食後の動悸の原因は?めまいや眠気などの症状に注意!

食事をしたあと、急に動悸がして、「あれ?食べすぎたかな?」などという経験をした方、多いのではないでしょうか?食べたあとに来る動悸や息切れは不快ですし、原因が分からないと大きな病気を持っているのではないかと不安になってしましますよね。

動悸は激しい運動をしたりアルコールを飲んだり、ひどく緊張したりした時に起こり、脈拍数が急激に上昇します。
しかし、この動悸が食事の後に起こる場合があります。動悸の裏には病気が隠れていることもあるため、動悸のメカニズムを知るととともに、その対処法をご紹介します。

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動悸とは?

パルス

普段通りの生活をしているのに、突然心臓がドキドキすることがあります。普段は心拍を意識して生活することはありませんが、急に脈拍が早くなることで違和感を覚え、「おかしいな?」と感じるのが動悸です。
時には重大な病気が潜んでいる可能性もありますから、放置しておくのは危険です。

症状

心臓は1分間に約50~100前後の速度で脈打っていますが、立ったり動いたりすると一時的に脈拍が速くなります。しかし、普通であれば安静にしていれば徐々に脈拍数は下がっていくので問題ありません。

ただし、脈拍の間隔が不規則だったり、1分間に120を超えるような脈拍数だったりする場合には、1度医療機関で診てもらうことをオススメします。時として息切れや胸の痛み、呼吸困難を起こしかねない動悸。放置せずにしっかりと対処することが肝心です。

動悸については、動悸の原因はストレス?対処方法を知っておこう!を参考にしてください。

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食後の動悸の原因

食事2

では、食後に動悸が起こるのはなぜなのでしょうか?食事は毎日のことですから、食事の度に動悸がする・・・などというのは非常にストレスですし、不安にもなりますよね。

では、食後に動悸が起こる時、体に何が起こっているのか、以下でご説明いたします。

消化に伴うエネルギー消費

食事をすると、胃や腸が活発に働いて、消化吸収を始めます。この時、体内の血液がどんどんん流れ込み、心臓は活発に動いています。そのために心拍数も増え、場合によっては動悸を感じて苦しくなってしまうことがあるのです。

消化器に血液が集まったままでは血圧がするため、心拍が速まったり血管の収縮などにより血圧を保っているわけです。

副交感神経が刺激される

食事をすると副交感神経が刺激され、その結果として心拍数が速くなります。そのために食後は動悸が激しくなりやすいのです。

胃腸の不調

胃腸の調子が悪い時には、胃酸が逆流し、食道が炎症を起こすことで胸焼けや胃のむかつきといった症状が出ることがあります。

また、人によっては同時に動悸が起こることがあり、症状が重い時には、マラソンでもしたかのような激しい動悸に見舞われることもあるようです。収まるまで1時間以上かかることもあり、症状が進行すると、食後に動くことや移動が困難になるなど、日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。

原因

大抵はストレスによる心因性のものが多いですが、時に深刻な心臓病にかかってることもあるため、軽視するのは危険です。少しでも不安がある場合には、迷わず医療機関で相談された方がよいでしょう。

内臓圧迫

食べすぎによって内蔵の圧迫されると、食後に不整脈が起こることがあります。食べ過ぎによって胃が膨張し、内臓を圧迫するために起こります。内蔵が圧迫されると血流が悪くなり、酸素不足の状態になりますから、心臓が活発に働くため、動悸が起こるというわけです。

低血糖症

低血糖症は、血糖値が安定せず、些細なきっかけで上がったり下がったりする病気です。血糖値の上下は精神面に関わりますから、これが安定しないと心の振り幅が大きくなり、精神的に不安定になります。

症状

(精神的なもの)

  • 精神的な不安感やイライラ抑え難い怒り
  • 情緒不安定
  • 理由のない焦り

(身体的なもの)

  • 動悸
  • 手足の震えや冷や汗
  • 眠気
  • 空腹感
  • 頭痛
  • 倦怠感による感覚の鈍り

このような症状のため、精神的な疾患と誤解されやすく、正しい診断をされない場合もあるようです。

原因

血糖値は通常70~12mg/dlの間で変動していますが、低血糖症の方の場合は50mg/dlほどになることもあるそうです。食事によって一時的に血糖値が急上昇すると、血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されますが。低血糖症の人はこの血糖値の変動についていけず、バランスを崩してしまうのです。

また、食後の動悸だけでなく、病状が進行すると命の危険にもさらされます。異常行動や錯乱、痙攣発作に続く意識消失により、死に至るケースもありますから、放置せず専門機関で診てもらうことをオススメします。

低血糖症になりやすい人

・普段から糖分の高い食事をしている

インスリンの分量がうまく調節できにくくなります

・カフェインの多量摂取

副腎が刺激され、正常に機能しにくくなるためです。カフェンは覚醒作用があり、疲れている時や眠気の強い時などに、ついつい口にしたくなりますよね。

しかし、何事も適量が大切です。くれぐれも多量摂取には気を付けましょう。

治療法

一時的なものとしては、血糖値を抑える薬を服用します。それと同時に食事療法+運動をすることが、長期的な治療としては有効です。やはり糖分やカフェインの摂りすぎは病気のリスクが高くなりますから、何事も適量を心がけて生活しましょう。

食後低血圧

普段の生活では動悸に悩まされることがないのに、食後だけ動悸を感じる・・・。そんな方はもしかしたら、食後低血圧かも知れません。

食後低血圧というのは、食べたものを消化するために胃に血液が集まり、その血液がなかなか心臓に戻らないことが原因で起こります。通常ならばすぐに心臓へ戻っていくべき血液が胃にとどまってしまうために、心臓に血が足りなくなり、低血圧に陥ってしまうのです。年輩の人のおよそ30%が食後低気圧の疑いがあります。

症状

  • 食後のだるさ
  • 胃もたれや吐き気
  • 眠気
  • 立ちくらみや失神

対処方法

食事量は少なく、回数は多く

食後低血圧の場合は、1回の食事量を少なくして、代わりに回数を増やすこと大切です。水分や塩分を適度に摂取することも重要ですね。

早く食べると、その分腸に血液がたまりやすくなり、食後低血圧が発生しやすくなります。食事に伴う動悸を避けるためにも、早食いをせず、時間をかけて食事をすることを心がけましょう。特にたんぱく質の摂りすぎは食後低血圧症を引き起こしやすくなりますから、控え目にすることをオススメします。ごはんやパン以外に、ジャムなど砂糖を含んだ食材にもたんぱくスツは多く含まれるので、バランスのよい食事を摂って、食後低血糖にならないよう、気を配りましょう。

慌てず、ゆっくり休む

また、食後低血圧の方は、食事のあとすぐに動こうせず、食後1時間程度はあまり動かず、ゆったりと過ごすことをオススメします。

もしも、しっかりと休んでも動悸が収まらない、めまいを伴うなどの場合には、医療機関を訪ね、医師の判断を仰ぐことも必要です。

バセドウ病

動機を伴う病気としては、女性に多いバセドウ病も考えられます。甲状腺の異常により甲状腺ホルモンが分泌過多になり、新陳代謝が上がりすぎるために動悸がするのです。

また、食欲も急激に増して食事量が増えるために低血糖症になり、自律神経の乱れから動悸が生じるケースも考えられます。ただし食後の動悸を伴う病気はほかにもあるため、区別することが大切です。

症状

  • 眼球突出
  • 動悸
  • 手のふるえ
  • 息切れ
  • 不眠
  • 生理不順や無月経
  • 発汗
  • 体重減少
  • 食欲の増加

バセドウ病には様々な症状がありますが、動悸に関わるものとしては、食欲の異常な増加です。バセドウ病により新陳代謝が活発になるため、お腹も減りやすく、大量の食事を摂ってしまう危険性があります。

大量の食事によって一気に血糖値が上がると、低血糖症にかかるリスクも高まりますから、食事の制限と共に、適切な病気の治療が必要不可欠なのです。

詳しくは、バセドウ病の初期症状とは?チェックする方法を紹介!を読んでおきましょう。

治療法

血糖値をコントロールし、急激な血糖値の上昇を避けましょう。なにより、大元のバセドウ病を治療することが大切です。バセドウ病はホルモンの病気ですから、薬によってホルモンの分泌を抑えることができれば、徐々に症状は治まっていきます。

妊婦貧血

血液中に含まれる赤血球やヘモグロビンが不足すると発症します。妊娠すると子宮が大きくなるのでお腹が張ってしまい、内臓が圧迫されることが原因で酸素不足になります。そのために息苦さや動悸が引き起こされるのですが、自覚症状のない場合も多いようです。

また、貧血の度合いが大きいと、お腹の赤ちゃんが十分な酸素を得られないという影響もあります。妊娠中は赤ちゃんに鉄分を取られてしまうために貧血になりやす状態にありますから、意識して鉄分を摂り、逆に食べすぎには注意を払いましょう。

オススメの食材

  • レバー
  • 牛もも肉

植物性食品よりも動物性食品の方が鉄分を豊富に含んでいますから、日々の食事に上手に取り入れたいものですね。さらに、ビタミンCは鉄の吸収を良くする働きがありますから、果実や緑色野菜を多く摂るようにするのも効果的です。

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まとめ

食後の動悸にも様々な原因がありますよね。原因がストレスなのか食習慣なのか、それともほかの病気なのか。しっかりと見極めて状況に合った治療が何より大切です。

また、原因によって効果的な治療法も様々ですから、素人目で判断するのではなく、きちんと専門の方に相談し、アドバイスをもらうと解決の糸口になるかも知れません。

一人で悩まず、勇気を出して、誰かに相談するところから始めましょう。

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