身長を伸ばす方法は?食べ物や運動、睡眠について紹介!

背の高い人から見ると、背が低くて可愛らしい女性は羨ましいものです。しかし一方、背の低い人は、「背の高い女性は、凛としていて憧れる」と思っている人がいることもまた、事実です。

男性の場合は、多くの人に根付いている「背が高い=男らしい」というイメージからか、“背が高くなりたい”と思っている人の方が、多いのではないでしょうか。

よく、「親の身長が低いから、自分の身長も伸びない」という声を聞きますが、遺伝が身長の高低に影響を与えるのは、約2~3割程度だと言われています。すなわち、両親ともに背が低くても、子供の身長は伸ばすことが可能である、ということです。

そして、さらには、成長期を過ぎた大人の場合においても、子供のようにぐんぐん伸びるとまではいかずとも、身長を伸ばすことが可能なのです。

そこで、ここでは、成長期に身長を伸ばすコツや、大人が身長を伸ばす方法をご紹介いたします。

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身長が伸びる仕組み

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よく考えると、硬そうに見える骨が、どのようにして成長するのだろうと、疑問に思う人もいるのではないでしょうか。身長を伸ばすためにはまず、どのようにして身長が伸びているのかを知る必要があります。

骨端線

成長期の子供の骨と、成長期を過ぎた大人の骨には、違いがあります。それは、「骨端線(こつたんせん)」の有無です。骨端線とは、骨と骨をつなぐ関節の部分に見られる、隙間のような線のことを示し、成長期の子供の骨に見られるものです。

骨端線がある部分には、新しい骨をつくる「骨芽細胞」と、古い骨を壊す「破骨細胞」と呼ばれる細胞が集まっています。このうちの骨芽細胞が、成長期に盛んに分泌される「成長ホルモン」の指令を受け、優位に働くことによって身長が伸びるのです。

ちなみに、高齢者に多く見られる骨粗鬆症は、「破骨細胞」の暴走によるものだと言われています。

そして、成長期を過ぎると、この骨端線が閉じてしまうので、身長が伸びなくなってしまいます。骨端線が閉じる時期については、一般的に、男性の場合は17歳~18歳、女性の場合は15歳~16歳だと言われています。

成長期を過ぎても、身長が伸びることはある?

成長期を過ぎた大人の場合、冒頭でも述べたように、子供のようにぐんぐん身長を伸ばすことはできません。

しかし、『骨格の歪み』や『姿勢の悪さ』を見直すことで、身長を伸ばすことが可能です。60代くらいまでは、背筋をシャキっと伸ばしていたおばあさんが、70代、80代になるにつれて、背中が丸くなり、若い頃よりも随分背が低くなったように見えたという経験はありませんか?

まさに、これと同じようなことで、骨格の歪みや、姿勢の悪さで、本来の身長よりも低く見えてしまうことがあるのです。これは「隠れ身長」とも呼ばれており、これらを改善することで、成長期を過ぎているにも関わらず、2~3cmも身長が伸びたという人もいるようです。

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身長を伸ばす方法は?<成長期の子供編>

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先にお伝えしたように、親の身長が低くても、子供の身長に与える影響は、さほど大きくはありません。それよりも、成長期の生活習慣や食生活が、身体の成長に大きな影響を与えるのです。

ここでは、成長期に身長を伸ばすために、気をつけておきたいポイントをご紹介いたします。

栄養バランスのとれた食生活

成長期の子供が、驚くほどたくさん食べるのは、そのくらい栄養を必要としている証拠です。この時期に、インスタント食品やジャンクフードばかり食べるような、偏った食生活をしていると、身長だけではなく、健康面でも様々な問題が出てきます。

身長を伸ばすために、親が子供にしてあげられる一番身近なサポートは、栄養管理だと言えるのではないでしょうか。

「骨を作るためには、カルシウム!」と思いがちですが、カルシウムだけ摂取しても、骨の発育のためには、あまり効果的ではありません。骨を作るためには、コラーゲンなどのタンパク質や、カルシウムと結合するマグネシウム、亜鉛などの栄養素が欠かせません。

しかし、タンパク質の吸収にはビタミンCも必要で、ビタミンCを効果的に摂るには、鉄分も欠かせないのです。

どれか一つの栄養素を取り入れるより、全体の栄養バランスを見ながら、骨を育てる栄養素を、いつもより多めに取り入れる程度の方が、体には吸収されやすいと言われています。

また、砂糖を摂りすぎると、カルシウムの吸収を防いでしまうので、お菓子やケーキ、ジュースなどの甘い物の摂り過ぎには注意しましょう。

質の良い睡眠

大人になっても質の良い睡眠は大切ですが、成長期の子供にとっても、睡眠は発育に大きく影響するため、非常に重要なポイントになります。

身長を伸ばすために必要な成長ホルモンは、寝ている間、とくに夜10時から深夜2~3時に多く分泌されると言われています。

しかし、この時間にただ寝ていれば良いのかというと、そうではなく、「ノンレム睡眠(深い睡眠)が出来ているか」がカギになります。成長ホルモンは、ノンレム睡眠のときに、最も活発になると言われているのです。

それを考えると、昔から「子供は早く寝なさい」と言われているのも、納得ですね。

身長を伸ばす運動

実は、睡眠時だけではなく、運動をしているときにも、成長ホルモンはたくさん分泌されています。身長を伸ばしたいのであれば、成長期の段階で、積極的に運動をすることも大切です。

水泳や縄跳び、バレーボールなど、全身の筋肉を使う運動や、身体を縦方向に伸ばすような運動をすると、さらに効果的です。

しかし、成長期に、運動やトレーニングによって、筋肉に過度な負荷を与えると、身体の成長に影響する可能性がありますので、無理は禁物です。また、運動する前の準備運動や、ストレッチなども欠かさずに行いましょう。

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大人が身長を伸ばす方法は?<大人編>

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姿勢の悪さや骨格の歪みは、本人が気づかず、無意識のうちに癖になっているケースが多く見られます。「自分は大丈夫」と思っていても、日頃の身体の動かし方や、生活スタイルによって、意外と身体の歪みや姿勢の悪さが見られるものです。

まっすぐな身体になって、あなたの「隠れ身長」を伸ばしましょう!

骨格の歪みをチェックしよう

全身が見える鏡の前に立ち、かかとを付け、V字になるようにつま先を開きます。自分でまっすぐ立っていることを意識しながら、“気をつけ”の姿勢になって、以下のポイントをチェックしてみましょう。

  • 左右の「肩の高さ」は同じか?
  • 「ウエスト」、「腰骨」の左右の高さは同じか?
  • 太ももの横に伸ばした、左右の「腕の長さ」は同じか?
  • 片方のつま先が開きにくい、立ちにくい、などはないか?

以上のチェックポイントで、一つでも当てはまる場合、骨格が歪んでいる可能性があります。

骨格の歪みを改善しよう

ストレッチや体操など、歪みを改善する方法はいろいろなものがありますが、一番大きく影響しているのは、日常生活で、どのように身体を使っているのかという点です。

整体などで歪みを改善することもできますが、その後、また普段の日常生活に戻ると、骨格も再度歪んでしまいます。

  • カバンをいつも決まった方の肩にかける癖がある
  • 足を組む癖がある
  • 片方の歯で食べ物を噛んでいる
  • 頬杖をつく
  • 左右どちらかを向いて寝る癖がある

などこのような癖がある人は、まず、ここから改善しましょう。

自分の姿勢をチェックしよう

姿勢の悪さは、自分では気づきにくいものです。よく肩がこる人は、もしかすると姿勢の悪さが起因しているケースもあります。まずは、壁から小さめの拳一つ分ほど離れた場所に立ち、まっすぐと前を向いている状態になりましょう。

そして、以下のような点を確認してみてください。

  • お尻と肩が同時についているか?
  • 後頭部は壁についているか?
  • 壁と腰の間に、手のひらが入る隙間ができているか?

以上の中で、当てはまらない項目がある場合、巻き肩や猫背、反り腰になっている可能性があります。

正しい姿勢を取り戻そう

上項目での、正しい姿勢のチェック項目を、すべてクリアした立ち方が、正しい姿勢です。まずは、自分の正しい姿勢を身体にしっかりと覚えさせましょう。

「姿勢を正そうとすると疲れる」という人もいるようですが、これは勘違いです。例えば猫背の場合、首が前へ出るような姿勢になりがちですが、これは首や肩、腰にも大きな負担を与えます。

頭の重さは、体重の10%ほどもあると言われており、猫背で首が前に出た状態になると、かえって筋肉が疲労してしまうのです。

そのほかにも、以下のような方法で、比較的簡単に、正しい姿勢を取り戻す方法があります。

<膝立ち>

  1. 正座になって肩幅に膝を開く。(お尻と踵は、くっついている状態)
  2. その状態のまま、つま先を立てて、膝立ちになる。(お尻と踵は、離れている状態)

まるで、膝で仁王立ちをしているような姿勢になります。下腹部にキュッと力が入り、いつもより上半身が上へ伸びているように感じることでしょう。

これが、正しい姿勢を簡単に身体に覚えさせる、効果的なポーズです。このときに、肩が、胸の方へ巻き込んだ状態になっていないかも確認しましょう。もし、肩が内に入り込んでいる場合は、一度両方を顔の方へ近づけるように上げて、後ろに向かって円を描くようにして、再度、肩を下ろします。

首が前へ出ないよう、顎を引き、後頭部を気持ち後ろへ下げましょう。耳と肩先が一直線に結べる位置にあれば、OKです。

成長ホルモンの分泌を促す

成長期の子供と同様に…とまではいきませんが、大人の場合においても、成長ホルモンの分泌を活発にさせることで、身長が伸びることがあります。

子供の成長期の場合と同様に、「栄養バランスのとれた食生活」「質の良い睡眠」を心がけ、身長を伸ばす運動とまではいかずとも、「適度な運動」を取り入れることで、成長ホルモンの分泌を促すことが可能です。

また、仮に身長が伸びなかったとしても、このように成長ホルモンが分泌するように心がけた生活は、肌をきれいにしたり、太りにくい身体をつくるなど、メリットがたくさんあります。

さらに、大人の場合においては、仕事、家事、人間関係などストレスにさらされる機会が多くあります。成長ホルモンの分泌を促すためには、こういったストレスを、上手く解消していくことも大切です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。とくに、男の子がいらっしゃる親御さんならば、「少しでも背を高くしてあげたい」と願う人も多いのではないでしょうか。

成長期に成長ホルモンをたくさん分泌させるためには、親御さんのサポートが必要不可欠です。

また、大人の場合においては、骨格の歪みや姿勢を見直すことで、血行が良くなり、肩こり解消や美肌にもつながります。

身長を伸ばすための方法には、子供だけではなく大人にとっても、健康と美容において重要なことがたくさん含まれているようです。ぜひ、チャレンジしてみてください。

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