くしゃみの回数の意味について!多いのは噂されてるの?

誰かと一緒にいるとき、思わず「ハックション!」とくしゃみをしてしまったら、「きっと誰かに噂されてるよ!」と言われたこと、一度はあるのではないでしょうか?

くしゃみは、鼻にウイルスや異物が入ったとき、それを身体が外へ出そうとして起こる、いわゆる身体の防衛本能、反射反応、防衛反応とも言える現象の一つなのです。掃除をしているときに、くしゃみが出ることを想像すると、わかりやすいかもしれません。

しかし、このくしゃみには、なぜか不思議な迷信があります。しかも、「2回くしゃみが出ると○○」というように、回数によって迷信の内容が異なるのです。

現実的に考えると、誰かに噂されてくしゃみが出るなんてことは、ありえないはずなのですが、一体、この迷信はどこから始まったのでしょうか?

ここでは、そんな不思議な「くしゃみと回数の迷信」について、少し掘り下げて、ご紹介します!

「くしゃみ=噂」の由来

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そもそも、くしゃみが出ると噂されている、と言われるようになったのは、いつ頃からだったのでしょうか?そして、なぜ、「噂」なのでしょうか?謎は深まるばかりです。早速、その由来について見ていきましょう。

発祥は中国?時は縄文時代?!

【今俗人嚏云『人道我』、此古之遺語也。】これは、「詩経」という中国最古の詩集に掲載されている詩です。日本語に訳すと、【俗に言う、人がくしゃみをしたら「噂しているよ」というのは、昔の風習の名残なんだよ】といったことを述べています。

驚きですね。詩集がまとめられたのは、「周」の時代、すなわち紀元前700年頃だと言われています。これを日本の歴史に置き換えると、なんと縄文時代末期にあたります!

その頃から、「昔の人がそう言ってたんだよ」と言っているわけですから、かなり古い時代から、この迷信はあったのでしょう。

くしゃみ=呪い?

中国が発祥と考えられているこの迷信が、いつ日本に伝わってきたのかは、明確にはわかっていません。しかし、日本にも、似たような風習があったようです。

古来の日本では、風邪をこじらせてそのまま亡くなってしまうことが多かったため、風邪の前兆であるくしゃみは、「死」を象徴するものとして、人々に恐れられていたそうです。

死の恐怖からか、それらを防ぐために、くしゃみをしたとき、「くさめ」という呪文を唱える風習があったそうです。歌舞伎では「くっさめ」と表現されます。

この言葉から、「ハックション!」というあの行為が、「くしゃみ」と呼ばれるようになったのです。「くさめ」の由来については、いくつか説があり、はっきりとしないのですが、

  • *くしゃみの音を擬音化した
  • *陰陽道の「休息万名(くそくまんみょう)」を早口で言った
  • *「糞くらえ」という罵り言葉の古語、「糞食め(くそはめ)」が変化した

など、色々あるようです。このように、人々に恐れられていたくしゃみですが、確かに、突然出てきて、自分ではコントロールするのが困難です。そのため、『誰かが自分の命、魂を抜こうとしている』『悪霊や呪いの仕業』と考えられるようになりました。

それが、時代を経て、「くしゃみをする=誰かが噂している」という言い伝えになっていったようです。「呪い」よりも、ソフトなイメージの「噂」。言い伝えも、時代によって変化していくものなのですね。

同じ風習が、外国にも!

日本では、くしゃみをすると「誰かが噂しているよ」と、周りの人が声をかけます。実は、「くしゃみをすると、魂が抜ける」という迷信は、外国にもあるそうで、やはり、誰かがくしゃみをしたら、周囲の人が声をかけるそうです。

たとえば、イギリスやアメリカでは、「God bless you!(神の息吹を!)」と声をかけるそうです。また、英語圏以外の国では、「健康を!」と声をかけられるのだとか。

「魂が抜ける」という迷信において、相手にかける言葉がこれほど違うのも、面白いものですね。その国の歴史を感じます。

くしゃみの回数の意味は?

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昔からある言い伝えやジンクスが、今に至るまで受け継がれるときに、どこで形を変えたのか、人によって「連続でくしゃみを△回すると○○」という内容が異なるようです。

ここでは、比較的よく言われている「連続したくしゃみの回数と、その意味とその関係性」をご紹介します。それでは、早速見ていきましょう。

くしゃみを一回したら…

くしゃみを一回した場合。誰かがうわさをしている、誰かに陰口や悪口を言われている、あるいは褒められている。なんと真逆の意味を持つ2つが挙げられています。マイナスなこととプラスなこと、せっかくだったら、プラスな方に受け取りたいものですね。

くしゃみを一回するだけで、「誰かが自分のことを褒めているんだ♪」と考えられたら、風邪やアレルギー症状も悪化する前に吹き飛ばせそうです。

ちなみに、フランスでは、くしゃみを一回したとき、「願いが叶いますように!」と声をかけることもあるそうです。そう考えられると、くしゃみもなかなか悪くない…とまではいきませんが、良くないイメージは払拭できそうです。

くしゃみを二回したら…

くしゃみを二回した場合。誰かに笑いものにされている、誰かに憎まれている、誰かに振られる――と、まあ散々な感じです。こんなことを聞いてしまうと、風邪の前兆のくしゃみだとしたら、容易に大風邪をひいてしまいそうです。

そんなときは、海外に目を向けてみると、希望が持てそうです!二回くしゃみをしたとき、フランスでは「恋愛がうまくいくといいね♪」という声がけをしてもらえますし、タイでは、「誰かが会いたいと思ってくれているサイン」とも言われています。

世界は広いです。明るい気持ちになれる方を、自分で選択して、情報を受信しましょう。

くしゃみを三回したら…

くしゃみを三回した場合。これは、どのタイプの言い伝えでも「誰かに惚れられている」という意味になるようです。

三回もくしゃみをしたら、すごいウイルスが入ってきたのではないか、絶対風邪だ、と警戒してしまいそうなものですが、意外にも良い迷信でした。それでも念の為に、風邪対策をお忘れなく。

ちなみに、オランダでは、三回くしゃみが出ると、晴れると言われているそうです。くしゃみが3回出たときは、空を見上げてみるのもなかなか良いものかもしれません。

くしゃみを四回したら…

【一そしり二笑い三惚れ四風邪】、あるいは【一に褒められ二に憎まれ、三に惚れられ四に風邪を引く】――このように、どのタイプの言い伝えでもくしゃみを四回した場合は、残念ながら風邪となっています。

三回くしゃみをして、惚れられたのだと浮かれていたら、四回くしゃみが出て風邪をひく…何だか少し切ない気もしますが、現実的に考えてみても、四回もくしゃみが出るときは、身体が何らかの異物を必死に外へ出そうと、たくさんくしゃみを出している証拠です。

風邪を引いて、がっかりしないためにも、三回目のくしゃみあたりから、入念に手洗いうがいを心がけておいて、損はなさそうです。

花粉症やアレルギーの人などは季節やタイミングによっては日常茶飯事に4回のくしゃみなんて簡単に出てしまいますけどね。アレルギーなどの場合を除いて考えることにしましょう。

しかし、昔迷信が出来た時はアレルギーなんて言葉はなかったでしょうから、風邪でもないのにくしゃみをするなんてきっと何かしらの原因があるんだろうと色々考えたんでしょうね。

回数じゃない?イギリスの迷信

日本以外の国も、ほとんどがくしゃみの回数や、くしゃみという行為そのものについての迷信が多いのですが、イギリスは違います。回数ではなく、曜日によって迷信が異なるのです。

月曜日:危険な目に合う / 火曜日:知らない人とキスをする / 水曜日:手紙が届く / 木曜日:良いことがある / 金曜日:悲しいことがある / 土曜日:恋人と何かがある / 日曜日:何もない

――何だか非常に曖昧な感じもしますが、興味深いですね。日曜日が何もなくて、週初めの月曜日に危険な目に合うなんて、何としてでも避けたいです。

このようにくしゃみのは様々な意味合いがあるのですね。

その他のくしゃみにまつわるエトセトラ

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迷信ではなく、現実的な視点から、くしゃみについて見てみると、なるほど、という発見があります。健康維持に役立ちそうな情報もありますので、是非ごらんください。

太陽を見るとくしゃみが出る原因

意外と経験したことのある人が多いのが、眩しいときにくしゃみが出るといった症状。太陽をみると、くしゃみがでるのは、まさにこれに値します。この症状には、理由がちゃんとあるのです。

脳の神経の一つに、三叉神経という神経があり、この神経は強い光刺激が目から入ると、混乱しやすいのです。そのため、「強い光を見た」という信号が、混乱による誤作動で「鼻がむずむずしている」という信号に変換されてしまいます。

結果、鼻に異物が入ってきたわけではないのに、くしゃみが出ることがあります。

くしゃみが出そうで出ないなどの気持ち悪い状態の時などは、太陽を見たり眩しいものを見てくしゃみを出してみるとスッキリしますよ。

わざわざこよりを作らなくてもくしゃみが出るので手間が省けていいですね。裏技として覚えておきましょう。逆にくしゃみをしてはいけない時は光を見ないように気をつけましょう。

くしゃみが止まらないときは要注意

くしゃみが止まらないときは、アレルギーが原因となっている場合があります。花粉症や、アレルギー性鼻炎など、聞いたことがある病名なのではないでしょうか?

これは、花粉やホコリ、ペットの毛など、アレルギー源になるものが体内に次から次に入ってくることによって、その都度、防衛反応が働くのです。温度差や化粧品も原因になる場合があり、アレルギーの種類をあげたらキリがありません。

また、くしゃみが止まらない状態をそのままにしていると、高齢者の場合、骨折につながることもあります。運転中の場合には、事故の原因にもなりかねません。

突然くしゃみが止まらなくなったなどの症状が出た場合は、病院でアレルギー検査をしてもらうのが安心でしょう。それぞれのアレルギーにあった薬や治療法を教えてもらえます。

くしゃみの止め方

食事中や静かな場所や映画の鑑賞中やデート中など、くしゃみを止めたいときってありますよね。そんな時のくしゃみの止め方を紹介します。

カトちゃんペ

方法は簡単で用意するものは何もありません。くしゃみが出そうになったら、思いっきり陣中を人中を押さえるだけです。丁度カトちゃんペの様な格好で押さえるだけです。

カトちゃんペを知らない人のために説明すると人中とは上唇と鼻の間の皮膚の部分で前歯の歯茎の上の部分になります。ここを強く押すことによってくしゃみを止めることが出来ます。何度か立て続けにくしゃみが出そうになりますが2〜3回続けてこの人中を押すことでくしゃみは止まります。

なぜくしゃみが止まるかというと人中の部分には三叉神経と合流する神経が通っていて、ここを刺激することで、この刺激を受けた信号がくしゃみをしようとする信号とぶつかることでくしゃみをしようとする信号が相殺されてしまします。

その結果くしゃみを止めることが出来るというわけです。

迎香(げいこう)

鼻の両脇にある迎香と言うツボを押さえることでくしゃみを止めることが出来ます。この原理も人中と同様で神経の信号でくしゃみの信号を相殺もしくはツボの刺激に塗り替えることでくしゃみを止めることが出来ます。

迎香は鼻の穴の両サイドの鼻のくぼみ付近にあります。両指でこのツボを刺激することにより、くしゃみを止めることが出来ます。人中よりも格好としては恥ずかしくないので女性は特にこの方法の方が良いのではないでしょうか。

くしゃみが出そうだなと思ったらすぐにこのツボを刺激しましょう。ギリギリに刺激しても止まりません。実際に止められるまではタイミングのコツを覚える必要がありそうです。

息を吸う

これもなかなかコツが必要ですが鼻がむずむず感じてきたら鼻から一気に息を吸い込む方法です。方法としてはくしゃみのむずむず感が現れたら息が吸えない程にまで鼻で息を吸い、さらに限界を超えるくらい鼻から息を吸い込みます。

鼻に刺激を与えることと、鼻のむずむずの原因である異物やほこりや菌などを肺に送り込むことによって症状を解消します。

コツは一気に息を吸うことです。この勢いの加減が弱すぎたらくしゃみは止まりません。もし難しい場合は息を吸う方法と人中や迎香を押す方法を口を押さえるふりをして、同時に行うのもいいでしょう。

食事中は息を吸い込む方法は出来ないので、いくつかの方法をマスターしておき状況に応じて使い分けてくしゃみを止められるようにしておいたらどうしてもと言う時に役に立ちますよ。

ギネス記録

世界でくしゃみを連続で続けた人のギネス記録は46時間30分15秒です。この間くしゃみをし続けたという記録があります。また連続で行った回数は441回だそうです。

果たしてこの記録を打ち出した人…身体は大丈夫なのでしょうか?一回のくしゃみの衝撃でも事故になる場合もあるのに、肋骨の1本や2本折れているのではないかと心配になりますね。

bless you

ちなみにアメリカやイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどでは誰かがくしゃみをした時にその人に God bless youやbless youと声を掛けます。直訳では神のご加護をの様な意味になります。

これは、くしゃみが出るのは悪魔が悪さをしているからだという理由から神のご加護があるようにと God bless youと言ったりくしゃみが出ると元気や心が出ていってしまうので神のご加護があるよにとこのように声を掛けたりします。

日本ではせいぜい「お大事に」や「大丈夫」と声をかけるくらいですが、外国ではこの様な声掛けをするのです。これを言わないと失礼とまでは行かないまでも、くしゃみをしたことで気分を害したかな?と思わせてしまうかもしれません。アメリカで友達がくしゃみをした場合はGod bless youと言ってあげましょう。もしくはGesundheit!という場合もあります。

Gesundheitはドイツやアメリカで使われます。この様な文化の違いもあるのですね。覚えておくと距離が縮まるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。くしゃみには回数によっていろいろ言い伝えがあり、さらにそれらの迷信が、随分昔に生まれたものであることには、驚きを隠せません。

科学的な見解をすると、人間は、予測できないことや説明できないものを嫌い、自分のまわりを囲む世界に、パターンや秩序を見つけ出そうという心理が働くそうです。

確かに、未知な物事には、少なからずとも不安がついてきますが、そんなときこそ視点を変えて、「わからないから、面白い!」と感じられるようになれば、ほんの少し、世界が明るく見えるかもしれません。

もし、近い将来、くしゃみにまつわる迷信が、愉快なものばかりになっていたら、楽しそうだと思いませんか?くしゃみの回数をどう捉えるかは、あなた次第です!

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