検便は何日前のもので大丈夫?出ない時の対処方法は?

学校の健康診断、会社での健康診断につきものなのが、検便です。

この検便は、いろいろとわかることが多くたいへん重要な検査ではあるのですが、結構タイミングよく普通にお通じがあれば問題ないのでしょうが、多少下痢傾向の人や便秘傾向の人には、提出するときにうまい具合にお通じがなかったりで、採取に苦労することもあると聞きます。

また、取り方も色々と工夫する必要があります。さらに、採取した後、提出するまでの保管方法など、考えれば考えるほど悩むこともあります。今回はその検便についてお伝えします。

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検便で何を調べるのか?

薬

検便は、提出するまでに色々と面倒ではありますが、これは調べる内容によっては、身体の異常が発生していた場合には非常に有効です。便というのはかなりの情報を持っているからです。主に調べる内容としては、便潜血検査と腸内細菌検査です。便潜血検査は人間ドックで行われ、便の中に血が混じっているかどうかで、これにより腸内の検査ができます。

それと、腸内細菌検査は腸に腸チフス菌やサルモネラ菌などが潜伏していないかどうかを調べる検査で、主に飲食店に勤めている人に行われます。食中毒などへの影響もありうるからです。また、定期的に出ていると問題はないのですが、下痢気味の人、便秘気味の人でも何かしら身体に問題があります。

通常のお通じでない場合は、やはり普段の食事の影響が大きいでしょう。また、腸内の菌の状態も影響があり、俗に言う善玉菌という乳酸菌の種類が、普段のお通じにも影響を及ぼしています。これらは一般的にヨーグルトなどで増やすことが可能とのことですが、一部の人には、ヨーグルトは動物性なので合わず、発酵したキムチや納豆などの植物性の乳酸菌が合うという人もいます。

また、いくら検査といっても腸の病気がすべて解ると言うことではありません。例えば、大腸がんでも、腫れが出て出血していれば異常が認められますが、出血してない、もしくはなんら腫れも無く、便に異常の兆候が見られないのであれば、当然見落とされます。

本来ですと定期的に内視鏡などで検査をする方が、より確実に病状を確認することはできます。その結果のみに安心せずに、なんら異常を感じる場合は、躊躇せずに別の検査をすることをお奨めします。

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検便の一般的なやり方

検便は、ほとんどが2回に分けて行います。通常、一週間にうちに2回という具合になります。一般的な採取方法は、トイレの水が溜まっている部分に多めにトイレットペーパーを沈めておき、便に水が浸からないようにと便が沈まないようにするためです。その上に、支給されている若干強めの紙を敷きそこを土台にします。

便が無事排出されたら、スティックのギザギザで便が取れるように便の表面を撫でるようにこすりつけて採取します。あまり多すぎると、それを治めるケースから溢れたり、ふたの部分に付着しますので、気持ち少なめの要領でふたをしてください。

後はその残った便を流すだけです。この要領で別の日に2回目を行ってください。便の表面を撫でるようにする理由としては、ここ一番血がつきやすいからです。つまり、腸の粘膜に異常がある場合には、便の表面にそのものが付きやすいからだということです。

あと、いつ出るか分からないという人もいますが、このような人は結構持ち歩いていざというときに対応しているようですが、それはあまりよろしくないかと思います。保存の温度等が問題になるからです。

なぜ2回も取るのか?

これは1回の検査でわからないケースもあるからです。最初の便では検査対象の状態でないものが、2回目で出ることがあるからです。検査は回数を多くすれば精度が上がるということですが、まさしくその通りということです。また、無理に2回を採取する必要はないということです。つまり、出ないのであれば1回の検便の提出で充分ということです。

以前検査機関に聞いたことがあるのですが、1回しかサンプル回収ができないのであれば、1回分だけでも出してくださいということでした。1回分のものでも、充分に検査できるということです。ですから、逆にいうと2回を無理に出さないでもいいとこうことになります。

そういう意味でも、検便がストレスの人にとっては、気が楽になるのではないでしょうか。

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提出までの保管方法と期間

便の採取ですが、だいたいどれくらい前に採取すればいいかというと、1週間から5日前だということです。それ以上ですと、めったにないことではありますが、菌の発見や逆に菌が増殖し、再検査の恐れがあります。保管する環境にもよるとのことですが、あまり早く採取するのはよくないようです。

また、無事に採取した検便ですが、保管方法については色々と諸説あるようです。「冷暗所」の保管とありますので、暑すぎず、暗く直射日光の当たらない場所での保管が正しいといえます。稀に、冷蔵庫で保管する方もいるようですが、そこまでの必要はありません。

冷蔵庫に保管するのが本当はいいのですが、冷蔵庫は一般的に食品を保管しており、それらの場所に例え短い期間といえども、保管しておくのはちょっと感覚的に気持ちのいいものでもありません。確かに厳重に袋に入れておけばいいかもしれませんが、検査機関の言い分としては、そこまでの必要はありませんとのことです。

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便の内容とは何か?

便は、主に水分が占めています。それ以外は食べたものが消化された不要物や入れ替わった内臓の細胞組織がほとんどです。ですから、体内に水分が少ない人は、なかなか出にくい状態になります。

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採取しやすい便の出し方

便は主に水分といっても、水分ばかりを取るだけでは、通じとして出てくれるわけではありません。腸の中で便となりやすい、食物繊維が必要です。

この食物繊維は最近の人がとる量が昔にとる量と比べて減っているということです。そういう意味では、最近では便の出にくい人が増えているようです。特に普段、便秘気味の人は、検便のときは頭を悩ますかもしれません。

そのような時の対処法は人それぞれですが、主に、食物繊維の多い食品を取る事をお奨めします。豆類、穀類、野菜類、海藻類などです。食物繊維も水溶性と不溶性があり、しいたけ等のきのこ類、わかめなどの海藻類で、不溶性は大豆などのまめ類、ごぼうやサツマイモなどの野菜類です。

どちらもバランスよく取ることが望ましいと思われますが、便のかさを増やすには不溶性、便をやわらかくしたいなら、水溶性をとることで解消すると思われます。

また、普段から水を飲むのが少ない人は、出にくいようです。特に注意していただきたいのは、水分をとっていればいいと考えている人です。水分ですと、コーヒーとかビールとかをたくさん飲んでいるから大丈夫という人もいますが、水と水分とでは全く違います。

コーヒーやビール等は利尿作用があり、逆に水分が体から排出されてしまいます。つまり、水分が減ってしまうのです。必要なのは、水です。普通の水を1日1リットルから1.5リットルを飲むように心がけましょう。

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まとめ

いかがでしたか。意外に常識的に考えていたことが、実はその反対だったということもあったのではないのでしょうか。検便自体は、さほど重要な検査といえない向きもありますが、それでも毎年多くの人がこの検査で異常を発見し、早期に治療を行い、その病気を完治した人は非常に多いといいます。健康診断の一つと捉えて、大したことはない検査だとは思わず、きちんと検査は受けましょう。

検便は2種類の検査がある

無理に2回も提出する必要はない

出ないときは、食物繊維を含む食品を食べる

思わぬ病気が発見される

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