唇に膿が発生する原因は?病気かも?対処方法を知ろう!

唇の近くに膿が出来てしまったり、腫れ物が破裂してしまってなぜか膿っぽくなってしまったと気になっている方も多いのではないでしょうか。メイクで消すことは出来るけれども、悪化するんじゃないかとも思いますよね。

市販薬では刺激が強かったり、しかし痛みが酷いと、舌や歯などの神経にまで痛みが広がったりと対処法を知りたいところかと思います。

この記事では、そんな気になる膿はどうして起こってしまうのか、また、どのように回避していけばいいのかについて見ていきたいと思います。

唇に膿ができてしまうのってなにが原因なの?

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唇に膿ができてしまいほおって置くと治るけれども、また再発してしまうとお悩みの方もいるのではないでしょうか。なにが原因かよく分かっていないと、何度も同じことを繰り返してしまいますよね。

また、唇に膿ができてしまう原因が分かれば、もしかするとどのような病気の可能性があるかなどを考える事ができやすいです。病院などを受診する際にも自分の原因を伝えやすくなります。

まずは、唇に膿ができてしまうのはどういった原因があるのかについて見ていきたいと思います。

唇が乾燥してしまっているから

顔などが乾燥しやすいと言う方もいますよね。そういった方は、意識していても唇がひび割れてしまったり、乾燥しやすいのではないでしょうか。唇が乾燥しやすいということは、唇周辺に傷ができやすいということです。

もちろんこまめに薬を塗っていれば化膿することはありませんが、唾液などが原因で、唇周辺は薬が流れやすくなっています。また、塩分や糖分、その他食器についている雑菌などがつきやすいので、非常に化膿しやすいといえます。

もしかすると、膿ができやすいのは唇が乾燥しており、それにより細かいキズができやすい状態になっているからかもしれません。

何かのアレルギー反応を起こしているから

次に、何かしらのアレルギー反応を起こしている場合があります。人によっては、お湯などに反応してしまう場合もありますし、成人になってからアレルギーを発症している場合もあります。

もちろん精密検査をしてみなければなんともいえませんが、最近口周辺が腫れ上がったり、膿ができるのは、もしかするとノミだったり、何らかの食物アレルギーが原因かもしれません。

しびれなどが起きていないか、どんな症状なのかしっかりと確認するようにしましょう。また、薬を塗っても改善されない場合にはアレルギーの可能性が高いので、清潔にして病院にいくようにしましょう。

自分で気づかない内に唇を噛んでしまっているから

自分で気づかない内に唇を噛んでしまう癖があるという方はいないでしょうか。もちろん知らない間にやっているのでなかなか気付きづらいですが、周囲の人に聞いてみてくださいね。

唇を噛んでしまうというくせは、口の周りに唾液がつきやすく、また、傷などもつけやすくなってしまっています。ニキビなどが出来ている場合には、これによって唾液などがつくことで更に悪化しやすいと考える事ができます。

もちろん唇を噛むだけで膿んでしまうということは考えられませんが、他に何らかの原因が合った場合には、悪化させているのは唇を噛んでしまうという動作かもしれません。ガムをこまめに噛むようにしたり、唇の周辺に苦手な味のエキスを塗ってみると、自分がどれだけ噛む動作をしてしまっているのかに気づくことが出来るかもしれませんよ。

唇に膿ができた時に検討しておきたい病気ってどういったものがあるの?

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唇に膿ができてしまうと気になってしまうのが、何らかの病気ではないのかということですよね。特に、だんだん膿が大きくなってしまったりすると気になって仕方がないのではないでしょうか。

また、口の周辺ということで、何かしら悪化していってしまうと、治療も大変だというイメージが強いですよね。口に膿ができる病気というのはどういった例があるのかを知ることによって、冷静な判断を下すことが出来るようになりましょう。

もちろんここでこの病気と断定するのではなく、もしかするとこれかもしれないので、病院に行くという考え方をするようにしましょう。

免疫力などが弱まるとかかりやすい口唇ヘルペス

口唇ヘルペスというのは、人から人に移ると言われているウイルス性の病気です。口の周りに水ぶくれのような出来ものができると言われています。これは最初の症状で、悪化していくとだんだん口の中や喉にまで広がっていきます。

口唇ヘルペスは主に、ストレスや疲れなどにより免疫力が弱っているとかかりやすいと言われています。そのため、冬のインフルエンザシーズンや、夏の暑い時期などには発症しやすいです。

口の周りに違和感がでている初期の段階で治療を始めると、そこまでひどくならずに完治することが出来るので、疲れている時に口周りに何か異変を感じたら、早めに医者を受診することをおすすめします。

唇の近くにできてしまっているニキビ

唇の近くにできているニキビも膿になりやすいと言われています。生理が近づくと白ニキビなどが出来る方もいるかと思います。

特に、唇の近くにできていると言うことは、栄養が足りておらず、ビタミンBやビタミンAなどのビタミン不足である可能性があります。もちろん成人するまでは口の周りにもニキビができやすいのですが、成人後にニキビができてしまうのは、何かしら原因があります。

また、口の周りにニキビが出来るということは、胃腸が荒れてしまっている可能性もあります。最近体調が悪かったり、むくみなどが気になるといった異変を感じている場合は、ニキビによって知らせてくれています。

まずは自分の生活習慣を見直すことで、ニキビを改善することを心がけましょう。よく寝て食事を摂ることで、ある程度改善することはできるはずですよ。

唇の両端などに出来てしまっている口角炎

次に見ていきたいのが、口角炎です。口内炎はよく聞くかもしれませんが、唇のはしに出来るといわれているのが口角炎です。口を大きく開けようとしても痛みを感じるので、人によっては食事も大変かもしれません。

ビタミンが不足していたり、アトピー性の皮膚炎が発症しているとなりやすいと言われています。口角炎は唾液などで発症しやすいので、食事の後はきちんと口を拭いたり、ワセリンなどを塗ることで保護をするようにしましょう。

一度かさぶたができた後も、口を開ける動作によって剥がれてしまう可能性があるので、比較的完治するまでに時間がかかるということができます。

唇に膿ができてしまったらどのように対処すればいいの?

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唇に膿ができる原因や、膿ができる可能性のある病気について見ていきましたが、そもそも膿を発症させたくないという方ばかりですよね。一度膿ができてしまったけれども、どのようにすれば膿を発症せずに済ませる方法があるのかと考えている方は多いのではないでしょうか。

最初は難しいかもしれませんが、こまめに習慣に取り入れることによって、実は膿はできにくいと考える事ができます。どういった事によって起こるかはわかったので、膿の予防法について見ていきましょう。

まずは清潔に保ち、保湿を怠らないようにする

口の周りって何かを食べると思いの外汚れてしまいますよね。また、それにいちいち気を使っている暇もないという方もいるのではないでしょうか。もちろんさらっと拭くことはあっても、細菌が繁殖して清潔ではない場合もあります。

できるだけ口の周りは清潔に保つようにしましょう。少し流すだけでもかなり違います。また、口の周りを洗った後には保湿も怠らないようにしましょう。リップクリームでもあれやすいと言う方は、ワセリンなどを塗るのもおすすめです。

最初はなれなかったり、保湿をする習慣がないかもしれませんが、保湿を続けることで確実にしっとりとした唇になりますよ。ぜひ始めてみてくださいね。

あきらかに痛みや腫れがある場合には医師を受診するようにする

次に、唇に異変が起こった時に忙しかったり、面倒くさくて病院にいかないという方もいるかと思います。しかし、自分なりの判断で薬を塗っていても返って逆効果になってしまう場合もあります。

明らかに痛みや腫れを感じていたり、それらがなかなか治らない場合には遠慮なく医師を受診するようにしましょう。放置することでほかの人に感染してしまったり、悪化して迷惑を書けてしまう可能性もあります。

時間がなかったりする時であっても、悪化したらよりコストが高くなってしまうと考えて、病院に行く時間をできるだけ持つようにしましょう。些細な事で行くことはおすすめしませんが、気になるような痛みや腫れがある場合にはすぐに行くことをおすすめします。

自分の判断で薬を塗らないようにする

自分なりの判断で、以前使っていた薬などを塗らないようにしましょう。もちろん薬局などの薬はそこまで強いものでもありませんが、病院で処方されたものはもしかするとかなり強い場合があります。

そういった時に塗っても、逆に炎症を起こしてしまう可能性もあります。また、病院で処方される薬は大抵効果が出る期間を想定して処方されています。自分なりの期間塗ってみてもなにも効果がでない可能性もあるので注意するようにしましょう。

薬局などで売っている薬なども、効くかもしれないからと闇雲にとっかえひっかえしたり、混ぜて塗ることはおすすめしません。あくまでも薬は危険物なのでそれらを自覚した上で使うようにしましょう。

ストレスをためずに規則正しい生活をする

最後は、病気というのはストレス等とつながっています。最近ストレス発散ができていないという場合は、もしかすると唇にも異変ができやすい状況かもしれません。

また、忙しかったりすると、だんだん睡眠も取れずに、食事のバランスも悪くなってしまいますよね。しかし、それでは体の機能は落ちていってしまいますし、逆に体を痛めつけていってしまいます。

そういった状態になると、普段はなにも起こらないはずのウイルスなどに対して対抗できずに、病気を発症してしまう危険があります。予防のためにはまずは健康になることが重要なので、規則正しく、ストレスを溜めないような生活をするようにしましょう。

唇に膿を作らないためにはどのように予防すればいいの?

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唇に膿ができてしまったけれども、今後はどのようにすればいいのかについて見ていきました。しかし、そもそも唇に膿を作らないためには、一体どうすればいいのか、気になりますよね。

もちろん先程紹介していったことも重要ですが、今まで実践してきたけれども、なぜか発症しやすいという方はやり方が間違っているのかもしれません。こちらではより詳しく、どのように行えばいいのかご紹介していくので、チェックしてみてくださいね。

また、日常で取り入れてみてくださいね。

いつもしっかりと保湿するようにする

まずは保湿を怠らないようにしましょう。美容においても保湿が基本だといいますが、肌に水分量が足りないと、どうしてもひび割れなどの原因になってしまいます。この時に保湿というと、何かクリームなどを塗るというイメージが強い方もいるのではないでしょうか。

しかし、ただ単純にクリームなどを塗っていても、すぐに蒸発してしまいます。クリームを塗った上に、きちんと蓋をして、蒸発しないような工夫をするようにしましょう。そういった時におすすめなのが、ニベアやワセリンです。

こういった手軽な値段のものは遠慮なく塗ることができますし、成分としても信頼することができます。保湿といってもなにから始めればいいのかわからない方は、口周りのケアとして、化粧前にニベアを塗るようにしたり、食事後には口紅の前にワセリンを塗るようにしましょう。

できるだけ清潔に保つようにする

次に、できるだけ清潔に保つようにしましょう。メイクなどをする場合には、きちんと汚れを落とすことはもちろんですし、もし何か食べ物のソースなどがついたときにはきちんと拭き取って洗い流すようにしましょう。

そこでメイクが落ちてしまえば、化粧直しをすればいいだけです。また、メイク道具も同じものを使い続けるのではなく、定期的に洗うように心がけましょう。そういった雑菌が繁殖しやすいものを使い続けるのはおすすめしません。

また、洗顔などもちゃんとおこない、クレンジングシートだけで済ませるようなことは止めておきましょう。まずは清潔にたもち、ベッドのシーツなども定期的に洗うようにしましょう。

食事の中で積極的にビタミンCを摂るようにする

食事の中で、バランスを意識すると言っても難しいですよね。まずは野菜を積極的に取るようにしましょう。しかし、コンビニの小さなサラダなどは繊維が死んでしまっていたり、あまり栄養としてはおすすめできません。

自炊をするようにしたり、新鮮な野菜で作ったスムージーなどを飲むようにしましょう。きちんと毎日ビタミンを摂ることによって、腸内環境はかなり整えられます。口周りのニキビなどの予防だけではなく、整腸により、便秘なども改善することができます。

食事の改善はなかなか難しくても、プラスして野菜の多いものを食べるようにしたりなど、小さな心がけから変えるようにしておきましょう。

我慢しないで皮膚科を受診するようにする

最後に重要なのが、もし何かが起こった時には皮膚科などをすぐに受診するようにしましょう。しかし、ここで重要なのが、行きつけの皮膚科を作るようにしましょう。忙しい時にわざわざ行って、そこまでなんともないというのは無駄ですよね。

日頃の自分の状況を理解してくれている行きつけの皮膚科を作ることで、受診する必要があるかどうか電話で聞くようにしましょう。そうなることで、無駄に病院に行くてまも省けますし、本当に必要な時だけ病院にいくことができるようになります。

まずは近くの皮膚科に行って、きちんと自分のカルテを作ってもらうことから始めてみましょう。

まとめ

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くちびるに膿ができてしまったら、一体何が起こっているのか割りと不安ですよね。他の箇所ならもちろん、口の近くというのは、よく使いますし、鏡を見るたびに気になってしまうのではないでしょうか。

しかし、実は口の周りに膿ができるというのは、全てが病気というわけでもありません。しかし、何かしら体に異変が起きており、それに対してSOSの形で出ている場合もあります。まずは自分の最近の生活習慣などを見直すことから始めてみましょう。もしかすると心当たりがあるかもしれません。

そういった普段の生活習慣を見直すことで、今後唇の周りに発症する確率は減少していきます。一度発症したことで、反省し、改善することができるかどうかというのは自分次第なので、ぜひ意識してみてくださいね。また、習慣として心がけてみてください。

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