手のひらに赤い斑点が現れると病気?原因と対策について

普段よく使う手のひら。そんな手のひらは意外な病気のサインが表れる場所だって知っていましたか?またそのような重要な場所なのに意外と見ていないことに気づいていますか?

ふと気がつくと他の人よりも手のひらの赤みが強く感じたり、赤みを帯びた湿疹やかゆみがでていませんか?もしかしたらそれは単なる血行の良さだけでなく疾患の可能性もあるかもしれません。ここでは手のひらにあらわれる赤みとその赤みから知る疾患の可能性についてまとめてみました。

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手のひらの赤みの原因とは?

赤い手

一口に手のひらの赤みといっても、その出方は様々です。単なる皮膚が赤くなっている状態のものやかゆみを伴う赤み、また湿疹のようなものがでて赤くなっている状態のものなどです。

まずは自分の手のひらをよく観察してみましょう。赤みの状態はどうですか?全体に広がっていますか?かゆみはありませんか?湿疹のようなものはできていますか?

体質

あまり赤みの程度がひどくなく、かゆみも湿疹も無い状態であれば、もしかしたらそれは体質によるものかもしれません。もしくは一時の血行の良さによってそれが手のひらに現れているのかもしれません。

うっ血

うっ血は、血流が悪くなり、毛細血管が拡張しすぎてしまう状態をいいます。何らかの原因で手のひらに起こると赤みを帯びた湿疹のような状態に見えます。

手掌紅斑(しゅしょうこうはん)

手掌紅斑(しゅしょうこうはん)とは手のひらに不自然な状態の赤みが現れることをいいます。赤みは、特に親指の付け根の辺りや小指の付け根、また手のひらの周辺などに現れ、反対に手のひらの中心部分は何も変化がないという状態になります。

原因は手のひらの周辺の血管が拡張されたためです。また拡張の原因は肝臓の疾患や妊娠、またはアレルギーやアトピー性皮膚炎などの場合もあり注意が必要です。

診断は、様々な疾患の疑いがある場合は、その検査をします。特に重症化が怖い肝臓機能障害などは調べるためにエコー検査などが行われます。

治療法は、疾患の疑いがある場合は、その疾患の治療をします。もしどの疾患の可能性も無い場合は経過観察と同時に食生活や日常生活の改善などで症状が改善します。

多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)

多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)とは、蕁麻疹のような赤みを持った多少盛り上がったような形の湿疹状のものが次々と出てきて次第にくっつき、ひどいときには水泡になったりする疾患です。

体中のどこにでも出来る可能性があります。蕁麻疹と違うのは蕁麻疹は手のひらや足の裏には出ることが無いのですぐにわかります。またかゆみを多少伴うこともあります。比較的若い女性に多い疾患です。

原因はウィルスや病気の原因となる微生物です。または食物や薬物などのアレルギーなどでも発症します。

検査方法は、赤みの状態と血液検査のCRP検査や白血球の数値やウィルスの抗体などを調べて判断します。

治療方法はステロイド薬や注射などによる薬剤投与です。ひどくなると治りも遅くなりますので、なるべく早めに医療機関に受診しましょう。

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隠れている疾患と治療法とは?

泣くあかちゃん

では次に手のひらの赤みが他の疾患のサインとなっている場合をみてみましょう。

手足口病

子供だけの流行病と思っていませんか?この疾患は大人にもうつります。

手足口病は、その名前のとおり、手のひらや足の裏や口の中に赤みのある湿疹に似た水疱状のものができます。なかなか普段注意してみていない部分なので、子供などは他のかゆみや痛みなどの症状がでてから気がつくということも多い疾患です。

この疾患は主に子供がかかるのですが、子供から大人にも感染します。さらに原因となるのはウィルスですがそのウィルスの種類も多種多様で、特定するのが難しくこれという特効薬もないので痛みがある場合は鎮痛剤、かゆみがある場合は抗炎症薬などの対処療法になります。

手足口病については、手足口病はうつるの?症状や潜伏期間についての記事を読んでおきましょう。

溶連菌感染症

この疾患も子供から大人までよくみられる疾患です。

症状は喉の痛みや高熱など風邪の症状と似ているのですが、溶連菌感染症は手のひらや指に赤みがでたり湿疹のようなものができて、皮が剥けるといった症状も合わせて出ることがあるのが特徴です。

またアトピー性皮膚炎を持つ人などがかかると、その症状はさらに悪化しつらい思いをする人もいます。

この疾患は菌が原因なので治療法は抗生物質になります。抗生物質は飲み方に注意が必要です。お医者さんの指示どおりに決められた期間はきちんと飲みましょう。途中でやめたり飲みすぎると、耐性菌などを作り出したり免疫機能が低下したりと副作用が出てきてしまいます。

アレルギー

食物やその他のアレルギーでも手のひらが赤くなったり発疹が現れたりします。その際はアレルギー原因物質をなるべく早く排除し、炎症を抑える薬などを処方してもらいます。

まずは自分がどのようなものにアレルギー反応を示してしまうのか理解して、そのような物質は避けるようにしましょう。

主婦湿疹

多くの主婦の方や水仕事を主にしている方に多く発症する、いわゆる主婦湿疹と呼ばれるものも手のひらに赤みがでて、湿疹のようなものがとてもかゆくなる症状です。

治療法はまず皮膚科など対応の医療機関で診断してもらってから、皮膚を保護するクリームやかゆみや痛みを抑える薬を処方してもらいます。ひどくなっている場合はステロイド薬も出されることがあります。

手白癬

あまり聞きなれないものですが、手白癬は手の水虫とも言われます。そのほとんどが足の白癬からうつることが多いので、両方同時に治療しないといけない疾患です。

また片方の手だけに現れることが多く、その症状は手のひらが赤く皮がむけたような状態になり、多少のかゆみを伴います。また湿疹のようになることも多く他の疾患との判断が難しい疾患です。菌の検査をして判断します。治療法は薬剤の処方です。

肝炎

手のひらの赤みで一番怖いのは肝臓の疾患です。肝臓は、肝臓は沈黙の臓器とも言われる自覚症状のでない臓器です。少しでも疾患の可能性があるときは早めに対応の医療機関に受診してください。

肝炎の発症する原因は、遺伝やウィルス、またはアルコールの過剰摂取や薬剤投与によるものなど様々です。

アルコールの摂取量が多い人がなるとおもわれがちですが、他にもストレスや体調などで肝臓が弱っている場合にかかります。

そうならないように日頃からアルコール代謝の負担を肝臓にかけないように、アルコールは節制したほうがよいでしょう。

また特に注意したいのが、C型肝炎です。C型肝炎はC型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の疾患です。この疾患にかかるとほとんどの方が慢性症状になり、ひどいときは悪化して肝硬変や肝臓がんなどになってしまいます。

その初期に見られるのが、まるで蜘蛛の巣のような赤みを持った手のひらといわれます。普通の生活をしていたらそのような赤みはでないと思われるようなものです。よく注意してみてください。

肝炎に関してはその症状別に様々な治療法がありますので、早めに対応の医療機関に受診しましょう。

更年期障害

女性の更年期障害でも手のひらが赤くなることがあります。

更年期障害は女性の40代から50代にかけての閉経付近に現れる症状です。女性ホルモンの減少によって自律神経や代謝能力に変化が起きて体中に様々な不調をきたします。たとえば体中がほてったような状態になったと思えば急に寒くなったり、精神的にも上がり下がりがみえるなどです。

個人によってその症状は様々ですが、その中に手のひらが赤くなったり汗でべたつくと感じる方もいます。その際の手のひらの赤みやべたつきは更年期特有の代謝異常です。

治療法は、まずは婦人科などに相談して改善方法をききましょう。人によっては生活習慣の改善で症状も軽くなる人もいますし、漢方などで楽になる人もいます。更年期障害については、更年期の生理不順の症状は?病気の可能性も紹介!の記事を参考にしてください。

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まとめ

いかがでしたか?単なる手のひらの赤みと思っていたら、実はその奥には怖い疾患が隠れているかもしれません。

もし心当たりがあるなら早めに医療機関に受診することをオススメします。

また日頃から血液がどろどろになるような習慣はありませんか?血の流れが滞ることで起きる疾患も多いのです。生活習慣の見直しや、食べすぎや飲みすぎに気をつけて健康的な食事などをして適度な運動を心がけましょう。そうすることで血液がサラサラになり身体の中から健康になれるかもしれません。

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