ケイ素の効果を知ろう!美容や健康に良い?その安全性や副作用についても紹介!

ケイ素は今注目を浴びていますが何故なのでしょうか?珪素は日本では、食品添加物として厚生労働省から認められています。しかしこれらのケイ素について、本当に害はないのでしょうか?また必要性のある成分なのでしょうか?

ケイ素の効果や珪素成分について、詳しく見てみたいと思います。

ケイ素とは

ball-265334_960_720

ケイ素は健康や美容に効果がある事で知られていますが、珪素とは岩石や土壌、粘度などを構成している元素です。水晶の形状をして、ケイ素はシリカともいわれます。

ケイ素とは地球上で酸素に次ぐ、二番目に多い元素で、太古の昔の藻類が長い年月をかけて、化石化し形成された珪素で、地殻に多く含まれ4000年前の昔から、漢方で治療薬として処方されています。

地殻の約3割が珪素でできていて、地球の内部を含めると、地球の60%も占めるといわれ、ケイ素鉱物を構成する成分では、特に水晶石などは99.9%が珪素だといわれています。

珪素は人間を含む全ての生命体の皮膚や筋肉、リンパ節、肺、血管、胸腺、脳、肝臓、腎臓、骨、歯、爪、髪の毛など、身体の殆どの部分に含まれ重要性のある成分です。

珪素は臓器や細胞組織の素材だけでなく、古いものの有害物を除去して、細胞を新しく再生する働きも担っています。

ケイ素の種類

鉱物性ケイ素

鉱物性のケイ素には「水溶性」「結晶性」に分けられています。水溶性の珪素は、結晶性珪素である水晶から、水晶を1650℃以上に加熱して気化し、気化したガスを集めてその中から不純物を取り除くために濾過します。

純粋に溶かすことで、水溶性珪素が出来上がり、水溶性珪素は加熱しても変性せずに、水にも溶けやすい性質を持っています。

これにより水溶性珪素サプリメントや、ミネラルウォーターなどの様々な用途に利用され、現代その効果も分かるようになり、人気を集めています。

植物性ケイ素

植物性珪素とは、植物が根を張る地殻に多く含まれるために、ケイ素は植物が成長する過程で栄養として植物の体内に取り込みます。

植物性ケイ素は非結晶の水溶性植物性珪素で、サプリメントや健康食品に含まれるケイ素は、鉱物性珪素の水溶性植物性珪素以外の方法もあります。

お米のもみ殻を洗浄して、繰り返し燃焼することで、抽出することもあります。カラス麦600mg・キビ500mg・大麦233mgと100g中の含有量が非常に多いです。

市販されているケイ素には鉱物性のものと、植物性のものとあります。

ケイ素の働き

pure-quartz-81709_960_720

私たちの体にとって、ケイ素は沢山の働きをしています。ケイ酸塩として、皮膚や、骨、髪、爪、血管、細胞壁など人体の様々なところに含まれていて、中でも皮膚への含有量がとても多い事が分かっています。

体内に含まれるケイ素は、肌の保湿、骨や髪の毛、爪、コラーゲンの再生など手助けして、艶やかな素肌や、丈夫な骨、しなやかな髪などケイ素の働きが関係しています。

特に肌の弾力を保つエラスチンや、潤い成分のヒアルロン酸を結びつけます。ですから潤いのある肌には欠かせない成分です。

珪素はコラーゲンのミネラルと言われるくらい、体の細胞のあらゆる処に関わり、このケイ素は食物に多く含まれる栄養成分で、必須ミネラル同様の栄養価があります。27種類の栄養素の非常に安全性の高い成分です。

ケイ素の働きと水素水の働き

ケイ素の働きと水素水の働きは似たところがあります。しかし珪素の場合は体の、組織を構成する部分において力を発揮し、身体を組成する物質としても重要です。

ケイ素は人間の体内では合成されず、食品から摂取することが必要となります。水溶性珪素濃縮溶液の商品は、原料の水晶石99.9%珪素化した石から、特殊製法により水溶性の珪素を抽出し、必須ミネラルの珪素を取り出したものを、水溶性珪素濃縮溶液といい、商品化されたものです。

ケイ素の効果とは

美白の女性

ケイ素を摂取していると好転反応が出てきます。これはケイ素の効果があらわれてきたものを示すものです。

好転反応は人によって様々ですが、これは誰にでも起こるもので、ケイ素を摂取し続ける事によって、体内の毒素が排出され、浄化される過程の症状の生体反応です。

副作用と取られる方もおられますが、これは副作用ではなく、効果の兆しがあらわれたと解釈する方が良いでしょう。

例えばだるさや、眠気を感じたり、熱っぽくなったり、しびれや痒み湿疹などの症状が出た場合は、量を少し控え体調を見ながら摂取されると良いです。

珪素の効果に静菌性作用があり、静菌性作用とは体内の雑菌や、悪玉菌を減菌したり、除菌や防菌、食品や水にいる菌を殺菌する働きがある作用です。

ケイ素の効果には沢山あります。まず老化防止や生活習慣病の予防・改善、美容効果です。

美容効果

デトックス効果

ケイ素には有害物質の重金属など、プラスの電気を帯びているものを吸着し、体外に一緒に排出する働きがありますが、これはケイ素はマイナス電気を帯びているためです。

例えば歯の詰め物や大型魚類、深海魚に含まれる鉛や・ヒ素・水銀などは人体に蓄積されます。腎臓や肝臓、皮膚などに障害を与えます。

また内分泌系を錯乱し、情緒不安定やアレルギー症状、代謝の異常や不眠、頭痛などの症状を伴いますが、これらの有毒物質の排泄をスムーズにする働きがあります。

コラーゲンの補強効果

コラーゲンの成分は、血液の製造工場でもある骨や、靭帯、腱、血管を構成する成分です。何といってもコラーゲンは肌の土台となる真皮です。

美しい健康な美肌を形成するために、コラーゲンは無くてはならないもので、人体の約3割をコラーゲンが占めています。

美肌を作るためには、コラーゲン量の維持と、コラーゲン同士の結合力を高めるのが大切ですが、3大美容成分のエラスチン、ヒアルロン酸同士の結合を強固にし、各組織のしなやかな弾力性を作り出します。

またコラーゲンの合成にも関係し、コラーゲンの増加効果の可能性もあり、ケイ素の働きでコラーゲン強化が増進され、美肌効果や薄毛、白髪の改善、アンチエイジングの効果が期待できます。

活性酸素の無毒化効果

ケイ素は活性酸素を無毒化する働きがあります。活性酸素にはスーパーオキシド、ヒドロキシラジカル、一重項酸素などがあります。

活性酸素は紫外線やストレス、電磁波、喫煙などだけでなく、呼吸で取り入れた酸素の2%が活性酸素になる為、この不安定な活性酸素をケイ素は安定化させ、無毒化できるのです。

ケイ素が活性酸素を無毒化することで、生活習慣病の動脈硬化や高血圧を予防改善し、老化防止ができます。

アトピー性皮膚炎にもケイ素は効果を発揮します。アトピー性皮膚炎は免疫力の低下や、アレルゲンによる過剰反応を発生させて、痒みや炎症を引き起こします。

活性酸素を除去し新陳代謝を活発にすることで、アトピー性皮膚炎にも、ケイ素は効果を発揮します。

血流の改善効果

珪素は血管の内皮細胞の構成成分として、血管内部を補強し血管の外の劣化した細胞を修復する働きもあり、血管内にできた内壁のプラーグを分解排出する働きがあります。

ケイ素を摂取することで、血管内の血液の流れが改善され、生活習慣病を予防・改善しまた新陳代謝を活性化させ、細胞を老化防止から守り、アンチエイジングの効果が期待できます。

脂肪分解作用効果

血管壁に付着したコレステロールや、中性脂肪などの脂質を燃焼したり、脂肪を体外に排出する働きがあり、動脈硬化の改善や、毛細血管の修復改善効果があります。

美容全般の美容効果

ケイ素には糖尿病の重要な指標のヘモグロビンA1cを改善する効果や、シミ、そばかす、シワ、ハリ、くすみなどを改善する効果も期待できます。

水溶性珪素の浸透性が、ケイ素を含む化粧品など塗ると、浸透を促して美容効果を高めますので、自分の今お使いの化粧水などに、1~3滴ほど混ぜて使うと、美容効果が出てきます。

健康効果

イオンバランス効果

水素性ケイ素には、体内のイオンバラスを整える働きがあり、細胞の水分量のや筋肉の収縮や、神経伝達、骨や歯の形成などの働きをしています。

イオンとは水中で電気を通すことで、体内でイオンチャネルを開閉し、プラスとマイナスのイオンを調節し、酸素や栄養素の取り込みも、イオンと一緒に行い、老廃物の排出も同時に行われます。

細胞や内臓が正常な働きを維持するためには、イオンチャネルによるイオン交換がスムーズに行われなければ、生命が維持されません。

ケイ素はこのイオンチャンネルをスムーズに行う働きがあります。ですから体内のイオンバランスを正常にして、浮腫みの解消または細胞の、機能正常化の効果が期待できます。

骨密度のアップ効果

ケイ素には骨密度を強化する働きがあり、骨はコラーゲンを骨組みにして、カルシウムがセメントの役目をして、強度を高めています。

ケイ素は骨組みを強化するコラーゲンの補強する働きに加え、コラーゲンとカルシウムを強度に結びつける役割をしています。骨細胞の約33%をケイ素が占めています。

ケイ素を摂取することで、骨密度が強固になり、骨粗鬆症のリスクが少なくなります。アメリカの「フラミンガム研究」の研究データーによると、骨密度が高くなるというデーターが出ています。

また骨もカルシウムだけでなくケイ素の働きがないと、丈夫な骨を作る事ができません。

良質睡眠効果

珪素には質の良い眠りを与えてくれます。睡眠には浅い眠りのレム睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠があります。

寝はじめはノンレム睡眠の最も深い眠りになって、脳の休息や活発な新陳代謝が行われ、深い睡眠を誘導する、メラトニン物質が大脳の松果体から分泌されます。

珪素は松果体の構成成分として機能し、松果体の機能改善し、メラトニンの分泌を正常化させるため、睡眠の質が改善され細胞の、新陳代謝も活性化されるため、ダイエット効果やアンチエイジングなどの美容効果が期待できます。

口腔内の殺菌作用効果

ケイ素には抗菌作用や殺菌作用があります。口腔内の歯周病菌を殺菌して、生活習慣病や肥満、認知症などの病気を軽減する働きも期待され、口腔内の雑菌や歯周病菌を減菌します。

腸内環境の改善

腸内環境を整える事は、健康にとても大きな役割があります。腸内環境を整えるのに食物繊維を摂取することが大切ですが、ケイ素はその食物繊維の主成分であり、ケイ素を摂取することで、食物繊維の働きを強化することができて、腸内環境をより効果的に改善することができます。

体内に摂取されたケイ素は腸管から栄養として吸収され、体内の細胞にくまなく行き渡る様になって生命に欠かせない重要性を秘めています。

ケイ素が含まれる食品

drops-of-water-578897_960_720

ケイ素が含まれる食品には、どの様な物があるでしょうか?加齢に伴い次第に減少するケイ素ですが、日常の食品としてとるには、どの様な食品を摂ればよいのでしょう。

  • 魚海類では、ワカメの茎・アサリ・昆布・ヒジキ
  • 野菜類では、大豆・ゴボウ・ジャガイモ・アスパラガス・赤カブ・ゴマ・アーモンド・トウモロコシ
  • 穀類では、玄米・カラスムギ・キビ・大麦・小麦

大人が1日必要とするケイ素の含有量は9mgです。ワカメの茎が含有量が多く、100g中4.8mgですので、ワカメを毎日200g食べないといけない事になります。

大麦は100g中233mgですので、大麦を100g摂取すると良いですが、現代の食事では到底不可能で、サプリメントや健康食品、化粧品などからケイ素を取り入れる必要があります。

化粧品の場合化粧水に水溶性ケイ素を1~2滴加えれば、水溶性珪素配合の化粧水ができあがります。

ケイ素の含まれるシリカ水(水溶性珪素水)には、日本のシリカ水と外国のシリカ水では違いがあります。

日本の水溶性珪素水

日本のシリカ水は、軟水か中硬水で味はまろやかで、吸収が速く老廃物の排出もスムーズで、体に負担を掛ける事がありません。

外国の水溶性珪素水

外国のシリカ水はミネラル分が多く含まれる硬水が殆どで、味はまろやかでは余りありません。しかしカルシウムの含有量が多いため、スポーツ選手やダイエットをされる方には好まれています。軟水に比べると胃腸に負担がかかります。

また現代ではシリカ水を作る為の、シリカ水生成ボトルが作られていて、水道水を入れるだけで水そのものをシリカ水にする商品が出ています。

水溶性珪素の天然水をもつ地域は、平均寿命が高いです。水溶性のアルカリイオン水は、どろどろにした血液を、瞬時にサラサラの血液にします。

飲み方

加熱するとミネラル成分が減少し、冷やしすぎるとお腹を壊す原因になりますから、常温で飲むのが良いです。朝起きた時と夜寝る前に飲むと、生活習慣病を改善・予防する効果を期待できます。

ケイ素の安全性

pure-quartz-1151427_960_720

ケイ素の安全性を見てみると、問題となる遺伝子の影響と毒性の問題ですが、遺伝子の影響の研究では、サルモネラ菌や大腸菌を用いて行われました。

医薬品のGLP基準において、遺伝毒性がないと安全性試験で証明され、またマウスを用いた研究においては、経口摂取による急性毒性がない事も証明されています。

ケイ素の安全性の注意

ここで注意しないといけないのは、安全性が言われているのは、水溶性ケイ素のみで、鉱物由来の結晶性ケイ素には、遺伝毒性があって発がん性リスクを、高める事が明らかになっています。

ですからサプリメントや、健康食品などに鉱物性結晶性が含まれている、ケイ素は発がんリスクがあるので危険だという事です。商品を選ぶなら植物性水溶性のケイ素か、鉱物性水溶性のケイ素でないと安全ではありません。

珪素の添加物として認められているのは、非結晶性のシリカの無水ケイ酸と呼ばれる、不溶性で体内で消化吸収されず排出されます。

ケイ素の副作用

天然のケイ素だけを摂っているうちは、副作用は認められませんが、サプリメントや健康食品など、余分な添加物が入っている場合は、注意しないといけません。

ケイ素が何故副作用がないのかというと、ケイ素は体内動態が明確に分かっているので、それで副作用が無いわけです。

ケイ素の体内動態

珪素は数少ない体内動態の、ハッキリしている食品成分で、ケイ素を食事で摂取すると、2時間ほどで腸管から吸収されて、血管の珪素濃度がピークになって、血液がケイ素を細胞に届けます。

血液中のケイ素が細胞の活性化や、コラーゲンの生成などに使われて、尿と一緒にケイ素を体外に排泄させます。体内で役割を果たしたケイ素は3~9時間かけて、尿と一緒に排出されます。体内動態が不明瞭な健康食品などは、副作用が出る商品となります。

まとめ

如何でしたでしょうか?ケイ素はここまでも私たちの体の健康に効果があり、美容効果も素晴らしいものがあります。

特にアンチエイジングケアの効果についても、素晴らしいものがあるようですので、早速注文してケイ素の効果を存分に味わいたく思っています。

また注意しないといけないのは、鉱物性水溶性珪素は安全ですが、鉱物性結晶性珪素は発がん性があるので、成分をよく見て購入する必要があります。

関連記事として、

酵母エキスとは?その働きや危険性を知ろう!食品添加物じゃないって本当?

ペクチンの効果とは?成分や摂取の仕方を知ろう!注意点はなに?

キトサンの効果とは?どんなものに含まれている?キチンとの違いも知ろう!

これらの記事も読んでおきましょう。

  
/* */
  
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする