食べ過ぎで胃痛が起きる原因は?症状に合った対処方法を紹介!

食べ過ぎてお腹が痛いというのは漫画的な表現だと思っていましたが、年齢を重ねるにつれてそれが決しておおげさではなかった事を思い知ったという方も多いのではないでしょうか。

年齢を重ねるに連れてどんどん身体の衰えを感じてきて、いままで胃痛など感じたことのなかった人も20代の後半になると、食べ過ぎや食べた物による胸焼けや胃痛などの痛みを感じ始め、胃薬などを初めて飲んだ経験をするようになるかと思います。

胃痛はどの様な時に特に発生しやすいのでしょうか?原因や対策方法、胃痛が起こったときの対処法などを合わせて紹介していきます。

これからの季節に起こりそうな、食べ過ぎると胃がもたれる、胃が痛いといったお悩みを持つ方は是非参考にしてみてください。胃を労って快適な生活を送っていきましょう。

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食べ過ぎ胃痛の原因とは

胃痛

食べ過ぎて調子が悪い場合は多々ありますが、胃が痛い場合と腹部が痛い場合の症状で、原因は異なります。症状ごとの原因をしっかり把握して、自分の胃がなぜ不快な症状を発しているのか明確にしていきましょう。

胃痛の症状の原因がわかることでどのような対処が有効なのかも変わってきます。胃腸薬などを飲む前に原因を診断していきましょう。

胃が痛い場合

まず、胃が痛い場合についてです。食べ過ぎによる胃痛が起こる原因は、胃液によるものがほとんどです。食べ物が入って来るとそれを消化する為に、胃は胃液を出しますが、大量に食べ過ぎると胃液が出過ぎてしまいます。

普段であれば、胃は胃液から自分を守るために粘膜で覆われています。粘膜が無ければ、胃は自らの胃液で溶けてしまいます。胃液が出過ぎるとこの粘膜がダメージを受け、このために食べ過ぎによる胃痛が起こっているのです。

この胃痛は胃酸過多による胃痛なので制酸剤系の薬を飲むと症状は和らぐでしょう。

胃酸が出すぎてしまう原因

胃酸が多くなってしまう原因としてはストレスを感じすぎている影響や飲み過ぎによる影響で自律神経が乱れていることやカフェインなどの食材の摂り過ぎなどの問題が影響して分泌されやすくなります。

これらの問題となる原因を普段から日常的に行ってしまっている人は、大量に食事をした場合のみでなく空腹時にも胃痛を感じやすくなっています。

痛みの現れ方としては、キリキリと痛む感じや、チクチクと言った感じの痛みになります。空腹時にも胃酸が分泌されてしまっているために胃の粘膜を刺激して痛みを発生させます。空腹時には吐き気などの症状を伴う場合もあります。

これらの問題が長期間続いてしまうと胃潰瘍などの問題に繋がったり、腹圧や胃圧が上がることで自律神経の乱れも相まって下部食道括約筋が緩み逆流性食道炎になってしまう問題も控えています。もし長期間痛みが発生している場合は病院での検査を行うようにしましょう。また定期検査での胃カメラなどの検査も重要ですよ。ピロリ菌などの問題も同時に発見されるかもしれません。

腹部が痛む場合

胃の痛みに対して、腹部の痛みは消化不良が原因となっている事が多く、胃腸の働きが鈍っているために起こります。つまり、胃が痛い場合と腹部が痛い場合はその対処方法も異なってくるので注意が必要です。

消化不良の場合に胃酸を抑えるタイプの胃薬を飲んでしまうと更に胃の中の物が残ってしまい、更なる不快感を呼ぶことに繋がります。また食前に飲むタイプの胃腸薬なども控えた方がいいでしょう。胃薬などの市販薬を飲む場合は食後に消化酵素剤が配合されている消化剤などを飲むほうが効果的です。

消化不良は、胃や腸その他の内蔵の働きや神経などに病的な疾患の問題が認められないのにも関わらず、胃腸の働きが鈍くなり、吐き気や食欲不振や胃痛、腹痛、胸焼け、膨満感などの違和感の感じる症状を発症してしまうものです。

消化不良が起きてしまう原因

消化液の胃酸や胃の働きの低下などの問題が引き起こってしまう原因としては、よく噛まずに食べてしまうことや、早食いや脂っこい食事や消化の悪いものを多く食べるなどの食事法によって特に消化不良が起きやすくなる事があります。長時間これらの食べ物が胃の中に残ってしまうことにより、胃の機能が低下し消化不良が起こります。

その他にも、過労やストレス、睡眠不足や刺激の多い食べ物やアルコールなどでも胃酸の分泌が低下してしまうこともあります。特に食後は胃の消化を促すために胃に血液を多く送ります。この時に活発に身体や筋肉を働かせてしまうと、十分に胃への血液が回らず消化不良になりやすくなります。

また痩せ型で腹筋の少ない人は胃の働きが弱いことも傾向としてあります。慢性的に胃痛の症状が強く現れる人は、栄養素を食事から十分に吸収できない吸収不良症候群などの問題や胃下垂、慢性胃炎などの病気の可能性もあります。

胃が痛い時同様に腹部よりに痛みが発生している問題が長期的に発生している場合も一度病院での検査を受けてみたほうがいいでしょう。胃痛や胸焼けなどで病院へ行く場合は、消化器内科、消化器外科、胃腸科などの部門がある病院での検査を受けましょう。

しかし胃の消化不良の問題は胆のうや肝臓や膵臓の問題である可能性もあります。通院しても改善されない場合は人間ドックなどで精密検査を受けてみたほうがいいでしょう。

消化不良については、胃が痛い!消化不良が起こる原因と改善方法の記事を参考にしてください。

2種類の胃の痛みの原因

胃が痛い場合は酸を抑え、消化不良の場合は消化を促進する事がその対策の主なものです。今自分がどちらの症状にあるのかを判断する事が必要になりますが、大まかに捉えると以下の症状が代表的なものです。

・酸によるもの…吐き気や胸焼けがある

・消化不良によるもの…胃がもたれている

自分がどちらの症状に近いものなのかを診断して対策法を行っていきましょう。

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今胃が痛い!という場合の対策

薬

胃が痛い場合の対処方法を紹介します。痛さの症状によって対処方法を変えていきましょう。有効とされているいくつかの対策法を紹介していきます。自分に合った対策法をいくつか覚えておきいつでも対処できるようにしておくといいでしょう。

既に動けない場合

胃の粘膜が荒れていると、吐き気を伴う胃痛が起こる事があります。既にこの状態になってしまっている、という場合はとにかく安静にしている事が一番大切です。

薬を飲みたくなってしまいますが、実は胃がもたれている場合と胃が痛い場合の薬は全く違うものなので、間違って飲んでしまうと問題です。薬剤師さんに相談出来る状態であれば薬を服用しても構いません。

横になって休む場合、体の右側を下にして横になると良いというものがあります。これは人の体、特に胃が左右対称でない事から起こる現象です。生体であれば、胃は体の左側に湾曲して膨らんでいます。胃から十二指腸への流れは体の右側にあるので、右を下にして横になることでこの流れが物理的にスムーズになり、腸の方へ流れやすくなるため楽になるのです。

安静にする場合の注意点として、眠ってはいけないという事があります。休むのは良い事ですが、寝てしまうと体の働きは低下します。こうなると胃の働きも弱まってしまうので消化がされなくなります。

起きた時にまだ気持ち悪いなどの問題になることもありますので、眠らないように横になって安静にしておきましょう。しかし食べすぎた状態で横になってしまうと腹圧が高まり逆流性食道炎を発生させることもあります。横にならなくても座った状態でも身体を休めて胃の働きに集中させましょう。

動ける程度の場合

そこまで重い症状でない場合は、胃を動かして消化を促進する事がおすすめです。体の代謝を上げる事で胃の動きを良くし、消化を進めればよいのです。

とはいえ、過度の満腹状態が原因で悩んでいる時に激しい運動をするのはあまり良くありません。万が一吐いてしまうと喉や食道に大きなダメージを与える事になります。ウォーキング程度の軽い運動をすると胃腸の動きを活発にする事ができます。

また、同様にどんなに苦しくても無理矢理吐こうとするのは禁物です。胃液は非常に強いものなので、胃以外の部分に触れるのは非常に危険です。

軽い運動で胃の働きを促進する他にもツボ押しなどの解消法もあります。

胃もたれに有効なツボ押しなどのいくつかの対処法については、胃もたれを解消する6つの方法!ツボや食べ物の紹介!の記事を参考にしてみてください。

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食事前にできる胃痛対策

減量 食事

食事をする前に、対策を行うようにすることで胃痛を予防することができます。食前に行える有効な対策法を紹介していきます。外食やバーベキューなどたくさん食べることが予測される日の直前に対策をして胃痛の問題になりにくくしていきましょう。

逆に胃痛の問題を引き起こしやすくなってしまう注意すべき行為もありますので合わせて注意点も確認し、胃痛の問題を回避していきましょう。

食べるタイミング

食事はよく噛む事が重要です。人間の体は、意外と単純に出来ている部分があります。

噛まずに食べると食べ物が大きいまま胃に到達してしまい、これを溶かすには多くの胃液が必要になります。また、唾液と混ざり合う事も消化を助ける事につながります。

早食いは、よく噛まないというだけではなく、空気を一緒に胃に入れてしまうという点も問題です。胃が膨らんでしまうため胃もたれの原因になります。

食べ過ぎは良くないとはいえ、空腹も胃にはあまり良くありません。お腹が空きすぎて痛い事があるように、空腹状態が続くと胃液が過剰に分泌されてしまうので、胃を攻撃します。食べ過ぎず、食べな過ぎずのバランスが重要なのです。食事は時間を決めて規則正しく採る事が胃にやさしいといえます。空腹時の胃痛については、空腹時胃痛が起きる原因とは?吐き気や下痢には要注意!の記事を参考にしてみてください。

また、胃の働きが鈍くなるタイミングを避ける事で、胃にやさしい食事をする事ができます。胃の働きが鈍くなるのは激しい運動をしたあと、入浴後、就寝時などです。この時間の食事は避けましょう。

胃痛を引き起こす食材

食事のタイミングについて確認したら、内容についても知っておきましょう。胃に負担をかけないためには、暴飲暴食を避ける事が大切です。

香辛料、ニンニクなどの刺激物、アルコール、カフェインは胃粘膜を荒らし、胃液の分泌を促進する作用があります。これらを多く取りすぎると、胃痛につながりますので注意しましょう。

また、脂っこい料理や繊維質の多いもの、塩分の多いものは消化があまりよくないので胃に負担を掛ける事があります。体に良いものもありますが、何事も採り過ぎは良くないという事です。

胃そのものには熱さ、冷たさを感じる神経がないため気が付きづらいですが、極端に熱いものや冷たいものも同様に胃に負担を掛けます。わからないだけにダメージに気が付きづらく、気をつけたい所です。

日常生活の中での対策

胃はとてもデリケートな器官なので、食事以外の時にも気をつけられる事があります。

胃は自律神経の影響を受けていますが、自律神経はストレスによって乱れてしまいます。ストレス状態が長引くと、食べ過ぎているわけではないのに胃液の分泌量が増加して胃粘膜を傷つけてしまい、慢性的な胃痛が起こる事があります。

さらに、ストレスは血流を悪くするので血液が胃の粘膜に届きづらくなり、粘膜が弱る一因となります。同様に、睡眠不足は自律神経の乱れを招くため胃にも悪影響を及ぼします。

ここで言うストレスは精神的なものに限りません。肉体的にストレスがある状態、例えば激しい運動をしたり常に疲労状態にあるような場合、胃の粘膜は弱ってしまい、いつもなら平気な量の胃液にも対抗出来なくなる場合があります。

普段からの食事で胃粘膜を丈夫に

胃などの消化器官の粘膜が弱くなっていると、ちょっとした胃酸の影響や食べ過ぎなどでの行動の影響で過ぎに胃痛につながってしまいやすくなります。

その問題を回避するためには昔の若い頃のような胃の粘膜の丈夫さを取り戻すことが重要になります。胃などの粘膜の保護や修復、強化する食材を普段から摂取していくことで、胃の機能を最大限に発揮させることが出来ます。

まずは粘膜を弱くしてしまう問題となる行為「睡眠不足・暴飲暴食・ストレスの溜め込み・口で呼吸する」などの行為は避けてさらに食事によって粘膜を丈夫にしていきましょう。

有効な食材としては

ムチンを多く含む納豆、山芋、里芋、なめこ、オクラ

ビタミンAやBを豊富に含む卵、レバー、まぐろ、緑黄色野菜

などが有効です。その他にも豚肉、牡蠣などの食材も粘膜を丈夫にする食材として有効です。これらの食材をバランスよく摂って、用事の際に備えて胃の粘膜を強くしていきましょう。

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胃が痛い時に避けるべき食材と胃にやさしい食材

食事

胃の痛みが発生している場合、食欲不振になってしまったりさっぱりしたものを欲しくなりますが、こと時に取ることで逆効果になってしまう食べ物もあります。

また、食べすぎた場合は胃をしっかり元の状態に戻すため半日くらい断食するプチ断食なども有効ですが、長期的に食べすぎないでいると逆に栄養不足になり不快感が増してしまうこともあります。

なのでこの時の食事で注意したい食事、食べたほうがいい食事などを知っておきましょう。

胃痛時に良くない食べ物

ここまで胃痛の対策と予防についてご紹介してきました。脂っこいものや激辛料理は胃によくない、といったある程度一般的な内容や、普段身を以て知っている事もありますが、中には意外に胃に悪い食べ物があります。

いつもなら体に良い成分としておなじみの酢の物は、酸が含まれています。また、消化されづらい食べ物としてタコやイカがあります。胃がもたれている時にはタコの酢の物のようなさっぱりしたものが食べたくなりますが、胃への影響という面からみるとあまり良くありません。胃が弱っている時には避けた方がよい食材です。

胃痛時に良い食べ物

対して、たんぱく質は胃に優しい食材です。納豆、味噌、豆腐など良質なタンパク質を含み、かつ硬い豆の状態でないもの、消化もしやすく胃の回復力を強めてくれます。

また、牛乳や脂身の少ないささみ、もも肉なども胃の回復を助け、胃壁を保護する作用を持つ食材なので摂取をお勧め致します。

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まとめ

非常にデリケートな器官である胃はちょっとした事でバランスを崩してしまいます。しかも強力な胃液を出しているので、きっかけは小さなダメージでもやがて大きな症状につながる可能性があります。

胃の健康は、規則正しい食事をする事とストレスをためない事で保つ事ができます。忙しい中では難しい面もありますが、意識を向けるだけでも違って来るのでぜひ胃を労りましょう!

また、長期的に続いたり、動けなくなる程の激しい胃痛には重大な病気が隠れている可能性もあります。自己判断に頼らず、早めの医療機関受診が不可欠です。

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