勃起不全とは?原因と対処法を知って、改善させよう!

EDとは、Erectile Dysfunctionの略称のことであり、いわゆるインポテンツのことです。もちろん、男性に特有の症状でして、勃起不全という別称でも呼ばれています。その症状を一言で表しますと、文字通り、「勃起が十分に出来ない」という状態です。ちなみにその名称のためか、勃起不全=一切勃起できないというイメージを持たれる方も多いようですが、決してその限りではありません。

全く勃起出来ないケースもありますが、勃起すること自体は可能だが時間がかかる場合や、いざ勃起したとしても長続きせず、すぐに柔らかくなるケースも一様に勃起不全(ED)である可能性があります。

勃起不全とは決して自分一人に限った問題ではなく、妻や恋人などの大切なパートナーにも関わる問題です。ですので、この記事を通して勃起不全の具体的な症状やその原因、そして対処法まで広く知って頂ければと思います。

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勃起不全の一般知識

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まずはそもそも正常に勃起する際の仕組みや、その具体的な症状について紹介したいと思います。こちらに書かれていること(特に勃起不全の具体的な症状)を参考に、ご自身の男性器の健康状態をご確認ください。

ここで、「自分は勃起不全なのでは」という疑いを持たれた方は迷わずに病院の診察を受けられることをおススメします。

勃起の仕組み

それではまずは、「正常な場合の勃起の仕組みやメカニズム」について紹介致します。繰り返しになりますが、簡単にいえば勃起不全とは「勃起が十分に出来ない」状態だと言えます。ですので、ご自身が勃起不全であるかしるためには、「本来の、正常な勃起がどのようなものか」を知っておくことが必要です。

正常なケースと照らし合わせることで、自身の勃起が正常か否かをしる大きな手掛かりになる可能性が高いからです。

まず正常な勃起は、脳を介して行われます。正確に順を追って説明しますと、

  1. 性的な興奮や刺激が脳へと伝わる
  2. 次に、その刺激を受けて脳から信号が発せられる
  3. その信号が、各神経を経由して陰茎(ペニス)に伝わる
  4. ペニスの中の、海綿体(正確にはその動脈)へと血が流れこむ
  5. スポンジ状の海綿体が流れ込んできた血を吸収することで、大きくなる
  6. 十分な量を吸収すると、中身が満たされるため硬くなる

これが正常な勃起の仕組みや手順です。ですので、十分な性的興奮は感じているのになかなか勃起しない、あるいは持続しないというケースは勃起不全である可能性が高いです。

勃起不全の具体的な症状、セルフチェック項目

冒頭で述べさせて頂いたように、勃起不全と一口に言ってもその症状は様々でして、一概に断定できるものではありません。ですのでここでは、勃起不全のセルフチェック項目を紹介したいともいます。

このチェック項目は勃起不全の各症状を集めたものでもありますので、その症状を知る上でも参考になるかと思われます。ちなみに、「最近六ヵ月以内」を基準にお考えください。また何れの問も、0点は「六か月以内に性交していない場合」のみです。

  1. 勃起を維持する自信はどの程度ありましたか?0-5点でお答えください。5に行くほど、「自信が高い」です。
  2. 性的刺激によって勃起した際、「挿入可能なレベル」の大きさと硬さに達した頻度はどれくらいですか?0-5点でお答えください。5に行くほど、「十分なレベルに達した頻度が高い」です。
  3. 性交中ですが、挿入後に勃起を維持できた頻度はどれくらいですか?0-5点でお答えください。5に行くほど、「維持できた頻度が高い」です。
  4. 挿入後から、「最後まで」勃起が継続するのはどの程度の困難でしたか?0-5点でお答えください。5に行くほど、「維持は困難ではなかった」です。
  5. 性交を実行した際に、十分満足いくほどの成功は、何回出来ましたか。0-5点でお答えください。5に行くほど、「満足できた回数・頻度が高い」です。

このチェック項目の結果、各ポイントの合計点が22-25であれば正常、17-21であれば軽症、12-16であれば軽症か中等、8-11ならば中等症、5-7であれば残念ながら、重症となります。5点以下はそもそも性行為をしていないことになります。 

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勃起不全の原因

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では次に、勃起不全になってしまう原因を紹介致します。確認させて頂きますが、通常の勃起は「性的刺激によって、海綿体に血液がスムーズかつ、十分に流れ込む」現象です。すなわち勃起不全の状態とは、このプロセスのどこかで支障をきたしている状態でもあります。要するに、「どの部分で支障が見られるか」によって、原因も異なります。

しかし大抵の場合は、「血流の流れが妨げられている」か「なんらかのトラウマやストレスのために勃起できない」の二つに大別されるので、それぞれ解説いたします。ちなみにこの二つ以外では、「勃起の際に経由する神経系がダメージを受けている」場合があります。神経が正常に機能しないために性的刺激がちゃんと脳に伝わらない、あるいは脳からの信号がペニスに届かないといったことがあるのです。

血流が妨げられているパターン

動脈がやや硬化気味、もしくはそもそも血液の循環がスムーズでないパターンです。その理由もやはり複数ありますが、特に多くみられるのが加齢によるものです。加齢に伴い、動脈は硬くなり血液の流れは妨げられます。すると海綿体に血液が流れ込みづらくなり、勃起不全に陥るというわけです。

また、生活習慣病による硬化も見逃せません。例えば食生活の偏りや乱れ、過度な持続的ストレスに多すぎるタバコとアルコール、さらに実際の病気などです。これらが重なるとどうしても血液の循環は妨害されてしまい、勃起不全に繋がります。また、肥満自体も直接、動脈硬化の原因になり得ます。生活習慣の乱れだけでなく、その副産物である脂肪によってさらに動脈硬化と勃起不全は加速してしまうのです。

しかし裏を返せば、適度な運動や規則正しい食生活を送り健康を維持すれば、この理由による勃起不全は防げます。それどころか、加齢による動脈硬化も防げます。実際、健康的な習慣を持つ場合、60歳を過ぎても通常通りに機能される男性は多いです。

心因性のパターン

簡単に言えば、何らかのトラウマやストレスのために勃起が出来ない場合です。正確には、なんらかのストレスやトラウマから、無意識に性行為に消極的になって避けてしまう、もしくは性的興奮が抑えられてしまう場合です。

代表的なのは、性行為に関してのトラウマや嫌な思い出の積み重ねです。例えば性行為に関することや男性器について女性から馬鹿にされた経験や、明らかに失敗してしまった経験などが積み重なった場合です。あるいは幼少期に性的虐待を受けた場合も当てはまります。こうなると無意識化で性行為を恐れて避けようとするため、自然と性的興奮がセーブされ勃起不全に陥ります。

あるいは人間関係のもつれや仕事の行き詰まりによるストレスも軽視できません。そうしたストレスが積み重なり、鬱や不眠症になると性的な興奮が抑えられてしまい勃起できなくなります。 

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勃起不全の対処法

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それではいよいよ、いざ実際に勃起不全になってしまった際の対処法や、事前の予防法を紹介したいと思います。

特に最近は、人体に安全でありながら勃起を促す内服薬なども続々と登場してきています。なので、勃起不全になってしまった際は一人で抱え込まず、迷わず医師の診察を受けられることを、まずお勧めします。

予防方法

既に前日したことですが、勃起不全を防ぐ最大の予防方法は「規則正しく、健康的な生活」を送ることです。即ち、適度な運動に十分な睡眠時間、健康的な食生活に、禁煙と禁酒です。もちろん、その全てを常に徹底する必要はありません。ですが常日頃から心がけるだけでもずいぶん変わります。

繰り返しになりますが、勃起不全を招く大きな要因の一つは、生活習慣の乱れや過度なストレスです。規則正しい生活習慣を送り、運動と睡眠によってストレスをも軽減することで勃起不全を防げます。特に、加齢による勃起不全を心配される方は是非とも取り組んでみてください。肉体に活力を保つ、ベストな方法の一つです。

また、それでも心配な方は「Lアルギニン」という成分を積極的に摂取してみては如何でしょうか。この成分が勃起機能の維持の上で重要であることが判明したためです。

勃起不全の治療薬を使う

しかし、気を付けていても勃起不全になってしまう時はあります。特にこの症状は心因的なものによっても引き起こされるので、100%の予防は不可能です。そんな時は迷わず病院(泌尿器科、もしくはメンタルクリニック)で医師の診察を受け、治療薬を処方して貰いましょう。この治療薬は、勃起とその維持をサポートするものです。

「勃起をサポートする」という文言だけ見ると、まるでこの治療薬がバイアグラなどの精力剤・媚薬と同列であるかのように思えますが違います。この薬には媚薬のような催淫効果はありません。使うことで過剰な性欲を覚えることもありません。

一言で言えば、この薬は単に血流を改善するだけのものです。つまりこの薬を服用することで、海綿体に血液が流れ込みやすくなるのです。そのため勃起しやすくなり、またその維持時間も伸びます。

しかし、いいこと尽くしではありません。これはれっきとした医療薬のため、使い方によっては副作用を引き起こします。ですので、服用される際には必ず医師の診察と指示を受けてからにして下さい。

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まとめ

程度の差こそあれ、勃起不全は意外とかかりやすく、身近にある症状と考えてよいでしょう。その上、いざ発症すれば大切なパートナーとの関係に支障を来す一因となるかもしれません。それを避けるためには、常日頃から健康的な生活を送り、肉体的・精神的負荷を和らげることが最も大切です。

ですが、例えば性的虐待のトラウマのように生活習慣云々ではどうにもならない心因的なケースもあります。それに該当する際には、一人で抱え込んではいけません。メンタルクリニックなどに通い、時間をかけて克服しましょう。

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