胸を小さくする方法はある?運動や食べ物を紹介!

胸に関する悩みは、女性にとって永遠に尽きることのない悩みかもしれません。胸が小さい、大きすぎる、左右の大きさが違う、形が綺麗じゃない、体型とのバランスが悪い・・・などなど、様々な悩みがあります。

胸に関する悩みの中で、周りの人にあまり理解してもらえないのが「胸を小さくしたい」という悩みかもしれません。他の人に相談しても「羨ましい」とか「贅沢な悩みだよ」などと言われてしまって、解決するどころか理解さえしてもらえないこともあります。

一度大きくなってしまった胸を小さくすることはできないとも聞きますが、それは本当なのでしょうか。ここでは、胸を小さくしたい女性に向けての情報をご紹介していきます。

胸は小さくできるのか

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結論から言ってしまうと、胸を小さくする方法はあります。一度大きくなってしまったらもうまったく小さくならない、というわけではありません。ただし、小さくする方法を実践しても効果が現れるかは人によって違いますし、どれだけ小さくなるかにも個人差があります。

運動で小さくする方法と、食事で小さくする方法をご紹介していきますが、それぞれの方法をどう組み合わせるかによっても、もちろん効果が違ってきます。運動も食事も、自分にとって無理なく、できるだけストレスの少ないことから取り入れて、長続きさせることが大切です。

また、胸を小さくする時に忘れがちなのが、バストの形です。バストのサイズが小さくなっても、形が悪くなってしまったり、胸全体が垂れてしまったら、胸を小さくしなければよかった、と後悔することもあるかもしれません。サイズダウンと共に張りのある形のよいバストをキープするために、胸のマッサージをしたり、寝るときにはナイトブラを着けるなどの習慣をつけましょう。

運動で胸を小さくする

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運動で胸を小さくする方法をご紹介します。

どうして小さくなるのか

胸が脂肪でできているということは、ほとんどの方が知っていることだと思います。脂肪でできているのですから、脂肪を燃やすことで胸も小さくなります。

注意してほしいのは、胸だけを小さくする部分痩せの方法はあまりない、ということです。また、即効性のある運動方法もあまりありません。すぐに胸だけを小さくしたくても、まずは「全身痩せを意識して運動をする」という意識を持ち、運動を継続していくことが必要です。

胸の脂肪は、お腹周りや太もも周りなどの固まってしまった脂肪に比べて、柔らかく、燃焼しやすい傾向にあります。運動をすることで体全体の代謝が上がると、脂肪が燃えやすい体になります。そうすると、胸の脂肪が他の脂肪に比べて燃えやすいため、相対的に胸のサイズが小さくなることになります。

全身痩せのための運動には、有酸素運動が適しています。有酸素運動とは「脂肪や糖質を酸素によってエネルギーに変えながら行う、規則的な繰り返しのある比較的軽い運動」のことです。有酸素運動で体の中の筋肉が動くと、その筋肉の周りにある脂肪が燃えていきます。胸の周りの筋肉が動くことで、胸の脂肪も燃え、胸が小さくなる効果が期待できます。

ただし、全身を使った有酸素運動は体全体が痩せていきますので、バストのアンダーも細くなる傾向があります。そのため、バストのサイズは小さくなっても、アンダーが細くなったことでバストのカップは上がってしまうこともあります。

気をつけたい点

激しい運動ほど脂肪の燃焼に効果があるのではないか、と思われるかもしれませんが、ここには注意してほしい点があります。それは、直接胸筋を鍛える運動や、胸が激しく上下するような運動をすると、バストのサイズダウンには逆効果になることもある、ということです。

直接胸筋を鍛えると、バストを支えている筋肉が盛り上がってしまい、胸が余計に上に持ち上がり、前に突き出るような形になります。その結果、胸がより大きく見えてしまいます。

胸を大きく揺らしたり上下させることは、胸の脂肪に働きかけ、簡単に胸が小さくなる方法ではあるのですが、この時に重要なのが「クーパー靭帯」という部分です。クーパー靭帯は、乳房や乳腺を皮膚や筋肉に繋ぎ止めている結合組織で、乳房全体を支え、下に垂れるのを防ぐ役割を持っています。

激しい胸の上下運動が続くと、この「クーパー靭帯」が伸びてしまったり、切れてしまったりして、胸を支えられなくなり、乳房全体が垂れてしまうことがあります。また、一度伸びたり切れたりしてしまったクーパー靭帯は、元に戻ることはありません。せっかく胸のサイズが小さくなっても、バスト全体が垂れてしまったのなら、美しくは見えにくいかもしれません。運動をする時には必ずスポーツブラを着けて、必要以上に胸が揺れることを避けましょう。

おすすめの運動

胸を小さくするための全身の有酸素運動でおすすめなのは、ウォーキングと水泳です。スポーツブラを着けて行うなら、ジョギングもおすすめです。水泳はゆっくりとしたクロールが効果的だと言われています。

脂肪は運動を始めた約20分後から燃え始めるので、少なくとも20分間は運動を続ける必要があると言われています。また、週に3〜4日程度は運動をする必要があるとも言われています。しかし、あまり運動をする習慣がない人が無理に20分以上運動をすると、怪我をしてしまう恐れもあります。ストレッチをして体の筋肉や関節を伸ばしてから有酸素運動を行い、最初は無理のない時間だけ運動をして、慣れてきたら徐々に運動の時間を伸ばしていったほうがいいでしょう。

あまりおすすめできない運動

腕立て伏せ、縄跳び、スポーツブラを着けないジョギング、水泳の平泳ぎやバタフライなどはあまりおすすめできない運動です。

腕立て伏せや平泳ぎ、バタフライは直接胸筋を鍛えてしまう運動で、胸がより大きくなってしまう可能性があります。縄跳びやスポーツブラを着けないジョギングは、胸が激しく上下してしまうので、クーパー靭帯が伸びたり切れたりする恐れがあります。

食事で胸を小さくする

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食事で胸を小さくする方法をご紹介します。

なぜ小さくなるのか

女性の胸の発育には、女性ホルモンの中の「エストロゲン」というホルモンが大きく関わっています。

エストロゲンは体に水分と脂肪を溜め込みやすくして、丸みのある女性らしい体つきにする働きを持つホルモンです。胸が大きくて悩んでいる女性は、エストロゲンが多く出すぎているのかもしれません。

女性ホルモンに似た働きをする食べ物を避けたり、女性ホルモンを抑制する食品を意識して食べることで、胸を小さくすることができるかもしれません。

女性ホルモンに似た働きをする食品を避ける

大豆イソフラボンに代表される「イソフラボン」は、体の中で女性ホルモンに似た働きをします。大豆イソフラボンは、大豆、味噌、豆腐、油揚げ、豆乳、きな粉などの大豆製品全般に多く含まれています。これらの食べ物を避けることで、胸の発育を抑えることができるかもしれません。

大豆製品をまったく食べないと、栄養バランスが崩れてしまって髪や肌がパサパサになったり、体に様々な不調が出てきたりしますので、意識的に少なめにするくらいの意識でいたほうがいいと思います。

女性ホルモンを抑制する食品を食べる

アブラナ科の野菜

アブラナ科の野菜には、エストロゲンを減らす亜鉛と「インドール-3-カルビノール」という成分が含まれていて、エストロゲンの働きを抑制するのに効果的な食べ物です。ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、大根、かぶ、高菜、チンゲン菜、菜の花、クレソン、白菜、ケール、水菜、小松菜、ラディッシュ、かいわれ大根などがアブラナ科の野菜です。

インドールは熱に弱い成分なので、熱で成分を壊さないように、できるだけ生で食べた方がいいとされています。しかし、キャベツには「ボロン」という女性ホルモンの分泌を促進する成分も含まれていて、バストアップの効果もあります。

ボロンはインドールと同じで熱に弱いので、ボロンを壊すためにキャベツだけは他のアブラナ科の野菜とは逆に、加熱して食べたほうがいい野菜です。

緑茶

緑茶の中に含まれるカテキンには、胸の発育を促進するエストロゲンを減らす作用があります。

柑橘類

みかん、オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類は、エストロゲンを解毒する作用を持っている食べ物です。

きのこ類

きのこ類は、エストロゲンの働きを体に現れにくくする作用を持っています。

コーヒー

ルンド大学の教授が行った研究で、コーヒーには胸を小さくする効果があるという結果が発表されました。

スウェーデン女性を対象にした研究の結果、コーヒーを飲むことで胸が小さくなるという遺伝子を持っている人がいることと、1日に3杯より多くのコーヒーを飲む人は、それ以下の人に比べてバストが17%も小さいことが判明しました。

しかし、コーヒーで胸が小さくなる女性は特定の遺伝子を持った人だけで、日本人女性にこの遺伝子が存在するのかは、まだ分かっていません。

その他

その他に、次のような成分にエストロゲンを抑制する効果があります。

  • パセリやセロリの中に含まれる「アピゲニン」
  • タバコの中に含まれる「ニコチン」「ミオスミン」
  • 明日葉などの中に含まれる「カルコン」
  • 赤ブドウに含まれる「レスベラトロール」「プロアントシアニジン」
  • 亜鉛

まとめ

胸を小さくする方法には、全身痩せを意識した有酸素運動をする、胸の発育に関係する女性ホルモンに似た働きをする食品を避ける、女性ホルモンの分泌を減らす食べ物を意識して食べるなどの方法があります。運動と食事を組み合わせると、胸が小さくなる効果がより期待できます。

運動をするときにはスポーツブラを着けて、胸が垂れてしまうのを予防することが大切です。運動も食事も無理のない範囲で行って、体に不調が現れないように気をつけることも大切でしょう。

また、運動や食事で胸を小さくし始めたばかりでまだ効果が現れていない人や、残念ながら胸が小さくならなかった人は、下着メーカーから発売されている胸を小さく見せるブラジャーを着けることも一つの方法かもしれません。あくまで「小さく見せる」だけなので、根本的な解決法ではありませんが、少しでも小さくしたい!という方は試してみるのもいいかもしれません。

  
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