動悸の原因はストレス?対処方法を知っておこう!

普段は意識することのない心臓の鼓動が、突然ドキドキと、あるいはリズムの乱れとして自覚されることがあります。あなたはこうした変化に不安を感じたことはありませんか?

動悸と呼ばれるこの症状は、心臓や肺、ホルモン分泌機能の不調だけではなく、精神的ストレスによる自律神経系のアンバランスによっても引き起こされることがわかっています。ここでは動悸をもたらす多彩な原因と、その対処法を確認していきましょう。

動悸の症状は様々な病気の初期症状のサインでもあります。不整脈のようにたまに心臓が誤作動を起こしてしまう場合は危険な場合とそうでない場合をしっかり把握し、危険な症状の場合は病院での検査をしっかり行うことが重要になります。

問題となる症状や原因に繋がる行為について詳しく見ていき、安心して過ごせるよう対策していきましょう。また関連する病気についても知っておきその病気の予防法も合わせて行って対策しましょう。

今日は動悸が発生してしまう問題についての記事を紹介していきます。

動悸とは

心臓

年齢を重ねると内臓の働きが弱くなり、身体の老化を感じてしまいます。そんな中でも心臓の問題と言うのは特に心配になってしまう症状でもあります。その心臓の症状の中に動悸という症状があります。

動悸とは厳密にはどの様な症状を伴う症状なのでしょうか、異常な現象である動悸のことについて知っていきましょう。また不整脈との違いについても紹介していきますので二つの違いについて知っておきましょう。

動悸とは

心臓の拍動が、いつになく強く、またリズムの乱れ(速い、遅い、不規則)として自覚される状態を動悸といいます。動悸の原因はさまざまであり、その感じ方や感じ易さにも個人差があります。

” 心臓が一瞬止まり、その直後トンッと飛び跳ねるような感じがした ”

” 突然 激しくバクバクと早鐘を打つような衝撃があった ”

動悸を訴える場合はこれらなどの異なる訴え方で表される場合があります。動悸は病的な症状だけではなく運動後の生理現象としても発生することのある生理現象の一つでもあります。

運動、興奮、緊張などの身体の異変によって動悸が引き起こりやすいとされています。基本的にはこの生理現象としての動悸の場合は注意して認識する必要はありません。

しかし病的な身体の異変がきっかけとなり動悸が発生する場合もあります。これが病的な動機になります。主に病的な動悸の症状には身体の心臓以外の臓器などが影響している場合と、心臓自体に病気が発生している場合に2つのパターンがあります。

基本的な徐脈と呼ばれる正常なときの脈拍は1分間に100〜60回の回数で脈を打っていますが動悸の場合は脈拍が早くなることが多くなっています。

目安としては上が145以上で下が45以下の場合は注意すべき症状であるといえます。一度掛かり付けの医師や専門家に相談してみたほうがいい症状でしょう。

不整脈との違い

動悸の症状に関しては、主に訴える症状としては鼓動が早くなる、もしくは鼓動が爆発したように強く打つなどの症状の事を言う人が多く居ますが、不整脈の場合は心臓の電気信号に異常が発生したことによる心臓の脈拍の異常全般を不整脈といいます。

なので脈が弱くなった場合も早くなった場合も同じ不整脈として扱います。正確には遅くなる場合は徐脈性不整脈、脈が飛んでしまう場合は期外収縮性不整脈など不整脈には細かくいくつかのタイプが分かれています。

心拍数の正常値は1分間に60-100回の回数の脈拍が正常値とされています。心臓には電気信号が流れており、電気を発電する部分と、電気を流す電線の機能を担っている部分が存在し、その電気の伝達により正常に心臓を鼓動させています。

しかしこの電流が途中で神経や伝達機能の異常により乱れてしまうと不整脈が起きてしまうのです。なので、心臓の動きに異常が発生した場合は脈が早くなる場合は動悸でも不整脈でもどちらでも構いませんが、脈が遅くなる異常の場合は不整脈と表現したほうが適切でしょう。

動悸を起こす原因となるもの

心臓

動悸は、疾患や症状・服薬・生活習慣に関連する経過観察や治療を要するものと日常生活でよく見られる生理的反応によるものに大別されます。

問題となる症状や動悸が起こる運動内容について詳しく見ていきましょう。

 疾患や症状・服薬・生活習慣に関連する動悸 

・ 心臓疾患(心臓病)、肺疾患、消化器疾患、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)精神疾患(パニック障害、過換気症候群、うつ病)糖尿病(生活習慣病)、心筋症など

・ 高血圧、貧血、発熱、低血糖

・ 妊娠、更年期障害

・ 服薬

・ アルコール、カフェイン、ニコチンなどの過剰摂取

動悸を頻繁に感じる、長期間持続する、胸痛や吐き気を伴うといった場合は、自己判断で済ませず直ちに専門医を受診しましょう。また疲れがとれない、食欲がない、気分が沈むといった症状の背景に、高血圧や貧血、ホルモン分泌のアンバランス、心因性疾患などが潜んでいることもあるため、早い時期に医療機関を訪れ、心配ないタイプの症状であるかどうかを明らかにすることは、あなたの心や身体を守るために極めて大切なことと言えるでしょう。

とりわけ女性は、月経、妊娠、更年期といった女性ホルモン分泌の変調と並行し、学業や仕事、家族構成などに絡む社会環境の変化にもさらされます。このような著しい変化に心身が適応を迫られることは、生体にとってストレス刺激となりうるため、動悸や頭痛、気分の落ち込み、冷えやのぼせといったさまざまな身体のサインとして、自覚されることがあります。

服薬での動悸の症状

また、服薬中の方、薬理作用のあるカフェイン、アルコール、ニコチンなどの摂取が日常的に多い方も注意が必要です。

これら薬の中には、血管拡張作用や交感神経への働きをもつもの、あるいは血管収縮作用で瞬間的に血圧を上昇させるものがあり、体内でさまざまな反応を起こします。生体は血管をめぐる血液量の調節を行い、常に体内環境のバランスを保つように働いているため、飲酒や喫煙の影響下で生じる血管の拡張・収縮に際しても、その状態で適正な血圧を維持できるよう、全身に必要な血液を送り出さねばなりません。

したがって、生体の血液ポンプ機能を担う心臓に大きな負担がかかることになるのです。飲酒、喫煙を機に

”心臓がどきどきした”

”急に脈が速くなった”

と感じる方は、普段から血圧値にも注意をしていくことが必要です。服薬治療中の方に通常見られない動悸が生じた時は、速やかに状態を主治医に報告し指示を仰いでください。

日常でみられる生理的反応による動悸 

・運動

長い階段を上ったり、発車寸前のバスに飛び乗ろうと猛然と走ったりした後に、しばらく動悸や息切れが起きるのはよくあることです。この場合、数分で呼吸が整う一過性の動悸であれば、ほぼ問題ないと考えてよいでしょう。しかし運動後、呼吸や心臓のリズムの乱れが長時間続く、胸痛を伴うなど、気になる症状がある場合は循環器科などの医療専門施設で一度検査を受け、状態を明らかにしておくことが勧められます。

・精神状態

新しい環境での生活、学校や職場などでの発表場面、好きな人との時間、上司からの叱責、コンテストへの出場、ホラー映画鑑賞など、私たちの日常は、精神状態に働きかける種々の外的刺激にあふれています。それらの刺激が喚起する緊張、興奮、ときめき、羞恥心、恐怖などの心理状態が、動悸をまねくのは周知のことでしょう。

緊張や興奮は、自律神経のうち交感神経が優位になっている状態であり、この時呼吸は速く浅くなり、血管は収縮し、血圧は上昇傾向にあります。心と身体が切り離すことのできない密接な関係にあることを考えると、動悸をはじめとする不定愁訴( 原因は明らかではないが 不調として訴えられる頭痛、腰痛、肩こりなどの多彩な症状)は、心身がストレスにさらされておりケアや治療を求めているサインなのかもしれません。

ストレスが大きな原因の動悸

精神状態の項目で説明した内容に近いものになりますが、精神的なストレスが影響して交感神経と副交感神経の二つの神経のバランスで成り立っている自律神経が乱れてしまうことで動悸の症状になりやすくなることが明らかになっています。

そのストレスの問題で注意したいのが自律神経失調症という精神疾患です。特に不整脈や動悸などの問題を引き起こしやすい精神疾患が自律神経失調症になります。精神科や心療内科や神経科などの病院で治療を行われることが増えています。現代病とされる病気の一つで社会的なストレスの蓄積が大きな原因となります。

症状は多岐にわたり、動悸や不整脈の症状もその中の一つです。更に自律神経失調症の症状により睡眠不足などの問題が引き起こりストレスや疲労が蓄積し、ひどくなってしまうこともあります。

動悸が発生した場合の対処法

横になると咳

動悸が起きた際の対処方法を知っておきましょう。症状に応じて適切な判断で処置を行うことが重要になります。動悸の症状は放置しておくことで重大な病気を悪化させてしまうことのある問題でもあります。

危険な場合の症状を放置することのないように注意して対処していきましょう。

動悸が起きた時は まず安静に

動悸の起きた場面にもよりますが、心身の負担がなるべく軽減できるような環境に身をおいてください。衣服は可能であれば緩め、呼吸が楽な姿勢をとれるソファや椅子などで休めると良いでしょう。

ゆっくりとした呼吸を意識し、胸痛や冷や汗、吐き気を伴う時は、早めに周囲に不調を伝え助けを求めましょう。動悸が起きてしまっている場合は多くが精神的なストレスの蓄積や肉体の疲労の蓄積での症状の発生が多くなっています。自律神経の乱れによる自律神経失調症の初期症状で交感神経が活発に働いてしまっていることがきっかけになって病的な運動をしてしまっています。

なのでゆっくり身体を休めることで交感神経が休まり、副交感神経が働き神経などを休め、ホルモンを正常に分泌し身体の機能を回復してくれます。不整脈などの問題が続いている時はしっかり休んで身体の神経を調えていきましょう。

症状の表れ方に注意し、急ぎ受診を

動悸が頻繁に現れる場合は、体調の良い時に、動悸が生じた状況(安静時、入浴後、起床時など)・持続時間・動悸の感じ方・脈拍(数、強さ、間隔)・随伴症状(動悸に伴って現れた他の症状)の有無などをメモしておくのもひとつでしょう。

過去の症状は、時に記憶があいまいになることがありますが、記録することによって 問診の際、医師に正確な状態を伝えやすくなります。

もし糖尿病を患っていたり、肥満型心筋症による不整脈などの問題が関係して動悸が起きてしまっている時は不整脈の影響で頸部の動脈などで血栓が発生しやすくそれが脳に及び脳梗塞などの問題に繋がる危険性が高まります。また、甲状腺ホルモンの異常により引き起こる病気である膠原病に含まれるリウマチなどの病気を持っている人も心房細動と言う不整脈になりやすい事もあります。まずは原因となる病気を治療することが重要になります。

甲状腺ホルモンの病気や糖尿病などの病気はしっかり専門の医師に診てもらい治療していく必要があるので思い当たる動悸以外の症状がある場合は、それぞれの専門病院での検査も合わせて受けるといいでしょう。

動悸をまねく生活習慣の改善を

アルコールやコーヒーの過剰摂取・喫煙は、心臓血管系ばかりでなく呼吸器・消化器など、広範囲に種々の影響を及ぼすことがわかっています。

また、適量であれば健康効果が期待できる酒・コーヒーに対して、タバコは発がん性の点からも、今日 以前にもまして、強く禁煙が叫ばれるようになりました。禁煙外来を利用する、仲間と共に取り組む、自治体や職場・健康保険組合などが提供するサポートプログラムに参加するなど、途中でくじけないための環境を整えてから禁煙に臨む方も増えているようです。

禁煙などは逆にストレスに繋がってしまう問題もあるので、禁酒喫煙などの行為は極端に行いすぎると問題にストレスを溜め込む問題につながってしまうこともあるので、集中できる趣味などを見つけてそれに打ち込みながら自然にストレスを発散できる環境を整えて禁煙に取り組むことなどが有効になります。

不整脈などの問題に繋がる前に禁煙しておくことが重要になります。健康を考えておきな病気になりたくない場合は禁煙を早めに行って体調を整えていきましょう。

規則正しい生活 と ストレスに対するセルフケアを

動悸だけでなく、あらゆる病気の予防に通じるのは、活動と休息のリズムをつかさどる自律神経系のバランスを意識した生活を送ることです。日中の適度な活動と夜間の十分な睡眠、加えて野菜や良質のたんぱく質に富んだ腹八分目の食事を早めにとり、ゆったりと入浴することができれば理想的でしょう。しかし、ライフスタイルが多様化した今日、すべてを実践するのは容易なことではありません。

もしストレスが動悸の誘因になるのであれば、心身を安らげる心地よい時間を確保する事もまた、規則正しい生活を目指すのと同じくらい、重要なことといえるのではないでしょうか。悩みや愚痴を聞いてくれる相手を見つける、不安に感じている事を自身で書き出し整理してみる、好きな音楽・アロマや入浴剤を生活にとりいれてみる、映画やスポーツで気持ちの切り替えを試みる、など、ストレスに対するセルフケアの方法は十人十色です。

身体の発するサインを見逃さず、しっかりと自らで手当をすることこそが、心身を健康に保つうえで不可欠なのです。

まとめ

・動悸は、通常とは異なる鼓動の強さやリズムの乱れなどで自覚されます。

・動悸の背景には治療が必要な疾患が潜む場合があるため、症状が続く時は早めに専門医を受診してください。

・精神的ストレスによる動悸が疑われる時は、生活全般を見直し、自律神経のバランスを取り戻す規則正しい生活を心がけましょう。

またストレスの原因を見つめ、解消の助けとなる心地よい習慣を生活に取り入れ不調に対しセルフケアを行っていきましょう。

動悸の原因となりうる問題で懸念されるものとしては、糖尿病、甲状腺ホルモンの病気、心筋症、うつ病や自律神経失調症などの精神疾患、老化によるホルモンの変化、ストレスなどの問題があります。自分の原因となっている問題を正確に判断して病院を受診するようにしましょう。

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