自制心ってなに?強い人の特徴を知ろう!自制心を鍛える方法はあるの?

貴方は自制心は強いですか?子供時代自制心のない子供は、成功しないと言われていますが、また最近の研究では、自制心には決められた容量があるため、使いすぎると今度は反対に自制心がなくなるそうです。

まだ自制心については、研究が新しく行われるものもあって、確かなことはまだ分かっていません。しかし自制心のある子供は成功する確率が、高いのは確かなようです。自制心について詳しく調べてみました。

自制心とは

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この上の写真のようなことは、自制心のある人間は、意志をコントロールして、このような怒りを、態度に表す方法はとらないでしょう!

自制心の意味

自制心とは感情や欲望を抑えて、我慢できる能力、すなわち自分の感情をコントロールできる精神の事を言います。自制心とは頭では分かっている事でも、どうしても人間は楽な方に行動して、それが生活の上での行動習慣になっています。

その様な自身の悪癖を正し、自分の意志で自制することのできる精神です。

自制心の反対語

自制心の反対語と言えば、意志薄弱、衝動、悪魔が頭に浮かぶと思います。ダメ人間と自分で思う人は、意志薄弱で衝動的な行動を起こし、天使と悪魔が言い争う中、いつも悪魔が勝っている精神状態になっている状況です。

悪魔と言ってもこれは、人からの誘惑に負けることも、悪魔が勝っている状態になります。自分の決めたことを、誘惑によって破壊されることは、悪魔の心が勝っていることになります。

自己顕示欲について

自己顕示欲の強い人は自制心の薄い人ですが、自己顕示欲が強い人に、成功者がいないかと言うとそうでもないと思います。

自己顕示欲の強い人間が今の世の中、結構どの業界でも成功しています。これは一体どのように解釈したらよいのでしょうか?

自己顕示欲の強い職業

自己顕示欲の強い人は人生において、目立ちたいを考えるため、上昇志向が強くなり、芸術家や、芸能人、スポーツ選手、政治家などの職業に適しているようです。

自己顕示欲の使い方

自己顕示欲の強い人は、自慢話が多く、自分を必要以上に大きく見せたがります。でもその自己顕示欲も、良いほうに使われる場合は、必要性は認めなければいけないのではないでしょうか?

パフォーマンスのたとえ

例えば国民にとって、不利となる法案が通過とするとき、数の力ではどうにもできない。その時に国民に気づかせるため、牛歩戦術で1人やることは、パフォーマンスや自己顕示欲が強いだけで片付けて良いのでしょうか?

時間の無駄と言うことを言いますが、やはりみんなが気が付かない時に、疑問を投げかける方法としては、パフォーマンスはとても大切な方法だと思います。

考え方

私は良い事も悪い事も、どうしてこのようなことを行っているのか?を理解する必要はあると思います。

何もかも自制心を働かせて、強いものに服従するのが決して良いとは思わないのですが、皆様はどの様にお考えになられますか?

自制心のモード

人間には感情モードと理性モードの2つのモードがあります。

自制心が失われるときは、理性モードがなくなるときです。自制心を鍛えたいときは、感情モードをなくし、理性モードを強くすれば良いのです。理性モードに切り替えるには、自分に問いかける事が必要です。

セルフコントロール能力

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セルフコントロール能力とは、自制心の事で自分の意志や感情、欲望をコントロールできる精神能力の事です。

自分の衝動を抑制。抑止できる能力で、自分の行動を自分の意志命令で、動かすことのできる自己統制力のある能力や・精神の事です。

短期的利得が長期的損失あるいは(短期的利得以上に得られる)長期的利得と対立する状況下で、長期的結果を選ぶ能力

ウィキペディアより

短期的利得が長期的損失

自制心すなわちセルフコントロールのある人は、短期的に利益を得る事を捨ててでも、長期的に損失があることを知って、自分の意志をコントロールできるということです。

アルコールや賭け事においては、短期的利得が長期的損失になってしまいます。そのような場合でも自制心のある人においては、度を越したアルコールの摂取もしませんし、賭け事においてもずるずるとのめり込むことはしません。遊興費の枠内で賭け事をします。

長期的利得と長期的結果

自制心を持っている人は、短期的に利益があっても、それ以上に長期の利益があることを知って、自分の意思をコントロールできる長期的結果を大事にする人です。

自制心の最も強い人でさえ、食において全てコントロールできないそうです。ですから子供たちが、サラダよりも甘い、チョコレートを好むのは仕方がない事かも知れません。

自制心の現代の働き方

自制心を鍛えるのは「言うは易し、行うは難し」と言う点が一番問題となります。現代的な欲求はハイ・テクノロジー中毒です。ハイ・テクノロジーにより色々な情報は得られますが、そのためパソコンや携帯電話に疲れ、座りっぱなしの生活や、誰かに追っかけられているような恐怖など、私たちはこれまでと違った方法で、自制心の鍛錬をしなければ、ならないのかもわかりません。

自分のモチベートを上げて、より賢いものを選ぶために、選択肢を間違いなく自分のものに関係ある、未来につながる関連の物を、選ばないといけないのかもしれません。それは簡単ではありませんができない事でもありません。

自制心の強い人とは

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自制心の強い人とは、どの様な人の事を云うのでしょうか?

健康管理をきちんとできる人

自制心の強い人は健康管理がきちんとできる人です。ですから忘年会や新年宴会などで、へろ良いはしません。自制心の強い人は、健康が一番と思っているので、無茶な食べ方や、無茶な飲み方はやりません。きちんと自分の身体の吸収率を解っていて、暴飲暴食は程遠いです。

自制心の強い人はダイエット経験が殆どなく、あってもすぐにダイエットできる身体になっていて、人間健康が第一と言うことをわきまえている人です。

浪費をしない

自制心の強い人は浪費をしない人です。お金の面もきちんとしている人です。

ギャンブルが一番自制心が強いか強くないかわかると思いますが、セルフコントロールがきちんとできるため、ギャンブルで損をしても、遊興費の中できちんと治める事の出来る人が、自制心が強い人です。と言うことは人間が自立している人ですね。

朝に強い

自制心の強い人は朝寝坊、遅刻をしません。自制心の弱い人は目覚ましをかけていても、二度寝をするため、遅刻をしてしまいます。自制心の強い人は、目覚ましが鳴ったらどの様に眠くても、起きて一日の日課をこなしていきます。

自制心の弱い人は、もう5分、もう10分と寝床で眠っていたりするので、二度寝をして遅刻をします。

お酒に飲まれない

自制心の強い人は、自分の飲む量をわきまえていて、決して飲みすぎる事がなく、飲みすぎても酔いつぶれるようなことはしません。人間関係をお酒でしくじる事も無く、お酒に決して飲まれることはありません。

飲み会などで、楽しい雰囲気でアルコールを飲んでいると、つい量が多くなり、人間関係を損ねることもあります。しかし自制心の強い人はその様な事にはなりません。

自制心は鍛えられる

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自制心はどの様にしたら鍛えられるのでしょうか?研究結果によってそれが示されています。

セルフコントロール能力は鍛えられる

スタッフォード大学の心理学科、ウォルター・ミシェル教授によると、このセルフコントロール能力は鍛える事が出来ると言われています。ミシェル教授によると、どう感じ、どの様に行動するかは、考え方を変えるだけで出来るというものです。

脳には瞬間の欲望を求めるものと、前頭葉という目的達成を求めるもと、対立しているそうです。このセルフコントロール能力を鍛えるには、前頭葉の強化を行えばよいのです。

もとの鍛え方は一つの決まり事を決めておくことだそうです。たとえばテレビは1日2時間しかみないとか、人と争いごとになって、頭にくると10数えるなどの決まりを作るそうです。それを実行することで、セルフコントロール能力はが鍛えられるそうです。

人間が成功するのには「熱くなるゴール」と「セルフコントロール能力」を備えると成功が間違いないそうです。

自制心を鍛える

訓練・訓練・また訓練と言うように、自分が今一番時間を割いていることについて、例えばテレビ、スマホ、パソコンを1週間見るのをやめてみます。これをクリアできたらもう1週間と1か月やめると、自分自身の自信につながってきます。

マシュマロテスト

1960年代スタンフォード大学の、心理学者ウォルター・ミシェル教授によって、テストが行われました。これは子どもたちにマシュマロや、クッキーをテーブルにおいて、大人が返ってくるまで食べてはいけないというテストをおこない、行動を観察した結果20分も待っていた子供がいたそうです。ほとんどの子供は待ちきれずに、食べてしまったそうです。

このテストの結果で分かったことは、自分の気を上手くそらすことで、自制心を養うことが出来るということです。心と身体を別の方向に向ければ、自分が我慢する気持ちも幅が狭くなり、悪癖(あくへき)に心が向かうことも無いと思います。気をそらすためには、おしゃべりをしたり、遊びに出かけたりする簡単な方法で、自制心を養う効果が出てきます。

ブロディ博士

2014年ジョージア大学のジーン・ブロディ博士の研究によりますと

訓練によってセルフコントロール能力を高めることは、確かに社会的な成功につながりやすいが、同時に細胞の老化を早め健康を害する危険性がある

自制心レベルを計る「マシュマロ・テスト」で健康を害するパターンあり

この研究結果は裕福な家庭に生まれた子は、自制心を高める事により社会的成功に繋がり、なおかつ健康を手に入れられるが、貧しい家庭に生まれた子は、自制心を高めることにより、成功を手にするのと引き換えに、健康を失うという自我消耗結果が出たそうです。

まだ研究は始まったばかりで、サンプル数も少ないので、確定的な事は言えません。しかしマシュマロテストの結果、自制心を高めれば成功でき、幸福を得られるというのは一概に言えないように思われます。

自制心は無限ではない

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自制心は無限ではないそうです。ですから余り自制心を使いすぎると、反動が来るそうですので急激な、自制心を養うために起こすと、怒りっぽくなるそうです。ですから長期的にやることが大切です。

規則正しい生活

また自制心を養うにはやはり規則正しい生活に、規則正しい食事あるいは、バランスのとれた食事と、睡眠が必要となってきます。

一度に栄養を補給するのではなく、一日に栄養十分取ることが大切です。そして余り完璧を追い求めない事です。

自我消耗

人間の我慢や自制心には、自我消耗という概念があり、酵素と同じで、使うことにより消耗するというものです。

すなわち余り必要としない事に自制心を使うことで、自制資源が減少しより魅力的なものを我慢させることにより、自制心を機能させる認知的資源が消耗し、その限界を越したときは、タカが外れて再び悪癖に向かうというものです。

実験

心理学者Roy Baumeisterが行った実験では、チョコレートと大根を我慢させた場合、チョコレートを我慢させた方が、自制心のテストを行ったとき、自制心としての認知的資源を消耗したため、成績が悪かったそうです。

たとえて言うと、色々な誘惑がありその中で自分が、やりたいと思う誘惑を我慢した時に、それを使い続けると消耗するため、今度はタカが外れて、誘惑にのめり込んでしまうそうです。つまり我慢をするものでも、魅力的に見える刺激の我慢は、認知資源が減ってしまうことなのだそうです。

我慢できない人

我慢できない人、行動習慣を変えられない人は、誰よりも我慢強い人で、我慢できないのではなく、何度も何度も繰り返し我慢をし続けた結果、認知資源が枯渇してタカが外れて、自制できなくなり、それを繰り返すことで、誘惑に負けて自分には我慢できないと思い込み、行動習慣を変える事が出来ないでいるのです。

我慢することは認知資源を消耗することです。ですから我慢しない方法を見つけなければなりません。

我慢しない方法

我慢しないということは、自制心の認知資源を、減らさないということです。その為には多くの事を一挙に我慢することをやめる事です。最初は一つポイントは少しずつ少しずつが基本です。人間の意志は小さな少しの事を我慢するのは、割合にできます。

その為にも煙草もやめたい、ダイエットもしたい、飲酒も減らしたいと一挙に目標を立てるのではなく、一番身体に悪いのは何か考えて、この場合だと煙草ですから、煙草をやめる目標をたてて、まず1日1日できたら1週間、1週間だ来たらもう1週間と伸ばしていきます。1か月煙草をやめると、自分の行動に自信を持ち、心理的に自分の意志力を確認することが出来ます。このように一つの我慢する行動を選んで、持続させることが大切です。

刺激を避ける

それではその煙草を減らしたいと考えたときに、煙草のある自動販売機の前は通らないようにしたり、コンビニに行くのをやめたりして、その代わりにガムをかむとか、おしゃべりをするとかして、我慢の代わりをするものを見つけると良いでしょう。

選択肢をなくす

例えば家に煙草を買いだめして、残っているのがあるとそこの前を通るだけで、選択肢を自分に用意していますので、煙草のおいてある前を通るだけで、煙草の事を考えてしまって自制資源を消耗します。

そうするとどこかで限界がきて、煙草を吸う結果になりますので、勿体ないですが、人にあげるか全て捨ててしまうことです。選択肢が存在することで、自制心の消耗に繋がりますので、意識的に選択肢の存在をなくすることが大切です。

我慢しないで別の事をする

選択肢をなくしてしまって我慢すると自制心の消耗に繋がるので、選択肢をなくしたら今度は他の事をすると良いです。

たとえば友達とおしゃべりをしたり、ガムをかんだり、コーヒーを飲んだり、煙草を飲みたくなったら、他の事をすることで、自制心の消耗を減らさないで済みます。我慢するのではなく、他ごとをすることで自制心の消耗をしなくて済みます。

まとめ

如何でしたでしょうか?自制心を強化することは、できない事ではありません。

しかし自制心を全て兼ね備えた人が、この世の中に居るのかと言えば、考え込んでしまいます。人間には感情モードと、理性モードがあると言われるように、やはり私はバランスが大切なのではないかと思います。

いつも感情モードばかり使っていると、薄い人間に見られますが、何時も理性モードばかり使っていては、冷たい印象の人に見えます。所と場所においては感情モードも働かせても良い様に思うのですが、皆様は如何お考えですか?

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これらを読んでおきましょう。

  
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