がま腫の原因や症状とは?治療のための手術の費用や方法を知ろう!放置は危険?

口の中の病気は、身近なものですと口内炎なんかが有名ですよね。口のあらゆる場所に炎症ができてしまうと、しゃべりにくくなったり、食事の際に鋭い痛みを感じたりします。

さて、そんな口の中の病気の1つに「がま腫」というものがあります。これはその名の通り、口の中に腫瘍のような腫れができる病気です。

このがま腫はどのような病気なのでしょうか。また、症状や原因は一体どのようなものなのか。これらについて詳しくみていくことにしましょう。

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がま腫ってどんな病気?

口

がま腫とは、先に述べたように口内に腫れができてしまう病気です。特に舌下部にできる腫れをがま腫と呼び、他のものとは区別します。

がま腫は舌を裏返した時、がま、つまりカエルが喉を膨らませた時と同じような形に見えることからこのような名前がついたと言われています。実際、見た目は確かにカエルのように見えます。

口の中には唾液を出す唾液腺が多数存在します。唾液は口の中の衛生状態を保ったり、食事を消化するという役割がありますよね。

この唾液腺に何かしらの異常が起き、正常に唾液が排出されず、腺内でたまり、膨らんでしまったものががま腫となります。そのため、がま腫内部は粘性の高い液体が入っています。

がま腫は舌下にできるもののもあれば、それより深部にできることがあります。違和感を感じるものの、舌下を見てみても異常がない。しかし、外から喉を見てみるとしこりのような腫れが見てとれることがあります。

がま腫の大きさについて

がま腫を発症すると、舌下に腫れができます。この腫れのサイズは人によって異なります。小さいものなら10mm程度。大きいものですと20mm以上となることがあります。

このサイズはビー玉と同じぐらいです。舌下にビー玉があったら、かなり違和感がありますよね。強い違和感や食事がしにくくなるなどの症状がありますから、なるべく早く治療をしたいものです。

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がま腫の症状ってどんなものがあるの?

口の違和感

がま腫の症状は具体的に以下のことがあげられます。

強い違和感

先に述べたように、がま腫のサイズはビー玉ほどの大きさになります。それが常に舌下に感じられるものですから、強い違和感を感じることになるでしょう。

食事がしにくくなる

がま腫によって、舌が上に押し出されます。そのため、食べたものが咀嚼しにくくあったり、飲み込みにくくなるなど、食事に関して支障がでます。

のどの渇き

唾液は口内の乾燥を防ぐ役割があります。しかし、がま腫によって唾液量が減ると、喉の渇きが強くなります。治療中は適宜水分を取ることをオススメします。

しゃべりにくくなる

がま腫によって舌の回転が悪くなると、しゃべることが少々難しくなることがあります。ろれつが回らなくなるというような、うまく発音することが難しくなるでしょう。

痛みはあまりない

がま腫ほど大きい腫れ物ができると、痛みはどうなのか?ということが気になります。ですが、がま腫では痛みはほとんどありません。

強い違和感のみで、それ以外、目立った症状はありません。ただ、放置するほどがま腫は大きくなりますし、食事や会話に支障が出てくるので、気づいた時には早く病院へ行くようにしましょう。

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がま腫の再発性

空咳から考えられる病気

がま腫の内部は唾液を主とした粘液が入っています。これをふとしたとき、噛んで破ってしまうと、かなりの量の液体が噴出します。

もちろん、噴出した液体は胃酸のように強い酸度があるわけではありませんから、吐き出せば問題はありません。ですが、強い不快感は感じることでしょう。

一方で、袋を破ったからといって、これで病気が治るわけではありません。その後も再発することがあり、同様に腫れを発症します。再発性が高く、長い付き合いになることが多いので注意が必要です。

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がま腫の原因ってなに?

口を噛む

がま腫の原因は先に述べたように唾液の排出がうまくいかず、溜まってしまうことにあると述べました。では、どうしてそのようになってしまうのでしょうか?その原因は大きく2つあります。

口内や唇を噛む癖がある

習慣的に、もしくは何か起きた時の癖として口の中の粘膜や唇を噛む癖がある人はがま腫の予備軍と言えるでしょう。これら行為によって唾液腺が損傷を受けている可能性があるからです。

例えるなら唾液腺はホースのようなものです。噛むことによって、その出口がどんどんと塞がり、流れている水が行き場を失い溜まっていくイメージです。

癖というのはなかなか自分で気づけないものです。誰かに指摘してもらって初めてわかることが多いのかもしれません。そのような癖があると指摘された場合は改善することをオススメします。

生まれつき唾液腺が弱い

体のつくりや体質は人によって違います。がま腫もこの体質によって、発症しやすい人がいます。具体的には唾液腺が弱いということがあげられます。

唾液腺とは先に例えたようにホースのようなものです。この強度が弱いと、外部から刺激を受けた時、容易に唾液が溜まりやすいことがあります。

唾液腺が強い・弱いというのは判断がなかなか難しいですが、がま腫を発症したことがある人は弱い部類に入るかもしれません。日常生活で口内を傷つけないよう気をつけて下さい。

その他の原因

口の中を傷つけてしまうことががま腫に繋がります。日常生活の中で、このようなことがきっかけになってしまうのは、他にどのようなことが考えられるでしょうか。

例えば食事中の会話。食べ物を食べながら、会話をすると舌や口の中を噛むなんてことありますよね。食事中の会話が悪い、というわけではありませんが、一応の用心が必要でしょう。

他にもよく口内炎を作る人も注意が必要です。口内炎はビタミンが不足することで好発しますが、同時に唾液腺を傷つけていることがあります。食生活に偏りがある、という人も注意したいものです。

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がま腫の治療はどんなことをする?

医療器具

がま腫は嚢胞と呼ばれる、粘液が袋状になった症状です。細菌やウィルスに感染したわけでもなく、ただ、唾液が溜まってしまった状態なのですね。このことを踏まえ、がま腫の治療では以下のことが行われます。

手術

がま腫の一般的な治療として、外科手術があります。手術には大きく2つ方法があります。1つは切開し、中の粘液を排出する方法。もう1つががま腫そのものを取り除く方法です。

前者の場合、早急な症状改善がみられます。しかし、唾液腺が損傷したままですと、再発するリスクがあり、症状に長く悩まされることがあります。

手術をしたとしても再発がある場合、がま腫と唾液腺を取り除く、少々大掛かりな手術をすることがあります。これにより、がま腫の再発を防ぐことができます。

製剤注射

がま腫を発症した患者の中にはしばしば手術を行いたくないという人もいます。そのような場合、製剤を注射することでがま腫を治療することがあります。

製剤はピシバニールと呼ばれるものを使います。がま腫に注射することで、腫れを縮小、消失することができます。ただ、この方法では時間がかかったり、発熱や痛みといった症状が出るというデメリットがあります。

治療法として1ヶ月に数回、ピシバニールを注射します。これを各月行い、2ヶ月程度でがま腫を完治することができます。

治療の費用はどのぐらい?

がま腫を手術で治療する場合、2つのパターンがあります。1つは切開だけのもの。これは保険適用で2,000〜3,000円程度です。もう1つががま腫を摘出する方法。この場合でも10,000円程度の費用で行えます。

一方、ピシバニール製剤を注射する場合の治療費用は1回3,000円程度です。2回ほどの注射で、多くの方が治癒するので、合計で6,000円程度の費用になるでしょう。

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がま腫は自然治癒する?

がま腫を自分の歯で噛みきり、中の粘液を排出すると、症状は一旦落ち着きます。しかし、しばらくすると腫れは再発し、元の大きさに戻ってしまいます。

これは、唾液腺の損傷を治療していないことが原因です。ホースが傷ついたままであれば、いくら腫れを潰しても再発してしまいますよね。

このため、がま腫を自然治癒しようとせず、医者に行き、治療を受けた方が治りは早いでしょう。再発に怯えることもないですから、そちらをオススメします。

また、がま腫を潰さないまま放置しても、自然治癒することはありません。腫れは大きくなるばかりで、違和感やしゃべりにくさは増すばかりです。この場合も同様に医者に診てもらうことをオススメします。

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がま腫を予防するために

看護師

がま腫の原因がわかったところで、病気にならないためにできることは一体どのようなことがあるのでしょうか?

口内や唇を噛まないようにする

人には様々な癖がありますが、口内や唇を噛む癖があるようでしたら、止めるようにしましょう。癖を止めれば、がま腫を大幅に予防することができます。

食事中の会話には注意

口の中に食べ物があるときにおしゃべりをすると、どうしても口内を噛んでしまうことがあるでしょう。なるべく食事中は静かに、もしくは食べ物が口にない状態で話すようにしましょう。

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まとめ

がま腫は聞きなれない病気ながらも、発病してしまうととても厄介です。舌下に常に違和感を感じますし、話しにくいというのもなかなかのストレスになってしまいますよね。

一方で簡単に治るだろう、という気持ちが症状を悪化させることもある病気です。それこそ、破ってしまえば治る、と思っている人もいるかもしれませんが、それは注意が必要な考え方でしょう。

舌下に違和感がある時、目にわかる形で腫れがある時。がま腫だと一目でわかる時は早めに病院へ行き、治療を受けることをオススメします。自己治癒では完治が難しいので要注意です。これはこの病気でもっとも気をつけたいことかもしれませんね。

どんな病気も早め早めに行動することがその後の進行を決めます。忙しい、忙しいと病院へ行くのを先延ばしせず、きちんと行くようにしてくださいね。

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