たまに見かけるのですが、ほくろから毛が生えていることがあります。これなど、学校に通っている時分では、回りからいじめられたりした経験もあるかと思います。
なぜこのほくろの部分だけから、毛が生えてくるのでしょうか?その回りの皮膚からは、せいぜい産毛ぐらいのものしか生えていません。
また、そのほくろから生えている毛は、かなり太い毛であったり、何本も生えていて、かなり不思議な現象です。今回は、ほくろから毛が生えていることについて、お伝えいたします。
この記事の目次
ほくろになぜ毛が生える?
まずは、ほくろに毛が生える原因を紹介します。
毛が生える原因
ほくろにはなぜ毛が生えるのかというと、結局のところはほくろの部分も皮膚であり皮膚である以上、毛穴があり毛が生えるのも当たり前ではあります。
ただ、なぜほくろに生える毛は濃くなったり、長くなるのかはかなり不思議です。これに関しては、ほくろの部分というのは通常の皮膚よりは細胞が活性化していることが理由です。つまり、この細胞には色素であるメラニンというものが多く含まれており、これをメラニン細胞と呼ぶのですが、それがまさに毛を増殖する作用を及ぼすのです。
この色素がある細胞を色素細胞と呼び、そしてこの色素細胞であるメラニン細胞が他の皮膚より活性化しているので、毛も濃く太いものとなるのです。
意外にも、このほくろから毛が生えている人は結構います。ですが、割と処理せずにそのままにしている人が多いようで、当人は気付いているのか、面倒くさいからそのままにしているのか、あるいはゲンを担いでいるのかは、なんとも言えません。
そもそもほくろとは?
ほくろは正式名称は「母斑細胞母斑」といい、色が黒っぽくなるメラニン色素が表面に現れ、ふくらんでできているものです。このほくろは、生まれながらにしてその場所にあるものや、あとからできるものもあり、その過程においては、どうしてできるかははっきりしていません。
ほくろの元になるメラニンというのは、色素のことでこの細胞が色を出すのです。肌色メラニン細胞、黒色メラニン細胞という具合に人の肌を構成しています。このほくろにある黒色メラニンが黒を発色して、この細胞が活発なために盛り上がってきます。そして毛も生えやすくなるのです。
このほくろは身体中にたくさんあるのですが、ほくろと同じような黒い点のものが出来ていることがあります。
これが「悪性黒色腫」(メラノーマ)という悪性の腫瘍の場合もあります。これは本当に悪性というぐらいなので、注意しないと命に関わるので注意を要します。この悪性黒色腫は細胞の突然変異であり、触ったりするなどの刺激を与えないようがいいと言われています。刺激を与えることで、がん化することが多いとの統計も出ています。
このようなほくろは一見、なんとはなしに身体にあるものですが、個人個人の特徴としての存在でもあり、また、そのほくろで占いに近いことも行っていたり、ある種の言い伝えのようなことや性格などと掛け合わせて見立てたりします。
つまりある種、その人個人の身体を特徴づける、一つ目印と考えてもいいかと思います。いわゆる身体の一部ということになります。
それだけほくろは、何となくできているものの割には、重要性を持っているとも思われます。
ほくろの毛の処理法
ほくろとがんの関連性は、実際にはないといわれています。これはよくがんになると言われているのですが、心配はありません。
ですが、がんとほくろというよりも、そのほくろに刺激を与えることがよくないので、毛はやはり抜かない方がいいといえます。抜くこと自体が刺激になるからです。
このほくろに生えている毛を処理したいなら、切るしかありません。なるべく根に近い部分をはさみでカットするといいかと思います。ただ、またもとの通りに生えてきますので、繰り返すことになると思います。
ただ、必ずがんになるかというと、そうは言い切れません。あくまでも可能性が高いということになるということです。
毛抜きで抜く
ではこの毛を抜くことはどうなのでしょうか。
先にも述べているようにほくろへの刺激はよくないことから、毛抜きで抜くことも、刺激になりますので止めたほうがいいかと思います。毛を抜くことで皮膚に刺激を与え、何度も刺激を与えることが、がん化する可能性があるからです。
毛を切る
処理の仕方としては、一番刺激の少ない方法かと思います。毛は何度も生えてきますが、その処理を面倒くさく思わなければ、おそらくがん化することもないと思います。
よく、無駄毛は切ったり剃ったりすると濃く太くなるようなことが言われていますが、実際にはそのようなことは科学的にもありえないとのです。
ほくろ自体を取り除く方法
ほくろは女性にとって、顔にあると気になるものでもあります。見た目もそうですが、ほくろのある場所や大きさによっては、本当に取り除きたいというような感覚があると思います。
そういう意味では自分の見栄えを損なわせるものと解釈する向きもあります。ではそのように気に入らないほくろは、取り除いてもいいのなのでしょうか?
現在は医学も進歩しており、レーザー処理で取り除くような広告も見かけ、実際に処理をしている方も多いようです。これは表面的にほくろを削るような処理なので問題はないとは思います。そして、そのほくろは取り除いても問題はないと思われます。
ただこれを、占い的な要素での解釈を気にする人はいます。それは、ほくろを取ることで人相が変わるとか、顔のいい場所にあるほくろを取ることで運勢が変わってしまうということです。それらを気にしないのであれば、ほくろを取ってきれいな顔立ちにすることは問題ないと思います。
ほくろ除去クリーム
ほくろをクリームで取り除くもので、海外からの輸入品とのことです。人により、効果が違うみたいなので、きちんと取れるかどうかはなんともいえない部分はあります。確実に除去するなら、レーザーでの処理の方がいいかと思います。
レーザー処理
レーザーでのほくろの除去は皮膚科で行えます。また、美容整形でも行っておりますが、こちらの方が料金がかさみ、治療費は高いようです。ただ、美容整形では技術的に専門性が高いので、うまく処理できると思われます。
このほくろ除去は、その大きさで値段も違います。中には保険も聞くところもありますが、その組織の検査をするため、その分の費用がプラスされます。
しみ、そばかす、ほくろの違いは?
肌は細胞が入れ換わるので、古い細胞が表面に残っています。この肌の細胞が入れ替わることをターンオーバーというのですが、このターンオーバーの際にメラニン色素がはがれずにそのまま残ります。
これがしみやそばかすというものです。ただ、やはり体質もあるようで、人によって全くしみやそばかすがなかったり、あるいはその逆で、残る体質だったります。
外国の肌が白い人は結構しみやそばかすが残ります。正直言って、しみとそばかすの区別は非常につけづらいです。
ただ、砂糖など甘いものを食べる量が多人は、そばかすができやすいといいます。そういう意味では確かに白人のティーンには、そばかすの子が多い気がします。
しみ、そばかすの対処法
やはり女性にとっては、しみやそばかすは全くないほうがいいに決まってます。このしみやそばかすをなくして、きれいな肌を保ちたい気持ちはものすごく強いかと思います。
その方法は、美白効果の高い化粧品を使うことです。現在ではたくさんの種類の化粧品があり、自分にあったものを選んで使用するとしみやそばかすを目立たずにすることができます。そして、目立たなくする方法で、あまりお勧めでない方法は、ケミカルピーリングと称するものです。肌の一番表面の表皮の部分を弱い酸で溶かすことです。
しみそばかすをなくす効果は高いのですが、人の肌はターンオーバーして入れ替わります。ですが、このターンオーバーは回数に限度があるようなのです。ある程度の年になると、ターンオーバーしなくなります。
特に日焼けをすると、しわが深くなったり色が黒いままになってしまうのですが、これがまさしくそうなのです。意図的に肌のターンオーバーをしてしまうと、年齢を増すごとに肌のしわが増えたりしてしまうので、問題になると思います。一時的にきれいになるとは思いますが、これは注意した方がいいと思います。
肌をきれいに保つ
しみそばかすなど、目立たなくする方法の他に、肌の保湿を保つことでしみやそばかすをできにくくすることは可能です。化粧水を充分につけることが重要かと思われます。さらに洗顔も重要でよく洗顔フォームが残るケースがありますが、これは注意します。肌荒れの原因となります。
ほくろにまつわる言われなど
宝毛
中国ではこのほくろに生えている毛は「宝毛」と呼んでいます。つまりそれが生えていることにより運がよくなるとか、運がいいといわれています。ですからその部分は大事にしており、万が一抜けてしまうようなことがあると、気分的にも落ち込むようなことがあると聞きます。
ちなみに中国ではどのような捉え方をしているかというと、「幸せを呼ぶほくろ毛」「金運が上昇するほくろ毛」「食うに困らないほくろ毛」などといわれているようです。
これはある意味福白髪と同じような考え方だと思います。要は珍しいものを貴重でありがたいと考える傾向にあると言えます。
ただ、いくら縁起のいいものといっても目立つところ、特に顔などにあるほくろから毛が生えてしまったら、少しいやな気持ちになるとは思います。
ほくろ占い
ほくろ占いも、ほくろがある場所によって、運がいいとかいわれます。よく言われるのが眉間にあるほくろで、俗に未来を予見できるなどといわれます。
また、唇の上にあると、困ったときに人に助けてもらえるといわれています。他にも手の平にあると、運がよくなる、などはかなり古くから言われています。
抜くとがんになる?
ほくろとがんの関連性は、実際にはないといわれています。これはよくがんになると言われているのですが、心配はありません。
ですが、がんとほくろというよりも、そのほくろに刺激を与えることがよくないので、毛はやはり抜かない方がいいといえます。抜くこと自体が刺激になるからです。
このほくろに生えている毛を処理したいなら、切るしかありません。なるべく根に近い部分をはさみでカットするといいかと思います。ただ、またもとの通りに生えてきますので、繰り返すことになると思います。
ただ、必ずがんになるかというと、そうは言い切れません。あくまでも可能性が高いということになるということです。
悪性のものと通常のほくろの見分け
ほくろと通常のほくろの見分け方を紹介します。
悪性黒色腫
同じ黒い点でも、ほくろと違うもので「悪性黒色腫」はいわゆる、皮膚がんの一種です。主に手の平や足の裏にできるものです。
がんというのは、刺激を受けると活性化する傾向にあるため、この悪性黒色腫も原因の一つに刺激が上げられます。つまり手の平や足の裏はかなりこすれたりぶつけたり、何かに常に触れているような刺激を受ける環境にあります。
また、外傷が治った箇所もかかりやすいと言われ、それも理由の一つといわれています。ちなみにこの悪性黒色腫からは毛は生えません。
いわゆるどこにできるがんでもその原因は現代ならではの環境や食生活が少なからず影響しています。今回の皮膚にできるがんは、原因としては紫外線の影響が強いといわれています。ですから、地球温暖化やオゾン層の破壊などの影響で紫外線が強くなっている傾向にあることから、これからも皮膚がんにかかる人が増えると予測している一部の学者もいます。
基底細胞がん
皮膚がんは日本人には少ないのですが、この皮膚がんは基底細胞がんといって、人の皮膚の最下層にある細胞が悪性化してがんをなります。
見た目は同じ黒っぽい色をしているので、ほくろと勘違いをしやすいといえます。こちらもやはり原因にひとつに紫外線が上げられます。
左右が非対称
悪性のものは形がいびつであり、俗にいう左右非対称の場合が多いようです。つまり均等な形をしていないこと、その黒くなっている部分の回りがぎざぎざしているなどの特徴を現わしています。
もっとも、ほくろと思われるものでも左右対称かというと、必ずしもそうとは言い切れないと思います。それほど人間の体は厳密にできているとは思えないからです。
注意していただきたいのは、そのほくろが成長なりをして、少しづつでも大きくなってきている場合です。通常のほくろは成長しないというように言われています。
色が濃いところ、薄い所がある
よく見ると、色が濃いところもあれば、色の薄くなっている部分があり均等的な色になっていないのも、悪性のものと考えられます。
ただ、濃いところは本当に濃く真っ黒に近い色です。その、回りが色の薄いところになっています。
出血することがある
ただのほくろであれば、出血することはありません。もっとも強くいじって、ほじ繰り返して意識的にほくろを取ろうとしては出血します。
ほくろのようだけれども、自然に出血してしまっている場合があります。これはほくろではなく、悪性黒色腫です。それなり量はたくさん出ていなくても、注意してください。じわりと滲み出るような場合でも、医師の診断を受けることが望ましいと思います。
気づかないうちに出血しているケースも多いので、何気に下着などの付着している血はどこから出て付着したのかをそのままにしておかないで、必ず確認することが望ましいと思います。
20歳以上で新たにできたほくろ
もともと体質的に身体にほくろがたくさんある人には見分けがつきにくいかもしれません。ですが20歳を超えてから新たにできたほくろは要注意です。これは悪性黒色腫の可能性があります。
また、皮膚がんのように悪性腫瘍が、できるのもある程度の歳をとってからが多いようで、皮膚がんは特にほくろよりも色が薄いものもあり、注意が必要です。
これらは、特にそれまで紫外線を多く浴びる環境にいたとか、電磁波を受ける環境にいる場合、その影響で新たにできるほくろは、観察する必要があります。それと合わせて、上記の条件が整っていないかも確認する必要があります。
ほくろと美容の関係
ほくろは特に顔中にたくさんあったり、目立った場所にあると、どうしても隠したくなります。芸能界の人も、デビューした時は顔にほくろがなかったのに、しばらくすると目立った場所にほくろが露出されることがあります。これは、化粧で隠していたということなのですが、気にする人は気にするようです。ほくろというのはそれほどまでに、気になるものではあります。
まとめ
いかがでしたか。ほくろとの毛は悪いものではないので、あまり気にしないほうがいいとは思います。ですが、その処理の仕方により、対処法を考えることは重要だということが解ったと思います。
特に悪性黒色腫であるメラノーマとの区別は厳密の行わないと、たいへんなことになります。これは、なかなか判断も難しいかと思います。
ただ、このほくろに生える毛は見た目があまりにもよくないので、いくら縁起がいいとはいっても、残しておきたくはないものです。おそらく多くの方は、そのように思っているのではないのでしょうか?
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