胆石の時の食事はどうする?摂取したい栄養分は?

最近増えていると言われる胆石とは一体どのような病気なのでしょうか。どんなイメージがありますか?

もし胆石になってしまった場合には、どんな治療で、どんな食事良いのでしょうか。
胆石のあれこれ、ご紹介します。

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胆石ってどんな病気?

胆石ってどんな病気

胆汁の成分であるカルシウム、コレステロール、ビリルビンなどが、胆のうまたは胆管を通るときになんらかの原因で、結晶化して石となってしまう病気です。石の場所によって「胆のう結石」「胆管結石」「肝内結石」に分れます。

現在では10人に1人の割合で胆石を持っていると言われて、珍しい病気ではありません。

主な原因は欧米化の食生活によって脂質の多い食事です。運動不足、肥満に多く発症しています。また女性ホルモンも関係していると言われており、40代の出産経験が豊富な中年女性に多く発症する傾向にあります。

胆石は発熱、疝痛発作、黄疸が主な症状です。痛みによる嘔吐がみられることもあります。特に疝痛発作と言われる、みぞおちの辺りに突然激しい痛み、いわゆる「さしこみ」は非常に強く、救急車で運ばれるということが多々あります。

一方、これらの症状が全く現れず、胆石に気づかない人も多くいます。健康診断で偶然発見された、なんて方も少なくないです。軽い鈍痛や違和感があって受診したら胆石ということもあります。

胆石の診断は、エコーやCTでみつかることがほとんどです。数や大きさ等を知ること今後の治療方針を決める上で大切です。また、他の患部の炎症などが無いかなどもチェックもできます。

胆石は直接死に至るような重大な疾病ではありませんが、胆管炎や膵炎などの合併症を起こすと取り返しのつかない結果になる可能性がありますので、何か症状があれば医療機関を受診しましょう。

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胆石の治療方法

胆石の治療方法

治療法はさまざまです。胆石の場所によっても異なりますが、基本的になんらかの症状がある場合は胆石の場所を問わず治療が必要です。重症化している場合もあります。

症状がない無自覚の場合、胆のう結石なら特に治療をしなくても良いとされています。胆管結石については胆管炎や膵炎などの合併症を起こす可能性があるため、必ず治療が必要とされています。

肝内結石については全体の数%で決して多い胆石ではありません。良性ながら再発を繰り返し重症の感染症を引き起こしたり肝硬変、肝不全になる場合もあるなど非常に完治が難しいとされていますので、根気よく治療していくことが大切です。

いずれも医師と相談し自分に合った治療方法を選択しましょう。

胆石溶解療法

胆石を溶かす薬を飲む方法です。手術と比べて身体への負担は非常に軽いのですが、この方法は胆石の大きさが1センチ前後までのものでしか出来ません。また3ヶ月以上の服薬を続ける必要がありますが、2割ほどしか胆石がなくなりません。長期の経過観察では再発が多いとされています。

体外式衝撃波破砕療法(ESWL)

お腹の上から衝撃波で胆石を破壊する方法です。この方法も身体への負担が少なく外来で治療が可能です。1~10回程度の治療で約7割の胆石が無くなります。薬物治療との併用も良くされています。

ただし、特殊な器械なのでどの病院でも治療が可能というわけではありません。

腹腔鏡下胆嚢摘出術

内視鏡による手術で3日~1週間程度の入院が必要となりますが、傷後は小さく目立たず、術後に動けないほど痛みもありません。翌日から飲食可能であったり、入院期間が短くて済むので経済的も軽くなります。

手術が必要な患者の8~9割がこの方法で治療しています。

開腹胆嚢摘出術

腹部の手術を経験が事あったり、癒着が酷い場合は開腹手術となります。開腹手術は傷跡も大きく、術後は強い痛みを伴います。1週間~10日程度の入院が必要です。

内視鏡による手術中に症状が悪化し開腹手術になることもあります。

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胆石になった時の食事

胆石になった時の食事

胆石と診断されてしまった場合、上記の治療方法の他に食事療法というものがあります。
これ以上胆石を再発さないためにも食生活の改善は重要です。

魚介類

魚介類にはタウリンが多く含まれています。このタウリンという成分はコレステロールの塊とも言える胆石が大きくなるのを防ぎます。

また、動脈硬化や疲労回復にも効果を発揮します。

食物繊維

食物繊維にはコレステロールを下げる効果があります。特にビタミンCとEは胆汁酸の排出を促す効果がありますのでこれらの含まれる、野菜、果物、豆類などは多く摂取することをおすすめします。

また、大腸がんの予防にも繋がるため積極的に取り入れましょう。

食べてはいけないもの

食べてはいけないもの

コレステロールと脂肪は胆石にとって良い食材とは言えません。これらを摂取すると胆汁を分泌しようと胆のうが動きます。すると内部にあった胆石が移動し疝痛発作を起こします。肉類、脂っこいもの、菓子類、魚卵などは摂取を控えましょう。

よりよい食生活を送るために

よりよい食生活を送るために

せっかく胆石に良い食事にしても食べ方によって効果半減してしまっては意味がありません。以下の3点は食事を取る際に心がけることをおすすめします。

・規則正しく3食きちんと

・よく噛むこと

・水分をたくさん取ること

不規則に食事を取ると、胆汁がでるタイミングも不規則になり溜まりやすくなります。胆汁が溜まるということは胆石が増えて疝痛発作も増える、ということです。

よく噛んでゆっくり食べることによって食べ過ぎを抑えます。食べ過ぎは余分なコレステロールや脂質を吸収してしまいます。

また水分を多くとることで胆石が出来にくくなるとされています。目安は1日2リットル程度です。

絶食は厳禁

絶食は厳禁

特に疝痛発作の後は何も食べる気にならないと思いますが、絶食することによって胆汁がたまりやすくなり、疝痛発作が起こるという悪循環に陥ります。少量でも良いのでできる限り空腹を避けましょう。

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漢方薬とサプリメント

漢方薬

補助的な治療法として漢方薬とサプリメントも試してみるのはいかがでしょうか。

潤勝散、ウラジロガシ茶という漢方薬は胆石に効くと言われています。すぐに効果は現れず長期間に飲み続けなければならないのですが、症状が改善されたと言う人もいます。また、食事だけでは補いきれない栄養素をサプリメントで補充するもの良いでしょう。

ただし、繰り返ししますがこれらは補助的なものです。体質によって副作用が表れる事もありますので購入の際は薬剤師とよく相談し、治療は医師の指示に従いましょう。

もし放置してしまったら

無自覚の場合や、小さいのですぐにはどうにもならないと放置してしまうと恐ろしい病気を併発してしまします。胆石は一度できてしまったら自然に小さくなるということはありません。大きくならないように努力することは可能ですが、わかっている場合は定期的に経過観察のために病院を訪れましょう。

・急性胆嚢炎

・急性膵炎

・閉寒性黄疸

・胆のうがん

これらは胆石を持っていると合併症として表れる場合があります。他の3つの疾病も軽視できるものではありませんが、特に気を付けたいのは胆のうがんです。胆石から胆のうがんになる確率は2%程度ですが、胆のうがんの患者約60%の人が胆石を持っています。胆石の原因が胆のうがんの場合は早急に治療が必要になります。

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まとめ

胆石まとめ

胆石は肥満や運動不足も関係していて、他の病気を併発している場合もあります。食生活を見直すことは健康にも大変良いのでおすすめです。
暴飲暴食や早食いを控えるなど基本的なことですので日常生活に積極的に取り入れ、改善に努めましょう!

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