やけどの跡を残さないために!予防方法はある?

やけどは、日常生活の中でよく発生するトラブルです。料理中にフライパンを触ってしまったり、アイロンでアチチとなったり、時には、髪をスタイリングしていたら、コテに触れてやけどしてしまう、ということもあります。後になってそのやけど跡が目立って、恥ずかしいと感じる人も多いのではないでしょうか?

特に、外に出ていて目立つ場所や露出する部分のやけどは、跡を残さずに消したいのは誰でも思うもの。

今回は、できるだけやけどの跡を残さずに美肌をキープする方法をご紹介します。

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◆やけどとは?

燃やす

やけどとは、熱や火が体や皮膚に当たることで生じる皮膚やその下の粘膜の炎症、損傷のことです。

症状の軽いやけどなら、皮膚の表面が赤くなるだけで済みますが、症状の重いものになると、腫れや水疱が発生し、数日間放っておくと、傷が悪化する危険性があります。

また広範囲がやけどした場合、傷の治療だけでなく、やけどのショック症状が発生するため、その治療も求められることになります。

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◆やけどの正しい応急処置は「まず冷やす」!

足を冷やす

やけどで一番大事なのは、応急処置です。

もし軽いやけどなら、傷を負ってから6時間以内に適切な処置をしていれば、やけどの跡はほとんど残りません。

また、応急処置が遅れた場合、やけどが悪化してしまい、その後に病院へ行っても治療が長引く可能性が高くなります。

まず、患部を冷やすことです。やけどをしたら、患部をすぐ流水(水道水)で冷やすように心がけましょう。冷やすことで、痛みを減らせ、傷の悪化を遅らせることができます。

よく、2,3分冷やして「もう大丈夫」と思っている人がありますが、これでは傷が十分に冷えず、やけどが進行してしまいます。大体15~30分は冷やすようにしましょう。

指先のやけどでは、すぐに温まってしまうため、1時間くらい冷やすのが目安と言われています。ただし、冬場は低体温になってしまう危険があるため、10分程度にしましょう。また、手や指にやけどするとそこが腫れてくるため、指輪などのアクセサリーは、すぐに外したほうがよいでしょう。

もし、衣服が燃えたりしてやけどした場合は、服を無理して脱がせてはいけません。水ぶくれが破れて、痛みが強くなったり、傷口からばい菌が入って感染症になり、その後の治療が長引くことがあるからです。もっとも、服の上からではやけどの場所がわかりづらいため、予想よりも広めに冷やすことが必要です。

顔や首など、直に流水をかけるのが難しい場所の場合には、水にひたすなどして冷やしたタオルをあてましょう。冷やすのが目的ですので、タオルを頻繁にに取り替えて冷たい温度を保つのが重要です。

なお、冷やすことは大事なのですが、水ぶくれができているところには、勢いよく流水を当てると破れてしまいます。水ぶくれはやけどした部分を保護してくれる働きがあるので、直接刺激しないように周囲から冷やすか、洗面器などに浸して冷やすようにしましょう。
やけどは深さの判断がしにくいため、この応急処置をした状態ですぐ病院に行きましょう。

よく聞くのが、「アロエやみそを塗れば治る」という民間療法ですが、傷口からばい菌が入りやすくなるので、決して行わないようにしましょう。

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◆やけどの程度

やけど01

やけどの深さには程度がありますので、知っておきましょう。

皮膚の構造

そもそも、私たちの皮膚は大きく3層構造になっています。いちばん表面が表皮、次に真皮、最も奥が皮下組織です。

表皮は皮膚の最も外側にあり、厚さ平均約0.2ミリの薄い膜です。真皮はその下にあり、厚さは約2ミリ。神経や血管、汗腺などの器官が存在し、主に皮膚の張りと弾力を保っています。

皮下組織の厚さは場所によって異なりますが、顔ならば約2ミリ。衝撃から身を守ったり、体温を保ってくれるのがこの層です。

これらの皮膚の、どの層にまでやけどが達成しているかによって、傷の深さが決まるわけです。

火傷の深さ

やけどの深さは、Ⅰ度からⅢ度に分けられています。

Ⅰ度熱傷(1度熱傷)

表皮のみが傷ついている状態で、赤くなり、軽い痛みが生じます。比較的低めの温度のものに一瞬ふれた程度のやけどはこのレベルです。

日焼けも実はやけどの一つで、Ⅰ度に分類されています。一時的に色素の沈着がありますが、数日で自然に治り、やけど跡は残りません。

Ⅱ度熱傷(2度熱傷)浅め

真皮の浅い層までが傷ついている状態で、ひりひりとした痛みが強く、赤くなり、水ぶくれができます。色素沈着などが起きます。このレベルだと、やけどの後に正しく処置をしないと、やけど跡が残ることがあります。ひどい日焼けや、熱湯によるやけどは、このレベルに達していることが多いです。

Ⅱ度熱傷(2度熱傷)深め

真皮の深い層までが傷ついている状態で、痛みは軽度ですが、水ぶくれなどが起き、水ぶくれの底の皮膚が白くなっています。こうなると、治るまでには3~8週間かかり、傷跡が残りやすく、一般的には手術が必要な状態です。天ぷら油によるやけどだと、このレベルに達している可能性があります。

Ⅲ度熱傷(3度熱傷)

皮下組織までが傷ついている状態で、神経のある真皮が損傷しているため痛みがなく、傷口が白く乾燥しています。この場合には、自然治癒は難しく、やけど跡ははっきりと残り、盛り上がったり、ケロイド状に残ることもあるため手術が必要です。

まれに、低温やけどでこのレベルに達することがあります。この場合は、医師による処置が必要です。

このように、一口にやけどと言っても、いろんな程度がありますので、適切な処置を行っていくことが必要です。

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◆やけどの跡を残さないための6つの方法

日焼け止め

では、どのような対処をしたら、やけどの跡を消すことができるのでしょうか?ここでは、自分でできる対処法をご紹介します。

皮膚が再生するまでは、水ぶくれをガーゼなどで保護する

水ぶくれがあるうちは、やけどした場所をなるべく清潔なガーゼなどで覆い、露出させないようにしましょう。皮膚を保護し、清潔な状態を保つと、本来、皮膚が持っている再生能力で、新しい皮膚が作られます。

逆に、不潔な状態にしておくと、きちんと皮膚が再生されないうちに乾燥してしまい、跡が残りやすくなってしまうのです。

ビタミンCをやけどした部分に塗る

ビタミンCは傷の修復を助けて皮膚を作ったり、コラーゲンを作られやすくして肌の弾力を保つのに有効です。

また、やけどの跡となる薄茶色の皮膚は、色素が沈着した状態になっています。ビタミンCには、その色素の沈着をなるべく残さない様に和らげる効果があります。

食事で摂取するのではなく、患部から直接とりこませることが重要です。傷を目立たなくさせるためには、ビタミンCを皮膚から直接吸収させるのが有効です。高濃度のビタミンCを多く配合したローションなどを塗るとよいでしょう。

やけどした部分を紫外線に当てない

やけどをした後の皮膚は再生途上のため、刺激に弱い状態になっています。そこに紫外線が降り注ぐと、色素の沈着が促されてやけどの跡が濃く残ってしまいます。

また、紫外線を浴びると皮膚の炎症が再発し、かゆみや痛みが出てくる可能性があるのです。

やけどしてから肌が再生するまでの約1カ月は、外出する場合には、紫外線の影響を受けないよう、衣服や手袋、日焼け止めなどを塗って、紫外線からやけどの跡を保護しましょう。

やけどの跡にはアットノンが効果的

やけどの跡を消すのには、「アットノン」という市販薬を使うのが効果的です。

血行促進の効果や炎症を抑える働きがあり、乾燥したやけどの部分に塗ると、傷を治すのに効果があります。

やけどの跡を目立たなくするには少し時間がかかりますが、続けていけば着実に消えていきますので、あきらめずに続けて使ってください。

関節部分のやけどはテープやサポーターで保護する

曲げ伸ばしの多い関節部分にやけどをした場合、傷口が安定しない段階で曲げ伸ばしをすると、治りかけの皮膚が無理やり引っ張られて、ひどくなることがあります。

また、その状態が長く続くとやけどの跡が残りやすくなってしまいますので、なるべく刺激を受けないように、テープやサポーターを巻いて、やけどの部分を守るとよいでしょう。

圧迫する

やけどをすると、その跡が凸凹していることがあります。やけどが治ってきたら、保湿と同時に患部を圧迫して、凸凹している部分を平らにすると、やけどの跡が消えやすくなります。

気になる傷跡をケアするためのシリコンジェルシートというものが市販されており、保湿効果もあるのでおすすめです。シートの上から医療用のテープで固定すると剥がれないので傷口が安定します。
これらの処置を1カ月程度行えば、軽いやけどの跡ならば、皮膚の自然治癒力でだんだん消えていきます。

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◆まとめ

皮膚

今回は、やけどの跡を消す方法についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

せっかく美肌を目指して毎日頑張っているのに、ちょっとした不注意でやけどして傷跡が残ってしまったら、嫌ですよね。

そこで、イザという時のためにやけどについての知識を持ち、すみやかに適切な応急処置を行えるようにしておくのが大事です。

また、やけどの程度の診断は、素人では難しいところもあるため、まずは今回説明した内容を参考にしていただき、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。

やけどが重症の場合や、広範囲がやけどに侵された場合でも、応急処置さえしっかりしていれば、形成外科や美容皮膚科で適切な治療を受けることによって目立たなくすることができるので、安心してくださいね。

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