生理で血の塊が大きい!考えられる原因は?

生理で血の塊が出ることはよくありますが、量が増えたり、今までと違って大きくなってきたと感じるようならば、注意が必要かもしれません。

多くても少なくても、あってもなくても心配になるのが生理というものです。毎月悩みの尽きない生理について、血の塊が出る原因や、生理を快適に過ごす対処方法についてまとめました。

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生理に関わるホルモン

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まずは、生理と女性ホルモンについて知っておきましょう。

女性ホルモン

女性ホルモンは、卵巣で作られるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のことです。これらはそれぞれ脳から分泌されるホルモンの刺激を受けて、分泌が促されます。大まかに次のような働きがあります。

・卵胞刺激ホルモン(FSH)→ 卵胞が育つ → エストロゲン → 子宮内膜を育てる
・黄体化ホルモン(LH)→ プロゲステロン → 排卵する、着床の準備をする

プロスタグランジン

子宮内膜から分泌されるホルモンです。妊娠が成立しなかったと判断すると、子宮を収縮させて子宮内膜を剥がし、血液と一緒に排出する働きをしています。

プロスタグランジンは痛みや腫れなどの炎症を引き起こす物質でもあり、過剰に分泌されると、子宮を必要以上に収縮させて、生理痛を起こすと考えられています。

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生理のしくみ

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生理の仕組みをホルモンの変化を月経周期とともに見ていきましょう。

月経期

・生理開始1日目~6日目
妊娠しなかった場合は、エストロゲンやプロゲステロンの分泌が減り、プロスタグランジンが子宮内膜から分泌されます。子宮を収縮させて、子宮内膜を血液と一緒に排出します。

増殖期

・7日目~
卵胞刺激ホルモン(FSH)の刺激によって、卵胞が育ち始めます。すると卵胞からエストロゲンが分泌されるようになり、子宮内膜の厚みが増していきます。

排卵期

・13~15日目前後
卵子が十分に育つと、脳の黄体化ホルモン(LH)が排卵を促します。

分泌期

・17日目以降~
卵子を包んでいた卵胞は黄体に変化します。黄体はプロゲステロンを分泌し、子宮内膜を柔らかくしたり、体温を上げます。骨盤内に血液を送り、着床を待ちます。

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生理の血の塊の原因

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血の塊が出る原因は次のことが考えられます。

血流が悪い

ストレスや冷えなどによって子宮の血流が滞っていると、血液そのものもドロドロになりがちです。すると子宮内膜の排出がスムーズに行われず、血の塊ができやすくなります。

子宮の働きが悪くなったり、生理痛が重くなることもあるので、子宮に暖かくて栄養たっぷりの血を送り込むことはとても大切です。血行を促進する方法は、血行を促進するための7つの方法!今日から健康な生活を!の記事を参考にして下さい!

ホルモンバランスの乱れ

エストロゲンが過剰に分泌されてしまうと、子宮内膜を厚く作りすぎてしまうことがあります。通常は子宮内膜が剥がれ始めると、血液を溶かす酵素が働き、スムーズに排出されるようになっています。

しかし、内膜が厚すぎると酵素が足りず、十分に溶けきらないまま排出されてしまいます。

子宮内膜症、子宮筋腫

血の塊が出たら、なんらかの病気が隠れていることも疑われます。子宮内膜症や子宮筋腫は珍しい病気ではなく、悩んでいる女性も多いです。それでも原因がわからず、根本的な治療法がありません。

子宮内膜症は子宮以外の場所にも子宮内膜のような組織ができて、通常の子宮内膜と同じように活動を繰り返します。卵巣の中にできたものをチョコレート嚢胞ともいいます。

子宮筋腫は子宮の筋肉にできる良性の腫瘍です。月経量が多く、生理痛や貧血、不正出血などがみられます。塊が大きくなってきたり、生理が重くなってきたと感じることがあれば、なるべく早く病院に行き、検査を受けてみましょう。

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生理の血の塊の状態

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いわゆる「レバー状」と言われることが多い血の塊ですが、他に例えられる状態などは次の通りです。

ドロドロ、ネバネバ、プルプル、ぶよぶよ、固い、ピンポン球、小さなつぶつぶ、米粒
チョコレート、レバー、手のひらサイズ、つぶれない、黒い、臭い、皮みたい、など

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生理で血の塊が出るときの対処法

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生理にともなう様々な症状には、生活習慣が大きく影響しています。骨盤内のうっ血やホルモンの乱れを引き起こすような生活を送ってはいませんか? ぜひ、一度振り替えってみましょう。

運動不足

定期的に体を動かして汗をかくことは、体力を維持するだけでなく、自律神経を整えたり、ストレスの発散にもなります。体温を上げて、血行を促進します。

むくみをとって、老廃物を排出することにもなります。うっ血を解消して、新鮮な血液をどんどん子宮に届けてあげましょう。

温める

冷え性の自覚があれば、早急に改善しましょう。女性は筋肉が少ないので自覚がない人でも冷えがちです。インナーを重ね着したり、カイロや湯たんぽを利用しましょう。服で身体を締め付けないことも大切です。お尻や太ももの大きな筋肉を鍛えるといいでしょう。

ハイヒールはふくらはぎの筋肉を使わないので、スニーカーなどで歩いて足全体の筋肉を動かすようにするだけでも運動量は上がります。体を温める方法は、体を温める方法とは?食べ物や入浴方法を紹介!の記事を参考にして下さい!

食生活

塩や砂糖をたっぷり使った味付けの濃い食べ物や、ラーメン、丼もの、ジャンクフードはできるだけ避けるようにしましょう。ジュースやケーキ、おかしなども食べ過ぎないように気をつけましょう。

できる限り食事から必要な栄養をたっぷりと摂るようにしましょう。青魚に含まれるDHAやEPAは血行の促進を助けます。サバ、サンマ、イワシ、鮭などを積極的に食べましょう。豆類、レバー、ひじきなどの海藻なども血液を作るのに役立つ食材です。

睡眠

夜更かしや不規則な生活習慣を送っているのなら、早寝早起きを心がけることも大切です。体調管理は日頃の習慣が大きく影響します。

睡眠時間を確保して身体を休め、疲労を残さないことが大切です。長い時間ストレスにさられていると、自律神経が乱れて低体温や冷え性、生理痛などを引き起こします。

リラックス

イライラしたり怒ったり不安を抱えていると、様々な不調が現れてしまいます。ストレスはなるべく溜めないようにしましょう。温泉で身体を温めたり、好きなことをしてゆったりと過ごすのもいいでしょう。

お腹を優しくマッサージしてコリや固いと感じるところをほぐすと、リラックスができておなかもぽかぽかとしてきます。自律神経が乱れると、ホルモンバランスが崩れ、冷えなどを引き起こします。

病院に行く

ホルモンバランスが乱れていないか、女性特有の病気がないかなども一度調べておきましょう。

血の塊が出る原因があればそれに合わせた対処をしていきましょう。生理痛やPMS(生理前症候群)などがあれば、ホルモンを補う薬や低用量のピルなどで女性ホルモンをコントロールすることができます。

漢方薬を利用して体質から改善していく方法もあります。症状の強さや妊娠の希望などを伝えて、薬の種類や服用の方法を医師とよく相談をしてください。

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まとめ

生理で血の塊が出るときの症状や対策について、おさらいしておきます。

生理は女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンによって管理されています。
卵胞から分泌されるエストロゲンが子宮内膜を厚くします。
エストロゲンが過剰のために子宮内膜を作りすぎて、血の塊の原因になることがあります。
骨盤内の血液が滞ると、子宮内膜の排出もスムーズに行われにくくなります。
積極的に身体を動かして血行を促し、バランスの良い栄養のある食事を摂りましょう。

低用量ピルは女性ホルモンをコントロールしてPMSの症状を緩和することが狙いです。排卵を止めるだけなので、服用をやめれば排卵は再開されますし、不妊のリスクは否定されています。PMSは個人差や月ごとの症状や痛みの差も大きく、病院に行くタイミングを逃してしまいがちです。しかし、自分の体質を知るためにも、病院で一度詳しく検査を行い、PMSの原因を知っておくことはとても大切です。それぞれの体質に合わせた対策をして、不快な時期を乗り越えましょう!

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