夏や、暑いところだとよく汗をかいてしまいますよね。
特に気になるのが、脇汗。
汗のシミが目立つ部分でもありますし、周りの目が気になってしょうがない・・・。
できれば脇汗だけはかきたくない!!
ではいったい何が原因で脇汗が発生するのか、そしてどのようにすれば脇汗の対策ができるのかをご紹介します♪
脇汗をかきやすい原因
脇汗をかく原因を知っておきましょう!
①緊張によるもの
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人は、緊張することで汗をかきやすい体質です。こういった状態でかく汗は、精神性発汗といわれます。緊張することで、体は軽い興奮状態になります。そうなると脳が汗線に対して、汗を出すように促す働きをします。これが脇汗をかく原因の一つとなっています。
②体質によるもの
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汗というのは、本来体温を調整するためにかくものです。
ですので、痩せている人と比べると太っている人は汗をかきやすい体質であるといえます。
普段の体温が高いのと、体が大きい分消費するときのエネルギーが大きくなるため、脇汗をかきやすいのです。
また、太っている人は新陳代謝が悪い可能性があります。
新陳代謝が悪いと、汗をかいた時に匂いがキツくなる可能性があります。
③辛いものを摂取しすぎている
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実は、普段の食事が原因で痩せていても、汗をかきやすい体質になっているという可能性があります。
香辛料を多く含む食事が多い人は要注意です。
唐辛子などが多くはいっているものは、汗腺を刺激してしまい、汗をかきやすい体になるといえます。
④タバコやコーヒーを摂取しすぎている
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実は辛いものだけではなく、タバコとコーヒーを摂取しすぎていると、汗をかきやすい体質になります。
コーヒーには大量のカフェイン、タバコにはニコチンが多く含まれていますよね。
実はこの二つの成分は、中枢神経を刺激する作用があり、脇にある汗腺を活発にします。それにより、脇汗をかきやすい体質になってしまうということです。
⑤病気によるもの
病気が原因で脇汗をかいているという場合もあります。
・バセドゥ病
・先端肥大症
・糖尿病
などの病気にかかっている人は、脇汗をかいてしまいます。
普段は汗をかかないのに、体調の悪化と共に脇汗をかきだした方は、注意が必要です。
臭い汗と臭くない汗の違い
汗には、かいても臭くないものと臭い汗の二種類あります。
その違いをご説明します。
・臭い汗
これはアポクリン腺という汗腺からでる汗が原因です。
アポクリン腺は、脇の下に占める割合がとても多いのです。
アポクリン腺の汗は、でた直後は無臭ですがすぐに菌と結合して臭いを発生させるのです。
・臭くない汗
こちらはエクリン腺という汗腺からでるもので、無臭なのが特徴です。
エクリン腺からでる汗は、成分がほとんど水分で出来ているため悪い臭いが発生しないのです。
スポーツをした後にかく汗は、このエクリン腺からでているので、運動後の汗は臭くならないのです。
脇汗が臭う原因
脇汗をかいても、全く臭いを感じない人ときつい人がいます。
脇汗の臭いがきつくなる原因を紹介します。
①水分が少ない時
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体内の水分が少ない時に、かく汗は臭いがきつくなる原因です。
体内に水分が多い時は、汗の成分も大半は水でできているため、蒸発しやすく悪い臭いを発生させません。
しかし水分が少ないときの汗は、ねっとりしており蒸発しにくいため菌が繁殖して、悪い臭いを発生させるのです。
②疲れている時
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身体が疲れているときも、臭いがきつくなる原因です。疲れているときの体は、乳酸とアンモニアの割合が多くなります。体内で消化しきれずに、汗腺から放出されるため、汗が臭くなってしまうのです。また、汗だけでなく体臭も臭くなってしまいます。
③偏食によるもの
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偏った食事をしている人の脇汗は臭いがきつくなる傾向にあります。特に動物性脂肪を多く含んでいるものや、インスタント食品が多い人は、たんぱく質や脂肪分が多いために悪臭の原因となります。
④お酒の飲み過ぎ
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お酒を飲むと、体内のアルコールの割合が多くなります。
アルコールは体内で、酢酸やアセトアルデヒドという成分に変わります。この成分は臭いを強くする作用があるため、お酒を飲みすぎると脇汗が臭くなってしまいます。さらに、アルコールは水分を奪いますので汗の性質がねっとりし、蒸発しにくいため臭いのある汗に変わってしまいます。
脇汗の改善方法
では、どうすれば脇汗を改善できるのかをご紹介します。
①食事から改善する
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毎日の食事を見直すことで改善することができます。
肉類やインスタント食品を減らすのは、もちろんなんですが、臭いを抑えるものを含む食べ物を摂取しましょう。
臭い抑える成分は
・ビタミンA うなぎ・しそ・にんじん など
・ビタミンC 海苔・ピーマン・ゆず など
・ビタミンE ナッツ・かぼちゃ・はまち など
・βカロチン しそ・パセリ・ほうれん草 など
・ポリフェノール りんご・赤ワイン・生姜 など
以上の5つの成分です。
これにより新陳代謝の働きを良くし、菌の繁殖を防ぐ作用が期待できます。
少しづつ、改善して、汗が出にくくなり、臭いも抑える体質にしましょう。
②日頃から汗をかくようにする
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これはどういうことかと言いますと、適度な運動などで汗をかくことで、汗腺を鍛えることができるのです。
普段汗をかいていないと、汗をかいたときに体内の不純物を一気にだしてしまうため臭いがきつくなる可能性があります。
また日頃、運動することで、新陳代謝も良くなります。
またシャワーだけで済ませず、しっかりお湯につかることも改善の一つといえるでしょう。
入浴することで、適度に汗をかくことができます。
脇にたまった菌もしっかり落とすこともできますので、シャワーばかりの方は入浴するのも一つの改善方法です。特に半身浴は良い汗をかけるので、オススメです!
③リラックスする
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ストレスをためないようにしましょう。ストレスがたまると、汗腺が刺激され活発になります。また、ストレスは新陳代謝を悪くし、アポクリン腺の動きを活発にして臭いのある汗をだしてしまう原因になります。普段のストレスをためないようにすれば、汗をかきにくい体質にすることができます。
④制汗剤を使う
やはり、汗をかいた時に制汗剤を使う方は多いと思います。
様々なものがあると思いますので、それぞれ紹介します。
・スプレータイプ
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使っている方が多いと思われるのが、スプレータイプのもの。
実は汗をかいてる時にスプレーをしても、効果が薄いのです。
汗を拭き取ってから、スプレーをするのがポイントとなってきます。また、夜にシャワーをして清潔な時にスプレーをしておくと、菌が増えるのを防ぐことができます。
・シートタイプ
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いわゆる汗ふきシートです。持ち運びが便利で、使いやすいのが特徴です。
ですが、効果が持つ時間が短いため何度も拭かないといけないのが難点です。
・デオドラントタイプ
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こちら、ディック状のものを直接肌に塗るタイプです。
海外の人はこのタイプを使っている人が多いですね。
こちらは効果が長持ちするので、オススメです。しかし、塗りすぎると汗腺を刺激することになってしまうので、何度も塗るのは避けましょう。
まとめ
脇汗をかく原因
・緊張やストレス
・食生活の乱れ
・病気による可能性
脇汗が臭う原因
・水分が少ない時
・偏食をしている
・お酒の飲み過ぎ
脇汗の改善方法
・臭いを抑える成分のあるもを摂取する
・適度な運動などで汗をかくようにする
・ストレスをためないようにする
以上が今回の記事のまとめになります。
普段の生活が乱れていると、汗をかきやすいですいし、臭い汗をかいてしまいます。
少しづつ改善して、脇汗を改善できるようにしましょう!