漢字検定を履歴書に書くのは何級から?マイナスになる場合も!

就職活動をしていると、何度もエントリーシートや履歴書を書く機会がありますよね。履歴書は自分を売り込む武器ですから、アピールできることはしておきたいというのが本音だと思います。しかし、履歴書に書いてもあまり有利にならないこともありますし、せっかく資格を持っていても、「これって書いていいの?」と疑問に思うこともあるでしょう。

今回は、そんな資格の中でも漢検についてご紹介します。果たして履歴書に書けるのか、書くとしたら何級からなのかなど、漢検に関する疑問を解決しましょう。

漢検について

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漢検は、公益財団法人日本語漢字能力検定協会(漢検協会)が行っている技能検定の1つで、漢字能力を測定することを目的としています。

漢字は暗記ですが、漢字を覚えることで知識量が増え、文章を読み書きする能力アップにもつながりますから、受けておいて損はないでしょう。

漢検の正式名称は?

履歴書に資格名を書く場合には、正式名称で書かなくてはいけません。漢検は日常的に「漢検」と略してしまうので、正式名称が分からないという人もいるかもしれません。

漢検は「日本漢字能力検定」というのが正式名称ですから、履歴書に書く時には注意しましょう。

漢検の受け方

漢検の受け方には主に3通りあります。1つは個人受験で、全国に180箇所設けられている公開会場で受験することが可能です。2つ目は団体受験という受け方です。会場は学校や塾、企業などで、受験を希望する人を10名以上集めて申し込みがなされます。

3つ目は漢検CTBという方法です。CTBとは「Computer Based Testing」の略で、漢検CTB会場という場所で行われます。コンピュータを使用して受験するタイプの漢検で、合格資格は紙で受けた場合と同じです。紙の受験は年3回の検定日しか受けられませんが、漢検CTBの場合は日程を選ばず、都合のよい時に受けられる利点があります。ただし、受験級は2級から7級となっているため、準1級以上を受験したい人は紙の試験を受けてください。

何級から履歴書に書くべき?

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履歴書の資格欄というのは、英検や簿記、自動車免許や調理師免許など、様々な資格を記載できる欄です。普通自動車の運転免許を持っている人は多いでしょうし、英検もそれなりの人が取得経験があるかもしれません。資格欄は自分の情報を載せ、アピールポイントになる箇所なのです。

履歴書に書ける漢検資格

たくさん資格を持っている人はよいですが、あまり資格を持っていない人は何級から書いてよいのか迷ってしまうかもしれません。せっかく漢検合格経験があっても、保有している級によっては履歴書に書いてもよいレベルなのかどうか迷うこともあるでしょう。そこで、何級から履歴書に書くべきかをご紹介します。明確な決まりというよりは一般論ですが、参考にしてみてくださいね。

就活で書くなら2級以上

履歴書というのは、必ずしも就活でのみ書くわけではありません。バイトの面接でも書くことがあります。しかし、バイトの面接と就活の面接では、当然ながら求められるスキルが違います。バイトの面接の場合には、履歴書に書くことがなければ、漢検の保有級は低くても書いておいて差し障りありません。しかし就活の場合には、あまり低い級を書いても意味がないので、書く場合には2級以上がよいと言われています。

漢検の2級というのは就活で必要だと言われていますし、2級を持っていれば常用漢字は基本的に読めるということになりますから、事務職などで有利に働くこともあります。逆に、あまり低い級を持っていても、小学生レベルや中学生レベルの漢字が読めるアピールにしかならないため、就活では有利になりません。

準1級以上はあまり意味がない

ちなみに、2級までは一般常識レベルですが、さらにハイレベルを求めるなら準1級以上もおすすめです。格段に難しくなりますし、日常的に使用する漢字ではないため、趣味の範囲にはなりますが受けておいて損はしないでしょう。ただし、就活で有利になるかと言うとそういうわけではありません。準1級になると試験内容は2級よりも格段に難易度が上がりますし、1級はさらに難関です。合格者の数もかなり減ると言われています。就活では2級レベルは評価されますが、それ以上は特に評価されることはないと思っておいた方がよいです。

しかし、難関をクリアして合格したという努力や集中力の高さをアピールすることはできるので、そういった意味では書いておいても損はありません。

3級以下は逆効果の可能性も

漢検2級以下はアピールにならないとお伝えしましたが、書いてしまうことで逆効果になることもあります。小学生でも取得できるようなレベルの資格を書いてしまうとかえって印象が悪くなったり、自分自身の評価を下げてしまうこともあるので要注意です。あくまで、就活で武器になるかどうかを判断材料にしてください。

書く時は正式名称で

では、いざ履歴書に書く時ですが、「漢検」というのは先ほどお伝えしたように略称です。正しくは「日本語漢字能力検定」ですから、履歴書に書く時には「平成○○年○月日本語漢字能力検定○級合格」というように、資格取得年と月を記載します。このように書き方には決まりがあるため、正しいフォーマットで書けていないと、せっかく資格を書いたのにマイナス印象になってしまうことにもなりかねません。

資格取得年月日を忘れたら

しかし、取得年月日を書くということは、取得日が古く、正確に覚えていないということもあり得ます。そんな時には適当に書かず、公益法人日本漢字能力検定に問い合わせましょう。受験履歴が残っているので、照会してもらえれば取得年月日を確認することができます。

ただし、受験履歴は書面でしか行っていないため、郵便かファックスで送られてきます。自宅にファックスがなく郵便でお願いする場合には時間がかかる場合もあるので、履歴書を書く時には余裕を持っておきましょう。

受験履歴で合格者情報を調べてもらう方法以外には、合格証を再発行してもらうという方法もあります。合格証は受験者の合格した人に発行されるもので、合格証でも取得年月日を確認することができます。有料になりますが、どちらがよいか判断して利用してみてください。

取得予定の資格も書ける

就活で求められるのは漢検2級ですが、履歴書には取得していない資格でも書くことでアピールすることが可能です。「○○取得予定」のように書くことで、受検する意識することで上昇志向を印象づけられます。ただし、嘘は最も心証を悪くしますので、書く時には本当に取得する予定のある、勉強中の資格のみ書くようにしましょう。

資格そのものを評価しているわけではない

ここで気をつけるべきことは、採用担当者は資格そのものを見て採用を決めたり、応募者を評価しているわけではないということです。面接を受ける上で有利に働くのは漢検2級以上ではありますが、大切なのは合格に至るまでの過程です。どれだけ資格合格のために努力できたかという人間性を見ているので、資格を羅列したり、国家資格をたくさん書けばよい、民間資格ではダメ、などということでもありません。何を評価されているのかを理解した上で資格と向き合うことが大切です。

とは言え、資格を持っていることは有利に働きやすいですし、転職する場合には社会経験を積んでいる分、より高いスキルを求められます。そうした時に資格を保有していると有利に働きますから、日頃から勉強をして、資格取得に向けて努力する姿勢を忘れないようにしましょう。

漢検の活用事例

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このように、漢検を受けるなら一般常識を持ち合わせていると判断される2級以上が必要になります。ではそもそも、漢検はどのような場面で活用されているのでしょうか?実際に就職して仕事を始めると、あまり漢検の意味を感じられないという人も少なくないと思います。そんな人のために、漢検が就職先でどのように活用されているのかをご紹介しましょう。

多くの企業で活用

漢検協会の調査によれば、漢検を新卒採用や社内養育に活用している企業は468社、新卒採用の評価指標にしている企業は453社に上りました。

調査対象は上場企業2334社、そのうち回答を得られた企業が539社ですから、多くの企業が漢検を採用試験の評価指標として活用していることが分かります。

キャリアアップ施策として導入する事例も

漢字を知っているということは国語力アップにもつながるため、キャリアアップ施策として漢検2級受講講座のプログラムを導入している企業もあります。

個人で取得する趣味レベルのものではなく、社員教育の一環として取り組むだけの価値があるということですね。

社会人になってからも役に立つ漢検

漢検は学校や塾などで団体受検できるため、どちらかというと学生時代に受けるもの、という印象が強いかもしれません。しかし、漢字能力を高めておくことは、就活時期はもちろん、入社したのちにも社会人としての基礎を構築することに大いに役立ちます。

社会人で受検するなら漢検CTB

社会人にとっても役に立つ漢検ですが、働き始めるとなかなか受検する時間がないというのが実情ではないでしょうか?休日や仕事終わりを使って勉強することはできても、検定日は年に3回、決まって日程で行われますから、社会人にとっては縁遠いものになりがちです。

そんな人には、漢検CTBがおすすめです。漢検CTBは漢検CTB会場で受験でき、会場こそあるものの受験日に縛りはありません。自分の都合に合わせて受験でき、紙で受検した同じ資格を取れますし、2級までなら受検できるので、時間がない人におすすめです。

まとめ

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いかがだったでしょうか?履歴書の資格欄が空欄だったり、書くことが少なくなかったりして形見の狭い思いをしている人もいるかもしれませんが、努力する姿勢が大切だということを忘れないでください。

そのうえで、漢検は就活や面接の武器になるということを認識しておくとよいですね。資格を持っているからといってダラダラと書き連ねるのではなく、何が求められているのか、何が自分の武器になるのかを見極めて履歴書を書けることが重要ですよ。

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