入浴することで得られる効果とは?お風呂で生活を快適に!

毎日の仕事が忙しく、時間がないことを理由にシャワーだけで過ごしている人は多くいると思います。

特に夏は暑く、シャワーだけで十分だと考えている人も少なくないはずです。しかし湯船に浸かって、ゆったりした時間を過ごすことで得られる効果は多くあります。

今回は、入浴で得られる効果についての記事を書いています。いつもシャワーのみの方や、入浴してどのような効果があるんだろうとお考えの人はぜひ読んでみてください。

入浴することで得られる効果

長風呂

では早速入浴によって得られる効果について紹介していきたいと思います。湯船に浸かることで得られる効果にはどのようなものがあるのでしょうか。

すでに知ってるよという効果から、意外な効果までそのすべてを知っていきましょう。効果を意識して入浴することで更に効果を得ることが出来るでしょう。

①疲労回復

入浴の利点はなんといっても、身体の疲れを癒すことができるのが一番の利点です。

人間にとって、睡眠と入浴が疲れを取り除く最大の行動だといえます。シャワーでは汚れを落とすことは出来ても、疲れを癒すことは難しいのです。

入浴することで、体温が上昇して血行がよくなり、発汗作用が促進されます。体にたまった老廃物を代謝することができるので、疲れを取り除きやすくなるのです。

またお湯に浸かることで、全身が水圧によるマッサージを受けている状態になります。この水圧は500キロ前後といわれており、マッサージ効果は絶大です。これにより、体に溜まった疲労を除去する効果を得ることができるのです。

さらに、水力によって体が重力を受けなくなるもの良いとされています。体が負担を受けずにリラックスできる状態になるので、筋肉もリラックス状態になり疲れを癒すことができます。

②ストレスの発散

体の疲れだけでなく、ストレスを発散する効果も期待できます。

水の浮力を受けることで、重力のストレスを軽減できて心身ともにリラックスをすることができます。そうなると「セロトニン」や「βエンドルフィン」が脳内から多く分泌されるようになります。

これらの成分には、ストレスを感じると分泌される「ノルアドレナリン」を抑える効果があるのです。またセロトニンは幸福ホルモンとも呼ばれており、脳の神経伝達速度を向上し、情報処理を速やかに行えるようになります。

ストレスを溜め込まないことは、生活においては大切です。シャワーだけではこのストレスの発散の効果も薄れてしまうので、イライラしがちな人は入浴することを心がけましょう。

③体臭を抑えることができる

お風呂で入浴することには、体の嫌な臭いを抑えることが出来る効果があります。

人間が生活をしていると、疲労物質である「乳酸」が少しづつ体内に溜まっていきます。乳酸が多くなると、汗の中に含まれるアンモニアの量も多くなってしまい、体臭がきつくなる原因になってしまいます。

シャワーだけだと、表面上の汚れを落とすことはできますが、体内に溜まった乳酸を減らすことはできないので、体臭を改善できなくなってしまうのです。

また、ストレス軽減効果で皮脂の分泌を抑えることも出来、結果的に体臭に繋がる問題を解消することに繋がります。

④睡眠の質を高める

入浴することで、睡眠の質を高めることができるようになります。これも入浴の持たらす大きな利点だといえます。

お湯に浸かることにより、体の温度を一時的にあげることができます。睡眠に入る時というのは、体の温度を少しづつ下げることで、眠りへと導入しています。この一連の流れがスムーズに行えるようになるので、入眠時間を短くすることができるのです。

またストレスの発散や疲労を取り除く効果もあるので、睡眠の邪魔になる原因を除去できるのも、睡眠の質を高めることにつながります。

⑤美容にも良い

入浴と美容には深い関係があります。美しい状態を保ちたい人は、お湯にじっくり浸かることをオススメします。

少し熱めの41℃前後のお湯に浸かることで「ヒートショックプロテイン」という成分が多く分泌されるようになります。これは、美容には必要不可欠な「コラーゲン」が減ってしまうのを防ぐ効果があります。

さらに血行促進の効果によって新陳代謝が高くなり、肌や頭皮のターンオーバーが正常に働くように促してくれることも、美容面ではプラスといえます。

単に血流を良くするだけでもデトックス効果や肌の修復作用が向上しますので、十分美容面においてはプラスに働きます。半身浴や冷水を浴びるなどの入浴法とあわせて行うと更に効果は高まるでしょう。

⑥免疫力が高まる

入浴をすることで、体の免疫力が高まり、病気になりにくい健康的な体をつくることができます。これもヒートショックプロテインの効果でもあります。

お湯に浸かると、体の温度が上がるので体内のリンパ球の数が多くなります。リンパ球の数が多ければ、ウイルスや細菌が体に入ってきても、やっつける力が強くなるので免疫力が高くなったといえるのです。

更に血流やリンパの流れも同時に促進されるので、免疫力向上に繋がります。ヒートショックプロテインにはNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる効果もありますのでがん細胞の抑制効果も期待できます。

基本的は、平熱が低い人ほど免疫力が弱いとされています。体温が1度変わるだけで6倍近くの免疫力の差が生まれると言われていますので、入浴でしっかり体温を向上させることが重要になります。

普段から低体温の場合にはしっかり入浴して免疫力を高めていきましょう。

⑦ダイエット効果もあり!

女性の方などで、ダイエットをしている人はなるべく入浴をしましょう!ダイエットの効果を高くすることができます。

上記で紹介しておりますが、入浴は血行促進効果により新陳代謝が高くなります。新陳代謝が良いと、運動をした際に、脂肪の燃焼効果が高くなるのです。つまり同じ運動量でも代謝が良い方が、消費するカロリーの量が多くなるので、ダイエットの効率も良くなるというわけです。

お風呂に入ることでカロリーを消費するというわけではなく、カロリーを消費しやすい体質に変えることがダイエットに効果的というわけです!

また体温を高める事で体内に発生するヒートショックプロテインは筋肉の修復効果を高める働きがります。結果筋肉を作る効率もUPしますので、筋肉の増幅効果も補助でき、ダブルの効果で代謝効率のUPが期待できます。

⑧入浴することで得られるヒートショックプロテイン

ヒートショックプロテインとは、ストレス防御タンパクとも呼ばれる成分のことです。

主に細胞内にある傷ついたタンパク質を修復する働きを持っており、美容健康効果が非常に高い成分と言われています。

この成分は体温が高温担っている状態や激しい運動、加圧された環境などで増加することが確認されている成分です。中々難しい条件ですがこれを簡単にクリアできるのが入浴になります。

ヒートショックプロテインの主な効果は、細胞の修復、細胞の活性化、乳酸の発生の抑制、NK細胞の活性化(免疫力の向上)などがあります。

入浴方法について

風邪 風呂

入浴方法には様々な種類があります。いろいろな入浴方法を紹介するので、自分に合った入浴方法を試してみましょう。

上記の効果を最大限発揮する入浴法で健康になりましょう!

①正しいシンプルな入浴

いたってシンプルなお湯につかるだけの入浴方法ですが、温度設定やお湯に浸かる時間などを考えるとより良い効果を得ることができます。

まず温度設定ですが、体温に近いとされる38℃〜40℃の温度がベストだとされています。少しぬるく感じてしまうかもしれませんが、温度が高すぎると体に負担がかかる場合があるのです。

次に入浴時間ですが、10分〜20分前後が最適とされています。10分未満だと、体が温まるのには短すぎるし、20分以上だと体に必要な成分も洗い流されてしまう可能性があります。

これがシンプルな入浴において、効果的な温度設定と入浴時間です。温度を意識することで、効果が変わってくるので十分注意しましょう。

②半身浴

デトックス効果が良いと広まって、大ブームを起こしたのが半身浴です。しかし、間違った半身浴は体に負担になる可能性があるので、正しい半身浴方法を知りましょう。

温度設定は上記と同じで、38℃〜40℃が一番良いとされています。寒いと思って温度を高めに設定する人が多いので注意してください。

浸かる部分ですが、足からみぞおちの下くらいまでならば、半身浴の効果を受けることができます。

半身浴に用いる時間は、30分前後が良いかと思われます。もちろん個人差があるので、入浴時間も変化しますが、あまり長いと逆効果になります。また上半身が冷えてしまう場合があるので、タオルなどをかけると良いでしょう。

半身浴では汗の量が増えてしまい、体の水分が奪われます。半身浴を行うまえに、水分を補給することを忘れないようにしましょう!

③HSP入浴法

HSPとは「ヒートショックプロテイン」の略で、ストレス発散や疲労回復の効果が凄いと話題になっている入浴方法です。

HSP入浴法のやり方を紹介します。

  • 入浴前に500mlの水分を補給します。
  • お湯の温度設定を42℃前後にします。
  • 40℃なら20分、41℃なら15分、42℃なら10分間にお湯に浸かります。
  • お風呂からで後は、熱を逃さないようにタオルを首に巻いて10分待機します。

以上です。熱いお湯にサクッと入るといったやり方です。時間をしっかり測ってのぼせないように注意しましょう。

ヒートショックプロテインの効果は体温を38度の状態に近づけている状態で最も増加します。急激に体温を上昇させると疲労感や倦怠感が強くでてしまう事があるので、普段の平熱を計測し1,5度体温が上昇するくらいの体温になるように入浴していくと無理が無いでしょう。

入浴後の保温が効果を高めるコツになりますので、10分〜15分間の保温をしっかり行って効果を高めていきましょう。

④交互湯

自宅で行うのは中々難しいですが、温泉や銭湯などで冷水が用意されている場合に是非行って欲しい入浴法です。

しっかり高い温度の湯船で身体を温めてから、冷水で表身体の表面を一気に冷やす入浴法です。冷やしたらまた高い温度のお湯に浸かる。これを2〜3セット繰り返す入浴法です。

のぼせることも無く数時間の入浴も楽に行えるようになります。

締めに冷水に入って入浴終了です。

最後に冷水に入ると湯冷めすると思われがちですが、身体の芯まで温まった状態で最後に皮膚の毛穴を閉めることで、熱を外に排出しなくなるので保温効果が長持ちさせることが出来ます。さらに乾燥をふせぐ効果もあります。

いつまでもポカポカの状態がキープされ、更に身体も軽くなりますので非常におすすめの入浴法になります。

いきなり冷水に浸かるのがでいない場合や家でこの入浴法を行う場合はシャワーの冷水で行うといいでしょう。

入浴を行う上での注意点

水風呂 注意

入浴時に思わぬ事故が発生する事があります。以下の様な事故が実際に発生していますので、これらの事故についてしっかり認識を持っておき、しっかり予防しておくようにしてください。

入浴中の睡眠

入浴中についウトウトしてしまうことってありますよね。そのまま1時間ほど寝てしまう事も経験したことのある人は多いかと思います。

しかし、入浴中に睡眠してしまうことで死亡するケースがあります。なんと!年間に1万人以上が入浴中の睡眠で命を落としているのです。

死亡する年齢分布としては60代〜80代の高齢者がダントツで多い問題になりますが、乳幼児や成人でもわずかに死亡例が報告されています。

入浴中には非常にリラックス状態にあるので血管が拡張し、心拍数は下がります。起きている段階では血流が促進されていますが、寝てしまうと血流は穏やかになり、その結果脳への血液が十分に送られなくなります。

結果失神してしまう、もしくは気絶状態へと移行し溺死するということが多く発生しています。交通事故での死亡数に匹敵する程の人数が死亡しているので要注意です。

アルコールが入った状態での入浴

上記との関連性の深い問題で、アルコールが入っている状態で入浴することでアルコールの周りが早くなり、増々酔っ払った状態になります。

結果、眠くなったり泥酔してしまう事により、脳貧血、不整脈などの症状が発生しやすくなり、意識を失う可能性が高くなります。

これにより、溺死に繋がったり、浴室での転倒などの危険性もあり、事故が発生しやすくなります。アルコールが入っている状態のときは出来るだけシャワーで済ませるほうが良いでしょう。

スマホ等を使用しながらの入浴

日本国内での事故報告はありませんが、海外での事故が多発している問題になります。

入浴中に延長コードを使用して浴室で携帯電話を充電しながら入浴していた人が感電死して死亡する事故が発生しております。

若い世代では浴室へスマホなどの電子機器を持ち込む割合が3割に登るなど、危険と隣り合わせの状態にあります。

一歩間違うと死に繋がってしまうので、浴室に電子機器を持ち込まないようにしましょう。

水分補給をしっかりと

入浴中にはかなりの量の汗をかきます。

濡れているので認識しづらいですが、例えば42度の温度のお湯に15分浸かるとすると800mlの汗をかきます。

脱水症状から事故を引き起こすことも少なくありません。特に朝の入浴では事故につながりやすい傾向があります。

朝は睡眠中にすでに大量の水分を失っており血液がドロドロの状態になっています。血栓が派生している可能性も考えられます。

その状態で一気に身体が温められて血流が良くなると脳梗塞や心筋梗塞などの問題を引き起こすこともあります。注意しましょう。

温度差でヒートショック

これは冬などの寒い時期に最も発生しやすい問題で、温かい空間から寒い冷えた空間への移動、さらに入浴で身体を急激に温める、再び脱衣所で冷やすを繰り返すことで血管に負担がかかり、脳梗塞や心筋梗塞が発生する問題になります。

特に60歳以上の糖尿病や高血圧や動脈硬化などの病気を抱えている人に発生しやすい問題になります。

脱衣所を予め温めておくなどの対策をして事故につながらないようにしましょう。

まとめ

入浴の利点

  • 血行促進による疲労回復
  • リラックス効果によるストレスの発散
  • 乳酸を除去して体臭を抑えられる
  • 温度調整がスムーズになり睡眠の質があがる
  • コラーゲンの減少を防ぎ、美容効果もある
  • リンパ球が増え免疫力が高まる
  • 新陳代謝が高くなり、ダイエット効果もある

入浴の種類

  • シンプルな入浴
  • 半身浴
  • HSP入浴法
  • 交互湯

入浴時の注意点

  • 入浴中の睡眠に注意
  • アルコールを摂取しての入浴
  • 湯船に電子機器を持ち込まない
  • 水分補給をしっかりと
  • ヒートショック現象に注意

以上が今回の記事のまとめになります。

シャワーを浴びるよりも、たくさんの利点を得ることができます。入浴することで、生活の質を高めて快適な生活を送りましょう。この記事を読んで感銘を受けた人はぜひ明日から入浴に切り替えてみてはいかがでしょうか!

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