手荒れが起きる5つの原因とは?ストレスや食生活など

乾燥した時期や気温が低い時期によく起きるのが手荒れです。

カサカサになった見た目も嫌ですし、悪化すると出血が起きたりして、洗い物や水仕事が辛いですよね。かゆみが発生して日常生活に支障をきたす場合もあり、出来ることなら手荒れが起きるのを防ぎたいですよね。

また手荒れが発生してしまった場合は、どのようにすれば早く治すことができるのでしょうか。

今回は、手荒れについての記事を書いています。手荒れに悩んでいる人や、早く治したいと考えている人はぜ読んでみてください!

手荒れが起きる原因

手首 太くする

手荒れが発生している問題は普段の生活でどうしても避けることの出来ない行動やのなかに潜んでいます。どういった原因で手荒れが起きるのかを把握していきましょう。

心当たりのある行動をしている人は出来るだけ原因を排除して、どうしても避けられない原因に対しては対策を打って症状の悪化に繋がらないようにしていきましょう。

手荒れに繋がる5つの原因を紹介します。

①水仕事

手荒れの一番の原因は水仕事によるものですが、なんといっても洗い物で荒れる人が多くいます。人間の皮膚は皮脂と皮脂膜によって、外部からの刺激や乾燥から肌を守っています。

しかし、洗い物で使用する洗剤は洗浄力が強いものが多いために、手から皮脂や手の油分を奪ってしまう原因になります。さらに冬場などに、熱すぎるお湯で洗い物を行ってしまうことも皮脂を奪ってしまうことになるのです。

また洗い物以外にも、洗浄力の強いシャンプーを使っていると皮脂膜や油分を奪う原因になってしまいます。これらは毎日行ってしまう行為なので、少しづつ負担になってしまうために手荒れが起きてしまいます。

水仕事やシャンプーなどで使用する洗剤やシャンプーなどからの刺激が手荒れの湿疹などの症状に繋がる大きな原因になりますので、出来るだけ成分の優しい商品を使用して洗剤かぶれなどの問題を回避していくといいでしょう。

②モノに触れる機会が多い

仕事や日常生活などでモノに触れる機会が多い人は、手が荒れやすくなる原因になります。

仕事だと、パソコンを使って仕事を行う人のキーボードを打つ作業や、紙や紙幣、ダンボールなどを触る機会の多い銀行員や梱包業などの人は、手の油分を奪われてしまう機会が多いので、手が乾燥しやすい状態になってしまい手荒れの原因になってしまいます。

可能な限り、滑り止めのついた手袋や指サックなどを使用して指先の乾燥を招かないようにするといいでしょう。

また、衣服を畳む機会の多いアパレル店員なども油分を失いやすく手荒れが起きることが多いです。

日常生活においても洗濯物をたたんだり、お風呂掃除などをすることが多い主婦の方は手荒れが多くなる傾向にあります。

問題となる行為の後に対策をするなどして、症状の悪化を防ぎましょう。

③自律神経の乱れ

洗い物を毎日している人や、手に負担のかかる仕事をしている人でも、手荒れが起きる人と起きない人がいますよね。これは自律神経の乱れが原因だといえます。

自律神経が乱れてしまうと、体の血の流れが悪くなってしまいがちです。血行不良が起きてしまうと、皮膚に必要な栄養素や酸素を手まで届けることができなくなってしまうのです。

そうなると刺激を受けて、乾燥している手の状態を良くすることが出来なくなるので手荒れが起きてしまうというわけですね。自律神経が乱れる原因としては、

  • 過度のストレス
  • 不規則な生活
  • バランスの悪い偏食

などが挙げられます。生活環境が悪いと、手荒れが起きやすい体になってしまうというわけですね。

元々皮膚が弱いと言う特徴もありますが、自律神経の乱れが肌の弱さを助長している事もありますので、睡眠時間などを出来るだけとって肌の状態を改善していきましょう。

④ケア不足

水仕事を終えた後や、手を洗った後などに十分なケアが出来ていない人は手荒れが起きやすくなってしまいます。

手を洗った後などに、手を拭かずに自然乾燥させいる人は注意してください。きっちり水分を拭きとっていないと、手に余っている水分で角質層が柔らかくなってしまいバリア機能が弱くなってしまい、手が乾燥しやすくなってしまうので手荒れが起きやすくなってしまうのです。

また、水仕事の後などにハンドクリームなどで手のケアを行っていない人は、乾燥しやすい状態になっています。手荒れを気にするのであれば、しっかりとしたケアを行うようにしましょう。

⑤アレルギー

手が荒れるのが嫌だからといって、ゴム手袋を使用して水仕事を行っていると、ゴム手袋が原因で手荒れが起きてしまうことがあります。

その場合は、ゴムアレルギーである可能性があります。自分がゴムアレルギーだと知らない人も多くいるため、ゴム手袋を着用した時に気づくという人も少なくありません。ゴム手袋を使った日に、かゆみや赤みが発生した場合は、アレルギーの可能性を疑いましょう。

ゴム以外でも、植物や動物の毛や羽根、ホコリやダニなど多くのアレルギーがあります。

もしくは食物のアレルギーから手に湿疹が発生するなどの問題に繋がる場合もあります。アレルギーの症状は呼吸器官や鼻や目の粘膜にも症状が現れますので、もし湿疹以外にも問題が発生している場合にはアレルギーの可能性が高くなります。

アレルギー科や内科でのアレルギー検査を行って何が原因になっているのかを具体的に明確にしていきましょう。

手荒れの症状について

手首の捻挫

手荒れといっても人によっては、症状の進行具合が違います。進行具合によっては病院へ行かなければならない場合もあるので知っておきましょう。

自分に発生している手荒れの症状について確認してみて、自己治癒が可能なステージかどうか確認していきましょう。

・初期状態

指先に微かなカサつきを感じ始めます。

違和感を感じる程度なので、あまり手荒れと感じずに放置する人が多いですが、手荒れの第一段階なのでこの段階で改善しようとすればなるべく早く治すことができるといえます。

ハンドクリームなどを使用してハンドケアすることで回復が見込まれますので、この初期症状を感じたときはすぐに対策していきましょう。

・注意する状態

指先のカサつきだけでなく、手全体にカサつきが発生しだします。また、指の指紋が薄くなったりひび割れが発生するといった症状が現れ出します。

この1日を見逃して1日経ってしまうと、すぐに症状が進行してしまいますので直ちに対策してょうがいい状態になります。

・進行している状態

手の皮膚が硬くなってゴワついてきます。さらに、ひび割れが悪化して小さく出血する部分も現れてきます。

この状態にまで発展してしまうと手荒れは怪我の状態に移行していきますので、ハンドクリームではなく軟膏やオロナインなどの商品を使用して皮膚を治療していく必要があります。

・重症な状態

手がとても乾燥していて赤く腫れ上がる場合もある。湿疹やかゆみが発生して、ヒビ割れ部分から出血する部分が多くなる。

手荒れの湿疹の症状は手の甲や指から発生して、掻く度に汁や血がにじみ出てきて広がっていきます。

拡大の兆候が見られた場合は、痒みもどんどんつよくなり、寝ている間にも痒すぎて止まらない症状も発生して、不眠症などの問題を引き起こす事もあります。

・最重症な状態

手が荒れて、かゆみや痛みを激しく感じる。大きく水膨れする部分もあり、生活に支障をきたす可能性があるために、病院へ行く必要があります。

以上が、手荒れの症状の進行具合になります。手荒れを起こしている自分の手と比べてみて、どの状態にあるかを確認しましょう。

手荒れの対策方法

手洗い

では、手荒れが起きてしまった場合はどのようにすれば改善できるかを紹介します。症状が軽い時の方が早期に改善することができます。

①手への負担を減らす

手荒れが起きているときは、手への負担を減らしましょう。

洗い物をする機会の多い人は手袋を着用するようにしましょう。直接、洗剤や水が手に触れてしまうのを防ぐことが出来るほか、お湯を使っても皮脂が奪われることがありません。ゴムアレルギーだという人は、ポリエステル製の手袋を使い対策しましょう。

洗い物の洗剤を刺激の弱いものに変えるというのも一つの選択肢です。洗い物をする際は、まとめて洗うようにすることで、水に触れる機会を減らすことができるので、溜めてから一気に洗ったほうが負担が少なくなります。

洗い物を終えた後にしっかり手を洗っていない人は、しっかりと手洗いを行いましょう。刺激の強い洗剤が手についたままだと、手が乾燥しやすくなります。低刺激の石鹸などを使って、洗剤を落とした後にタオルで水分をきっちり吸い取りましょう。

②保湿を行う

手荒れが起きている際は、しっかりと保湿を行って手のケアを行うことで改善することができます。

保湿成分を含んでいるハンドクリームを積極的に塗ることを意識しましょう。仕事などで、手の油分を失いやすい人は、乾燥していることを感じるたびに塗ってもよいでしょう。ハンドクリームを塗る際に、指の隙間や手の甲などを塗り忘れる人も多くいるので、まんべんなく塗ることを意識してください。

さらに、洗い物や入浴を終えた後や、眠りに入る前などもハンドクリームを塗りましょう。寝る前に塗っておけば、他のものに触れることが無いので効果が持続しやすくなります。寝室などが乾燥しないように、加湿器などを使用するとさらに高い効果を得ることができます。

しかし、ハンドクリームが肌質に合わないものを使用していると、それが原因で手が荒れてしまうことがあります。自分の手の症状や進行具合と見比べて適切なハンドクリームを選択しましょう。悩んだ際は、薬剤師に相談するのが一番です。

③食事で改善

体の内側から手荒れの改善がしやすくなる食事を行うことで、治りを早くすることができます。

手荒れに効く食べ物は、皮膚を再生する効果のある「ビタミンE」皮膚の抵抗力を高める「ビタミンA」コラーゲンの生産を手助けする「ビタミンC」健康な皮膚を作るのに必要な「コラーゲン」の4つの成分になります。

  • (ビタミンE)   アーモンド・かぼちゃ・たらこ・マーガリンetc
  • (ビタミンA)   にんじん・しそ・ほうれん草・うなぎetc
  • (ビタミンC)   ピーマン・いちご・ゆず・レモンetc
  • (コラーゲン)    手羽先・エビ・なまこ・牛すじetc

以上が4つの成分を多く含む食品です。これらをバランスよく摂取することを心がけましょう。揚げ物や脂肪分の多い食事は、血行不良を起こしてしまい手荒れが治りにくくなるので控えるようにしましょう。

④新陳代謝を良くする

新陳代謝を良くすることで、ターンオーバーが活発に行われるようになるので、手荒れの改善が早くなります。

手荒れを改善する栄養分などを摂取しても、代謝が悪いと血の流れが悪いために手まで十分な栄養を届けることができないのです。代謝を良くする方法としては、

  • 軽い運動を行う
  • 入浴をする
  • ストレスを溜めない
  • 規則正しい生活を行う

などが挙げられます。生活習慣が悪い人は改善して、程よい運動などを取り入れることで血行が良くなるので、新陳代謝を良くすることができます。

⑤出来るだけお湯をしないようにする

冬場になると冷たい水で手を洗うのは辛くなってしまうので、お湯を使用したくなってしまいます。お湯を使用せずに我慢して水で洗い物をするだけで、大分症状は改善します。

お湯を使用すると短時間での洗い物でもかなり手が乾燥してしまいます。

既に手荒れが発生している場合には手の血行が良くなってしまい、炎症の症状が活発になり、痒みの症状が増します。

出来るだけ冷たくても水で洗い物をしたほうが良いでしょう。

冷やすことで炎症を抑えられますので、痒みも発生しづらくなります。なるべくお湯には触れないようにしていきましょう。

⑥水仕事をなるべく行わない

極力水に触れる機会を減らすことが最重要になります。

皮膚科に行ってもこの項目については必ず注意や指導を受けます。手荒れは飲食店勤務の人や主婦など水仕事が原因となって発生していることがほとんどです。

なかなかこの原因と離れられないためにいつまでも慢性的に症状が改善せずに問題が継続して発生してしまいます。

出来れば症状が完全に治るまでは一旦水から離れた生活をすることが重要です。

軟膏やクリームなどで治療を促しながら、出来るだけ水に触れないようにして症状を治療していきましょう。

⑦良いアイテムを使う

なかなか症状が改善されないという方は、質の良いおすすめハンドクリームや人気化粧水を使用して乾燥対策をしてみるのも手です。

出来るだけ添加物の使用されていない刺激の少ない商品を選んで使用するといいでしょう。



【Tocco】ピュアバリアローション

細胞学からアプローチした化粧水です。レモン20個分のビタミンCが含まれています。クリームとは違い、液体要素が強いので浸透性が高いのが特徴です。クリームと合わせると更に良いでしょう。




美容とリラックス効果の高い2種類の香り!コレールブルーハンドクリーム

特徴として、シアバターと尿素、アロエベラが配合されています。

シアバターは乾燥肌に対して効果的で、エイジングケアに抜群な成分です。尿素は角質層まで効果を及ぼし、潤いを与えてくれます。さらに、タンパク質を分解するんで、古くて固い角質を取り除いて、皮膚を改善してくれます。アロエベラは美白効果や血行促進効果があり、美しい肌を実現できます。

様々な改善法を試しても、なかなか良くならないという方はぜひお試しください。

まとめ

手荒れの原因

  • 水仕事により手への負担がかかっている
  • 仕事などで手の油分が失われている
  • 自律神経が乱れている
  • ケアが十分に行えていない
  • アレルギー反応が起きている

手荒れの改善方法

  • 手への負担を減らす
  • 保湿を行う
  • 食事により体の内側から改善する
  • 新陳代謝を良くする

以上が今回の記事のまとめになります。

手荒れが起きる人は、日常生活や仕事で手の皮脂や油分が失われていることが大きな原因となります。夏場に手荒れが起きなくても、冬場の気温が低い時期になると手荒れが起きるという人は多くいます。そういった時期はしっかりとケアを行って手荒れが発生しないように予防しましょう。

手荒れが起きてしまった場合は、手への負担がかからないようにしながら、食事や保湿により改善していきましょう。

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