喉の奥が痛い原因は?病気や予防を知って対処しよう!

「喉の奥がイガイガする」「唾を飲み込む時に痛みを感じる」

喉の違和感には様々な症状があります。ただの風邪だと思っていたら悪化して高熱が出た、ということもあり注意が必要です。

今回は様々な喉の奥にみられる痛みの症状と考えられる原因、予防法をまとめました。是非痛みが出る前、出た後、いずれの時もチェックしてみて下さい。

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喉の奥が痛い症状と原因

喉

喉の奥の痛みにはどんな種類があるのでしょうか。それぞれの症状で考えられる原因も違うのでしょうか。

イガイガ・ガサガサした痛み

喉の奥に引っかかりを感じるようなイガイガ・ガサガサ。喉の違和感としては最もよく見られる症状の一つです。

考えられる原因は以下になります。

1.乾燥

喉が乾燥する原因は様々ですが、特に多いのがエアコンの風による空気の乾燥と口呼吸です。

元々の部屋の湿度に関係なく、エアコンや扇風機等の風で部屋の空気は乾燥してきます。また、習慣や鼻炎等が原因で常に口が開いてしまっている人をたまに見かけます。口呼吸も喉に直接空気が触れて乾燥する大きな原因です。

喉が乾燥し潤いが無くなると、咳が出て炎症を起こします。この炎症がイガイガ・ガサガサの原因です。

2.ほこり

喉の粘膜は非常に敏感で、空気中の塵(ちり)や埃(ほこり)によって傷つき炎症を起こしてしまいます。部屋の掃除中に舞った埃も同様です。

これらはハウスダストと呼ばれ、喉の痛みだけでなくアレルギー症状や喘息を引き起こすこともあります。

3.タバコ

喫煙者の多くが体験すると思いますが、タバコの煙は喉の粘膜に大きな刺激となり、乾燥、炎症を招きやすくなります。

短時間で沢山吸い過ぎた時や、喫煙歴が長くなってくると更に炎症を起こしやすくなったり、慢性化することがあります。

また、咽頭ガン、喉頭ガン等の喉のガンの発病率が非喫煙者に比べて30倍となっていることを忘れてはいけません。

4.花粉、黄砂

春先は花粉や黄砂が飛散し、喉のイガイガ・ガサガサの原因となります。刺激による炎症の他に、アレルギー症状として痒み等を伴う場合があります。

最近はPM2.5の問題も深刻化しており、こちらは花粉や黄砂と比べて小さな物質な為、喉だけではなく肺にまで入り込んでしまう可能性があります。

喉のイガイガについては、喉にイガイガを感じる原因とは?治す方法などを紹介!の記事を読んでおきましょう。

腫れや発熱のある痛み

唾や飲み物を飲んだ時に痛みがある場合や発熱伴う場合、痛みもかなり強い場合が多い為、非常に辛い症状となります。

考えられる原因は以下になります。

1.風邪、インフルエンザ

風邪やインフルエンザウイルスに感染すると、発熱等を伴った喉の痛みが現れます。

双方の違いで最も特徴的なものは、風邪は緩やかに症状の進行がありますが、インフルエンザの場合は突然38度以上の高熱が出る等の急激な症状進行が見られます。

2.咽頭炎・扁桃炎

いずれもウイルスや細菌の感染により発病します。子供の場合は溶連菌の感染によって発症することが多く見られます。

咽頭炎は喉が赤く腫れ、異物感や痛みが現れます。

扁桃炎も同様に赤く腫れますが、扁桃腺が肥大しますので口を開けると目で確認することができます。また、肥大部分に白い斑点状の膿(うみ)が出るのも特徴で、強い痛みと高熱を伴います。

4.咽頭カンジダ症(口腔カンジダ症)

カンジダとは真菌(カビの一種)で、健康な時には感染しても発症に至りませんが、免疫力が低下している時に発症する病気です。その為赤ちゃんや高齢者に多く見られます。

喉の腫れや痛みの他に、口腔内(特に舌)に目で見える程の白い苔のようなカビが発生します。

5.甲状腺疾患

甲状腺炎やバセドウ病等、甲状腺に疾患が起こった場合に、喉の腫れや痛みが見られます。実際は甲状腺が腫れているのですが、位置は喉仏のすぐ下あたりになります。

発症すると外側から触っても硬く腫れているのが分かるのが特徴です。

咳や痰が伴う痛み

既に挙げた風邪や咽頭炎等でも咳や痰の症状が伴います。それ以外に特に咳や痰が目立つ場合、以下の病気が考えられます。

1.肺結核

症状は風邪とよく似ていますが、痰や咳、微熱がいつまでも続くことが特徴です。

原因としては、既に結核にかかっている人の咳等から菌が感染し、発症します。多くは自然治癒が可能ですが、体力が弱い人は長引く可能性が高い為、薬物による治療が必要となります。

2.肺炎

こちらも風邪やインフルエンザの症状とよく似ています。激しい咳が長く続く場合や、38度以上の高熱を伴う場合もあります。喉の痛みの他、血の混ざった痰(またはサビ色のような痰)が出ることもあります。

細菌性、ウイルス性、マイコプラズマと様々な感染源があります。肺炎については、肺炎はうつるのか?種類によって変わる原因と予防方法の記事を参考にしてください。

3.気管支炎

気管支に疾患がある場合も、咳や痰の症状が伴う場合が多いです。

気管支炎は風邪をひいた後に発症する場合が多く、乾いたような咳が続きます。風邪の炎症の後にウイルスや細菌によって二次感染することで発症する場合と、タバコの吸い過ぎや大気汚染が原因となる場合もあります。

就寝中や湯気の立った温かい食べ物を食べる時等に長い咳が出る為、体力の消耗が激しくなります。

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喉の奥の痛みの対処法

マスク

喉の痛みがある場合の対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。病院の治療以外に出来る方法をご紹介します。

緑茶でうがいをする

緑茶には殺菌効果のある「カテキン」という成分が含まれています。このカテキンが、炎症を和らげたり細菌の殺菌をする働きをしてくれます。

また、荒れた粘膜を修復する作用のある「ビタミンC」も含まれています。ペットボトルの緑茶は成分が薄い為、急須で入れた緑茶を冷ましてからうがいをしましょう。

濡れマスクをする

喉の乾燥が痛みを悪化させますので、早急に潤いを補給しましょう。市販でも売られていますが、実は簡単に手作りすることもできます。

不繊布の場合はマスクを2枚重ね、ウェットティッシュか濡らしたティッシュを間に挟むだけです。

ガーゼの場合は上方3分の1程を外側に折って水で濡らし、軽く絞るだけです。普通にマスクをするよりも湿気が発生して喉が潤い、痛みが緩和されます。

また、口呼吸は乾燥をひどくさせる為、絶対にやめましょう。

首を暖める

首を暖めることでも痛みを和らげることができます。

冬であれば、タートルネックやマフラーで首を外気に晒さないように気を付けましょう。夏ならハンカチ、タオル等で首を覆ってあげると良いでしょう。

血行を促す

肩をまわしてストレッチをしたり、ホッカイロを首の後ろに貼る等、血行を良くすることで痛みが緩和されることがあります。

ただし、発熱で関節に痛みがある場合は肩をまわすのはやめましょう。血行を促進するには、血行を促進するための7つの方法!今日から健康な生活を!の記事を読んでおきましょう。

市販薬を飲む

「ペラックT錠」という喉の痛みに特化した市販薬があります。炎症やアレルギーを抑え、痛みに対しても即効性がある為お勧めです。眠くなる成分を含まない為、運転や仕事中でも安心して飲むことができます。

その他にも「エスタックイブ」や「養陰清肺」という漢方薬にも効果があるようです。

とはいえ薬ですので副作用の可能性もあり、妊娠している方や持病のある方等は医師や薬剤師に相談の上服用して下さい。

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喉の奥の痛みの予防法

コップ

それでは痛みが出る前に、日常で取り入れられる予防法を幾つかご紹介します。

塩水うがい

風邪やインフルエンザ予防としてうがいは基本ですが、「塩水」でうがいをすることによって予防効果がグンと高まります。

塩水には抗菌作用がある為、喉に付着したウイルス等を殺菌し洗い流してくれるのです。うがい薬よりも塩水の方が喉の粘膜を痛めない為、気軽に毎日数回行って頂けます。

濃度ですが、コップ1杯の水に小さじ1杯程。少し辛いくらいが良いようです。塩水の他に、痛みの対処法でご紹介した緑茶うがいもお勧めです。

ビタミン・ミネラルの補給

喉の粘膜を強くする為に、ビタミンやミネラルは必要な栄養素となります。

どちらも効率的に摂取するには野菜を食べることをお勧めします。中でも大根おろしには豊富なビタミンCと粘膜の炎症を抑える効果があります。その際、ビタミン・ミネラルがたっぷり入っている蜂蜜を混ぜると更に効果がアップします。詳しくは、咳止めはちみつの恐るべき効果とは?大根やレモンと一緒に!に記載しおります。

その他、レンコン玉ねぎも予防にお勧めの食品です。

湿度に注意する

原因に挙げた通り、空気が乾燥すると喉の粘膜も乾燥します。冷房や暖房を使用する場合は一緒に加湿器も使うようにしましょう。

また、洗濯物を部屋で干したり、水を入れたコップや花瓶を置いても加湿効果があります。

大声の出し過ぎに注意する

カラオケを長時間楽しんだ後に声がガラガラになってしまった経験はありませんか?長時間大声を出していると喉に炎症が起こります。

特にアルコールを飲みながら大声を出していると炎症を起こしやすい為、注意しましょう。

タバコの吸い過ぎに注意する

タバコに含まれている有毒な成分が粘膜を刺激し、乾燥も起こしやすくなります。

禁煙が一番ですが、無理であれば何本も連続で吸うことは避け、できるだけ節煙をするよう心がけましょう。

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まとめ

喉の痛みの最も大きな原因は乾燥です。日頃からうがいを習慣的に行うようにしたり、もしウイルスに感染しても悪化させない為にしっかり栄養や休養をとって免疫を高めていきましょう。

また炎症を放置すると別の病気を併発させる可能性もありますので、発熱等を伴う場合はすぐに病院を受診し適切な治療を受けることも大切です。

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