水ぶくれの処置方法とは?原因によって変わる対処方法!

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皆さんは水ぶくれになることはありますか?

靴擦れややけど、虫刺され、または皮膚の疾患などによって、身体の一部や全身にできる水ぶくれ。何もしなくとも気になりますし、痛みやかゆみを伴うものだったら、すぐにでもどうにかしたいと思うでしょう。

でもこの水ぶくれ、つぶしたほうがいいのか?つぶさないほうがいいのか?分かりませんよね。誤った処置をしてしまうと、痕が残ってしまったり傷口の皮膚は感染症になりやすくなっていて、ばい菌が入ってしまうことにより炎症してしまうこともあります。

更に状態を悪化させないためにも自分の症状やその原因をよく確認して、適切な対処が出来るための対処法を紹介していきます。また、水ぶくれの中に溜まってしまっている滲出液の正体についても合わせて紹介していきます。水ぶくれの正体を知って、正しい処置が行えるようにしていきましょう。

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水ぶくれの原因と症状を探りましょう

水風船

まずは水ぶくれが出来てしまっている原因を紹介していきます。多くの水ぶくれの主な原因と症状としては、下記のものがあります。自分の症状にあったものを確認しましょう。

心当たりのない場合は病院での検査をしていきましょう。また症状があまりにも広範囲の場合や痛みなどの症状が強い場合も病院で検査と治療をしていきましょう。病院は掛かり付けの内科などでも可能ですが、それらの病院が周囲にない場合は皮膚科が好ましいでしょう。

やけどによるもの

熱いものに接触したときに起こるのが火傷です。日常生活の中で経験している方も多いのではないでしょうか?しかし、そんなやけどの全てが水ぶくれになるとは限りません。多少の接触ならば、赤みを帯びただけで治るものが大半でしょう。

しかし、その状態によっては、危険なものもあるので、確認しましょう。

やけどの状態は、下記のように分類されます。

①Ⅰ度熱傷 表皮だけの損傷する

②Ⅱ度熱傷 真皮まで及ぶ損傷する。浅達性(浅い場合)と深達性(深い場合)があります。

③Ⅲ度熱傷 表皮、真皮、脂肪層にまで及ぶ損傷する。かなり皮膚が深く傷付いています。

水ぶくれの状態になるのは、②Ⅱ度熱傷の状態です。

やけどで水ぶくれになってしまった場合はすぐに水ぶくれが出来るわけではなく、5分程時間を置いてからむずぶくれになります。時間経過で水ぶくれになってしまっていて気づいたら水ぶくれに変化していたと気づくこともあるでしょう。

気づかない内に破いてしまわないように注意してください。やけどの場合は状態によって処置法も変わりますし、年齢によっても有効な処置法が変わってきます。特に注意すべきなのは2歳以下の子供の場合と、高齢者などの皮膚の状態が少し変化している状態の年齢でのやけどの症状になります。特に注意を要するケアが必要になりますので覚えておきましょう。

対処法については下記で紹介していきます。

靴擦れや皮膚の圧迫・摩擦などによるもの

合わない靴や履きなれていない新しい靴、それらを履くと靴擦れが起きます。靴擦れは、靴の一部と足の一部が擦れたり、圧迫されたりして皮膚の下の組織を痛めることです。

軽いものは赤みを帯びたり、軽い痛みなどで終わってしまうものもありますが、長時間の摩擦や圧迫などを繰り返すことにより、皮膚の痛んだ組織から修復しようとする滲出液である液体が出てきます。それが水ぶくれの原因になります。

この場合の水ぶくれは摩擦での影響で皮膚の患部が赤くなってしまい、痛みが強く出やすい傾向があります。足の靴ずれで水ぶくれが出来てしまっている場合は歩けない状態になってしまうこともあるくらい痛む場合もあります。

今後も摩擦が発生すると考えられる場所にできやすいことから潰れてしまいやすいという難点があります。しかし、重症化することはほとんどなく皮膚科などの病院に行くケースは少ないでしょう。感染症にだけ注意して患部を保護していきましょう。

虫さされによるもの

春から夏にかけて昆虫が活動的になるシーズンに多く見られる、虫刺されによる水ぶくれです。主に乳幼児期に多く見られるものは、「小児ストロフルス」という病名がつけられています。

この疾患は、蚊やブヨなど人を刺す虫により、人間の身体に虫の唾液などの成分が入った時に身体が過剰反応する結果起こるもので、一種のアレルギー反応です。

もともと肌の弱い体質や乾燥肌、アレルギー体質の方に多く見られます。刺された箇所が赤く腫れたり、かゆみや痛みを伴う水ぶくれになります。単純に虫刺されの影響で水ぶくれになってしまう場合もありますが、中には虫刺されの影響で痒みが出てしまい、強く掻いてしまうことで水ぶくれになってしまうこともあります。掻くことで発生した水ぶくれは更にかゆみを引き起こしてしまうこともあり、この場合も掻くことで破れやすくなっています。中に入っている滲出液が漏れて手についてしまっている状態で体の皮膚のあちこちを触ってしまうと水ぶくれが飛び火してしまう事があります。

我慢していても子供の場合はお構いなしに掻いてしまいますし、広範囲に広がってしまった水ぶくれは痒さから痛みに変わっていきます。

虫刺されで痒みが出てしまっている時は痒くてもかかないように対処することが重要です。

皮膚疾患によるもの

元々皮膚に何らかの疾患を抱えてしまっている人はその疾患が影響して水ぶくれが出来てしまうことがあります。主に、このような疾患が考えられます。

・アトピー性皮膚炎

アレルギー原因物質によって引き起こされる、湿疹や水ぶくれです。首・ひじ・ひざの内側など、主に皮膚の弱いところになりやすいことが特徴です。赤みを帯びた湿疹や、かゆみを伴う水ぶくれができます。

アレルギーの原因となる物質は人によって違います。また同じアレルギーでも症状が咳や肺などに影響するタイプや鼻に出るタイプ、皮膚に出るタイプと症状が異なります。

アレルギーの可能性がある場合はアレルギー検査をしないと、何が原因となるアレルゲンかを判断することは出来ないのでアレルギー科や内科、皮膚科などでアレルギー検査を行っておきましょう。

・水いぼ

ウイルスが原因の小さい水ぶくれです。皮膚の弱いところを中心にでき、かゆみを伴い掻きむしることで、水泡が破れ広がるのが特徴です。

このウイルスはどこにでも存在しているウイルスであるので誰にでも発生してしまう症状でありますが、特に夏場、プールなどを行う季節に子供の間で流行しやすいものでもあります。発症者の80%ほどは子供に確認されるものになります。

大きさは5mm以下の小さいサイズの物が多く、水ぶくれが出来ている箇所の皮膚はツルツルとなめらかになっている事が特徴です。発生しやすい場所は手足、胸、脇の下、背中、膝の裏などの場所になります。

・あせも

汗が汗腺につまり起こる炎症です。ひどくなると、水ぶくれのようになり、化膿することもあります。

汗疹には紅色汗疹・深在性汗疹・水晶性汗疹という3種類の症状がありますが、この中でも水ぶくれの書状が発生してしまうのは水晶性汗疹になります。皮膚表面で発生するあせもで皮膚の表面で汗が止まってしうことですぐ下の角質の薄い膜が水ぶくれになります。

白い色になっているのが特徴で、かゆみを発症しないこともあります。1〜2日で自然に治癒する場合がほとんどなので清潔にして潰れないように注意していれば問題ありません。

・水ぼうそう

ウイルス感染により、全身にできる水ぶくれです。大人によく発生する帯状疱疹と同じウイルスが影響して発症するものでもあります。最初は赤い湿疹のようなもので、次に水泡になり、かさぶたになることで終わります。次々と全身で連続して起こります。

感染から2週間ほどの潜伏期間があり発疹、水疱、カサブタの順に変化していきます。発疹の症状が発生してから同時に発熱の症状も出ることもあります。

この水疱は発疹から5日間程度続き、自然に完治していきます。主に発生しやすい季節は冬で、冬から春先にかけて子供間で流行しやすい症状になります。

・とびひ

細菌が感染することで起こる疾患です。正式には伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)といいます。最初に出来た水ぶくれがかゆみを伴い、掻きむしることで、広がり全身に感染していきます。水ぶくれの破けたものが、他の人に付着すると感染します。

あっという間に体の全身に広がってしまうその様から「飛び火のようだ」とその名が付けられました。

とびひの元となる症状は汗疹や虫刺されの症状になります。水ぶくれの原因となりやすい常在菌は皮膚表面に存在している常在菌である黄色ブドウ球菌や化膿レンザ球菌です。この菌が傷が付いた肌や、弱くなっている部分から皮膚内に侵入し感染してしまいます。

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症状にあった対処法を見極めよう

風船

一口に水ぶくれといっても、様々な要因により対処法は違います。自分の症状をよく見極めて症状に合った病院を受診するのが、一番の早期解決法です。

特に病院で検査、治療を行う場合でも病院に行くまでにどの様な処置をしているかで痛みや治療期間などに大きな差が生まれます。対処法を間違えて症状を悪化させないようにしましょう。

やけど

やけどの水ぶくれについては、破く・破かないと医者によって様々な意見があります。しかし両方に通じて言えることは、傷口に菌やウイルスを入れずに、湿潤療法をするのが一番早い治し方であるということです。

触ってすぐにでも破けそうな水ぶくれに関しては、すぐに受診するのが良いのですが出来ない場合は、破れて菌やウイルスが入らないようにしなければなりません。清潔な状態で水を抜き、その後市販や受診科にもらった湿潤療法テープで保護する必要があります。すぐに破けそうにない水ぶくれに関しては、そのまま破けないように保護をした後に受診することをオススメします。

水ぶくれの状態や大きさにもよりますが、自分で適切な処置が出来ないようなら、すぐに皮膚科に受診したほうが良いでしょう。特に子供や高齢者の水ぶくれの皮膚症状が確認された際は悪化の傾向が見られた際に早めに病院へ行きましょう。

湿潤療法とは

湿潤療法とは傷口でフィルムなどの通気性の無いもので覆って患部の皮膚の感想を防ぎ、自自己治癒力を高める方法です。湿潤療法を行っている皮膚科の病院を探して受診するといいでしょう。

自分で行う場合はキズパワーパッドなどの湿潤療法用の絆創膏などが薬局に売ってありますのでそちらの商品を購入し、治療を行うといいでしょう。

靴擦れからくるもの

毎日靴を履く生活をしている私たちにとって、水ぶくれのある足のままにしておくことは気になります。出来てしまった水ぶくれはどうしたらよいのでしょう。

靴擦れから起こる水ぶくれの中身は浸出液といって、傷ついた皮膚を直そうとして体内から出た、たんぱく質や血清です。

本来はそのままにして自然に皮膚が治るのを待つのが良いのですが、場所によっては水ぶくれが圧迫され、靴の中で破けてしまうこともあります。そうなると靴や足の菌が破けた傷口から入り込み、化膿や炎症を起こすこともよくあります。毎日の生活で水ぶくれが割れる心配の無い場合は、そのままにしておくのが良いでしょう。

もし割れる心配があれば、清潔な状態でハリなどを使って水を抜き患部を清潔にし、菌やウイルスに感染しないようにするのがよい方法です。市販の湿潤療法保護テープなどで湿度を保ち、細菌を防ぐ手段がよいと思います。心配な場合は皮膚科などに受診したほうがよいでしょう。

靴擦れを防止するためには、靴擦れを防止する方法とは?原因を知って対策を練ろう!の記事を参考にしてみてください!

虫刺され

かゆみを伴う虫刺されの水ぶくれは大人でもつらいですが、小さい子供にはもっと辛い症状です。しかしできるなら、つぶしたり掻きむしるようなことは止めましょう。

虫刺されの水ぶくれの中には、虫が媒介する菌やウイルスが入っている可能性があります。水ぶくれを破ることで、全身にとびひする場合もありますので、症状が出た時点で皮膚科を受診しましょう。

対処としては、大人の虫さされによる水ぶくれも「小児ストロフルス」も、ステロイド剤や抗生物質などが投薬されます。なるべく辛いかゆみや痛みをとりながら、水泡を割らず全身に広げないことが大切です。

皮膚の疾患

①アトピー性皮膚炎

様々な要因から来るアレルギー性のアトピー性皮膚炎です。かゆみを伴うことが多く、掻きむしった後の傷口から菌が入り、水ぶくれになるケースがあります。そのような時は、割ってしまうと他の部分に飛び散り悪化するので、割らずにすぐに専門の皮膚科に受診しましょう。

②水いぼ

ウイルスが原因のこの疾患は、痛みやかゆみを伴うことはありませんが、水ぶくれを破ることでウイルスが飛びます。出来たことがわかった時点で破らず、皮膚科など受診して取ってもらうのが一番早く治る方法です。

③あせも

あせもから水ぶくれになる場合は、かゆみから掻きむしった後に傷口から菌やウイルスが入り水ぶくれになることが多くあります。なので、まずは患部を清潔に保つようにして、引っかかず傷をつけないことが大切です。出来てしまった場合は膿の可能性もあるので、早めの皮膚科への受診をオススメします。

④水ぼうそう

ウイルス性の疾患です。最初の発疹から始まり徐々に水泡へと移行して、最後はかさぶたになって終了しますが、水ぶくれが出来るときに一番痒みを伴います。その場合も、出来るだけ掻きむしったりしないようにしましょう。傷口から細菌が入り、炎症・化膿することもあります。

微熱が出たり身体全体の調子が悪いような時は、発疹の状態のうちに内科を受診してください。早めの受診で、飲み薬や付け薬を服用することで比較的楽に乗り切ることが出来ます。

⑤とびひ

傷口から入り込んだ菌による水ぶくれなので、破るとそこから全身にうつります。水ぶくれは破らず、すぐに皮膚科に受診しましょう。

抗生物質や飲み薬、かゆみを抑えるお薬などで対応します。

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まとめ

いかがでしたか?

水ぶくれといっても、やけどや虫刺され、皮膚疾患や靴擦れなど、その原因や症状は様々です。自分の症状を良く見て、出来てしまった水ぶくれはなるべく破らずに速やかに対応の医療機関に受診することをオススメします。

子供だけではありません。大人も皮膚の弱い状態だとすぐに悪化してしまいます。まずは日頃から皮膚の健康状態に気を配って、注意深く見ましょう。早めの対応が悪化を防ぎます。

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