耳が詰まった感じがする原因は?ストレスや病気が関係?

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耳が詰まった感じになることはよくある症状なので、経験したことがあるかもしれません。耳に水が入ったり、鼻をかんだり、疲労や寝不足などでも、耳が詰まったような感じになることがあります。

一時的な症状ならそれほど問題はありませんが、しばらく続いているのであれば、耳の中や神経になんらかの異常がおきているかもしれません。何かの病気の初期症状の可能性も考えられます。

耳が詰まった感じの治し方や日常生活の注意点などを調べました。具体的な症状から、自分にどの問題が発生しているのかについて明らかにしていきましょう。

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耳について

耳掃除 コツ

耳は、音を聞くための器官であり、身体のバランス感覚や平衡感覚を保つ役割も担っています。

外耳(がいじ)

顔の横についている耳(耳介・じかい)から鼓膜までの穴(外耳道)を外耳といいます。

周囲の音を集めるのが耳介、その音を増幅させて鼓膜を振動させるのが外耳道です。外耳道では耳垢が作られ、異物が入らないように耳を守っています。

中耳

中耳は鼓膜、耳小骨、耳管で構成される中耳腔のことをいいます。

鼓膜の先は空間になっています。音の振動が鼓膜に伝わると、耳小骨という骨に当たって振動をさらに増幅・調整させます。振動は耳管を通ってさらに奥へと進みます。耳管は鼻と喉に繋がっています。

この空間の気圧を調節することで一定の音の振動で内耳に音を伝えています。

内耳

耳のいちばん奥にある蝸牛に音の振動が伝わると、その振動を電気信号に変換して脳に届けます。

平衡感覚やバランス感覚を司る前庭と三半規管もここにあり、体の回転や上下の判断をしています。

耳の構造としては最も奥側に位置している部位になります。この部分に炎症などの異常が発生した場合は非常に危険な状態になりますので、一刻も早い治療への取り掛かりが必要です。

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耳が詰まった感じの原因

耳の中の音

耳が詰まった感じを耳閉感(じへいかん)といいます。

日常生活の中でも珍しいことではありません。それだけに、身近な習慣が原因になることも多いので、できる限り気をつけるようにしましょう。

原因には以下の問題が発生している可能性があります。

耳垢栓塞(じこうせんそく)

耳垢が詰まっている状態です。耳の穴が完全に塞がってしまったり、鼓膜にべったりと張り付いてしまうこともあります。耳の違和感や難聴、聞こえにくいなどの自覚症状が現れてきます。

耳垢は異物の侵入を防いでいるので、取りすぎは禁物です。綿棒は扱い方が難しく、耳垢を奥に押し込んでしまうことがあります。詰まった耳垢を無理に取ろうとすると、耳の内側や鼓膜を傷つけてしまうかもしれないので、必ず耳鼻科に行きましょう。

最も適切な耳垢の除去の方法は、2週間〜1ヶ月に1回程度のペースで掃除することです。このペースで掃除を行っていれば、綿棒などを使用しても大丈夫でしょう。

風邪、鼻のかみすぎ・すすりすぎ

風邪の菌やウイルスなどが耳の粘膜にも感染することがあります。耳の奥が耳管によって鼻や喉につながっていて、そこから侵入する可能性があるからです。炎症がひどくなると中耳炎を起こしてしまうこともあります。

鼻を強くかむと、鼻とつながっている耳や鼓膜にも圧力がかかります。一日に何度も繰り返していると、耳が詰まった感じや違和感が出てきてしまいます。鼻水を強くかんだり、すすったりすると鼻水そのものが耳に入ってしまうこともあるので、気をつけなければいけません。

滲出性中耳炎、慢性中耳炎、急性中耳炎、真珠腫性中耳炎などが発生する可能性がある原因になります。

特に子供が発生させやすい原因になります。これは、子供の顔の大きさがまだ小さく成長段階であることで、喉から耳までの耳管の長さも短く、耳が高くなるように傾斜がまだついていないことで発生しやすいという特徴があります。

それによって再発率も高くなり、長引く風邪などによって慢性症状に発展しやすい傾向があります。伝音性難聴や感音性難聴などの聴覚障害に繋がってしまうことがありますので、早めに病院へ行って検査をして治療を開始しましょう。

肩こり、疲労

肩こり、首のこりや歪み、疲労の蓄積などで耳の神経を圧迫してしまうことがあります。特に首と耳は近い場所にあって、耳に影響を及ぼす可能性があります。

耳への血流が滞ると、突発性難聴などを引き起こします。肩こりや頭痛などがある場合は、耳鼻科だけでなく整形外科で診てもらうといいかもしれません。

疲労で自律神経が乱れていることも原因となりますので、この問題に繋げないためにはしっかり休んで身体を休めることも重要です。

気圧の変化

鼓膜の内側も外側も普通は同じ気圧になっています。高い山に登ったり、飛行機やエレベーターに乗ったりすると、気圧が急激に変化して、耳がキーンとしたり、耳が詰まったような感じがします。

これは耳の中と外の気圧が変わって、鼓膜が押されるからです。

長い時間押されていると痛くなってしまうこともあります。山登りなどに行くときは、飴を用意しておいたり、痛くなる前からこまめに耳抜きをしておくといいでしょう。

自分の声や呼吸音がこもるような詰まりの初期症状を感じたタイミングでしっかり耳抜きをして対処しましょう。

水や虫が入った

耳に水が入ると、音が聞こえにくかったり、詰まったような違和感があります。片足ケンケンで水を出しましょう。

それで出なくても、安静にしていたり、水が入った側の耳を下にして寝ていると、自然に流れ出ていきます。我慢するのは気持ちが悪いのですが、いずれは蒸発するので、綿棒やコヨリで水を取ろうとするのはやめましょう。

耳垢には水を弾いて侵入させない働きもあります。水や虫が入った時に、耳の内側が傷ついていると、そこからばい菌が入って外耳炎を起こす原因になります。必要以上に耳掃除することはかえってよくありません。

過去には1年以上の頭痛や耳鳴りや聴覚障害が耳の中に蜘蛛が巣を作っていたことが原因だった例やゴキブリが侵入していたことが原因であったこともあります。

耳垢の嫌な匂いは虫を近寄らせない力を持っています。睡眠中に虫が侵入してしまうことがありますので、注意しましょう。

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耳が詰まった感じの疾患

耳痛い

耳が詰まった感じがする疾患は次のようなものが考えられます。以下の病気や炎症が発生している場合は、しっかり耳鼻科などの専門家に診てもらって治療を開始するようにしましょう。

症状などから、発生している病気を判断していきましょう。

中耳炎、外耳炎

耳の中で炎症が起きて、痛んだり、聞こえが悪くなったりします。鼓膜の内側の中耳で炎症が起きると中耳炎、鼓膜より外側の外耳で炎症が起こると外耳炎といいます。

外耳道の炎症は、耳かきを頻繁に行う人に発生しやすく、2〜3日経っても症状が改善しない場合は、医師の診断を受けたほうが良いでしょう。軽い炎症であれば自然に治癒してしまう事もある症状です。

中耳炎はもととなっている感染症をしっかり治療することが重要です。まずは早く風邪などの感染症を治療してから、耳鼻科での治療を開始しましょう。

いずれも、耳垂れという膿などの汁が出てくる場合があります。これは気持ち悪いですが耳の外に垂れだした分だけを拭き取るようにしましょう。中まで綿棒などで拭き取ってしまうと逆に傷つけてしまったり、炎症を強めてしまう可能性が高いからです。

あまりにも耳垂れが発生している場合は耳鼻科でしっかり処置してもらうようにしてください。

中耳炎については、中耳炎が大人に現れるとどんな症状?治療方法も紹介!
外耳炎については、外耳炎の治し方を紹介!症状によって変わる治療方法とは?

の記事を、それぞれ参考にして下さい。

音響外傷

コンサートやライブ、工事現場など大きな音を聞いた後に耳が痛くなることがあります。

耳がキーンとして音が聞こえにくかったり、小さく聞こえるような感じがします。一時的なものであれば心配はありません。しばらくしても痛みや違和感、耳鳴りが取れないようなら耳鼻科を受診しましょう。

これは長時間大きな音を感じすぎたことで内耳の中に存在する有毛細胞という音を感じる毛が疲労してしまうことで、音を一時的に感じにくくして休んでいる状態になります。

ですので、再び元気になって有毛細胞が立ち上がるまでしばらく音を聞こえない様にして休める必要があります。

遮音機能のあるヘッドフォンなどを無音の状態で使用して音を遮断するなどして最低でも15分間は耳を休ませるようにしましょう。

ヘッドホン難聴

スマホや携帯電話の普及で、移動中も音楽が聴きやすくなったことや、バッテリーの持ちがよくなったことで、長時間ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴く機会が増えました。

それに伴って、若い人たちの間で難聴になるケースが増えています。電車の中は騒音で音楽が聞こえにくいので、音量を大きくしがちです。症状はゆっくりと進行するので、気が付いたら聞こえにくくなっていたということがあります。

ヘッドホン難聴という症状があるくらいですから、音漏れするくらいの音量でイヤホンなどを使用することは危険です。

症状としてはめまい、頭痛、耳鳴り、音の聞こえの低下などが発生します。

メニエール病

メニエール病は耳閉感のほかに、めまいや耳鳴り、難聴をともなう耳の症状です。目がぐるぐる回る回転性めまいが発生することが特徴で、まっすぐ立っていられない感じがします。

発作が起きると吐き気や動悸、冷や汗をかいて起き上がれない、座っていられないなどの特徴があります。耳鼻咽喉科に行き、きちんと診断を受けて、早期に治療を始めることが大切です。

ストレスや疲労感、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、気圧の変化などが原因となって発生しやすい症状で、女性に発生しやすい傾向があります。

内耳の中に流れているリンパ液が異常に増加してしまうことや水腫を形成してしまうことが原因となってめまいなどの症状を発生させるようになります。

初期症状の段階ではメニエール病であると診断する事は難しく、1度の検査では明らかにならないこともあります。

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耳が詰まった感じの対策

耳6

耳を痛めないようにして、いい状態を保つようにしましょう。毎日の心がけが大切です。

耳が詰まってしまった時にそれを解消する方法を紹介します。

耳を傷つけないようにする

耳の中の皮膚はとても薄く、繊細です。耳垢の効果を十分発揮するには、耳掃除のしすぎをやめればいいのです。耳垢は、自然と耳の外に出るようになっているので、過剰に掃除する必要はありません。

2週間〜1ヵ月に1回の耳掃除、これだけで耳の掃除は十分です。

むやみに耳掃除を行わないことで耳に発生する問題の可能性を一つ減らしましょう。稀に耳の形状が特殊な人がいたり、子供の耳かきでは奥までやりすぎてしまうなどの問題が発生します。

耳垢を取る部分は入り口から1cmくらいまでのところだけで構いません。なぜなら耳垢を分泌する汗腺は1cmより奥には存在していないからです。ついつい奥まで掃除してしまいがちですが、奥に入り込んだものは耳鼻科で除去しましょう。開口部から2,5cmで鼓膜に到達しますので鼓膜を傷つけてしまう可能性もありますので注意しましょう。

ストレスを解消する

強い不安やイライラは身体のどんな症状にとっても、いいことはありません。症状の悪化だけでなく、精神的にも肉体的にも負担がかかります。不眠や食欲不振などさまざまなトラブルの原因にもなりえます。

心因性難聴といって、ストレスから難聴になってしまうこともあります。耳の異常だけなく、プレッシャーや心配事を抱えていないか振り返ってみてください。

ストレス発散法としては読書が有効です。漫画などでもいいですので、紙媒体で読書をしてリラックスしましょう。しかし長時間の同一姿勢では問題に繋がりますので、小まめに休憩しながら読書を行ってください。

生活習慣を改善する

疲れが溜まっていたり、寝不足や不規則な生活が続いていると、自律神経のバランスが崩れてきます。肩こりや頭痛、だるいといった慢性疲労や身体の免疫力の低下などで体調は悪化する一方です。

身体が弱っていると、ちょっとした症状でも不快に感じ、悪化することもあります。十分な睡眠やバランスの良い食事を心がけて規則正しい生活を送りましょう。

風邪を予防する

風邪を引くと、感染した細菌やウイルスが耳で炎症を起こす可能性があります。中耳炎になってしまうと、風邪が治っても痛みだけが残ることもあるので、風邪を予防することはとても大切です。風邪やインフルエンザが流行する時期は、念入りにうがい手洗いを行いましょう。

石鹸はよく泡立てて十分にすすぎます。緑茶に殺菌作用があることから、「お茶うがい」の効果も期待されています。

特に子供は中耳炎の際に激しい痛みに苦しむ事になりますので、しっかり予防させて問題が発生しないように管理してあげましょう。

耳抜きの方法

気圧の変化の影響などで耳が詰まった場合は唾を飲めば改善しますが、それでも改善しないケースがあります。

その場合に行うのが耳抜きです。耳抜きの方法を紹介します。

まず鼻を摘んで口を閉じます。その状態で鼻に息を送り出す様に肺から空気を送ります。耳がズボッとなるまで空気を送ります。この状態ではまだ耳が詰まった感じがしますが、この状態で唾を飲み込んだり、顎を大きく動かすと空気が抜けて耳の詰まりが改善します。

また、耳の詰まりはあくびをしても解消されることがあります。

アレルギー鼻炎などの症状を持っている人は耳抜きで改善しにくい傾向があります。さらに耳抜きをしようとした時に耳の中に強い痛みを感じたときは逆に中耳炎などの炎症を発生させてしまう事があります。

頻繁にやりすぎると更に症状を悪化させてしまう可能性がありますので、出来るだけ飴などを所持して小まめに唾を飲み込むことで気圧の変化などに対応していくのが良いでしょう。

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まとめ

耳が詰まった感じについて、最後にまとめておきます。

  • 耳が詰まった感じは、耳垢が詰まっていたり、水などが入ると起こります。
  • 気圧の変化が鼓膜を刺激して耳に違和感を感じさせることもあります。
  • 血流や神経が圧迫されて耳が正常に働かないこともあります。
  • ヘッドホンやイヤホンを長時間使うことで、若い人でも難聴になる人が増えています。
  • ストレスなどの精神的な影響が難聴の原因になることがあります。

耳の中の皮膚はとても繊細で、綿棒を使っても傷つけてしまうことがあります。風邪やインフルエンザが流行している時期は、ぜひ耳かきにも注意してみてください。またシャワーを浴びたり、お風呂に入ったくらいでも耳に水が入るようなときは、耳垢を取りすぎているかもしれません。明らかに耳垢が詰まっているときは、必ず病院で処置してもらいましょう。

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