湯あたりとは?症状や対処方法、のぼせとの違いを紹介!

”湯あたり”って皆さんご存知ですか?お風呂が気持ち良くてついつい長く浸かってしまう人もいると思います。長風呂をした時になるという事はご存じだと思いますが、詳しい症状などは意外と知らないという人が多いのです。

”湯あたり”と思っていた症状が実は違うものだった・・・なんて事もあります。今回は”湯あたり”について詳しく解説していきます!

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湯あたりとは?

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湯あたりとは一般的に「のぼせ」「ほてり」などを含めた総称になります。温泉に繰り返し入るうちに数日~1週間ほど経つと現れてきます。温泉の特別な成分にあたる事で中毒を引き起こす浴用反応なので、温泉ではなくご家庭のお風呂で湯あたりになる事はありません。

温泉で中毒が起こると効くとなんだか入る事が怖くなりますが、1日に3回以上長い時間温泉に浸からなければ中毒を引き起こす事は極めてすくないので安心して頂いて大丈夫です。温泉の中でも特に「酸性」「硫黄」「放射能」の成分が強く含まれていて、刺激が強い温泉水で起こしやすいという説がります。

自律神経系やホルモン分泌系に刺激する事で湯あたりの症状が出ると考えられていますが、これに対してはまだ詳しくは解明されていません。

湯あたりの原因

●温度の高いお湯に浸かった時

高温のお湯に浸かると心臓などの循環器に大きな負担をかけて湯あたりを引き起こします。ぬるま湯ですと血圧や心拍数にあまり変化が見られませんが、42度以上になると血圧や心拍数が上がり血流が激しくなり、心臓へ負担をかけてしまうのです。

●運動直後・食後にお湯に浸かった時

運動直後は体が疲れている状態ですし、食後は体が消化する為に消化器官に集中して血液を送っているので湯あたりを引き起こしやすくなります。

●体調がすぐれない時

体調不良の時に温泉に入ると湯あたりになりやすくなります。また、持病がある人も引き起こしやすく「熱射病」「バセドウ病」「自律神経失調症」「多血症」などの人は注意しましょう。

湯あたりの症状

湯あたりの症状は「全身披露」「吐き気」「嘔吐」「発熱」「下痢」「頭痛」「貧血」などがあります。これらの症状はしばらく安静にする事で回復する事がほとんどです。しかし長時間休んでも治らない場合は病院に行き、その時浸かった温泉には入らないようにしましょう。

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湯あたりの対処法や予防法

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せっかくの温泉なので楽しく入浴したいですよね。

対処方法

湯あたりは症状が起きてから1日~2日ほどすると治るので、軽い症状の場合は安静にしている事が一番です。症状が重くいきなり倒れ意識が無くなってしまった場合は、呼吸がしやすいように気道を確保しましょう。嘔吐をした場合喉に嘔吐物が詰まってしまう場合があるので、嘔吐した場合はうつ伏せにしてあげてください。

自分で体を動かす事が可能であれば、体を横にして気分が良くなるまで安静にして下さい。首筋や手・脚を冷やす事で回復が早くなりますが、体全体を急激に冷やすとショック状態になる事があるのでしないようにして下さい。

また、水分補給を行う事を忘れないようにして下さい。温泉では汗をかいていないように思われがちですが、温泉の中なのでわからないだけで大量の汗が出ているので体の水分が少なくなっています。

予防方法

湯あたりにならないように以下の事に気を付けましょう。

●水分補給を行う

温泉に浸かる前に十分な水分補給を行いましょう。

●長時間続けて入浴する事は避けましょう

長時間続けて入浴する事は湯あたりの原因の1つです。「5分入浴→休憩→8分入浴→休憩3分入浴」が一番良い温泉の入り方と言われています。合間に必ず休憩を入れるよう心掛けて下さい。

●42度以上のお湯に入らない

温泉ですと基本的の高温で施設側が決めている温度になるので難しい話になってしまいますが、人間の適温は38~40度とぬるま湯になっているので出来ればあまり高い温度に浸からないようにしましょう。不可能であれば浸かる時間を短くするようにして下さい。

ビタミンを摂取する

体内のビタミン群が不足すると乳酸と呼ばれる疲労物質が体に溜まります。湯疲れになり湯あたりを引き起こしやすくしてしまうので、温泉に入る日は食事やサプリメントなどから多めのビタミンを摂取するようにしると良いです。

●温泉の入り方にも注意する

温泉に入る時にいきなり湯船の中に入る人がいると思いますが、まずは心臓から離れた部分からかけ湯を行い体にお湯の温度を慣らしていきます。また、シャワーなどもかぶり湯の効果が得られ、血圧上昇に伴う血流変動を予防してくれます。

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子供の湯あたり

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成人した大人ですと38~40度が適温ですが、幼い子供ですとこの温度でも湯あたりを引き起こす場合があります。

お湯から上がり嘔吐や腹痛などの症状が見られ貧血で倒れる事もあります。これだけであれば暫く安静にしていれば回復しますが、ひきつけを起こしてしまう場合があるので注意して下さい。

呼吸が一時的に止まり筋肉が痙攣を起こすので、体を揺すったり体を強く押さえつける事をせずに、声を掛け続けてあげて下さい。

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湯治と湯あたり

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湯治とは温泉の特徴を生かし、長期間入浴する事によって一時的に体力を奪い、体に疲労をお越して自然に治癒力が働くようにして体調を整える方法です。湯あたりもその1つで湯あたりの症状が好転反応となり体調を整えてくれます。

ですが、必ず湯あたりの症状が好転反応になるとは限らず、温泉によってはその人の体質によって注意しなければいけないのです。湯あたりは1週間以内に現れるので2~3週間ほど滞在して湯治を行うのが最適です。毎日入浴するのではなく必要以上の湯あたり症状が出た場合は入浴しない日を作る必要があります。

1日目:1回入浴 2日目:2回入浴 3日目:3回目の入浴 4日目:入浴無し

5日目:3回入浴 6日目:2回入浴 7日目:1回入浴

という湯治方法があります。このサイクルを3週間続けると湯治効果が期待されると言われています。とは言え、3週間も温泉に通うという事は難しいので、週1回の入浴を3~6か月行う事で湯治効果が得られるようなのでこちらの方法を取るのも良いでしょう。

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湯あたりと間違えやすいもの

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湯疲れ

湯あたりの大半は湯疲れと勘違いしてしまいます。入浴後に急に気分が悪くなり体に不調が出てしまうほとんどが「湯疲れ」というものです。湯疲れは急激な発汗により体の水分が無くなり脱水症状に陥り、塩分やミネラルが減り熱疲労の影響で吐き気や全身倦怠感を引き起こします。

湯あたりととても症状が似ているので間違えやすいのですが、湯あたりは症状がすぐ出るわけでは無いので、温泉に入浴したのが1回目であれば湯疲れの可能性がとても高いです。そして温泉では無く、湯あたりの症状が出た場合は湯疲れになります。湯あたりと違い湯疲れは放置していると熱中症になったり意識障害を併発するので注意しなければいけません。

湯疲れを感じたら塩分や水分を摂取するようにして、体を安静させるようにして下さい。

湯冷め

湯冷めも湯あたりと間違えている人がいます。子供の頃に「湯冷めするから早く上がりなさい」「湯冷めしないうちに寝なさい」と言われた経験があると思います。湯冷めとはお湯に浸かり体が温まった後に、お湯から上がり体が冷えて来た時に起こります

体の温度が上がると上がりすぎた温度を元に戻そうと体の中で働きます。その働きは血管を広げたり汗を出すといった物になり、お湯から上がっても急激な環境変化に追い付かずに芝Rく毛穴や血管が開いたままの状態になります。すると放出が過剰になってしまい体温が低下していきます。

症状というのは特に無く危険な事はありませんが、風邪をひきやすくなると言われています。湯冷めをすると体が冷えて神経が刺激され粘膜に炎症が起こります。するとウイルスの抵抗力が下がり風邪になりやすくなるのです。

のぼせ

湯あたりはのぼせの総称と説明しましたが厳密に言うと違います。頭や顔に異常な熱が発する事をのぼせと呼び、お風呂に長時間使った時に起こります。血管が長い間拡張してしまい脳の血液循環に異常を起こす事によってのぼせになります。

のぼせの症状は「体が熱くなる」「頭痛」「めまい」「下半身の冷え」「べたついた汗」などがあります。のぼせている時の汗は皮脂や塩分が多いのでベタベタとしたきつい臭いがあるのが特徴的です。

温泉では長湯しがちになってしまうので、普段よりも脳に血液が溜まりやすくってしまいのぼせが起こりやすくなります。

予防や対処法については湯あたりの方法を同じになります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか「湯あたり」は温泉での成分にあたりすぎる事による浴用反応になる事をわかりましたか?皆さんが日常的に使う「湯あたり」は、実は「湯疲れ」「のぼせ」「湯冷め」などと勘違いしている場合が非常に多いです。

  • 温度の高いお湯に浸からない
  • 長時間浸からない
  • 水分補給を行う
  • ビタミンを摂取する

という事に注意する事で湯あたりや湯疲れなどの予防になるので、日常的に心がけるようにしましょう。湯あたりした時は安静にしていれば1日で元に戻りますので上記で記載した対処法を是非参考にしてみて下さい。

また、湯治目的でわざと湯あたりを引き起こす場合は注意しないといけませんし、体質によってその場所の温泉が合わない場合もあるので、かかりつけの医師に相談したり事前に調べて行く事をオススメします。湯あたりせずに楽しく温泉を楽しみましょう。

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