女性として生まれたら、バストの悩みを持たない人はいないようです。特に授乳が終わって赤ちゃんが卒乳を迎える女性にとっては「垂れた胸」になることが心配なことが多いものですね。
胸は女性らしさを象徴する身体の一部ですので、いつまでも綺麗な胸でいられるようにバストアップの工夫をしていきましょう。今日はバストの悩みも一緒に解決していきながら下着の付け方についてもお話していきますね。
垂れた胸の原因
女性のバストは、大人に成長する過程で柔らかく膨らんでいきます。そして、妊娠という人生での大きなイベントを終えると上向きだったバストトップは下がってしまい、貧乳にみえるほどハリのないバストになってしまうこともあります。
思わず20代前半のころの上向きできゅっと上がったバストやヒップを取り戻せたらと悔しい思いをしている人がいるかもしれませんね。実は、バストの下垂というのは、授乳だけではなく「加齢」によっても起きてくるものなのです。下垂する理由は、1つではないのですね。
加齢とバストの関係
バストと加齢については、女性ホルモンの分泌の量が影響してくると言われています。女性は、思春期から女性ホルモンの分泌量が活発になり、身体がふんわり丸くなっていき、生理が来たり、卵巣では毎月一回の排卵が起こるようになっていくのです。
女性ホルモンは、一生分泌されるわけではありません。加齢や、出産等によって分泌量は減少することもあるのです。特にエストロゲンは、思春期~急激な増加をしていきますが、30代後半からは減少していくのです。そして閉経とともに急激に分泌が低下するため、いろんな症状が出てしまうという身体のトラブルの原因になっているのですね。
授乳と下垂
女性ホルモンとは関係なく、授乳が終わっても胸は下垂してしまうことがあります。短期間のうちに体内で起こる生命の不思議ともいえる出産ですから、それに伴うホルモンバランスの変化によるものです。
女性の体の調子は、女性ホルモンに支えられているといっても過言ではないくらい影響を受けやすいのです。
加齢での下垂の特徴
その他には加齢によるもの、つまり、年齢に深い関係があるとされています。若い世代なら、形を整えるだけで元に戻すことも早期なら可能なのですが30代から崩れ始めるバストラインは、40代を過ぎるとバストは広い範囲に流れてしまいます。
そうなると本当は大きいバストをしていても、バストが背中や両腋に流れていくことで貧乳と間違えられるような全体的な下垂をしてしまいます。
女性の脂肪は「遊離脂肪」とも言われていて、お手入れをきちんとしていないと胸から腋や背中に移動するのです。下垂してしまうと、バストサイズにも変化が出てしまいます。
バストの位置とハリ
綺麗なバストを取り戻そうとすると、長期戦になると考えた方がいいです。特に産後のバストトラブルの場合には、即効性は期待できないと考えて気長に頑張って行きましょう。下記には、年齢ごとのバストの悩みの変化についてあげていますので参考にしてください。
- 10代のころ ➡ しっかりと張っていて成長していた
- 20代後半のころ ➡ このころになるとバストの上部あたりからハリが失われ始める
- 30代中頃 ➡ バスト全体が下がってハリを失い萎んだ(しぼんだ)ようになる
- 40代~ ➡ ほとんどの女性の悩みが「バストの垂れ&ハリのなさ」に集約される
どうですか?段階を経て同じような悩みを持っているのが、自分だけではないと分かると少しは気持ちが楽になりますね。次に、改善方法を考えていきましょう。
クーパー靭帯と下垂
クーパー靭帯とは、複数のコラーゲン繊維の束が網目状に張り巡らされていて、ネットのように乳腺などを包んで支えているものです。この繊維は、一度傷ついたり伸びきってしまうと残念ながら、元には戻らない繊維です。
このクーパー靭帯は、下着の付け方が間違っていたり、逆に下着を付けずにいたりするとバストの中でクーパー靭帯が伸びきってしまい支え切れなくなるために、バストは下垂するのですね。つまり、下垂を防ぐのは、クーパー靭帯に負荷を掛けないような正しい下着の付け方や選び方といえそうです。
詳しくは、クーパー靭帯とは?切れる原因や予防方法を知ろう!を読んでおきましょう。
下垂の予防法
下着にはそれぞれの役割や機能がちゃんとあるのですが、理解して付けている人が少ないのも現状です。それぞれのブラジャーの役割と機能を上手く使って下垂を予防する方法も実践していきたいですね。
バストのサイズアップをするために
そもそも、バストはどうして垂れてしまうのでしょうか?では、バストアップをする前に、女性の胸について少しお話をしましょう。女性のバストは、乳腺とクーパー靭帯、乳腺葉、そして脂肪の4種類で構成されています。
- 乳腺 ➡ 母乳の通り道になる腺
- クーパー靭帯 ➡ バストを持ち上げて支える組織
- 脂肪 ➡ 女性らしいバストの丸み
- 乳腺葉 ➡ 母乳を作るところ
女性の胸は、このような重要な役割があります。それぞれの機能を持たせた下着の選び方も見ていきましょう。
バストケアとブラの選び方
正しい下着を選ぶには、正しいサイズの測り方をする必要があります。ブラジャーが自分の体に合っていないと、かえって胸が垂れる原因を起こしたり、左右のバランスが悪くなってしまいます。
- サイズが合っているもの ➡ サイズは日々変化している
- 用途ごとに付けるブラを選ぶ ➡ 全部同じブラで行動すると下垂してしまう可能性が大
- 素材を選ぶ汗を吸収できるもの ➡ 用途によるが汗で蒸れるのは良くない
- 締め付けすぎずにホールド感があるものを選ぶ ➡ キツイと血流に良くないですがホールド感がないと支えることができない
では、勘違いしていた人や知らなかった人もいると思いますので、用途ごとの機能性ブラを見ていきましょう。
一般的なブラを付ける方法
- ブラのワイヤー部分とバストの一番下の部分(バージスライン)を合わせる
- 右のバストは左手で、左のバストは右手で、すくうように入れる
- 前かがみ気味のままバストをカップに納めていく(このときにストラップは仮に肩にかけておく)
- 後でホックをしたら形を整えるように両腋や下にある流れたバストを中に納める
- まっすぐに立ってみてバストとブラがズレていないか背中まで、鏡で確認しながら整える
下着を付けている最中には、少し下着を浮かせたりしながら持ち上げて、出来るだけカップにきれいに収まるように丁寧に入れていきます。ストラップを最終的に調整するのは着用のあとにしましょう。
ポイントは、下着を付けたときだけでなく、お手洗いに行った時などは毎回ブラをきちんと整えなおすことです。するとカップに収まった状態が維持されやすいため、1カップ程度大きくなる効果も出ることがあります。
パッドはどうする?
下着を購入した時に、ブラに入っているパッドはどうしていますか?あのパッドをそのまま使用する人もいますが、パッドで盛ろうとしてそのまま使うと乳輪周のあたりまでバストが上に出てきてしまいますね。パッドの本当の使い方ってなかなか知らない人が多いような気がします。
- ブラからパッドを外して付けてみる
- 乳房には左右差があるので小さい方にパッドを付ける(ボリュームの足りない方にパッドを使用するとバランスが取れる)
- 乳がんの治療のように何らかの理由で左右差が大きい人はパッドを片方に2個とも入れることがあります。
- 購入時にカップに入っていたパッドは基本的には外して使用する
授乳ブラ
出産してから使用するブラに「授乳ブラ」があります。これは、母乳を与える人にとっては、すぐに乳房を出すことが出来るために便利な下着です。しかし、粉ミルクを使う人や生後5か月を過ぎて離乳食が順調な場合には出来るだけ普通の下着に変えると断乳してからもバスト自体の形を大きく崩さずにすみます。
授乳ブラは、すぐに母乳を与えることが出来る代わりに、緩めに出来ています。そのため重くなった左右の乳房をクーパー靭帯を支えることが出来ないため、バストの形が崩れやすいというところが「美バスト」を目指している人にとってはデメリットとなります。
育乳ブラ
最近、若い世代にも人気の育乳ブラですが、年齢の高い人には補正下着といった呼び方だと分かりやすいかもしれませんね。この育乳ブラは、カップにきちんとバストを入れると即上向きバストを実現してくれるので、おしゃれをしたい時にもセンス良く着こなすことができます。
丁寧に育乳ブラを付けることが、毎日出来たらカップに固定されていくため、2カップは上がるということで人気が高いようです。Aカップの人が2カップあがるとCカップになるなんて嬉しいですね。妊娠した人と同じような感じです。
ポイントは、背中や腋に流れてしまう脂肪やお肉を逃さずに、カップにきちんと納めることです。
ナイトブラ
このナイトブラを付けていない人が意外と多いことに「残念だな」と思ってしまいます。バストは、大人になっても睡眠して2時間程度のころによく出てくる成長ホルモンを利用してバストの肌も艶やかにしていきましょう。肌細胞と同様にバストにも必要な睡眠時間に、ナイトブラで守って安眠を目指して下さいね。美しい胸を作るためにも、今日からノーブラは卒業しましょう。
ポイント
- ノンワイヤーを必ず選ぶこと
- 立体的な裁断、立体構造になっているものを選ぶ
- しっかりサポートすることで垂れることを防いでくれるものを選ぶ
ナイトブラの場合には、寝がえりを打った時に、バストが左右や後ろに流れてしまう脂肪もしっかりと包んでくれる力が欲しいですね。
また、クーパー靭帯の周囲にある筋肉を鍛えていくことで、クーパー靭帯の負担を減らしてあげると胸の下垂れだけでなく、日本人によくある離れ乳を予防したり、頑張れば戻せることが可能な場合もあるのです。
スポーツブラ
学生のころからスポーツをする時の下着は、普通の下着をしていた人は多いのですね。実は、スポーツによって動きが違うので、自分の身体の動きに合わせてブラを付けることが重要なのです。
理由としては、「胸が揺れる」ということが、バストが垂れてしまう原因の一つとして考えられます。揺れることによって、クーパー靭帯が切れたり、傷んで伸びてしまうのですね。これでは胸を支えきれずに垂れてしまい、元に戻せなくなります。
そこで胸の揺れを少なくするスポーツ専用のブラが必要となるのです。
下着を購入する際に気を付けること
必ずフィッティングをしましょう。数字を見ただけでは、自分の胸の形に合っているか分かりません。下着の付け方や選び方を間違ったままにしていると大切な胸は下垂してしまいます。
あとはデザインによっても、メーカーによっても、全くサイズが変わっていることが多いのです。付けてみると、「この商品は、このサイズが良いけど、あの商品はこのサイズだね」っていうように必ず変化があることを覚えておきましょう。
サイズ交換やお問い合わせをする時には、必ずレシートや商品番号の分かるものを用意しておきましょうね
バストケアについて
バストアップ方法は、主に下記の5つに分かれます。
- 食品 ➡ サプリメントなどを使用する
- 運動をする ➡ 筋肉を鍛える
- バストマッサージをする ➡ クリームを使ったりして丁寧にマッサージをする
- 生活習慣を整える ➡ 姿勢や食生活、睡眠に至るまで見直す
- 外科的治療をする ➡ どうしても納得いかない場合には手術を選択する
体全体を動かすということはストレス発散にもなります。育児疲れや、仕事疲れ、身体を動かすだけでスッキリとすることも多いです。汗をかくことは全身に良い効果をもたらせてくれるのですね。自分に合った方法を選んで挑戦してみてください。
1.食品(プエラリア)
プエラリアには女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲンが多く含まれています。その他にも名前の由来であるプエラリンという成分が多く含まれているのですが「美乳効果がある」とされている成分であることや、女性ホルモンを補うことが出来ることから「女性らしさを保つ」のに効果が大きいと言われています。
- エストロゲンの含有量が大豆の約40倍もある
- 大豆には含まれていないプエラリンが多く含まれている
そして次のような効果があるとされています。ちなみに、プエラリアは女性ホルモンが増える時間帯(就寝前や夕食後など)に服用すると効果が高まりやすいようです。
- 肌荒れ
- 生理不順
- 更年期障害の緩和
- バストアップ(バストアップ成分含有)
たくさんのイソフラボンを持ち、女性にとっては嬉しい効果を持つことから美容に意識が高い女性にも愛用されているのです。中には粗悪品もあるので、プエラリアなどのサプリメントを使う場合には、メーカーや成分を確認しましょう。
プエラリアのデメリット&注意
プエラリアの効果を必要以上に求めてしまって「過剰摂取」してしまったり、体質に合わない場合には副作用が出る場合があります。そして、効果というのは体系であったり、体格や体質であったりします。そのため効果が出る前に、過剰摂取をすると危険なこともあります。
女性モルモンに対する影響として現れるのが「プエラリアの副作用」だからです。もし判断を間違えると大変なことが起こる可能性もあるので、もしそういうことがあったら「プエラリアを服用した」ことを伝えて診察を受けるようにしましょう。
食品として口に入れるものですので、ママの体内を通って赤ちゃんが口にしないように卒乳が出来てからの使用が安心ですね。どうしても、いま使用したいのなら授乳が終わってからということを覚えておきましょう。
2.運動
体を動かすことで身体全体を引き締めていくと、バストが小さく見えることが少なくなります。また、胸を支えている大胸筋を鍛えることで、バストがサイズアップしてくるのです。ハリをもたらすためにも、ストレス発散して生活習慣病の改善のためにも運動をすることは、とても良いことですね。
筋トレ方法(筋トレメニュー)
バストアップするための筋トレの場合には下記の筋トレ法があります。大胸筋と肩甲骨周辺を重視しています。肩甲骨を意識すると肩こりも軽減したり、ダイエットに良い効果を出すことも可能になります。
また、筋肉を鍛えると聞くとムキムキをイメージする人がいますが、ここではバストを美しくするための必要なメニューですので全身がムキムキになるわけではないので安心してくださいね。では、それぞれのバストアップ筋トレ方法です。
プッシュアップ
腕立て伏せのことですね。腕立て伏せは、二の腕だけでなく腕の置き方でいろんな角度から大胸筋を鍛えることが出来るのです。
- 膝を立てる
- 腕を前後に置く
- 肩幅くらいに腕を広げる
同じ腕立て伏せでも足や腕の位置を変えるだけで、こんなにいろんな角度から鍛えれる方法があるのです。筋肉は、同じ方向からの動きだと慣れてしまいます。動きを変えて刺激を与えた方が筋肉が怠けないのです。これなら効率が良いので、早期に結果を出していきたい人も嬉しいですね。
チェストサンド
胸の前で両手を力いっぱい押し合います。これは、入浴中にも出来るので、血行も良くなっておすすめです。イメージとして手のひらの間に一冊の本を落とさないように挟んでいるような感じを思い描くと良いです。
バストアップ以外の目的としては「垂れた胸をツンと上向きにする」効果があるらしいので、ぜひ試してみてくださいね。
ダンベル
女性は重いものを無理して持つような運動はしないので安心してくださいね。まず、上を向いて(仰向けになる)胸を張って、胸の横でダンベルを持ちましょう。
- 息を吐きながらダンベルを胸の上へ押し上げる
- 息を吸いながらダンベルをゆっくりと下す
ここでのポイント!
- 押し上げる時も、下すときにも、肘をしっかりと伸ばしきるようにすること
- 呼吸を意識してゆっくりと行う
- 自宅もジムでも「やりすぎない」ように気を付ける
- 張力が発生してくるまで根気よくする
- 張力が現れると「垂れ」や日本人特有の「離れ乳」を予防または改善するので毎日行う
- 形のきれいな胸を作ることにも繋がる(美乳効果が出る)
- 大胸筋を刺激することでバストアップにも効果あり
これらは「動かす筋肉を意識する」ことが重要です。そのことによって、効果が表れやすくなることを実感できるでしょう。
3.バストマッサージ
乳房をマッサージすることは「直接肌を触れる」ことになるので、摩擦で肌を傷めないように必ずマッサージクリームやジェルを使用するようにしましょう。(※なければ市販の石鹸やボディーソープでも大丈夫です)
- 腋の下から乳房の上に向かって小さな円を描くようにして、ゆっくりとマッサージをする(リンパから乳房の中心に向かうイメージで3回繰り返し)
- バストの底辺になるアンダーバストをゆっくりと持ち上げる(バストの下~行う)
- 腋の下に両手を置いてアンダーバストを身体の中心に向かってゆっくりと持ち上げる(バストの横~ゆっくり3回行います)
- 右腋の下に左手をいれたら背中の肉をバストに寄せ集めるイメージで斜め上へとゆっくりマッサージする(3回繰り返す。右の次は左も同様にする)
産後の胸の形のキープをするときのポイントは、「効果が出るまでには長い時間がかかる」ということを理解しておくことが大切です。
その他には「ツボ刺激」などの民間療法もあります。体操関連では有名な「おっぱい体操」もあり、たくさんの女性の悩みを解決しようと努力していることが伺えますね。
4.生活習慣と姿勢
難しいことは苦手とか、どうしても集中する時間がないなど、人によっては「バストのための時間」を取ることが出来ない人もいます。そんな時には、「生活習慣の見直し」と「姿勢を改善する」方法が良いでしょう。
生活習慣については、「毎日が身体を作っている」ということを意識しましょう。例えば食生活なら具体的には下記の通りになります。
- 食生活においては「冷たいもの」を摂りすぎない(体を冷やさない)
- 胸腺の発達を司る女性ホルモンの分泌を促す食品を摂る
- 女性ホルモンによく似た作用を促す食品を摂る(大豆食品、卵、ナッツなど)
姿勢のチェック方法
また姿勢については、正しい姿勢をすると内臓の位置が変わったり、背中の脂肪が減少したりするため、ダイエットとともに女性の美容に関しても、みんなの健康に関しても改善すると良いことがたくさんなのです。
チェック法
- 壁から30㎝程度前に立つ
- そのまま後ろに移動して壁に身体をくっつける
- 壁に背を向けて立つ
- 壁と腰の間に手のひらを入れてみる
結果は下記の通りです。あくまでも可能性ですが出来れば手のひらが1つ分ちょうど入るくらいの正しい姿勢を目指していきましょう。
- 片手の手のひらが入らない ➡ 背中が平背の可能性(背骨のS字カーブがない)
- 片手の手のひらが入らない+壁につかない ➡ 猫背の可能性(肺やバストが押しつぶされている)
- 手のひらが2枚も入る ➡ 反り腰(反りすぎているので腰を痛める危険がある)
- 片手の手のひらが入る(1つ分) ➡ 正しい姿勢をしている
先日もこのチェックをテレビでもしていたので関心を持った人がいると思いますが、これを機に姿勢を改善して本当の美しさを手にすることも良いですね。
ダイエットと脂肪
姿勢はダイエットにも通じるものがあるのです。正しい立ち方をする、背筋を伸ばして座るといったことを実践するだけでも「体幹」が鍛えられてくるので「脂肪を燃焼しやすい」状態に持って行けるのです。
バストアップだけでなく、バストに気を配った方法とは身体全身にも良い効果を与えることが良く分かりますね。ダイエットにも効果があるということは生活習慣病といった現代の病気も防げることに繋がるのです。
女性の脂肪
脂肪は動くので、正しい位置に持って行くことが分かりましたね。バストにも普段の肌のお手入れのように、手を掛けてあげましょう。特に、胸にはリンパ節や大きな筋肉がたくさん集まっています。
マッサージをすると血流がよくなり、リンパ液が流れやすく老廃物や脂肪を排出することが出来るので、全身が美肌になったり、むくみが取れてお顔周りがスッキリするといった嬉しい効果を期待することが出来ます。
妊娠前から気を付けること
出産をすると始まる授乳ですが、どうしても母乳の出に差が出てしまうことが多いのです。すると母乳の出が良い方はどんどん豊かになる反面、出が悪い方はどんどん小さくなってしまいます。しかも、大きくなった乳房は垂れやすくなっています。
卒乳を迎えるまでは、バランスよく乳房を形作るためにも、マッサージをやりすぎないようにしてください。母乳がでやすいようなマッサージ程度にしておいてくださいね。
当たり前が一番すごい
妊娠前から気を付けておくことは、自分の体に合った下着を付けておく、姿勢を正しく保つ、リンパの流れを良くしておくなど、全身に良いことを継続しておくことです。
当たり前の生活の中でも出来ることが、他にもあるので組み合わせてバストアップ法に挑戦してみることも良いですね。下着とエクササイズの両方を少しづつでも取り入れることで、バストアップ効果も高くなることが予想されます。
どうしても悩むときには手術
何をしてもダメだった、どうしても垂れているバストを何とかしたいという人は、外科的な手術をすることになると思います。
確実にバストアップ出来る方法というと「手術」を選択することですね。人気がある手術法で下垂乳房形成という術式を選ぶのも一つの方法です。
下垂乳房形成(垂れ乳修正)
年齢や肥満などで下垂した(大きく広がったような場合も含む)バストでは、過剰な乳房組織つまり、脂肪、皮膚、乳腺組織を取り除いて整えると小さくてバランスの良いバストに形成することが可能だという手術です。
この手術の特徴と同時に出来ること
- 乳輪縮小を行うことも可能(乳輪が大きくて悩んでいる人も多い)
- 授乳のために大きくなってしまった乳頭を小さくすることも可能
- バストの大きさを変えずにたるみだけを取り除くことでバストアップを図る
- 下垂したバストの形と乳頭の位置を上向きにするのが可能
- ハリを持たせたい場合には「豊胸術」も組み合わせることが可能
この手術で心から安心できるのなら家族も協力してくれるかもしれませんが、価格が下垂乳房形成だけで100万円前後掛かります。他の術式を組み合わせると更に金額が大きくなります。家族との相談をしっかりとしてくださいね。
また、手術の希望者はいろんな理由を出すようですが、手術なのでどうしても「リスク」はつきものという観点からも、医師の説明を聞いて十分に話し合うことは重要です。
まとめ
では、今日を振り返ってみましょう。
- 垂れた胸を改善する方法は「筋トレ」「下着」「手術」があるが身体にも家計にも負担を掛けないように話し合うことが重要
- 毎日の生活を正していくだけでも改善することに繋がり健康にも反映してくる
- 垂れた胸は大胸筋を鍛えることでリンパ液や血行が良くなり改善することがある
- 授乳をしたことでの女性ホルモンの分泌が大きく変化することが下垂の原因の一つとなる
- 下垂を改善する方法は結果的に生活習慣病を予防する働きがある
今日は、女性の誰もが悩んだことがある胸の垂れについてでした。一つひつつを挑戦していくと体力も維持できて、病気を防げると分かったのでさっそく今日から始めてみたいと思いました。
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・胸が小さい原因はなに?改善する方法を知ろう!男性からはどういう風に思われてる?
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