ることもよくない姿勢です。とにかくソファーは、一番寝違えになりやすい状況を引き起こします。十分注意しましょう。

内臓の疲労

寝る直前まで食事をしていたり、お菓子類などを食べると、寝た後も身体が休まらず、内臓が働き続けるので、相当に内臓に負担がかかっています。この場合、特に肝臓へ負担がかかり、その周りの筋肉や筋を疲れさせ、寝違えを起こします。

特に消化に時間がかかるものや、加工油を含む食べ物がよくないようです。これは意外に盲点で、ほとんどの人は、この寝違えが内臓からのものと気づきません。寝る直前に食べる習慣のある人は、すぐにでもやめるようにしたほうがいいと思います。

仮にどうしても深酒をしてしまう癖のある人は、食べるものに注意することです。加工油の入っていないものをつまみにすると、内臓への負担がかかりにくくなります。

身体の冷え

寝ている間に身体が冷えてしまうと、その部分の筋肉が固まる傾向にあります。冬場は特にその傾向が強くなります。逆に冬場よりも一番身体が冷えやすいのは、実は夏場の暑い時期に冷房が効き過ぎている場合です。

夏場の冷房をかけて涼しい中で眠る時は、冷えすぎている時にも気づきにくくなります。冷房をかけるときは、タイマーなどで、調整するなり身体に直接風が当たらないように調整するなり、工夫するようにした方が賢明です。

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寝違えの症状と対処法

寝違えの症状と対処方法について紹介します。

寝違えの症状

寝違えの症状は色々とありますが、主に以下の3つです。

  • 首が回らない、もしく一方にしか曲げられない状態
  • 首が動かせない
  • 背中から肩にかけて、筋が延びたような痛みが続く

症状です。

寝違えとは病名ではありません。振りむいたり、頷いたりするなど、首を動かした際に発生する痛みで、寝ているときの姿勢が原因のものの総称です。寝ている間に症状が起こるため、起きて首を動かした瞬間に痛みを自覚することが殆どです。首を上下左右に動かした際、ある角度にねじったときに痛みが発生するのも特徴です。

一度寝違えると、その日から1~2週間ほど痛みが続く事があります。痛みは日常生活の動作の中で不意に起こることが殆どです。私たちは体を動かす際、無意識の動作をたくさん行います。首が痛いと分かっていても、名前を呼ばれたら反射的に振りむいてしまったり、オフィスワークで固まった体を伸ばそうとした際に首まで動かしてしまったりしてしまいます。

また、夜になって布団に入っても、枕の位置で痛みを感じたり、寝がえりを売った途端痛みで目が覚めたりと、一日を通して何かと悩まされる事になります。

湿布で冷やしてその後、温める

湿布

朝起きたときに、首が痛くなっている時は、炎症を起こしているので冷やします。この場合は、冷やすタイプの湿布を貼ってください。実はこの湿布には2種類あり、一つは冷湿布といって冷すタイプです。もう一つは、温湿布で温めるタイプのものです。この湿布のタイプを間違えてはいけません。間違うと症状も悪化します。

痛んだ最初の1~2日間は、冷やすタイプの湿布を貼ります。そして炎症が治まり、痛みも引いてきたようでしたら次は温めるか、温める効果のある湿布に切り替えます。

また、アイシングも有効です。これは文字通り氷でその患部を冷やすことです。氷を入れた袋を、タオルで包んで患部に当てます。もしくはアイスノンのようなものを患部に当てて一気に冷やします。

ずっと当て続けることは冷たすぎて、我慢できないので、間を空けて冷やす続けると痛みは引いてきます。寝違え直後はひたすら冷やすことが大事です。この対処法で、次第に痛みは治まってきます。

お風呂は厳禁

お風呂の湯船で温まるのは、痛めた直後は禁止です。寝違えた直後は、お風呂にでもゆっくり浸かって温まると痛みも治まりそうなイメージがありますが、寝違え直後の1~2日は温めないのが基本です。

特に長風呂は控えてください。これも血行を促進してしまいます。冬の寒い日はつい長く湯船につかりたくなりますが、出来れば熱い湯に短時間入るだけにした方が良いでしょう。

この場合はお風呂ではなく、数日はシャワーで軽く済ませ、患部を温めないようにします。若干痛みが治まる2日ぐらい過ぎてから、ゆっくりと入ってください。その際は温まっても大丈夫です。

ぬるめの湯でも長時間入ると体が芯から温まるため、血行の良い状態が長く続いてしまいます。炭酸系の入浴剤も痛みが引くまでは入れない方が無難でしょう。

マッサージは厳禁

同様に、マッサージも寝違えた直後は厳禁です。寝違えた直後はその部分が炎症を起こしているため、マッサージなどでもんでしまうと更に炎症がひどくなってしまうからです。

こちらもイメージとしてはいいような気もしますが、実はやってはいけないことの一つなので注意をしましょう。

首に痛みを感じた場合、多くの人は患部に触れてマッサージをしてしまいます。しかし、炎症を起こした患部の血行を良くする事は痛みを助長してしまうので止めましょう。せめて撫でる程度にしてください。

飲酒、激しい運動はNG

アルコールは体を温め、血行を促進する効果があります。痛みが引くまで、飲み会や晩酌は控えたほうが無難でしょう。仕事でどうしても飲まなければならないというときは、水やお茶など、水分を多く取るように心掛けてください。また、アルコールの分解を促進する食べ物を積極的に取りましょう。ウコンやシジミ汁、タコやイカなどがお勧めです。

激しい運動も血流がよくなり、痛みの原因になります。また、体を動かしていると首も必然的に動いてしまい、思わぬところで痛みを感じてしまうでしょう。痛みが引くまでの間は体に負担を掛けないようにしましょう。

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痛みが引かない場合

首‐5

早急に痛みを取る必要がある、湿布で冷やしても痛みが良くならない、頻繁に寝違える…そんな場合は病院に行ってみましょう。向かう先は整形外科がお勧めです。
筋肉の緊張が酷い場合、病院で弛緩剤を打ってもらうと緊張がほぐれ、痛みが緩和される可能性があります。

また、湿布で効果が無い場合や頻発する場合は、もしかすると首の骨に問題があるのかもしれません。気になる場合はレントゲン撮影で原因をさがし、それによって適切な病院を紹介してもらう事もできます。

症状に不安を感じた場合はストレスにも繋がるので、専門家に見てもらうことが最も安心に繋がるでしょう。

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寝違えの予防法

寝違えの予防方法について紹介します。

首や肩の筋肉を柔らかく保つ

普段から、首、肩、背中のストレッチを行っておくことは、非常に有効です。身体を動かすことにより、代謝も上がるので、より健康的な生活も維持できることと思います。

ある程度の歳をとっても柔軟性を身につけておくことは、寝違えを起こさないための格好の予防策です。

泥酔しない

お酒を飲んで、その翌日に多くの人が寝違えを起こすことから、その前の晩にそれほどの量のお酒を飲まないということは重要です。しかし、翌日に寝違えを起こさないようにお酒をセーブする人はほとんどいません。正直ここでは、飲みすぎに注意しましょう!としか書きようがありません。

ただ、やはり酔うと神経が麻痺するため、不自然な格好で寝ても気づきにくいために寝違えを起こしやすいことは事実です。

腋下神経を守る(わきしたしんけい)

寝る時に身体の下になる方の腋が圧迫されて、寝違えを起こしているのではないかということが、最近の報告にあります。

つまり、腋の下の神経が麻痺して首や肩の筋を痛めているということのようです。実際、痛めた後に腋をもむと痛みが治まるとのことです。

寝る前にアミノ酸を飲む

深酒をした後にアミノ酸を飲むと、アミノ酸が筋肉へ作用して寝違えを起こしにくくします。これは、筋肉痛を起こす現象を利用することと同じことになります。

過度な運動をした後は、翌日に筋肉痛が起きますが、アミノ酸を飲むと筋肉痛を起こしません。若干の筋肉痛が起きても、軽度で済みます。その原理を利用し、内臓が疲労しないために、アミノ酸でカバーするということです。

つまり、筋肉痛を起こさせない状態をつくることと同様ということになります。

寝る前にオルニチンを飲む

アミノ酸同様に、オルニチンを寝る前に飲むと、寝違えを起こしにくくします。オルニチンは、肝臓にいいエキスがたくさん入っていて、疲れた肝臓を回復させてくれ、もしくは疲れにくくします。

特に暴飲暴食した後は、肝臓はずっと働きっぱなしですから、筋肉痛のような寝違えを起こしやすくなります。この症状をオルニチンで取ることは有効で、寝違えも起こしづらくします。

また、二日酔いにも有効で翌朝はすっきり目覚めますので、こちらも是非試してみてください。

スマホ首に注意

最近ではスマホを使っている際、首を下げている状態が続くことにより、スマホ首になっている人が増えていると聞きます。

首の骨は、緩やかなカーブを描いているのですが、スマホやパソコンなどを長時間にわたり使用することで、姿勢が悪くなり、それが習慣化されると首が前に突き出す形のままになることで、首の骨が真っ直ぐに伸びてしまうことです。

そのような状態が続くと、頭を支える力がダイレクトに首から肩へと伝わると同時に、疲れやすくなっていて寝違えも起こしやすいようになります。また普段からも肩が凝りやすい状態になります。スマホやパソコンの使用を控え、常に姿勢を正すように意識することで、スマホ首も避けることが可能かと思われます。

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まとめ

いかがでしたか。寝違えはただ単に不自然な格好で寝ていただけでなく、他にも色々な要因があることが、今回お分かりになったかと思います。

また、この寝違えは大したことはないと、考える人も多いようですが、実はあの大リーグのダルビッシュ投手も何年か前に寝違えで、試合に出られない時が何回かありました。そうです、寝違えとはいえ侮ってはいけないのです。ダルビッシュ投手はその後、寝違えが怖くなったらしく、相当な注意を払っているようです。特に登板の前の日は、寝違えを起こさないかと、あまり眠れないことも合ったと聞きます。

これはダルビッシュ投手の場合、あくまでも個人的な見解ですが、お酒の飲みすぎや寝る前の食べすぎが原因だと思います。

寝違えに関しては、色々な対処法があります。ですが、根本的な対処法さえ間違わなければ、その後はひどいものにはなりません。けして無理をしない程度に、今回の内容をベースに実行してみてください。

  • 寝違え直後は冷やす。
  • 痛みが引いたら、温める。
  • お酒はほどほどにする。
  • 夜寝る前の食事は控える。
  • 普段の姿勢に注意する。

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