脈拍が早い原因とは?対処方法や症状を紹介!

脈拍が早いと、息苦しさや動悸、息切れ、心臓がドキドキします。わかりやすいのは全力で走った後に、息が上がってハアハアとしてしまうあの感じです。長い階段を上ったときや、急いで電車に乗ったときなど、一時的なものは誰にでも経験があることでしょう。

ストレスや自律神経の乱れによってホルモンバランスが崩れ、慢性的に脈拍を早くすることがあります。長く続くと、心臓に負担がかかり、不整脈や狭心症などを引き起こす可能性があり、こちらは注意が必要です。脈拍が早い原因や症状、日常生活における注意点などをまとめましたので、参考にしてみてください。

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脈拍とは?

脈1

心臓が血液を全身に送り出すたびに、動脈はドクンドクンと脈を打ちます。この動脈の拍動のことを脈拍といいます。同じように、心臓の拍動を心拍、心拍の回数を心拍数といいます。脈拍とほぼ同じ意味で使われます。ただし、不整脈や脈拍欠損がある人は心拍数と脈拍数が一致しないことがあります。

安静時の心拍数は、男性で1分間に60~70回、女性で65~75回程度です。赤ちゃんの頃が一番早く、高齢になっていくほど下がっていきます。

安静時でも100を越えると頻脈、60以下を徐脈といいます。

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脈拍の測定方法

脈2

脈拍の測り方を3つご紹介します。

手首の脈を測る

手首の内側で、親指側にある動脈(橈骨動脈)に人差し指、中指、薬指を揃えて当て、1分間に何回脈拍があるかを数える方法です。通常は20秒間にカウントされた回数を3倍します。

心電図

病院で心電図をとってもらい、心拍数を計測するのがもっとも正確な方法です。胸に聴診器を当てて、聞こえてくる心拍数をカウントする方法もあります。

東洋医学

1呼吸(吸って吐いて)で心拍数4を正常(平脈)、5以上を数脈(さくみゃく)、3以下を遅脈と呼んでいます。

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脈拍が早い状態

脈3

安静時の脈拍が100を越える場合を頻脈といいます。

心臓の働きは自律神経に大きく左右されます。交感神経と副交感神経のバランスが大切で、交感神経が優位になってアドレナリンが増えるにつれて心拍数も上がってきます。

症状

頻脈によると考えられる症状は次のようなものがあります。

心臓の症状:不整脈、狭心症、心不全、その他の心疾患
精神的な症状:不安、緊張、ストレス、やる気が出ないなど
甲状腺機能亢進症、脱水症状
疲れやすい
低酸素状態
発熱

原因

・心因性

ストレスやトラウマなどが原因となって頻脈が起きることがあります。ストレスを受ける状況が解消されると、比較的早く平常値に落ち着いてきます。

・運動性

スポーツや体操、運動をして一時的に心臓に負荷がかかり、心拍数が上がります。負荷がかかる状況を繰り返し練習することで心臓はだんだんと慣れていきます。これを利用して、スポーツなどでは積極的に負荷をかけて運動の強度を上げる練習があります。

・薬物性

治療を目的とする普通のお薬や麻酔、またはドラッグなどによって脈拍が上がることがあります。脳や身体に深刻なダメージを残すことがあるので、すぐに病院を受診し、処置をしてもらわなければいけません。

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脈拍が少ない状態

脈4

脈拍が1分間で60回を下回っている状態を徐脈といいます。不整脈の一つとして考えられ、身体に送り出す血液が不足しがちになるため、めまいや立ちくらみなどが見られます。

特に、脳に血液がまわらず、頭がぼーっとしたり、判断力が鈍ったりボケたような症状が出る場合などがあり、そこまで行くとやや重症化していると言えます。

脈拍は多くても少なくてもよくないのです。一度病院で詳しい検査を受けましょう。

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麻酔をすると脈拍が早くなる?

脈5

歯医者で虫歯の治療するときに、よく麻酔をしてもらいますが、その後に心臓がドキドキとして、息苦しさや動悸があらわれたり、気分が悪くなって、ひどい場合は手足が冷えて震えてくることがあります。

これには、麻酔に入っている血管収縮薬(エピネフリン)が影響していると考えられます。血管を収縮させるので、血圧が上がり、心臓に負担がかかったり、末端の毛細血管が収縮して血液の循環が悪くなるためです。数分間安静にしていると落ち着いてきます。血管収縮薬をフェリプレシンというタイプのものに変えると大丈夫という人もいます。

虫歯の治療や注射、麻酔がすごく嫌いで緊張したり、歯医者に行くことそのものを苦痛に思っていると、強烈なストレスになってしまうことがあります。

体質的に麻酔が身体に合わないという人もいます。これまでに少しでも異変を感じたり、症状が出たことがある人は、必ず医師に伝えて、麻酔に使う薬を確認させてもらいましょう。部分麻酔を使ってなにかの手術をするときもそうです。麻酔をする場合は自分で納得したものをなるべく使ってもらいましょう。

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脈拍が早い時の対処法

脈6

脈拍が早いと感じた時は、次のような対処をしましょう。

安静にする

脈拍が早いときや、動悸、息苦しさを感じる時は、なるべく涼しい場所に移動して、座るか横になって落ち着くのを待ちます。

立っている時に失神をして頭や顔をぶつけてしまうと危険です。ベルトやウエストを締め付けるようなものがあれば外し、靴なども脱ぐと楽になります。

ストレスを溜めないようにする

ストレスは自律神経のバランスを乱す大きな原因になります。人前でスピーチやプレゼンをするときに、緊張してドキドキしたり手に汗をかいたり、口の中が乾いたりしますよね。それはストレスを感じてアドレナリンが放出されて、交感神経が興奮状態になるからです。ストレスというのは、それぐらいすぐに身体に影響が現れるのです。

スポーツや演奏などのここ一番というときには緊張も必要ですが、常にストレスにさらされていると、心臓に負担がかかり身体も休まらずに疲れてしまいます。

ちょうど良いバランスが保てるように、オンとオフをうまく切り替えられるようにしましょう。

規則正しい生活

夜更かしや偏った食生活なども自律神経を乱す要因です。いつも眠気を感じていたり、ジャンクフードやスイーツばかりを食べていれば自ら体調を崩してしまうようなものです。

・睡眠不足を解消し、身体をよく休める
・食べ物からバランス良く栄養を摂る
・適度に身体を動かして体調を整える

これらは健康な毎日を送るためには、とても大切で基本的な習慣です。病気を寄せ付けない身体作りをしていきましょう。

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まとめ

脈拍が早いときにあらわれる症状やその原因、対処方法などについて説明してきました。

脈拍とは血が血管を流れるときの動脈の拍動のことです。
脈拍とは心臓の拍動(心拍数)とだいたい同じになります。
脈拍が早いと動悸や息切れ、疲れやすい、貧血などの症状があらわれます。
成人の平均は、60~75/分が正常で、100を超えてくると頻脈といいます。
ストレスが血管を収縮させ、脈拍を上げる大きな要因になります。

脈拍が早いと、心臓になにか異常があるのではないかと考えて心配になってしまうものです。運動やスポーツ、階段の上り下りなどで多少の負荷がかかるのは当然ですが、座っているときやベッドに入ってもドキドキが止まらず、なかなか寝付けないなどの症状が続く場合は、必ず病院で診察を受けるようにしましょう。どんな時にどれくらいの脈拍だったか、安静時か運動時か、時間はどれくらい続いたかなどを記録しておいて、医師に伝えるといいでしょう。

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