精子が黄色っぽい原因は?病気の可能性や検査方法を紹介!

普段精液の色を確認していますか?男性にとって”精子”は将来子孫を残す上で大切な種になる物です。その”精子”を含む精液は何か病気になっていたり自分の体調によって変化するので、たまにじっくり観察する事が大切です。

基本的には白色や透明な色をしていますが、黄色い精液が出てしまったという場合何か異常が起きている可能性があります。

精液は色の変化の他に、ドロっとしていたり、サラサラしていたりその日の体の調子や、何日間溜め込んでいたかで量や精子の質が変わってきます。もしかしたら精子が異常な状態になっているのは性病に感染しているからかもしれません。

今回は精液が黄色くなる原因や解決方法など詳しく説明していきます。また、どの様な精子の状態が最も望ましい状態なのか、どのくらいの頻度で精子を排出したほうが良いのかなどについて紹介していきます。

精子の状態の変化について正しく理解し、異常が確認された際にはしっかり専門家に検査をしてもらい治療を行っていきましょう。

精液が黄色くなる原因

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精子が黄色くなってしまう原因にはどんな物があるのでしょうか?

それぞれの原因についてみていきましょう。まずは自分にどの原因が当てはまるかを考えて、精巣に問題が発生していないか明らかにしていきましょう。

精子について

精子とは生殖細胞の1つで、睾丸の中にある精巣で作られます。元々はタンパク質になっていて精原細胞から精子になるのに約74日ほどかかります。男性は1日に5千万から1億個の精子を作っていて、毎日新しく作られ続けるので底を尽きる事がありません。

大体精巣に10億個の精子を保存する事が出来て、1回射精するごとに1億から4億の精子を出す事が出来ます。暫く精子を体外に出していない状態ですと精巣に10億個の精子があるので1日に数回出しても量が沢山出ますが、毎日のように体外に出していると卵巣に保存されている量が少ないので1回の量が少なくなります。

男性でしたらこの感覚はわかりますよね?毎日体外に出すのではなく、2,3日に1回の射精がちょうど良い数と言われています。

黄色くなる原因

精液の質については個人差がありますが、一般的に白色から透明の色をしていてサラサラ~ちょっとドロッとした肌触りをしています。普段あまり精液を観察した事の無いと言う人は一度じっくり見て頂きたいのですが、薄く黄色みがかった色やハッキリ黄色になっている精液があります。

考えられる原因は

  • 元々の体質的な問題
  • 膿精液症
  • 感染症

この3つになります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

元々の体質

仕事

精子の色が黄色がかってしまう症状は珍しいことではありません。実際に性行為を体験したことの無い男性でもこの様な精液を排出することはありえます。

性病でも何でも無く、通常の精巣の働きによって色が変化する場合があります。詳しいその訳についてみていきましょう。

体質により色が変わる

初めに精液の色や質は個人差があると説明しました。一般的な精液は白色~透明ですが、人によっては元から少し黄色みがかった人もいます。また、暫く射精をしていないと睾丸の中で精液が凝縮されて普段より黄色っぽくなる事があります。

更に老化の影響でも、若いうちにはこんな黄色っぽい精子が出たことはなかったのに、色に変化が現れる場合もあります。

具体的に年齢でどのくらいになれば色に変化が現れるのかまではわかりませんが、男性の更年期障害が訪れる年齢は女性よりも10年ほど遅い55歳〜65歳までと言われています。

なのでこの時期に近づくと精子の色にも変化が訪れるようになるでしょう。

ドロっとしているのは精嚢線からの分泌液

また精子がゼリー状に若干固まった状態で排出されることもあります。これは精嚢腺から排出されている体液で精液全体の6割近くを占めている成分になります。

この液体は精子が膣内から流れ出てしまわないために、ゼリー状に固めて排出して、残留率を上げる働きをになっている成分になります。

排出すぐはかなりドロドロしていますが、排出されてから数分経つと性質が変わりサラサラとしてきて、精子の運動が活発になります。見た目的にどろどろしていると臭いを強く発しそうであったり、不健康そうに見えますが、実際には無臭で特に害のあるものではありません。

この成分が射精された精子の中に多ければ多いほどドロドロの具合は増します。

精液に含まれている成分について

先程説明した精嚢線液の他にも、前立腺液やカウパー液などが含まれていて、実際に射精される精液の中に含まれている液体の中には精子はわずか数%しか含まれていません。

本来精子は無色透明の色がついていないもので精子だけが排出された場合は透明な色をしているでしょう。

白く色づいていたり、凝縮されて黄色くなっているものの正体は前立腺液です。前立腺液は精液に3割ほど含まれていて、サラサラしている、色は白色、精液独特の臭いを発するという特徴を持っています。働きとしてはクエン酸が多く含まれているので精液の活動を活発にしたり、弱アルカリ性の性質があるので膣内を酸性からアルカリ性に傾けて精子が生きた状態で子宮内に届くことをサポートします。

前述した精嚢腺液と前立腺液、更に僅かに含まれるカウパー腺液(我慢に汁、先走り汁)を合わせて9割以上はこれらの液体で精液は構成されています。

まずは様子を見よう

精液の色に関しては性病の可能性も疑われますが、性病の代表的な症状の痒みやぶつぶつ、排尿時の痛みなどの症状が発生していない場合は、性行為は控えて、自慰行為のみで様子をみてみましょう。

再度射精した時の精液の色や質などをみながら、異常が続くようであれば性病科や泌尿器科などの病院で一度検査をしてみましょう。

精液はその日の体調や、精液のたまり具合、性的興奮の高まり具合で排出量やブレンドされる成分配分なども変わってきます。

たまに精子が黄色っぽくなる程度であれば特に気にする必要は無いでしょう。

精液を濃くする食べ物

また精液を濃くする食べ物と言うものも存在します。亜鉛やアルギニンなどの栄養素が含まれている食べ物が精液を濃くする食品として知られています。

亜鉛を多く含む食べ物としては、特に牡蠣がダントツに亜鉛を多く含んでいて、それに次いでレバーやホヤなどがあります。

アルギニンはタンパク質を構成しているアミノ酸の一つで、アルギニンを多く含んでいる食品としては肉類、大豆、ナッツ類、エビ、牛乳、玄米などの食品があります。

これらの食品を多く食べていると精液は濃くなりやすいですので、これらの食事を普段から多く摂っていると精液が黄色くなったり、ドロドロする機会も多くなるでしょう。

膿精液症

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膿精液症は男性不妊症の1つで、精液の中に白血球が混ざった状態の事を言います。精液1ml中に100万個以上の白血球が確認されると膿精液症と診断されます。通常の精液は精漿と精子で作られているので白血球や赤血球などの血液の細胞成分は紛れ込まないように作られています。

白血球が混ざる事によって精子の運動率がとても下がってしまうので、不妊症になりますし白血球から分泌される炎症物質がDNAにダメージを与えてしまい、妊娠したとしても流産の可能性が高くなってしまう病気です。

膿精液症の原因

基本的に原因不明のものが多いようですが、細菌などの感染による前立腺・精嚢の炎症によって引き起こす場合もあります。「大腸菌」や「結核菌」が精路全体が感染して炎症を起こしたり、クラミジアなどの感染が多いようです。

膿精液症の症状

病名にもある通り精液に膿が混ざり黄色く変色する症状が出ます。また、排尿する時に痛みを感じたり頻尿や残尿感などの症状が出ます。

しかし、痛みや違和感に関しては感じる事の無いまま生活してしまう男性もいるので、一番わかりやすい精液の色を見落とす事の無いようにするのが一番です。

膿精液症の治療

脳精液症の治療法は原因になっている感染症を治療する事になります。基本的に細菌などには抗生物質で治療し、1~2週間服用して炎症を抑えます。

この治療を行う事で精子の中の白血球が無くなるので正常に戻れば不妊も治ります。しっかり治療を行えば治らない病気ではないので、必ず病院に行くようにしましょう。

性病感染

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性病の中でも精液が黄色に変色する症状がある病気は以下の通りになります。

クラミジア

クラミジアは男女共に性感染症の中で一番感染されている病原菌です。クラミジア・トラコマチスという菌が感染する事によって起こります。クラミジアと聞くと性病のイメージが強いですが、性器だけでなく喉に感染する咽頭クラミジアもあります。

●原因

主な原因はクラミジア感染者との性行為によるものです。粘液や膣内分泌液、唾液などの接触すると感染します。クラミジアは自覚症状が出ない人が多いので、気付かないうちに移したり移されたりしているのが厄介なところです。

●症状

「尿道炎」が起きて尿道に痒みや排尿痛などの症状が出ます。この症状は1~3週間クラミジアが潜伏した後に出てきます。尿道炎はクラミジア特有の症状では無いので一緒に症状が出る「黄色い精液」と一緒に確認するのが良いでしょう。

ただ、先ほども説明した通り自覚症状が出ない人が多いので注意しなければいません。

●治療

クラミジアの治療は抗生物質を使って治療していきます。男性の場合は内服薬での治療が一般的です。いくつか種類があり「マクロライド系」「キノロン系」「テトラライクリン系」の3つに分ける事が出来ます。

これらの薬を7日間毎日欠かさずに服用する事で完治します。治療する際はパートナーの人と一緒に治療しないとピンポン感染してしまうので気を付けて下さい。そして完全にクラミジアが完治するまでは絶対に性交渉などしないようにして下さい。

淋病

淋病は淋菌に感染する事によって起こります。

●原因

性行為やオーラルセックスによって感染します。淋菌はとても弱い菌になっていて、粘膜から離れて数時間すると感染力が無くなります。ですので基本的には粘膜同士の感染が一般的ですが、感染者の使用したタオルに淋菌が付いて感染力が失われる前にその部分に粘膜が触れてしまうと感染してしまいます

●症状

淋病は潜伏期間がそれほど長くなく、感染してから1週間の間に症状が現れます。男性の症状は「排尿時の痛み」「勃起時の痛み」「膿の混じった精液」などが現れます。激しい痛みになるのでいつもと違うという事は判断しやすいと思います。

まれに無症状の場合もあります。

●治療

淋病は他の性感染症のように抗生物質の飲み薬だけで治療するのは難しいとされています。薬を服用している途中で耐性が出来てしまい効果が無くなってしまう可能性があるのです。抗生剤を点滴や注射などで投与する必要があります。

それと一緒に内服薬も一緒に服用して治療をします。数週間から1ヵ月という長い治療期間になりますが、淋菌がなくなっていれば完治となります。

HIV・エイズ

HIVとはHumanImmunodeficiencyVirus(ヒト免疫不全ウイルス)の事を言い、色々な細菌・カビ・ウイルスなどから守るのにとても重要な細胞に感染するウイルスになります。このウイルスがTリンパ球やマクロファージなどに感染するとその中でHIVが増殖して、免疫に必要な細胞が減っていきます。すると今まで感染しにくかったのにも感染しやすくなり病気になりやすくなります。

●原因

HIVに感染すると血液・精液・膣分泌液・母乳などに多く分泌されるので、唾液や尿などからは人に感染させる量のウイルスは分泌されません。ですので、粘膜や血管までできた傷から感染します。多くは性交渉や輸血などの血液感染になっています。

●症状

HIVは体内に入るとリンパを目指します。リンパに到着するまで2週間以内がほとんどですが最長で1ヵ月となっています。リンパに到着するとHIVが増殖を始めて3~4週間ほどすると初期症状が現れてきます。

エイズは精液の変化の他に全身に症状が出るのが特徴的です。急激に体重が減少したり倦怠感を感じる場合は注意です。

詳しくは、hivの初期症状とは?時期や期間、感染経路を紹介!を参考にして下さい!

●治療

現在はHIVを完全に体内から消すという治療法がありませんが、抗HIV薬でウイルスの増殖を抑える事はできます。それによってエイズの発症を防ぐので早期治療が大切という事になります。

性病検査・精子検査

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性病は自覚症状が無い場合がありますので、普段から検査を行う事が一番安全と言えます。

性病検査

男性の性病検査は泌尿器科などで行っていますが、保健所などで匿名で受ける事が出来ます。また、自宅で出来る性病検査キットなどがあるので病院に行く時間が無いという人はこちらも使用してみると良いでしょう。

精液検査

精液検査は1回の射精で出てくる精液の量と質を検査するものです。

これによって精子の運動量や奇形率やウイルス感染を調べる事が出来ます。射精した精液を規定の容器の中に入れるのですが、コンドームなどを使用するとコンドームに塗布されてある薬剤が混ざってしまい正しい結果が出ない事があるので、コンドームの使用はしないようにして下さい。

射精は病院で行うか自宅で行うか選べますが、自宅で行う場合は時間を計算しなければいけないので、病院で採取するのが一番早いでしょう。この検査によって不妊症であるか性病感染しているかが分かります。

詳しくは、精液の検査方法について!注意点や価格について紹介!を読んでおきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。精液が黄色くなってしまう原因は主に性病感染にあるという事がわかりましたね。とは言え、体質やその時の体調によっても左右されてくるので、性行為など行った記憶がない場合は一概に心配する事はありません。

定期的に性病検査や精液検査を行っておくと安心出来ますし、自覚症状が無いまま他の人に感染させてしまうという事を避けられるので、検査は日頃から行っておく事をオススメします。性病に感染してしまった時でも早期発見できればすぐ完治する事が可能になるので、とても大切な事ですよ。

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