頭痛が治らないのはなぜ?考えられる原因と病気の可能性を知ろう!

頭痛が治らない…そういった悩みを日々抱えている人は多いのかもしれませんよね。仕事が忙しいから、家事が忙しいから、と色々理由をつけて病院に行く必要はないと思っているけど、本当は心配だったりしませんか。

頭痛が治らないには様々な原因が考えられます。全く心配のないケースもありますが、時には命に関わる病気が隠れていることもあります。

では、そんな「頭痛が治らない」原因や治療法についてみていくことにしましょう。

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最も身近な頭痛の原因

頭痛

頭痛はとても身近な症状の1つです。

何かの拍子に頭が痛くなる人や、いつも頭痛を感じている人もいるでしょう。病気的な原因ではないけれども、生活が億劫になる頭痛の原因として以下のことがあげられます。

過度なストレス

ストレスは目には見えないですが、自分が思っている以上に体に負担をかけることがあります。それゆえ、ストレスがかかっていて、体の負担が極限まで達すると、体調が一気に崩れてしまうなんてことがあります。

ストレスが原因で頭痛が起きるのは、体が緊張してしまうからです。これは具体的には自律神経の緊張が関わっています。何か恥ずかしいことがあって、心拍が上がるというもの自律神経の働きによる1つの緊張ですが、ストレスはそれが継続的にかかります。

頭痛に関していえば、ストレスによって首や肩の筋肉や筋膜が凝ってしまうということがあげられます。そして、肩から先、つまり頭部への血流が流れにくくなってしまいます。この時、脳は血流を良くするために血圧をあげるのですが、その際血管が膨張し、神経を圧迫。それが頭痛の原因になるのです。

仕事でも風邪でも、こういったタイプの人は日常的な頭痛だけではなく、肩こりを患っていたり、姿勢が悪いなどの特徴があります。このようなことに心当たりがあるようでしたら注意が必要でしょう。

姿勢が悪い

姿勢が悪いというのは、具体的には頭が体の横のラインより前に出ている状態。つまり猫背の人です。頭の重さを支える為に肩に力が入ってしまうので、結果、筋肉が緊張してしまうということがあります。

それより先のメカニズムはストレスのケースと同じです。肩の筋肉が緊張し、血行が悪くなる。そして、脳内に血液を循環させるために血圧が上がりますが、伴って頭痛が起きるというメカニズムです。

姿勢が悪いというのは自分ではなかなか気づくことができません。ですが、鏡を見てみて、どうも姿勢が悪いと感じるようであれば、改善していく必要があるでしょう。頭痛は姿勢一つで治ることもあるのです。

生理との関係も

女性であれば毎月月経が起こります。普段は頭痛はないのだけども、月経が近くなるとどうも頭が痛くなる。そう自覚している女性は多いといいます。これはエストロゲンという女性ホルモンが関わっています。

月経に伴う頭痛は頭痛薬で抑えることができず、女性の悩みとなっています。また、痛みが強かったり、持続時間が長いといった特徴もあるので、注意が必要です。

症状が強いようであれば、医師に相談するようにしましょう。また、普段の生活からなるべく規則的な生活を意識し、体調を整えることが大事です。

運動不足もまた頭痛の原因?

頭痛の原因は脳内の血流が悪く、血圧が上がってしまうということでした。その背景にはストレスによる体の筋肉の緊張。特に肩や頭の筋肉の緊張状態が頭痛を招きます。

体の緊張を解く方法としてはストレス解消が一番です。そして身近なストレス解消法として運動があります。運動をすることは体の緊張を解きほぐしてくれる効果があるのですね。

反対に言えば、日常でストレスを受けているにもかかわらず、慢性的な運動不足の人は体の緊張がいつまでも解けないということになります。それは頭痛をはじめとする症状を慢性化する原因にもなっているでしょう。

頭痛の人の共通点は姿勢が悪い、ストレスを受けている、運動不足である、肩こりであるなどがあげられるでしょう。どのことも関連しあって症状を発症させているのです。

頭痛を治そうとすれば、生活習慣を全体的に改善する必要があります。このことをきちんと行うことができれば、体の不調を一気に解決できるでしょう。

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危険な頭痛とそのサイン

頭がいたい

一方で継続的、発作性の頭痛の原因が病気であるケースもあります。脳という臓器に病気があると、時として命の危険もあるため、十分な注意が必要です。

では、具体的にどのような病気が考えられるのか。以下の病気があげられます。

くも膜下出血

脳を覆うくも膜という部位から出血が起こります。頭痛というよりは、バットやレンガなどの固いもので強く殴られるというような痛みが起こると表現され、一瞬なにが起きたかわからなくなります。

この病気は一刻を争う治療が求められます。周囲に誰か人がいるようであればすぐに助けを求めてください。すぐさま病院へ運び、治療を開始する必要があるでしょう。

一方でくも膜下出血でも、頭痛が軽度のケースがあります。つまり、頭痛はずっと続いているのだけども、救急車を呼び、病院へ行くほどではないというケースですね。この場合は注意が必要です。

多くの場合、先ほど述べたストレス性の頭痛とも考えがちで、症状を放置してしまいます。くも膜下出血の場合、最初の頭痛が軽くても、どんどん悪化していくので、この場合はやはりすぐさま病院へ行くようにしましょう。

詳しくは、くも膜下出血の前兆をチェック!頭痛に要注意?を読んでおきましょう。

解離性動脈瘤

解離性動脈瘤とはなんらかの原因で動脈に血液の溜まり場ができてしまう状態です。血管の分岐点や通り道にできます。血液の溜まり場を放置すると、血管の破裂や詰まりを起こします。くも膜下出血や脳梗塞の原因になります。

動脈瘤を発症すると頭痛を発症しますが、多くの場合、病気の診断は難しいです。ただの偏頭痛と判断することが多く、病気が大きくなるまで放置されてしまいます。ただ、この病気も命の危険があるため、注意が必要です。

病気の特徴としては頚椎からうなじ部の脳幹と呼ばれる部位に好発します。このため、この部位に常に頭痛を感じるようであれば、一度検査をしたほうがいいかもしれませんね。

頚椎からうなじ部に起こる痛みは強く、異常を感じます。また、その後、くも膜下出血、脳梗塞に移行しやすいので、やはり早急な対応が求められるでしょう。

脳腫瘍

脳腫瘍も典型的な頭痛を発症します。特徴としては最初はとても小さな痛みから始まり、何ヶ月という長い時間をかけて、痛みが増大していきます。だんだんと痛みが大きくなっているようであれば注意が必要でしょう。

また時間帯にも特徴があります。頭痛は起床時に起こり、伴って嘔吐などの症状を発症することがあります。嘔吐に伴って症状が軽くなるというのも1つの特徴です。

頭痛症状以外でもモノが二重に見える、感覚機能の麻痺や低下などが起こり始めます。症状がひどくなるほど、腫瘍が進行しているサインであり、早急な治療が必要でしょう。

詳しくは、脳腫瘍の初期症状について!吐き気や頭痛に要注意!を参考にしてください。

硬膜下血腫

脳を多く硬膜という部分に出血が起こり、血液の溜まりができてしまう状態です。急性の場合であれば、すぐさま症状が起こり、重篤な状態となりますが、時間をかけて症状が重くなることもあります。

硬膜下血腫は高齢者に好発します。どこかに頭をぶつけたけど、特に痛みもなかったので処置をしなかった。こういった事故から数ヶ月経ったのち、頭痛などの症状を発症します。転倒や事故などがきっかけとなることがあります。

硬膜下血腫も脳腫瘍と同様に、始めの頭痛症状は軽度だけども、日を追うごとに症状が悪化していくことがあります。重篤な症状を招くこともあるので、早急な治療が必要です。

詳しくは、慢性硬膜下血腫とは?症状・原因・検査方法を知ろう!治療するための手術の方法は?を読んでおきましょう。

髄膜炎

髄膜は脳と脊髄を覆う膜のことです。この部位にウィルスや細菌が感染・繁殖してしまうと炎症を起こすことがあります。これを髄膜炎といいます。髄膜炎では頭痛のほか、発熱や吐き気・嘔吐などがあります。

基本的に私たちの体は細菌やウィルスに感染しても、抵抗力があるので髄膜炎を発症することはありません。しかし、体調が悪かったり、風邪をこじらせてしまったりすると、抵抗力が弱っているため、髄膜炎を発症することがあります。

髄膜炎治療では原因となっているウィルス・細菌を特定ののち、それに適合した薬を投与をしていきます。重篤化することもあるので、早急な治療が必要でしょう。

詳しくは、髄膜炎に大人がかかるとどんな症状?治療方法は?を読んでおきましょう。

症状がだんだん重くなる頭痛には注意

頭痛といっても痛み方には様々なタイプがあります。ずっと痛みがあるタイプや、日を追うごとに痛くなるタイプ。脳の病気であるのは後者のタイプです。

もちろん、それが全てというわけではありません。しかし、継続的で痛みも大きくなっているようであれば、注意が必要でしょう。脳神経外科や頭痛科といった専門的なところへいくのをおすすめします。

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頭痛とは違う「神経痛」

痛み

頭痛の主な原因は血管に起因していました。一方で痛みの原因が血管ではなく、神経そのものに異常があるケースがあります。頭神経に何かしらの刺激が与えられ続けているため、頭神経痛を発症します。

三叉神経痛はまさに頭痛と似ています。三叉神経は目、上顎、下顎に神経の三箇所に枝分かれしています。頭痛に似た症状を招きますが、顔面に痛みが集中する(顔面神経痛)ので比較的区別しやすいといわれています。頭全体ではなく、顔に痛みがあるようであれば、この神経に異常がある可能性があるでしょう。

三叉神経痛を伴い、また症状を放置すると神経が麻痺してしまうことがあります。顔面神経麻痺を引き起こし、日常生活に支障をきたしてしまうことがあります。顔の筋肉が動かなくなりますから、食べ物を食べるといった基本的なことができなくなります。

市販の痛み止めでも痛みを抑えることができないケースもあります。そのため、神経内科といった専門家のいる病院へ行って検査をする必要があるでしょう。

頭痛の中でも稀なケース

脳脊髄液は脳や髄液内を満たす液体です。この脳脊髄液が減少することで起こる、脳脊髄液減少症という病気があります。髄液が少なくなると、脳内の髄液圧が減少。その結果、頭痛を招いてしまうのです。

原因としては事故や治療の過程で起こるといわれています。強く継続的な頭痛を発症し、日常生活もままならなくなります。全身には強い倦怠感を感じ、めまいや耳鳴りを発症することもあります。

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頭痛が治らないときの対処法

リラックス

頭痛には様々な原因があることをお伝えしました。日常生活の疲れの延長線上にあるものもあれば、病的な原因が隠れていることもあります。特に後者の場合は命の危険もあるため、注意が必要です。

では、次に頭痛がなかなか治らないとき、どういった対策・対処方法や改善方法をすればいいのでしょうか。頭痛をなるべく早く治したいという人はチェックしてみてください。

入浴をする

頭痛の原因の1つに体の緊張がありました。緊張することで、血液の流れが悪くなり、血圧が上がってしまい、頭痛を引き起こしてしまうのですね。この緊張を解く方法として入浴が効果的です。

仕事が忙しく、なかなか入浴することができない。もしくは、いつもシャワーだけで済ませてしまうという人も多いかもしれません。しかし、これでは体の緊張を解いてあげることは難しく、いつまでも血行が悪いままでしょう。

肩や頭の緊張だけではなく、全身の緊張を取れる方法として、簡単にできるのは入浴です。ぜひ、意識して湯船に入るようにしてみてください。きっと良くなると思いますよ。

睡眠をきちんと取る

日常の睡眠時間が6時間程度しかない。それでも多いと言う人もいるかもしれません。このようなことが常態化しているようであれば、これもまた注意が必要でしょう。

脳に関して言えば、睡眠は脳の老廃物を除去する時間でもあります。日中の活動で産生される老廃物は睡眠中に分泌される脳脊髄液によって排出されます。つまり、お掃除の時間なのですね。

睡眠時間が少なければ、それだけ脳の活動も下がってしまいます。頭痛だけではなく、日中に眠くなったり、集中力が低下するなんてこともあるでしょう。そうならないためには、やはり意識して睡眠を取る必要があるのです。

運動やストレッチをする

体の緊張を解く上で大切なのは運動やストレッチです。適度な運動は血液循環を良くします。ストレッチも同様で、筋肉の緊張を解き、体の柔軟性を高めてくれます。

特に姿勢が悪い人は運動をしてみることをおすすめします。椅子に座っているときは猫背だけと、運動をするときだけは背筋を伸ばしてみる。そうすると呼吸の通りが良くなり、目が覚めます。

頭痛の解消だけではなく、日中の仕事のパフォーマンスを上げたい、仕事をテキパキと行いたい。そういった人に運動は非常に効果的な方法です。ぜひ、始めてみてください。

意外な頭痛解消法

東洋医学では体の循環は「気」「血」「水」によって行われていると考えることがあります。そして、どれかが不足することで、体の不調が起きるというのです。

頭痛はしばし水が足りないことで起こります。日常生活の中であまり水を飲まないと、実は頭痛を招くことがあります。そして、水をちょっと飲んだだけで頭痛が治るということもあります。いくら薬を飲んでも治らないという人は、ためしにコップ一杯の水を飲んでみてください

頭痛薬・予防薬もいいけど…

頭痛が治らなかったり、痛みが強い場合、市販の頭痛薬を使うという人も多いでしょう。即効性があり、仕事への影響を少なく済ませることができます。

また、症状が予想されるのであれば予防法として薬を服用することもあるかもしれません。トリプタン系薬剤 は脳血管にも、先に述べた三叉神経にも有効です。神経痛・頭痛の両方を抑える効果がありります。

しかし、市販薬に頼るというのはそれなしでは生活が難しくなってしまうこともあります。例えば慢性的に頭痛に悩んでいるのであれば、薬では治らない根本的な原因が隠れているかもしれません。痛みの原因が違えば当然鎮痛剤・鎮痛薬が効かないこともあるのです。

いくら、薬で症状を緩和しても、根本原因が解決されなければ、症状はいつまでも続いてしまいますよね。それは病気かもしれませんし、慢性的な疲労からくるものかもしれません。

頭痛薬に頼ることは大切ですが、頼りすぎには注意が必要です。それよりも大切なのは、原因を突き止めてそれを解決すること。そして、きちんと休息をとること。薬というような医学的な治療方法よりもただ休む方が効くことがあるのです。予防においても同じことが言えるでしょう。

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まとめ

頭痛に悩んでいる人は意外と多いのかもしれません。そして、痛みに慣れてくるとそれよりも忙しいことに集中してしまいますから、頭痛を忘れてしまうなんてこともあるかもしれません。

ただ、頭痛は体が疲れている、もしくは病気の可能性を示してくれているサインです。また、一方で天気なんかに頭痛が左右されることもありますよね。天気予報などの情報をきちんと確認しつつ、生活に少しずつ反映していきたいものです。

慢性的な頭痛に悩まされている。薬剤にいつも頼っている。頭痛に周期があり、発作を感じるととてもつらい。そういった人は生活習慣の改善とともに、一度病院で検査を受けてみることをおすすめします。

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