全身かゆい原因は?皮膚の疾患や病気の可能性について

全身かゆいとはとても耐え難い思いをしているのではありませんか?なんのためにかゆみがあるのか、かゆみとは何か、かゆみについて見ていきましょう。

全身かゆいときにできる応急処置的な対処法があります。簡単にできるので覚えておいてください!

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かゆみとは

かゆみ1

痒み(かゆみ)は、それが起きるとどうしても掻きたくなる反射的な感覚のことです。むずむずとうずくような感じで、無意識のうちにその場所を触っていることがあります。

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かゆみの仕組み

かゆみ2

かゆみの原因となるヒスタミンが、知覚神経を刺激することでかゆみが起こります。かゆみを感じやすい人はこの知覚神経が敏感といえます。

かゆみについてはまだ研究段階で解明されていないことも多いです。

かゆみの意味

皮膚は体全体を覆って、異物の侵入を防いでいます。しかし、皮膚の表面が荒れたり、水分が不足したりするとかゆみの原因となる刺激に対して敏感に反応します。これは、皮膚に異常が発生していること、異物が侵入したこと、または、侵入しやすくなっていることを知らせる役割があると考えられています。

掻いちゃダメ!

かゆみがあると、気づいたら触っていたり、つい掻いてしまいます。しかし、掻けば掻くほど、刺激が刺激を呼んでかゆみが増します。掻きすぎて出血したり、炎症が悪化することを避けるためにも、なるべく触らない、こすらないようにします。かゆいときは優しく押さえるか、かるく冷やすと楽になります。

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かゆみの原因

かゆみ3

かゆみの原因となるヒスタミンを分泌させる刺激とは、どんなものがあるのか見ていきましょう。

皮膚疾患

肌が乾燥しやすく、バリア機能が弱っていると、刺激をとても敏感に感じてしまいます。いわゆる「乾燥肌」です。

アトピー、ダニ、乾燥、汗などに反応します。

食物アレルギー

食べると蕁麻疹を起こしやすい食品があります。

青魚、エビ、カニ、そば、ナッツ類、卵、肉、乳製品、アルコール類などです。

虫刺され

虫に噛まれたり刺されたりすると、赤く腫れてかゆみを感じます。毒の成分にヒスタミンなどが含まれていて炎症をおこします。

蜂、ムカデ、蚊、アブ、毛虫、ガなどです。

ストレス

強いストレスや緊張に長時間さらされると、自律神経が乱れて血流が低下します。

血流が不足すると十分な栄養が肌に送られず、肌のターンオーバーが遅れ、乾燥が進んでしまいます。

温度変化

冷えていた体が急に温まると、広い範囲で強いかゆみを感じることがあります。

お風呂やスポーツや暖房器具などです。

接触

肌に何かが当たっているとそれが刺激となってかゆくなることがあります。「かぶれ」ともいいます。

・植物アレルギー:ウルシ、タンポポ、イチョウなど

・金属アレルギー:アクセサリー、虫歯や矯正の金属など

・化粧品:口紅、染毛剤、日焼け止め、アロマオイルなど

・薬:湿布、ばんそうこう、目薬、防腐剤、消毒薬など

・その他:ゴム手袋、歯みがき粉、シャンプー、洗剤など

病気

内臓の病気もかゆみを引き起こします。共通しているのが免疫力の低下、脱水症状、血行不良などによる皮膚の乾燥です。

糖尿病、肝硬変、腎臓病、甲状腺などです。

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全身かゆい症状がある疾患

かゆみ4

全身にかゆみがでる疾患をご紹介します。

アトピー性皮膚炎

皮膚の炎症に非常に激しいかゆみを伴い、皮膚の乾燥とバリア機能の低下がみられます。乳幼児期に発症する傾向にあり、根気よく治療を続ければ治る事も多いです。

寝ている間も掻いてしまうので、爪を短く清潔にして、掻き壊さないようにします。皮膚を清潔にし、刺激の少ない服を選びましょう。ハウスダストや部屋の湿度にも注意します。

蕁麻疹

突然皮膚が赤く腫れて強いかゆみに襲われます。すぐに治ることもあれば、重症化して内臓にまで広がるケースもあります。ハウスダストや食品アレルギー、体の温度変化などが原因となります。しかし、原因を特定できることは少なく、飲み薬で対処します。

皮脂減少性皮膚炎

冬場のカサカサや、肌が白っぽくなったことはありませんか?腰の周りやひざ下に多くあらわれ、ピリピリとしたかゆみとともに粉を噴いたようになります。

石けんやシャンプーで皮膚のバリアを取りすぎてしまったり、空気の乾燥などが原因となります。洗い過ぎに注意し、ぬるめの湯船やシャワーにしましょう。

体部白癬

足以外にできる水虫のことです。頭、爪、下腹部など湿気がこもりやすいところに感染します。もともと足の水虫を持っている人にあらわれる症状です。体を清潔に保ち、病院に行ってきちんと治療しましょう。水虫については、水虫の治し方を紹介!症状や感染しやすい環境とは?の記事を参考にして下さい。

接触性皮膚炎(かぶれ)

有名なものは金属アレルギーや植物アレルギーで、動物の毛などもかゆみや湿疹の原因になります。病院でパッチテストなどをして原因を突き止め、それに触らないようにします。

あせも

汗が出る穴(汗管)が詰まって皮膚の下に汗が溜まると、ポツポツとした赤い湿疹や、小さな水疱ができます。赤ちゃんや子供によく見られますが、大人でも発症する人が増えています。

汗をかいたらこまめに拭いたり、シャワーを浴びて汗を流します。なるべく汗をかかないようにすることが大切です。あせもについては、あせもの原因と種類について!症状を見極めよう!の記事を参考にして下さい!

皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)

糖尿病、原発性胆汁性肝硬変、慢性腎不全、甲状腺、更年期障害、ストレスなどが原因で、肌に目立った赤みや乾燥がないものの、強いかゆみがあらわれます。内臓の病気が原因といわれています。

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全身かゆいときにすぐできる対策

かゆみ5

全身がかゆい!と思ったらすぐにできる対処法をご紹介します。

冷やす、掻かない

全身かゆい時は、冷やして炎症を鎮静化させましょう。冷たいタオルや保冷剤などで炎症部分を覆って火照りを取ります。どうしても触らないと落ち着かない時は、上から押さえるだけにします。掻かないでください。掻くことで、かゆみがかゆみを呼んでしまいます。

軟膏は広めに塗る

塗り薬はたくさん塗ればいいという訳ではありません。適量を薄く広範囲に伸ばすようにしましょう。かゆみがある場所よりも広めに塗って、塗り残しを防ぎます。

全身かゆいとなると、範囲が広くて塗りムラができやすいです。そんな時は化粧水などで潤いを補うか、お風呂上りに体が乾ききる前に塗りましょう。お薬の伸びがよくなって、肌にかかる負担を減らします。

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全身かゆいときのホームケア

かゆみ6

全身のかゆみには、日頃の準備が欠かせません。

乾燥させない

肌を十分に保湿し、乾燥を防ぐことを最優先しましょう。始めに説明したように、かゆみの原因の多くは、皮膚の乾燥による知覚過敏です。皮膚の水分が蒸発するのを防いで「冬場のカサカサ」対策をしましょう。部屋の加湿は風邪予防にもなります。

食べ物に気をつける

アレルギーの原因となる食品の摂取を控えます。しかし、多品目でアレルギーがある場合や、成長期の子どもが肉魚・乳製品・卵など体のエネルギーになるものを制限すると、栄養が偏りがちになる心配があります。

体が十分に作られず、「骨が細い」「体が弱い」という理由で大人になってからも悩みを抱える人も少なくありません。医師とよく相談、連携しながら体と付き合っていきましょう。

かゆみの原因に近づかない

イチョウ(銀杏)やタンポポなどは触るとかぶれることで有名です。キクやマーガレット、レタスなどキク科の植物は茎を切ると乳白色の汁が出てきます。ここにかぶれる成分が入っていて、レタス農家さんは手荒れしてしまう人が多いそうです。

洗濯物はよくすすぐ

洗剤の合成界面活性剤が服に残っていると、皮膚が弱い人は過敏に反応してしまいます。すすぎ残しがないように、低刺激で泡切れのいい洗剤が最近増えています。柔軟剤やボディーソープにも界面活性剤が使用されているので注意が必要です。

チクチクしない服を着る

洋服の素材を選び、皮膚を刺激しないものを着ましょう。肌に直接触れるインナーは通気性・吸湿性のよい天然繊維のものがいいといわれています。

ストレス

ストレスがつのると、筋肉が緊張してぎゅっと縮みます。すると血行が悪くなり、末端の血流が真っ先に減る、肌が乾燥して荒れる、かゆい!イライラする!というように悪循環にはまってしまいます。

ストレスを解消するにはリラックスが大切です。ヨガやストレッチで体をほぐしたり、お風呂にゆったりとつかる、足湯や半身浴でじんわり汗をかく、アロマオイルで香りを楽しむなど、ほっとできる時間を過ごしましょう。

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まとめ

全身かゆい時の原因と対策をまとめてみました。

かゆみは皮膚のバリアが壊れているサインです。
皮膚が乾燥すると、ちょっとした刺激がかゆみにつながります。
かゆみの原因は乾燥肌、アレルギー、ストレス、温度変化、金属など。
かゆみがある場合は、掻かずに冷やす。
肌を乾燥させないように、部屋の加湿や肌の保水、保湿をする。
原因となる刺激を遠ざける。

全身かゆいとダメだとわかっていても掻きむしってしまうものです。自分の体質やアレルギーの原因をよく知ることと、肌の乾燥を防ぐことが大切です。症状を気にしすぎてストレスにならないように、気分転換やストレス発散も忘れないでください!

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