下剤の飲み過ぎは危険?起きる症状や副作用、下痢の対処法を紹介!

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便秘に悩む方は多いのでは無いでしょうか?日本では476万人の方が便秘で悩み苦しんでいます。便秘になって下剤を飲み過ぎたことはありませんか?

下剤は使用量を間違えたり、服用量を間違えると益々便秘になりますので、下剤の使用の仕方を良く理解して、使用することが大切です。ダイエットなどで若い女性の間でも便秘が増えています。

便秘ぐらいと下剤をあてにして、食生活を軽視していると、カラダがどうにもならなくなり、下剤乱用を続ける事になります。下剤乱用は摂食障害の一つではないでしょうか?

下剤の飲み過ぎでどの様な事になるのか?便秘と下剤について見てみました。

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下剤と便秘

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下剤は便秘の根本の原因を治すものではなく、多く下剤を飲んでいたら思わぬ落とし穴がある事に気が付かないといけません。

下剤の使用方法

頑固な便秘が続くとどうしても使いたくなるのが下剤ですが、下剤は無理やり排泄を促す薬だという事を、頭に入れて服用することが大切です。

下剤は腸を刺激し便を柔らかくしますが、一見乳酸菌と同じような働きのように思われます。しかし下剤には腸を整える働きはありません。

そして下剤を使い続ける事で、腸の働きを悪くしてその為、腸の働きが弱くなることで、腸本来の働きが衰えて機能が弱くなり、便秘が慢性化して重症するケースも出てきます。

下剤は本当につらくて何日も出ない時に、一時的に適量使用することが大切です。

便秘の種類

便秘の種類には大きく分けて、機能性便秘と器質性便秘に分かれます。

便秘の治療方法については自分の便秘の種類を知って、その便秘にあった治療薬が必要ですが、独自判断で行わず、専門家に相談して、良く理解して市販薬にしても、処方薬にしても、使用することが大切です。

機能性便秘

機能性便秘は便秘の総称で、日常の生活習慣や、食生活でおこる便秘です。機能性便秘の最大の特徴は病気に由来するものではなく、大腸の機能低下が直接的な要因と考えられます。

直腸性便秘

直腸性便秘は機能性便秘の一種で、肛門付近で異常が生じて、便が直腸まで運ばれてきているのに、排便力がないためスムーズに排便ができないので、肛門付近の機能障害を取り除かなければなりません。

直腸性便秘は肛門に便が到達していても、機能のセンサーが鈍くなっているため、大脳に便意がスムーズに伝わらなく、直腸に便が停滞し、直腸に便が長く停滞することで、水分が奪われ硬くなり排便が、スムーズにできない悪循環を起こしています。

直腸性便秘は蠕動運動を促す便秘薬を飲むと、下痢をしてしまいます。詳しくは、直腸性便秘の解消方法を知ろう!訓練が必要な場合もある?症状や原因も紹介!を読んでおきましょう。

弛緩性便秘

弛緩性便秘は大腸の筋肉のゆるみから起こる便秘で、もっとも代表的な便秘です。女性や高齢者に多く、腸の便を押し出す力が足りずに起こる便秘です。

詳しくは、弛緩性便秘の原因や症状を知ろう!他の便秘との違いや解消法は?を読んでおきましょう。

中年便秘

中年便秘はその名のごとく、中年以降になると運動をしなくなることが多く、腸の運動も機能低下してきますので、中高年に起こり易い便秘は弛緩性便秘です。

痙攣性便秘

痙攣性便秘は自律神経の乱れから、大腸が異常を起こして、便を押し出す運動が激しく痙攣した状態になる、ストレスから起因される便秘です。

痙攣性便秘の特徴は、強烈な下腹部痛の便秘や下痢の、症状を繰り返す症状が特徴です。詳しくは、痙攣性便秘の原因とは?食事やストレスとの関係についてを読んでおきましょう。

器質性便秘

器質性便秘は長期化すると命に関わることがあり、腸や胃、肛門器官の疾患による便秘です。症状は病気によって異なります。激烈な腹痛、便秘に伴う血便や嘔吐などの症状が出た時は、可及的速やかに、病院での受信が必要です。

器質性便秘には慢性と急性の便秘があります。

便秘及び下剤の飲み過ぎで起こる病気

虚血性大腸炎

虚血性大腸炎は、便秘やいきみなどによって、大腸粘膜が虚血状態となって、大腸粘膜に発赤、浮腫、びらん、潰瘍などができる病気で、以前は50歳以上の高齢者に多く発生していましたが、現在は若い便秘の人が増えてきています。

虚血性大腸炎の原因は動脈硬化と、便秘やいきみなどが原因となります。動脈硬化になると、腸に十分な栄養や酸素を送る事ができず、酸素欠乏となり腸組織の一部が壊死して起こります。

また便秘になると腸が硬い便を、押し出そうと激しく運動するため、大腸内の圧力が高まって、腸管内の血管が細く伸びてしまいます。

その為に血流が減少するため、腸管組織が酸素不足になって、壊死してしまうのです。便秘傾向にある若い女性や、中高年以降の人は、注意が必要です。

大腸がん

大腸がんと便秘について、一番考えないといけない事は、排便の習慣が変わってきたときには、注意が必要です。

例えば毎日出ていた便がこの頃は3日に1日になったとか、排便する前にお腹がこの頃は痛くなるとか、排便の仕方が変わってきたときは、大腸がんの可能性があるかもしれませんので、医療機関を受診するようにしましょう。

便秘と大腸がんはとても密接な関係があります。大腸がんになり易いのは肛門に近い直腸とS字結腸です。

便がそこに長くとどまれば留まるほど、大腸がんになる確率は高くなります。食の欧米化に伴い女性では大腸がんで亡くなる人は、死亡原因の1位で、男性でも3位です。

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下剤の飲み過ぎの副作用と成分

大腸

下剤を飲み過ぎると副作用が出ます。また使い続けることでも副作用がでます。下剤は上でも書きましたが、腸を整える根本的な働きがある訳ではありません。

ですから下剤の飲み過ぎで、下剤なしでは便が出ない「下剤依存症」や腸の刺激からくる腹痛や、吐き気、下痢、食欲不振などの副作用が出る事があります。

下剤の飲み過ぎの副作用で有名なのが

  • 便秘のさらなる悪化
  • 腹痛
  • 動悸や不整脈
  • けいれん
  • むくみ

以上のような副作用が有名ですが、下剤に伴う副作用はこればかりでなく、大腸メラノーシスを起こすこともあります。またカリウムを排泄する可能性があり、全身のだるさ、心臓への負担による不整脈や動悸などの、症状が現われる可能性があります。

アントラキノン系の下剤の副作用

アントラキノン系の下剤の飲み過ぎで、大腸メラノーシスまたは大腸黒皮症という、大腸の粘膜が黒くなる症状を起こしたりします。

この大腸メラノーシスが発症すると、大腸の壁が厚くなって神経機能が悪化することで、便秘状態がより酷くなって下剤の服用なしでは、便が出ない状態になり、下剤が手放せなくなります。このため大腸がんへのリスクも無いとはいえないのです。

下剤の成分

下剤には色々な種類があります。大きく分けると「刺激性下剤」と「機械性下剤」に分けられ特徴としては下記のような特徴があります。

刺激性下剤の成分

腸に刺激を与えて、無理やりぜんどう運動を起こさせる下剤ですが、大腸と小腸を刺激する2つの種類があります。大体大腸刺激性下剤が多いです。その成分には以下の成分があります。

ジフェニエルメタン系

利き目がアントラキノン系の下剤に比べると、穏やかに効いて副作用などの腹痛なども軽いです。同じ系統のピコスルファートナトリウムやビサコジルという成分も同じ系統で、注意しなければいけないのは、胃腸の疾患がある方などは、まれに腸閉塞や虚血性大腸炎などの症状が出ることがあります。

アントラキノン系

とても強い効き目の成分で、何日も出ない酷い便秘症状にはとても良く効きますが、その分飲み過ぎると大腸メラノーシスを引き起こしたりします。

また便秘を重症化させる可能性もあり、漢方薬や生薬系の腸に優しそうなイメージのセンナ・大黄・カスカラ・アロエなどもこのアントラキノン系の下剤ですので注意が必要です。

また子宮の収縮を誘発する作用がある為、妊娠中の使用は絶対やめた方が良いです。

市販薬品のコーラックの便秘薬も効果は抜群ですが、やはり使い続ける事で、副作用がでてきます。便秘を元から改善できないという気持ちで、服用量など間違えないで、使用することが大切です。

またここで気を付けなければならない事は、漢方薬や生薬系の薬は、いかにも腸に優しそうなイメージで、腸にやさしい言葉で広告されていますが、アントラキノン系の下剤は腸の壁を厚くして、神経細胞を減少させ神経機能を悪化させるために、長期の使用は絶対にしてはいけない事です。

機械性下剤

この機械性下剤は排便をスムーズにさせるため、便の水分を増やしたり、便を柔らかくします。機能性下剤には4種類の下剤があります。

湿潤性下剤

湿潤性下剤は効き目自体が弱く、アントラキノン系下剤と併用して使われることが多く、これも便を柔らかくしますが、便を柔らかくするのに界面活性剤の、作用が取り入れられています。

膨張性下剤

膨張性下剤は便のかさを増やすため、水と共に服用しますので水分を、吸収しながら腸の中で膨張します。便のかさが膨張して増えるために、大腸が刺激されることで排便が促され排泄される仕組みです。

塩類下剤

塩類下剤の代表格はマグネシウム系の便秘薬です。便を柔らかくするため、浸透圧の高い物質を腸内に入れ便に水分を含ませます。

ただし腎臓や心臓の疾患のある方が使用すると、危険性のある高マグネシウム血症や、心不全を起こす危険性が伴いますので、使用を避けなければいけません。

酸化マグネシウム系便秘薬

酸化マグネシウム系便秘薬は、古くから医療現場で使われていて、腸がなれることなく安心できる便秘薬です。この薬は便の水分量を増やして、排泄しやすくする薬ですが、腸が動く働きをする薬ではありません。

ですので腸が良く動く環境を作らなければなりません。その為には腸内フローラを増やすことが重要で、腸管が酸性に傾き善玉菌を増やすためには、乳酸菌を取り入れながら、酸化マグネシウム系便秘薬を使っていくと、自然な排便に繋がります。

乳酸菌サプリなどを利用すると、自然な排便が期待できますので、酸化マグネシウム系便秘薬と併用して使われると良いです。

糖類下剤

糖類下剤には人工的に作られた糖類や麦芽糖が使われて、腸内の浸透圧により水分を増やして便を柔らかくする下剤です。

その他下剤に準ずるもの

坐薬・浣腸

坐薬は直接腸を刺激するので、内服薬よりも早く効きます。肛門から薬を侵入させます。医療用の便秘処方薬は「飲むタイプ」「肛門から入れる坐薬タイプ」「浣腸タイプ」の3つがあります。

弛緩剤

弛緩剤は腸にぜん動運動を起こさせて、排便を促す効果がありますが、内臓への負担も大きく、副作用もでてきます。

弛緩剤は整腸剤との分け方をされています。また弛緩性便秘に弛緩剤を飲むと、ぜんどう運動が一層促進するため、便秘を悪化させる可能性があります。

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下剤の飲み過ぎの症状

盲腸

下剤の飲み過ぎで、腸の中の水分だけでなく、必要な水分まで排泄されるため、脱水症状などが起こる事があります。下剤は栄養などの必要なものまで、体外に排出してしまいます。また下剤には常習性があります。

ですから下剤の飲み過ぎで、毎日が脱水症状の状態になっているので、吐き気やめまい、慢性的な倦怠感の症状が現われる可能性があります。

そして必須栄養素のミネラルも体外に排泄されるので、ミネラル不足が起こり不足することで、骨粗鬆症や、低血圧や不整脈などを引き起こす可能性があります。

下痢・吐き気・腹痛

即効性のある下剤内服薬は、刺激性が強いため飲んですぐ、腹痛、下痢、吐き気などの症状が出てきます。

即効性があるという事は、副作用も強いという事です。

脱水症状

腸内に過度の水分を集めて排泄する下剤は、体内の電解質のバランスを崩して、マグネシウム、カリウム、カルシウム、亜鉛といった身体に必要な栄養素まで、大量に排出するおそれがあり、脱水症状を引き起こしたり、最悪死に至る事もあります。

全身のだるさ・低血圧や動悸

心臓がドキドキしたり、記憶障害や全身がだるく感じる低血圧など、症状が起きやすいのはビタミン欠乏症によるものです。

貧血

下剤は体から鉄分までも排出させます。

赤血球が不足することで、貧血状態になり、酸素が身体の隅々まで行き渡らくなります。

便秘の悪化

下剤を飲み過ぎると、慢性便秘をさらに悪化させ、自分の力で便意を起こさせることができなくなり、下剤が手放せなくなって、益々便秘が酷くなります。

下剤依存症

自分の体に合った下剤が見つかると、そればかり使うようになって、だんだん効かなくなると量を増やすようになります。

その為に下剤がないと生活できなくなり、下剤依存症になってしまいます。

大腸機能低下

刺激性下剤の内でも強い副作用が出るのは、アントラキノン系の下剤で、大腸メラノーシスを起こさせて、大腸がんを引き起こしやすくなり、下剤を大量に飲み続ける事は、他の病気を誘発しますので、とても危険です。

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下剤を飲み過ぎないための便秘解消法

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便秘解消には、便秘の種類をよく理解して、それにあった下剤を使うことも、たまには良いですが、便秘体質を改善するためには、腸内環境を整える事が、便秘解消には必要です。

腸内フローラを整えるためには、乳酸菌サプリや、便秘サプリなどを利用すると良いでしょう。またオリゴ糖のように大腸でビフィズス菌などの、善玉菌の腸内細菌の餌となって、腸内を整えてくれるものなどを摂取することで、便秘を根本から解消することが大切です。

下剤に頼りすぎて、最初は即効性があっても、下剤は便秘の根本を治すものではありません。このようなオリゴ糖や乳酸菌サプリなどを取り入れて、自然排便できるように便秘対策を日ごろから注意してやることが大切です。

乳酸革命のサプリが好評で、効果も高いようです。乳酸菌やオリゴ糖などは即効性は余りないかも知れませんが、習慣性がついて飲み続ける事で、腸内フローラの善玉菌を増やすことになります。

乳酸菌やオリゴ糖は常習性が備わると便秘解消してくれますが、下剤は常習性がそなわると、病気に繋がります。

自力排便できるように、下剤の飲み過ぎて体を壊さないよう、日ごろから食生活に気を付ける事が必要です。

便秘解消の食事

便秘を解消するには2種類の食物繊維をバランスよく摂る事が大切です。便秘解消に一番にあげられるのが食物繊維です。

水溶性食物繊維

果物や海藻類に入っている、水に溶ける食物繊維で、便を出やすくする腸でゲル状の柔らかい便を作ります。

不溶性食物繊維

穀物や、根野菜、豆類などに含まれる食物繊維です。水に溶けず水分を吸収して、ふやかして腸内を刺激してぜん動運動を起こさせます。

便秘の予防をするにはこの2つの食物繊維をバランスよく摂る事が大切です。便秘に効果のある食べ物は、バナナ、プルーン、りんご、乳酸菌・発酵食品、オリーブオイルなどが便秘に効果的な食べ物です。

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まとめ

果物

如何でしたでしょうか?下剤を飲み過ぎると、副作用が強く出ることがあります。そして下剤に頼って生活していると、下剤依存症にもなってしまいます。

便秘を解消するには、腸内環境を整える事が大切です。トイレに入って今まで力んで出していたのが、食物繊維の多い食べ物を食べたり、乳酸菌のサプリメントや食べ物を食べたり、オリゴ糖や乳酸革命、漬物などを上手に使った食べ物を食べる事で、便秘は解消されていきます。

薬はあくまでもその時を解決しても、根本治療にはなりません。私たちの体は食べ物と密接な関係がありますので、無理なダイエットをしてカラダを壊すことの無いようにしたいですね。

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