寝起きにめまいが起きる原因とは?血圧や病気との関係について

爽やかな朝、気持ちの良い日差しを浴びようと身体を起こした途端にめまいが起こって目の前がクラクラする・・・せっかくの一日の始まりにめまいが起こると心も身体もなぜかガッカリしてしまいますよね。

しかもこの様なめまいは頻発して引き起こってしまう場合が多くあります。朝のめまいに苦しめられている人は居ませんか?病院に行く前に自分でできる対処法を試して改善するか試してみましょう。おすすめの運動法を紹介していきます。

また寝起きのめまいの症状の原因を知ってそのめまいが何から来るものなのかを知っていきましょう。自分の症状と照らし合わせてどの様な病気の可能性があるのかを診断していきましょう。

今回は寝起きに起こるめまいについて記事を書いています。対策方法も書いていますので、最後まで是非読んでみてくださいね!

寝起きにめまいが起こる原因とは?

朝立ち しない

まずは、寝起きで引き起こされるめまいの原因を書いていきたいと思います。寝起きに発生するめまいの症状にはいくつかの原因となる症状が考えられます。

普段の生活習慣やめまい以外の症状からどの症状に該当するものなのか推測していきましょう。詳しい原因は病院での検査が一番ですが、対策法を打つ前に原因となる行動を取り除いていかなければなりません。

問題となる行動をとってしまっていないか確認してみましょう。

①良性発作性頭位めまい症

あまり聞き覚えのない方もたくさんいると思いますが、寝起きに起きるめまいの代表格と言われているのが、この『良性発作性頭位めまい症』です。

  • 夜しっかり睡眠時間を取れていて、朝食もしっかり取れている
  • 健康体であるはずなのに寝起きにめまいがしてしまう
  • 寝起きだけでなく、仰向けになったときにクラクラするようなめまいを感じる

といった状態でめまいの症状が起こってしまっている方は、良性発作性頭位めまい症である可能性が高い方といえます。

原因は耳の中の内耳の部分に問題が発生している事が原因になります。内耳の中には耳石という器官があります。耳石は短い毛が密集して生えていてこの毛の動きにより直線方向の動き、遠心力、重力などの力を感知し平衡感覚を保っています。

この耳石の器官の一部が剥がれ落ち、小さなカケラとなって同じく内耳の中にある三半規管に入ってしまうのが原因で引き起こされます。

三半規管も身体の平衡感覚やバランスをつかさどる器官ですので、小さなカケラが入ってしまうと、三半規管は身体が揺れていると錯覚してしまうためにめまいが起こってしまいます。これが、寝起きにめまいが引き起こされてしまう大きな原因です。

この良性発作性頭位めまい症は、2~3週間で内耳の細胞へ小さなカケラは吸収されて自然に治まることが多いため、あまり気にしなくてもよいめまいといわれています。

それでも、あまりにも長期間続くときやめまいが酷く、起き上がるのが困難な場合などは耳鼻科へ行き、一度診察を受けることをオススメします。長期間の症状の場合はメニエール病の可能性もあります。

メニエール病に関する記事も紹介しておきます。長期間症状が続いてしまっている場合にはこちらの記事を参考にしてみてください。

メニエール病の完治の期間は?原因や治療方法について

症状の特徴

良性発作性頭位めまい症の症状の特徴としては急に立ち上がった時にめまいが発生しやすい、上を向いた時、右か左のどちらかに首を回すと目が回るなど頭の動きによってめまいの症状が強くなる傾向があります。

内耳の中の石が三半規管の中で動くことで脳がめまいを感じるのでこの様な特徴があります。めまいを強く感じた場合吐き気を伴うことはありますが、突発性難聴や、痺れや、耳鳴りなどの症状は確認されません。特にベッドから起きた30秒〜1分の間が最も症状を感じやすい瞬間になります。急激な回転性のめまいなのが特徴的で何度か同じ行為を繰り返すことや時間経過とともに症状は軽減していく傾向があります。

自分がどの様な方向に頭を回転させたり動かしたりするとめまいが起こるのかを判明させるとその行為を回避することで症状を和らげることも出来ます。

②起立性低血圧症

このめまいは、睡眠時にあまり寝返りを打たない方や寝相が良すぎる方に多く見られます。

一晩中ベットで横になっていると、血液が身体の下の方へ溜まってしまいます。この状態で急激に頭を起こすと、脳内の血液や酸素が不足してめまいが引き起こされます。

普段から血圧が低い人や朝に血圧の低い人が起きやすい傾向はありますが、この症状は突発的に起こるもので、一時的な低血圧の場合に引き起こりやすい問題なので慢性的に低血圧でない人の場合も引き起こる事のある、誰にでも引き起こることのあるめまいになります。

このめまいの症状を頻繁に発生させてしまう関連性のある病気としてはアジソン病、動脈硬化症、糖尿病などの病気があります。また抗うつ薬として使用される薬の副作用でもこの症状が現れてしまう場合もあります。

症状の特徴

起立性低血圧症は寝起きだけでなく、座っていて急に立ち上がったときや長時間同じ体勢でいて急に体勢を変えたときにも起こりやすいのが特徴です。浮動性のめまいでふらつきや立ちくらみ、砂嵐のように視界が狭くなる視野狭窄や目がチカチカする、四肢の痺れにより身体が正常に動かせない、ひどい場合は失神してしまう事もあります。

平常時から血液の流れが悪くなっている可能性も考えられますので、寝る前に軽いストレッチをしたり血液の流れを良くするように心がけましょう。起きる前は急激に頭を起こさずに、ゆっくりとした動作で頭を起こすことをオススメします。

運動機能を失い、急に倒れて頭を強く打ち付け怪我をしてしまう危険性もあります。浮動性の立ちくらみが起こっていまった場合は何とか身体を低い姿勢にし、座り込んで転倒を防ぎましょう。

③自律神経の乱れ

就寝時になかなか寝付けずに、眠りが浅く何度も起きてしまったり、過労や睡眠不足が続いている・・・など、ストレスを多く感じている方はめまいが起こりやすいと言われています。

過労・ストレス・ホルモンバランスの乱れは、自律神経の乱れを引き起こしてしまいめまいが起こりやすくなります。フワフワと身体が浮くようなめまいがする方は、この自律神経の乱れが関係している可能性があります。

めまいというのは身体の異常反応なので基本的に何かしらの異常が身体に引き起こっているサインの一つになります。気にしすぎてストレスに感じてしまうのはよくありませんが、あまり軽視しすぎないようにしましょう。自律神経が乱れてしまい、慢性的に問題症状が発生してしまう場合は自律神経失調症の可能性もあります。自律神経失調症になってしまうと突発性難聴や耳鳴り、便秘、頭痛、精神的障害など多くの問題が引き起こる事につながっていきます。

ストレスを溜め込む行為は避けてしっかり休息を取るようにしましょう。

症状の特徴

自律神経の乱れでのめまいも浮動性のめまいという特徴があります。ふわふわする感じや手足の痺れ、耳鳴りなどを強く感じます。急に耳が聞こえにくくなる突発性難聴につながる場合もあります。

このめまいは精神的な要因が多く、心因性のめまいとも言われています。改善方法としてとにかくストレスを溜めないことが一番ですが、朝起きて太陽光を浴び『セロトニン』という幸せホルモンの分泌を増やすのも効果的です。

セロトニンは心に安定と安らぎを与えてくれるホルモンなので、体内のセロトニンを是非増やしてみてはいかがですか?セロトニンはトリプトファンという物質から出来ていますが、トリプトファンは体内で生成することが出来ません。大豆・ごま・チーズなどに含まれていますので、食事に上手に取り入れましょう。

セロトニンを含む食品については、セロトニンを増やす食品を紹介!!噛むことで得られる効果とは!の記事を参考にしてみてください!

④低血圧

めまいの症状が脳への血流が足りないことから来る貧血から来ている可能性があります。

みなさんは朝食はキチンと食べていますか?ダイエット中だからといって、朝食を抜いてしまうことはありませんか?朝食を習慣的に抜いていると、どうしても血圧が低めになってしまいます。朝は特に血流が活発でなく低血圧な人が多い傾向があり、貧血が起こりやすいタイミングでもあります。

低血圧になると、朝なかなか起きれなくなってしまったり、朝起きるとクラクラするめまいが起こります。朝ごはんをしっかり食べることが、低血圧のめまいを改善する第一歩です。

症状の特徴

低血圧のめまいの症状は生理などで経血により血を失いやすい女性に多く発生しやすい問題になります。男性に比べて元々血の量も少ないので低血圧になりやすいことも関係しています。

このめまいも浮動性のめまいで、手足の痺れや、急な失神などを引き起こす場合もあります。顔が青ざめていたり血の気の無い色をしていることも確認できます。低血圧の問題では、肌のトラブルになりやすかったり、体が栄養不足になてしまっているので、肌荒れや免疫力の低下により病気にかかりやすかったり、冷え性などの問題を抱えている事もあります。

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上記の4つが主な寝起きにめまいが起こる原因ですが、このどれにも当てはまらない方や、めまいが起こる頻度が高く心配な方は一度医療機関を受診し、めまいの原因を調べることをオススメします。軽い症状でも重い症状でも、めまいはめまいです。治りにくい場合は耳や脳の疾病の可能性も考えられますので早めに医療機関へ行きましょう!

寝起きのめまいを改善する運動

朝

めまいが起こる原因の1つに運動不足が挙げられます。普段全く運動をしない方は、筋肉が少ないことも関係し血流が悪く、めまいが起こりやすい状態になりがちです。しかし急激な運動は体を故障してしまう可能性もあります。先ほども書きましたが、運動不足の方は少しずつ身体を動かしていきましょう。

めまいを改善するストレッチ法

最初から激しい運動をすることはありません。まずは寝る前に簡単なストレッチを行うことから始めましょう!就寝前の短時間で出来るストレッチをご紹介します。

①布団に横になった状態で大きく伸びをする

両手と両足を遠くに伸ばすように伸びをします。

②片手ずつ交互に遠くに伸ばす

大きく伸びをした状態で右手だけを遠くに伸ばし、左手はリラックスします。肩甲骨も気持ちよく伸びたら、反対側も行いましょう。

慣れてきたら、右手を伸ばしながら左足を伸ばすように対角線上の手と足を伸ばしましょう。

③両方の膝を抱えて卵のように丸くなる

手のひらで両膝を抱え込むようにして、膝を身体の方へ近づけます。

余裕のある方は頭も膝の方へ近づけるようにしましょう。背中をグーッと丸めるようにして、卵のような形にします。

④片足の膝を抱えて身体に近づける

卵のようになった後は大きく伸びを行いましょう。伸びをしたら、片足の膝を抱えて身体へ近づけて太ももの裏を伸ばします。

呼吸は止めないように楽に行います。

⑤最後にもう一度伸びをする

深くゆったりとした呼吸で、大きく伸びをします。息を吸いながら大きく伸び、吐いて脱力します。

心をリラックスして解きほぐしましょう。

この①~⑤を行うと、血液の流れも改善されますので身体をほぐすだけでなく、身体がポカポカしてきますのでリラックスして眠りにつくことが出来ます。運動不足を感じる方は、このストレッチからはじめてみましょう。

目が覚めたときに行うオススメの運動

ストレッチをしてリラックスした状態で眠りについても、朝目が覚めたときに急激に頭を起こしたのでは元も子もありません。最後に朝に目が覚めたときに行うと、めまいの確立がグッと低くなる運動をご案内します。

1、天井に向かって手を伸ばす

すぐに頭を上げずに、まずはゆっくりと両手を天井に伸ばします。頭が浮かないよう肩だけを床から上げるようにします。

上下に数回動かして、肩甲骨を動かすようにしましょう。

2、顔を左右に倒す

肩甲骨を動かした後は、顔を左右に倒します。右側にゆっくりと倒して10秒数えたら、反対側に倒して10秒数えます。

首のまわりもほぐすように大きくゆっくりとした動作で行うことをオススメします。

3、手と足をグーパーする

上の二つだけでめまいはグッと減りますが、もう一つご紹介したいと思います。布団の中で、手と足をグーパーグーパー動かします。
力を入れすぎないように楽な力で開いたり握ったりを繰り返します。

4、ゆっくり起き上がる

動作はあくまでゆっくりです。急激に起きないように、時間をかけて頭を起こしましょう。

良性発作性頭位めまい症を改善する運動法

良性発作性頭位めまい症の症状である事が危惧される場合に有効な運動による症状の改善法を紹介していきます。しかし、つらい症状を我慢しながら無理に行うことは推奨しません。無理のない程度に行って、時間経過でも楽になりますので様子を見ていきましょう。

1、腹筋運動のように上体起こしを行い寝起きの運動を繰り返す

2,椅子に座った状態で上体を上下に振りながら顔の向きも上下に動かし、足の下→頭の上→足の下を見る運動を繰り返す

3,寝た状態から右、左と寝返りを打つ行為を繰り返す

4、親指をたててまっすぐ前に手を伸ばし、手と頭のみを左右上下に動かして指の動きを目で追う

この運動法はめまいの症状が強く出る動作を確認するための運動法でもあります。

もしこの運動を行っている時にめまいが強く出てしまっても安全なように周囲の環境に気をつけて、万が一倒れても怪我をしないようにしましょう。

良性発作性頭位めまい症の症状である場合はめまいが発生した場合に眼振が確認されます。この症状が確認できないと、病院に行っても具体的な検査や治療の施しようがなく、酔い止めの薬が出されるだけの場合もあると医師はいいます。

無理なダイエットなどでの栄養不足が原因となって耳石が剥がれやすくなる問題が懸念されているので注意しましょう。

この方法でも2週間以上症状が発生してしまう場合や、めまいの症状がつらすぎる場合は我慢できないと思ったタイミングで病院での検査を受けるようにしましょう。検査や治療を受ける場合は耳鼻科での検査を希望するといいでしょう。脳外科の医師のいるところであれば更に安心でしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は寝起きに起こるめまいについて記事を書いています。めまいのない爽やかな朝を迎えるために生活習慣を変え、運動が苦手な方は寝る前のストレッチから始めましょう!

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