会社人や学生、人付き合いなどあらゆるシーンで我々はストレスを溜めています。ひどい人ではストレスによって、胃潰瘍になったり円形脱毛症になったりする人も居て、このストレス社会に順応して生きて行くには、しっかりと自分のストレス管理を行わなくてはいけません。
女性は特に、ストレスが肌や髪に良くないことはわかっています。美容や健康を維持する上でも、しっかりと日頃溜まったストレスは発散していかないといけません。
中には、ストレスを溜めやすかったりストレスに敏感な人とストレスを溜めにくい、ストレスに強い人が居ます。自分の持つ性格や考え方でストレスを溜めにくくすることが出来ます。今日は、ストレスに弱い人と強い人の特徴と、様々なストレス発散方法を紹介していきます。
ストレスに弱い人の特徴
人間関係や外的な影響によってストレスを感じやすく、ストレスを溜めやすい、ストレスに敏感な人は居ます。その人たちには、うつ病になりやすかったり、ある共通の特徴が見られます。
そのストレスに弱い人の特徴を紹介していきます。自分で自分のストレスの溜めやすいという特徴を把握することで、対策を打っていくことが出来るので自分のどの部分がストレスを溜めている原因になっているのか把握しておきましょう。
心配性の人
あれやこれやと、なにかと思考を巡らせてリスクや危険に対して敏感に反応している人はストレスが掛かりやすい傾向にあります。要らぬ心配をして、無駄に心に負担を抱えてしまったり、無駄に荷物や準備をして、重い荷物を常に持ち歩いたり、いろんなことを気にしすぎるあまり知らぬ間に何でもないところでストレスを溜めてしまっています。
このタイプの人は、人が居なくても独りで居るときもストレスを溜めてしまっているので、ストレスを抱える時間が長くなってしまいます。気持ちが落ち着かず、常に気持ちがハラハラしていると言うのは、かなりの負担になります。
休みの日にもなにかと時間を無駄にしていないか気にしたり、知らない間に自分の居ないところで誰かが自分の悪口を言っているのではないかと気にして、疑心暗鬼になっていたりして暇な時間にも頭の中は大忙しです。
自分が心配性になる仕組みを理解して、気にしすぎる癖をやめましょう。
外では内気でおとなしい人
内気でおとなしい人は、周囲の状況に流されながら、川を流れる落ち葉のように人間関係を過ごしています。その為、自分の意志で物事を行ったり、積極的に周囲を巻き込んでなにかを行ったりしません。周りに流されることで、やりたくないことや、自分の柄じゃないことも強要されることがあっても断れず、やってしまうことでストレスを抱えてしまいます。
内気な分、他人に自分の意見を言うことが出来ずどうしても、我慢してしまったり、人に伝えられない感情を自分の中に溜め込んでしまいます。
吐き出せなかった感情は自分の中で消化するしかなく、自己完結できない問題はストレスになって自分の精神や健康を蝕んでいきます。本当はもう少し砕けた感じで人と接したいのに外では口ごもってしまう人は、そのもどかしさに自分へもストレスを感じてしまうでしょう。
内気な自分を悪いじりせず、自分も楽しめるように接してくれる人や、信頼できる人を周囲に置いたり、テンションの高すぎる人とは距離を置くなどして、ストレスに触れる機会を少なくしましょう。
会社などでどうしても関わらなくてはいけない場合などもあるため、なかなか完全に隔離することは難しいですが、他人の影響を受け易いため注意しましょう。
自閉症や発達障害者にもこの内気な性格の傾向が見られそれが原因になってストレスを溜めやすい傾向にあります。
真面目な人
真面目な人は、責任感が強かったりなにごともいい加減に適当に力を抜けず、真剣に取り組んでしまうためストレスを溜め込みやすい傾向にあります。
真面目過ぎるあまり、やらなくても良い作業にも真剣に取り組んでしまったり、何度もチェックをして無駄な仕事を増やしたり、冗談が上手く言えず、人間関係などで苦戦するかもしれません。ユーモアを交えて適当に大雑把に行うことで潤滑に回る仕事を几帳面に真面目に細かくルールを守って行うことで、逆に効率が下がり時間も労力もかかってしまう場合があります。
真面目が故に色んなことを我慢してしまったり、溜め込むことも多いのではないでしょうか?真面目な性格で、真面目に生きてきたから息抜きや遊びといった方面のことになると知識が乏しく、どうやって遊ぶのかわからなかったりします。
自分なりの熱中して取り組める趣味や学問などをストレス発散の道具に変えて知的好奇心を満たしたり、集中することでストレスを発散していきましょう。
他人の意見を気にしすぎる人
他人の意見を気にしすぎたり、他人の意見に流される人は、その意見によってストレスを感じてまた溜め込んでしまうことが多くあります。職場や学校で言われたことを家に帰ってからもずっと抱えて考えてしまったり、人の言葉を異常に気にしすぎて傷ついたりしてしまうかもしれません。
根がネガティブだったり、認証欲求が強い人や、自尊心が育ちすぎている人は過剰に人の意見を気にしてしまう傾向にあり、批判や悪口に対して過剰に反応をしてしまいます。
必要以上に背伸びをしようとせず、ありのままで居ることに自身を持ちましょう。自分に自身が持てると他人の意見に対して寛大になれて自分は自分他人は他人という思考回路に変えることが出来るため人の意見によってストレスを溜め込むリスクが少なくなるでしょう。
ストレスに強い人の特徴
ストレスに強い人、もともと持っている考え方や生き方などにより、人との接し方や物事の取り組み方でストレスを根本的に溜め込みにくかったり、ストレスに遭遇する機会が少なかったりする人が居ます。
そんなストレスに強い人の特徴にはどんなものがあるのでしょうか?その特徴を参考に、自分に取り入れられる特徴はどんどん真似していきましょう。
ポジティブな人
根がポジティブで、何事もプラスな方向に思考転換出来る人は、それだけでストレスを溜め込みにくく、遭遇したとしてもそれを変換してしまえるメリットがあります。
なかなかポジティブになれない!という人は多いと思います。ポジティブな思考法はほぼ生まれ持ったパーソナリティで、そうでない人が実践してもなかなか心から信じてそう考えることが出来ません。無理にポジティブシンキングを実践しようとしても自分を騙すことになり、かえってストレスを抱えてしまうことになります。
考え方のみをポジティブに変換しようと考えるのではなく、カラダ、肉体から改造してポジティブになることをおすすめします。実際にスポーツや運動をすることで、自分に自信が付きポジティブな思考に変わったという人はいます。
自分の肉体的なネガティブな部分を無くし、心もカラダもポジティブになりましょう。
敵を作らない
もとより、敵を多く作らないことで、ストレスの原因になる人付き合いを潤滑に、円滑に心地よく行える様になります。他人をよく褒め、ともに笑いあったりと、人付き合いが上手い人はストレスを溜めにくいことは言うまでもないでしょう。
上手く他人と接せれない、仲良く出来ないという人でも、敵を無闇に作らないようにすることぐらいは出来ます。苦手な人とも上手く話を合わせながら関わって、敵にしないようにだけして関われば良いのです。
周囲に自分の頼れる人を増やして、うまく人付き合いをしていけたらいいですね。
信頼できる人がたくさんいる人
人との付き合いが上手で、周囲に信頼できる人をたくさん持っている人はストレスが溜まりにくいという特徴があります。当たり前に、周囲が誰も信用できない人で、自分ひとりで何事も抱え込む状況ではストレスが全部自分にかかってしまいますよね。
うまく人を頼りながら、信頼できる人を増やしていきましょう。家族や友達など、なんでも話せる人が1人居るだけで、心に抱えるストレスは大分変わってくると思います。
自分の身を置く環境を変えるなどして周囲に信頼できる人を置き、いい環境で仕事が行えるようにすることも重要です。給料や労働時間などは仕事を選ぶ上で重要なことですが、ストレスを溜め込まない人は、もっと人間関係や自分にあった職場か?など長く働けるかどうかで仕事場を選んでいる傾向がありあます。
運任せで選ぶのではなく、しっかり人を選んで自分の周囲の人間関係を変えていきましょう。
趣味を持っている、趣味仲間がいる人
例えストレスを溜めてしまったとしても、自分なりのストレス発散法を持っている人は、ストレスを溜めたままにしておかず、定期的に発散が行えて、結果的にストレス管理が出来ているストレスに強い人であるといえます。
運動や絵かきやドライブなど時間を忘れて没頭できる趣味がある人はその為にがんばれたり、苦しいことも、好きなことをするためいの給料を稼ぐと考えれば、ちょっとのストレスにも立ち向かえたりします。
また、特別な趣味仲間が居ることでも、普段の友達とは違った楽しみ方ができ、非常に非日常的な空間を楽しめ、ストレス発散にはもってこいです。このような解消法を持っているとストレスレベルを一定に保つことが出来るため良いでしょう。
ストレスに弱い人は、何かしら趣味を持ち、発散できる場所を見つけると多少ストレスに強い人に近づけるでしょう。
切り替えが早い人
嫌なことがあっても、すぐに切り替えができる人はストレスを必要以上に身体に溜め込まなくていいという特徴があります。
切り替えが早いとそれだけ、早く立ち上がることが出来、無駄な失敗や反省をしなくて済みます。逆に切り替えができないと、何度も同じ失敗を繰り返してしまったり、失敗や嫌なことが重なることで気分が落ち込みパフォーマンスが低下することに繋がります。
プロ野球選手やプロのスポーツ選手でも、悪い流れが巻き起こってもすぐに流れを変えるためにルーティーンを自分の中で決めていて、気持ちや体の状態をリセットする方法を用いています。
過去の失敗やミスを省みることは大切なことですが、タイミングを間違えるとずるずると沈んだ気持ちを引きずってしまったり、ストレスを抱えてしまったりします。
身につけるものや行動などの外的な刺激によって上手く気持ちを切り替えて自分の中に負のイメージを残さないようにしましょう。
ストレス発散方法を20個厳選
それではいよいよいろいろなストレスの発散方法を紹介します。体を動かしたり、食べたり、遊んだり、いろんな発散方法がありますのでその中から自分に合ったストレス発散方法を見つけて行っていきましょう。
ストレス発散方法で重要なのは、ストレスを忘れることです。抱えている考え事や悩みを忘れて熱中、集中できるものが効果が倍増して、より効果的にストレスを発散できます。そのため、自分に合っている手段を選択することが重要なのです。
運動、汗を流す
ランニングやスポーツ、運動が苦手な人はウォーキングなどでもいいでしょう。とにかく、体を動かして、汗を流すことで気持ちよく爽快感が得られます。また、美容や健康にも良く、ダイエットや運動不足も解消できて一石二鳥です。
凝り固まった筋肉をほぐし、適度に刺激して、肉体を鍛えることで思考もポジティブになり脳の思考回路がプラス思考になります。
カラオケ
最近では一人カラオケの専門店ができていたり、値段も安いですし、利用しやすくなっていてとても便利です。好きな歌を大声で熱唱することで、カロリーも消費でき、腹式呼吸で腹筋や喉も鍛えられます。
音楽の趣味の合う友達と行くことで、さらに盛り上がったり、個室なのでひと目を気にせずはっちゃけておおいにストレスが発散できます。
音楽鑑賞、映画鑑賞
好きな音楽を大きなボリュームで聞いたり、映画鑑賞をして涙を流したり声を出して笑ったり、好きな俳優を見て癒やされたり、知識を増やして知的好奇心を満たしたり。映画館で映画を見ることで、大迫力の映像とサウンドで非日常を簡単に味わうことが出来ます。見たい映画がなくてもレンタルビデオショップで借りることも出来ますし、家で見るから迫力は劣るにせよ、ひと目を気にせず号泣することができるメリットもあります。
映画以外にもお笑いライブのDVDや旅番組の録画を見るのもいいでしょう。多少ミーハーになるくらいに好きな番組や俳優やアーティストを見つけて熱中しましょう。
ゲーム
新しく発売されたプレーステーションVRや好きなRPGやみんなで出来る対戦ゲームをやってストレスを発散しましょう。
オンラインゲームをやって、別アカウントを作りヒールを演じたり、罰ゲームを用意してよりゲームの緊張感を持たせて、ハラハラ感を演出してもいいでしょう。普段やらないボードゲームなんかも、久しぶりにやってみると楽しいですよ。
美味しいものを食べる
ストレスが溜まってドカ食いをしてしまう人も居るのではないでしょうか?ストレス発散方法を全て食べることに変えてしまうと、肥満になってしまったり、糖分のとり過ぎなどで生活習慣病にかかってしまったりするため、過度の食事はおすすめできませんが、たまには質のいい食事や美味しいお店で食事を楽しむことでストレス発散になるのではないでしょうか?
ショッピング
お金を使うことだけでもそれなりにストレス発散になりますよね。子どもを何処かに預けて、自由な時間を楽しみ、好きなものや欲しいものを買ったり、可愛い商品や面白いアイデア用品を眺めているだけでもストレス発散になります。
逆に買い物依存症と言って買い物に依存することで逆にストレスになってしまうことがあります。無駄遣いをし過ぎてしまったり、簡単に高額な買い物をしてしまったり、マイナスな側面もあるので注意しましょう。
睡眠
睡眠不足になることによってストレスが溜まることもあります。しっかりと睡眠を取ってストレスを溜めないようにしましょう。
昼寝を取り入れてみたり、昼間のぼーっとしてしまう時間帯に効果的に睡眠をとることでリフレッシュすることが出来、作業効率を上げることが出来ます。
掃除
掃除をして部屋をキレイに機能的な配置にし、普段の生活をしやすく、きれいな環境で生活が行えるようにしましょう。気分もリフレッシュでき、部屋も綺麗になり一石二鳥です。
昼間の天気が良い日の洗濯物なんかは気持ちがいいですよね、布団も干して睡眠の気持ちよさも上げましょう。
人と話す
友達と話したり、知らない人とも居酒屋で絡んでみたりして、交友の輪を広げ笑いあったり共感し合ったりしてストレスを発散しましょう。
普段の仕事の愚痴や嫌いな人の悪口を言うだけでも、十分なストレス発散になります。
マッサージ
体にたまったストレスもマッサージによってほぐしてリフレッシュしましょう。マッサージ以外にも針やエステや整体など心身ともにあらゆる部分を改善して女子力を上げたり、健康でハリのある肉体を手に入れましょう。
家ではなかなか出来ないオイルを使ったマッサージやアロマを取り入れることでさらに効果が期待できます。
ペットと遊ぶ
ペットを散歩に連れて行ったり、芸を仕込んだり、可愛い動画や写真をSNSに投稿したりしてストレスを発散しましょう。
犬なんかは運動量も多いですし遊びがいがあるのでおすすめです。あまりべたべたするのが好きでないなら鳥や猫を飼って見るのもいいでしょう。
旅行
旅行に行って気分転換をしましょう。家ではない場所に寝泊まりすることだけでも気分転換になりますし、温泉や遊園地などで癒やされたり遊んでストレス発散するのでもいいでしょう。
ただし、しっかりリサーチが出来てないと、宿がイマイチだったり道に迷ったり、ご飯が美味しくなかったり、せっかくの休日が台無しになってしまうので注意です。
日常生活では味わえない体験をしてストレス発散に繋げましょう。
ドライブ
車でのドライブや、バイクでのツーリングなど気持ちのいい開けた景色のいい道を走ってストレスを発散しましょう。高速や車通りの少ない道を時折車を走らせたくなる時がありますよね。マシン好きな男性の人には最適かもしれません。
雨の日などではなかなか爽快感や景色の美しさは感じられないかもしれませんが、たまには車を使って遠出してみるのもいいでしょう。
長風呂
温めのお湯でのぼせないように半身浴などをしながら長風呂をするのもいいでしょう。
適度に汗をかくことも出来、デトックス効果があるので美容にもいいですし、一緒に読書をしながらゆっくりお風呂に入れば効果は上がるでしょう。
読書
以外にも読書をすることで解消できるストレスは60%近く解消でき、ゲームやカラオケより高い数値であることがわかっています。手軽に場所を選ばず、読書をすることが出来るので、お気に入りの本一冊を常に持ち歩いていれば通勤時間などの空いた時間を利用して楽しむことが出来ますね。
活字が苦手な子供も漫画などを読んでストレスを解消しましょう。
カルシウムを摂取する
カルシウムには、脳神経の興奮作用を抑える働きがあります。そのためカルシウムを摂ることはイライラやストレス解消に効果があるというわけです。
ポリポリ小魚を食べたり、牛乳を飲んで積極的にカルシウムを摂取していきましょう。
お酒を飲む
飲み過ぎは次の日に二日酔いになったり、ビール腹になり肥満に繋がったりで良くないですが、一日ビール1本ほど適度にアルコールを摂ることで、気分が良くなったりテンションが上り会話をより楽しめたり、テレビなどもいつもより笑い上戸になってより面白く感じるかもしれません。
星を見る
夜空を見上げて、キレイな星空を見ることで、神秘的な気分に慣れたり、リラックス効果があります。宇宙の神秘について思考を巡らせたり、宇宙の広大なスケールに触れることで、非現実的な雰囲気を味わうことも出来ます。
また、流れ星などが見れたら、さらにラッキーですね。
ブログを書く
日記を書くことやブログを書くことを日課にすることもストレス発散に繋がります。普段溜まっている鬱憤や愚痴など体験談を吐き出す場所がないときなどに有効で、ブログなどでは、人に読まれることを意識して面白おかしく文字に起こすことでストレス発散に繋がります。
紙に文字を書いたり何か制作するという行為には達成感もあり、有効と言えるでしょう。
まとめ
以上、様々なストレス発散方法を紹介してきましが、他にも様々なストレス発散方法があるでしょう。100人いたら100通り人それぞれなストレスの発散方法があります。
今日はその一部を紹介させていただきました。自分が熱中できて、普段の事が忘れられることであればなんでも良いでしょう。自分に最適な手段を見つけて、毎日のストレスをうまく発散していきましょう。
オキシトシンやセロトニンと言った幸せホルモンを効率よく脳内に分泌していくことが重要ですよ。
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