指示待ち人間は良くない?その特徴と克服する方法を知ろう!

後輩や部下が「一々指示しないと何もしない」ので、困っている先輩や上司が少なくありません。「指示がないと動けない、自発的に行動できない」人を「指示待ち人間」と言います。一方では、「指示待ち人間」とレッテルを貼られて悩んでいる人もいます。

「指示待ち人間」は指示する側の責任でもあります。また、指示待ち人間はネガティブな面ばかり強調されますが、指示の仕方によっては「指示待ち」はポジティブに変わります。

指示待ち人間の特徴と原因、指示待ち人間から脱却する方法についてお伝えしますね。

指示待ち人間とはどのような人?

women-1209678_960_720指示を待つ

「今年の新人は指示待ち人間が多くて困る」「近頃は指示待ち人間が多くて、仕事がスムーズに進まない」という上司や先輩が少なくありません。

「一々指示されないと動かない」「マニュアルがないと仕事ができない」人が多いと、上司や先輩は指図することに時間がとられ、自分自身の業務に支障が出ます。上司や先輩はイライラするばかりです。

[指示待ち人間の意味]

「指示待ち人間」とは、「他人から指図されないと、何も行動できない人」です。自分から考えて何かすることのない人間です。

指示や命令がないと、「自分が何をすべきなのか?]「自分が何をしたらいいのか?」わからないのです。自分から仕事を見つけることができません。

[指示待ち人間の特徴]

会社などに就職したての新人や転職したばかりの人は業務の内容がわかりません。業界の用語もわかりません。最初はだれでも上司や先輩に指示されてから動きます。でも、何年か経って経験を積んでも、指示されないと動かない人間がいます。指示待ち人間は職場の周囲の人たちに迷惑をかけ、業務全体に支障を生じます。

指示待ち人間には共通した特徴・性格・心理があります。

①自分の頭で考えることが苦手

指示待ち人間はルーティンワークなら集中してこなすことができます。指示された仕事をマニュアルに従ってやり遂げます。しかし、仕事を完了してしまうと、次に何をすれば良いのか考えることができません。何もしないで次の指示や命令を待ちます。

他の人が忙しくしていても、何もしない

職場の周囲の人たちが仕事を抱えて忙しくしていても、指示待ち人間は見ているだけです。自分から手伝おうとしません。「手伝って」と言われると手伝いますが、具体的に「○○して」と指図しないと、何をすれば良いのかわからない可能性があります。

②臨機応変に対応できない

指示待ち人間は自分の頭で考えることが苦手なので、想定外の事態やイレギュラーな状態に対して臨機応変に対応することができません。いつも指示やマニュアル通りに行動しているので、状況に対応する柔軟性がありません。

自分の守備範囲以外のことは、対応する方法がわかりません。今までの知識や経験を応用して対応することができません。

③優柔不断で決断できない

指示待ち人間は優柔不断で、AかBか・右か左か、自分で決断することができません。自分の判断に自信が持てなかったり、過去の失敗の経験から弱気になったりして、なかなか物事を決めることができません。判断能力が低下しています。

仕事をする場合、上司から細かい指示が出ていても自分で選択しなければならないことが沢山あります。自分で選択できないと、仕事や作業が進みません。自己判断できずにグズグズしているうちに、見かねた上司や先輩が「Aにしなさい」などと指図することになります。

④質問しない・質問できない

指示待ち人間は、わからないことがあっても質問しません。上司や先輩の指示・命令が曖昧で困っても、「何をどうすれば良いのか?」と不明な点を尋ねようとしません。

具体的な指示があるまで何もしないで待ちます。「白か黒か」自分たちで判断できない時も、上司や先輩に質問しません。指示された仕事が終わっても、「次は何をしますか?」と自分から聞くことはありません。

指示待ち人間は上司や先輩との関係がうまくいかず、質問できない雰囲気になっている可能性もあります。

⑤責任をとりたくない

指示待ち人間は、自分から責任をとろうとしません。「責任感がない」というより「責任を負うことを避ける」タイプです。上の人たちから言われた通りにしていれば、最終的な責任は指示を出した上の人たちがとることになります。

自分の意見を言わない

責任をとりたくないので、指示待ち人間は自分の意見を言いません。「○○をこうしました」と報告するだけです。「〇〇をこうしてみたら、どうでしょうか?」などとは言いません。自分の意見を言うことは、責任の一端を負うことになります。

⑥自分の役割や立場がわからない

会社など職場において仕事をする場合、だれもが役割を分担することになります。自分の役割と立場が明確になれば、仕事の手順や責任もはっきりわかります。

入社したばかりの新人や転職したての人は正社員でもアルバイトでも、自分の役割がわかりません。先輩や上司など上の人たちから役割を与えられて仕事をします。しかし、数年経って経験を積んでも自分の役割や立場がわからないと、指示待ち人間になります。

⑦出世には無関心

指示待ち人間は、出世などには無関心な傾向があります。頑張れば頑張るだけ仕事が増えたり責任が重くなったりする、会社組織の矛盾に気がついています。同じ給料なら、言われたことをするだけの方が楽と考えるタイプです。余計な仕事や責任を背負い込むこともありません。

指示待ち人間は出世する可能性はほとんどありません。指示をする側に回っても、部下に何をどのように指示して良いかわかりません。企業の業務全体が滞ります。

指示待ち人間は悪いのか?

workplace-1245776_960_720営業会議

指示待ち人間の性格や心理を見ると、どうしてもネガティブな面ばかりのように思われます。しかし、会社組織では「指示した通りに完璧に仕事をやり遂げる」人は優秀な部下と言えます。指示した内容や設定した目標がかなり困難な場合でも、高い能力のある人は命令通りに実行します。

逆に、指示に反して自分勝手に動く部下はトラブルを生じる可能性が大です。自発的に行動することが常に良いとは限りません。

[指示待ち人間になる原因]

指示待ち人間になる原因は、職場の環境の問題と本人自身の問題と2つあります。

指示待ち人間になる原因は、本人よりも指示を与える側の人間にあると言えます。優秀な部下を育てる責任は上司にあります。もちろん、本人自身が上司や先輩の教育に応えないで、「指示されない限り動かない」人間になる可能性もあります。

①上司が仕事の目的や本質を教えず、仕事の手順や手段しか教えない

上司や先輩が指示した手順通り・マニュアル通りに作業することだけを要求する職場では、指示待ち人間ばかり増えていきます。事の目的や最終ゴールを知らないと「どうすれば結果を出せるのか?」工夫することもできません。仕事の本質がわからなければ、せっかく自分の頭で考えても的外れになる可能性もあります。

②指示通りにしないと、上司や先輩から叱責される

自分なりに工夫して行動すると、「指示と違う!」「マニュアル通りではない」と上司や先輩から厳しく叱責されます。叱責されたり怒られたりするのは、だれでも嫌です。いつの間にか上司や先輩の指示を待ち、マニュアルに従って動くようになります。

特に失敗した経験のある人は慎重になりすぎて、指示がないと動けないようになります。これも職場の環境が指示待ち人間をつくる原因となるケースです。

指示が完璧すぎる

上司や先輩の指示が完璧すぎると、それに従っている方が無難です。失敗しないですみます。いつの間にか、上司や先輩の指示がないと不安で動けないようになります。

指示が完璧でも「自分なら、どうするか?」を考えて、上司の指示と比べてみます。どちらが効率的か?どちらがミスする確率が低いか?など、上司の指示の優れた点を見極めます。その上で上司の指示に従うならば、指示待ち人間になる可能性は低くなります。

③仕事の目的や本質を考えようとしない

言われたことだけをしている方が楽ですから、積極的に「何のためにこの仕事をするのか?」という仕事の目的や本質を理解しようとしません。指示待ち人間になる原因が本人にあるケースです

仕事の目的や本質を理解していないと、「次に何をすべきか?」がわからず一々指示が必要になります。指示が完璧であればあるほど、指示に従って行動する方が楽で失敗しません。

[指示通りに仕事する人間は優秀]

「朝礼ネタ」「会話ネタ」というサイトで、「指示待ち人間は悪い面ばかりか?」を検討していました。「指示待ち人間」は、「指示通りに仕事ができる人間」と考えると「きちんと仕事のできる優秀な部下」になります。

「自発的に考え行動して」指示通りにしないで自分勝手に動く部下よりも、信頼できます。指示待ち人間はネガティブな面だけでなく、ポジティブな面も持っていると言えます。

仕事にはルールが必要

仕事をするにはルールが必要です。仕事のルールを無視して勝手なことをすれば、成果を挙げるどころが失敗したりトラブルが生じたりします。野球やサッカーなどスポーツは、ルールを知らないと得点できず競技に勝てません。仕事も同じです。

自発的に動くことが、ルールやゴールを無視した勝手な行動になる可能性があります。

優秀な人間ほど指示が必要

自分の頭で考え、積極的に行動する部下には指示など必要ないように思われます。しかし、部下が優秀で能力の伸びる余地が十分にある場合は、その仕事内容をよく検討して問題点を見つけ出し、自分で問題を解決するように指示するのが上司の役割です。

軌道修正して正しい方向に進ませる

優秀な人間でも、時には間違った方向に行ってしまう可能性もあります。そうした時は、軌道修正できるように的確な指示が必要になります。

研究開発の仕事には自発性が重要です。しかし、様々な理由で間違った方向に暴走する研究者もいます。上司や開発の指導者は、研究者・開発者が自分の暴走に気づくように指示を出します。自分自身で判断して軌道修正できるようにします。

指示待ち人間は注意されることが多い人

いわゆる「指示待ち人間」とは指示を待っているのではなく、常に注意を受けている人間です。仕事の基本的なルールがわかっていないので、一々教えないとできません。

営業職の場合は、身だしなみの方法や言葉遣いからアポイントの取り方などの仕事の手順まで細かく指示しないと、とんでもない無礼な真似をして取引先を怒らせる可能性があります。

事務職でも、自分の仕事の本質を理解していないのでミスや失敗をしても平気です。上司は一々的確な指示を与え、マニュアルに従って仕事をするように注意する必要があります。

[指示待ち人間は上司がつくる]

指示されないと動けない「指示待ち人間」をつくるのは上司です。部下に完璧な指示を与える上司は、自分の指示通りにしないで失敗すると厳しく叱責します。頑固で自己主張の強い上司は、部下が反対意見を述べることを嫌います。部下の意見や提案を拒絶します。このような上司の下では、指示待ち人間が増えていきます。

優秀なリーダーは、チームの全員に自分の頭で考えるようにさせます。必要な指示を与えながら、仕事の目的や本質を理解させます。スタッフからの情報や意見も尊重し、「仕事の目標を達成するために何をすべきか?」をチームの全員が自分で考えるようにします。

優秀な人材を育てることはリーダーのマネジメントの一つと言えます。

指示待ち人間から脱却するには?

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指示待ち人間から脱却する方法や指示待ち人間を改善する方法は、2つあります。

1つは「上司が指示待ち人間の部下を改善する方法」、1つは「指示待ち人間と言われる人が、その状態から脱却する方法」です。

[指示待ち人間の部下を改善する方法]

仕事をする場において、部下や後輩が一々指示しなければ動かない・動けないという状態は、上司や先輩などチームのリーダーには厄介です。しかし、部下や後輩が自分の守備範囲を超えて自己判断で行動すると、仕事全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

新人や部下の教育は、仕事のルールをしっかりと教え込むと同時に自分の頭で考えるようにすることです。指示待ち人間の改善方法の基本は、自分で考えさせることです。

①仕事の基本を徹底して教える

指示待ち人間の多くは、仕事の具体的なやり方がわからないために動けないのです。上司や先輩などリーダーは、新人・後輩・部下に仕事の基本を徹底して教えます。仕事のやり方・技術の基礎的知識・仕事の流れ・時間配分・報告の仕方などを具体的に教えます。

営業職なら訪問先へのアポイントの取り方や言葉の遣い方などから、事務職なら基礎的なルーティンワークから一つ一つ徹底的に教えます。具体的な仕事のやり方がわかってくると、一々指示されなくても自主的に行うようになります。

②報告・連絡・相談を徹底させる

指示待ち人間は自分から報告・連絡・相談をしません。そこで、上司や先輩は「報告・連絡・相談」をルーティンワークに組み入れてしまいます。上司や先輩はミスが小さいうちに気づき軌道修正することができます。「仕事の具体的なやり方で、わからないことはないか?」と、聞くことができます。

日常的に報告や連絡をしていると、部下や後輩は上司や先輩と話をすることに慣れてきます。新人や後輩や部下の方からミスの原因や仕事のやり方の不明な点について質問できるようになります。仕事について相談するようにもなります。

質問や意見を言いやすい雰囲気をつくる

後輩や部下が報告・連絡している時、上司や先輩などリーダーは彼らが質問したり疑問点を口にしたりしやすい雰囲気をつくるようにします。ミスを指摘する時も「指示通りにしないからだ!」と厳しく責めるのではなく、指示通りにしなかった理由を尋ねます。「指示の内容がよくわからなかったのか?」「指示よりも、もっと良い方法があると思ったのか?」などと聞き、自分の考えや意見を言わせるようにします。

③自分で考える癖をつける

指示待ち人間は自分で考えようとはしないで、上の人たちからの指示に従おうとする傾向があります。しかし、自分の頭で考えない人は想定外の事態や守備範囲外の物事にぶつかると対応方法がわからず、大きなトラブルを引き起こす可能性があります。

上司は質問の仕方を工夫する

上司や先輩は部下や後輩に質問する時、意識して「はい」「いいえ」で答えられないようにします。「なぜ失敗したのかな?失敗した理由は何だと思う?」「君はどちらがいいと思う?」「君はどうしたらいいと考えているの?」「この問題は何をすれば解決できるかな?」などと、自分で考えた意見を言わせるようにします。

上司は上手に会社の目的や希望を伝える

部下や後輩の考え・意見・提案が的外れだったり上司の希望と違っていても、頭から否定しないようにします。「君の考えにも一理あるね」などと受け入れながら、会社の目的や希望を伝えます。会社の目的や希望を実現する方法を考えさせるようにします。

④仕事の目的と本質を正確に伝える

上司や先輩は、部下や後輩に仕事の目的と本質を正確に伝えます。「仕事の目的を達成するためには何をどのようにする必要があるか?」「目標の達成のために効率のいい方法は何か?」などを、自分で考えるようにさせます。仕事や作業の目標や最終ゴールがわかると、自分たちなりに考える姿勢ができてきます。

部下の意見や提案を素直に聴いて検討する

部下や後輩の意見や提案を、上司は素直に聴いて検討するようにします。研究やエンジニアの仕事では、既存の概念にとらわれない人たちのアイディアが思いがけない成果を挙げる傾向があります。研究室や内製開発の部署のリーダーは、全員が自由に考えや意見を言える雰囲気をつくります。スタッフから積極的に情報を集めます。営業職や事務職でも同じです。

上司や先輩が自分の意見や提案を真剣に検討してくれると、後輩や部下のモチベーションが高くなります。やる気が出て、積極的に自分で考えるようになります。

⑤部下や後輩にはコーチングが大事

コーチングとは「相手を認めること」「承認行為」です。

コーチングは部下と上司の対等な一対一の関係において行います。優秀な上司は部下を褒めたりおだてたりするのではなく、相手(部下や後輩)の考えや行動を認めて安心感を与えます。安心感を与えた上で、相手(部下や後輩)が自分で考えて問題を解決するように後押しするのがコーチングです。

むやみに褒めると相手にプレッシャーを与える

よく「褒めて育てる」と言いますが、表面的なことばかりむやみに褒めたり相手(部下や後輩)をおだてたりすると、相手はプレッシャーを受ける可能性があります。自分で考えるよりも上司や先輩の顔色を窺い、上司や先輩の望む通りにしようとします。プレッシャーに負けて、やる気を失う可能性もあります。

自己効力感を高める

「自己効力感」とは「自分にはある目的を達成する能力があると認めること」「自分が置かれた状況において必要な行動がとれるという可能性の認知」です。

優れた上司・リーダーは部下を教育する時、部下の自己効力感を高めるように仕向けます。相手(部下や後輩)が現在抱えている問題に気づかせ、「問題解決のためにどうすれば良いか?」を自分で考えさせます。「自分には問題を解決して結果を出せる力がある」と認めるように後押しします。

[指示待ち人間のレッテルを貼られたら?]

「おまえは一々指示されないと、何もできない人間だな」「指示しないと動かない、積極性がない」と「指示待ち人間」のレッテルを貼られて悩む人が増えています。失敗しないように慎重になっているだけなのに、「あいつは仕事ができない」と思われてしまうのです。ビジネス系サイトには指示待ち人間に悩む記事が載っています。

指示待ち人間からの脱却方法の中から、オススメの方法を御紹介します。

①「組織では指示に従うことが大事」と考える

組織は指揮命令系統があるからこそ回っていきます。企業も組織ですから、指示する人と指示される人がいます。指揮命令系統を逸脱して勝手に行動する人が多くなれば、組織は崩壊します。上からの指示に従って完璧に行動することを、組織内の人間は求められています。

上司の指示をよく理解して指示通りに仕事を進めれば、失敗するリスクも減ります。指示することが好きな上司は、指示に快く従って行動する部下に好意を持つ傾向があります。会社という組織の中では、指示に従うことで良好な人間関係を築くことができます。

②指示された内容を正確に理解する

指示に忠実に行動するためには、指示された内容を正確に理解する必要があります。「なぜ、このような指示をされたのか?」を意識して自分で考えるようにします。指示通りに機械的に動くのではなく、指示の意味を自分で考えることが大事です。

指示をメモする

上から指示されたことや先輩から教えてもらったことは、メモしておきます。1日の終わりにメモを読み返して整理し、指示の内容を確認し意味を理解します。次の仕事や作業に指示を活かすことができるようになります。一々指示されなくても、自分のするべきことがわかるようになります。

指示待ちすることは、仕事や作業を中断する可能性があります。チームの人たち・周囲の人たちに迷惑をかけます。自分のするべきことがわかっていると、仕事や作業がスムーズに行われます。

③目標やゴールを明確にする

仕事・作業の目標やゴールを明確にします。目標やゴールがはっきりわかっていれば、逆算して「いつまでに何をどのようにすれば良いか」がわかります。次の仕事が見えてきますから、指示待ちして周囲の人たちの作業に迷惑をかけることが少なくなります。

④報告する時は自分の考えや意見を添える

上司や先輩などリーダーへの報告は密にします。報告は事実を正確に伝えるだけでなく、必ず自分の考えや意見を添えます。「Aは○○ですが、Bは△△です」と情報を正確に伝えた上、「私はAの方が良いと思います。理由はこれこれです」と自分の意見や考えを述べます。

上司や先輩は「この人は指示通りに仕事や作業ができるだけでなく、判断能力もある」と認識するようになります。「自分の考えで動ける人間」と見るようになります。

⑤上司・先輩と良好な人間関係を築く

上からの指示は曖昧なことがあります。目標やゴールを示してくれないこともあります。そのために下の者はすることがよくわからなくなります。具体的な細かい指示を待つことになります。上司や先輩に質問すると「少しは自分で考えろ」と怒られる可能性もあります。

普段から上司や先輩やチームのリーダーと良好な人間関係を築いておくと、質問しやすくなります。どのタイミングでどう話をすれば良いか、わかります。

報告・連絡・相談を怠らない

普段から上司や先輩に報告や連絡を怠らないようにします。報告や連絡を密にすると、上司や先輩と話をする機会が多くなります。報告・連絡のついでに不明な点を質問したり、自己判断に自信がない事案について相談もできます。

報告・連絡を密にする部下や後輩は、上司や先輩から信頼されるようになります。

質問や相談をするを時は、自分の意見や考えを添える

「おっしゃることが、よくわかりません」「これ、どうしたらいいですか?」と、不明な点を質問したり相談したりするけでなく、「私はこう考えたのですが、それで間違いないでしょうか?」「私はこうしようと考えていますが、それでよろしいでしょうか?」などと、自分でも考えていることを上司や先輩に伝えるようにします。

まとめ 指示待ち人間は優秀な社員になれる

「指示待ち人間」と言うと、やる気のない仕事のできない人と思いがちです。指示待ち人間の中には「言われたことだけして給料をもらっている方が楽だ」と考えるタイプもいますが、ミスや失敗を恐れて慎重になっているタイプの人が少なくありません。

企業は組織ですから、指揮命令系統に従い指示を忠実に実行することが大事です。上からの指示通りにどんな困難な目標でも達成する人は優秀な社員です。命令・指示する側に回っても部下や後輩を上手に教育して引っ張って行くことができます。

上からの指示に忠実に従ってミスなく仕事や作業を行おうとする指示待ち人間ならば、リーダーの接し方によって貴重な人材になる可能性があります。上司や先輩は部下や後輩に仕事や作業の具体的なやり方を根本から教えるとともに、仕事や作業の目標やゴールを自分で考えて理解するように仕向けます。部下や後輩の能力を認めて、力を発揮できるように後押しします。指示待ち人間で留まるか、優秀な社員に育つかは、上司の教育次第と言えます。

指示待ち人間からの脱却方法は、自分の頭で考える癖をつけることです。上からの指示を忠実に実行しながら、仕事や作業のゴールや本質を自分で考えて理解するようにします。指示待ち人間は優秀な社員に生まれ変わる可能性があります。

  
  
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