稗粒腫は自分で治療できる?治し方を知ろう!症状や原因、予防法は?

眼の回りに白いポチっとしたできものが、まれに現われることがあります。にきびの小型版みたいでちょっと気になります。これは稗粒腫(はいりゅうしゅ)といい、毛穴に皮脂が溜まって出来るものです。

体質により、できない人もいれば、しょっちゅう出来る人もいます。できる人は取り除いても、また現われることが多いようです。さて、今回は、この稗粒腫についてお伝えいたします。

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稗粒腫とは?

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目の回りや顔にちょっとした出来物ができるのは、稗粒腫の他にも、にきびやイボなど、いろいろとあります。その種類もかなりあるので、一通りその種類を説明します。

原発性稗粒腫

この稗粒腫にも2種類あり、どちらも1~2ミリほどの、白い色をしたしこりのように、盛り上がっているものです。原発性とは特に原因がなく、おそらく体質と思われますが、突然できるものです。ほとんどがこの原発性稗粒腫であり、比率的に子供や女性の特に顔面にできやすいようです。

続発性稗粒腫

何か疾患や怪我で、皮膚に刺激があった時や、にきびの後、または皮膚を削り取るような手術の後に、白い隆起したものができるのを、続発性稗粒腫と呼びます。見た目は、原発性と全く同じで区別はつきません。

汗腺腫

稗粒腫と似たように出来るものですが、出来る場所で呼び名が違うと思われます。皮膚から汗を出す毛穴には、2種類あり、アポクリン腺とエクリン腺です。汗腺腫はこのエクリン腺の毛穴で炎症が起こり、それが隆起してできるものです。

顔の他に、頭、首、体にもできやすいようです。そして、毛穴の多い場所に多く発生します。ちなみに稗粒腫は毛穴の少ない場所にできます。

にきび

まだ若い10代、20代で顔や首辺りに白く隆起するものです。これは毛穴に皮脂や老廃物が蓄積し炎症を起こすもので、たまに皮膚から隆起する時に痛いことがあるものです。

つぶすと中から白い脂のようなものが飛び出てきます。無理につぶさない方がいいのですが、ついつぶしてしまいがちで、このつぶし方も気をつけないと、皮膚に痕が残ります。

青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)

これは青年というぐらいなので、やはり若い人に発症する、できものです。疣贅(ゆうぜい)とはイボのことで稗粒腫とはちょっと違いますが、見ためは似ています。これは医師の診断を受けるようにしないと感染するといわれる病気の一種です。

これは完全にイボなので、感染力が強く、皮膚にできたものを引っかくことで、中から汁が出て、他の部分に移りますので注意を要します。

角栓

毛穴をふさぐように、皮脂やたんぱく質が固まってできたものが角栓で、わかりやすいのが鼻の頭など黒ずんで見えるものです。そして厄介なことに、毛穴をふさいでしまう上に、見た目も少し黒っぽくなります。

この角栓は毛穴のある部分にできて、にきびなどの元にもなります。また、見た目にもあまりよくないので、これを取り除くものが結構使われています。

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稗粒腫の原因

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稗粒腫の原因について紹介します。

老化

この稗粒腫ができるのは、肌の老化も影響しています。死んだ細胞や老化した細胞などが、皮脂などと供に毛穴に残ることが原因です。

毛穴に詰まることにより、隆起しますが、ばい菌などが入りますと炎症を起こし、若干の痛みを感じることもあります。

ターンオーバー

ターンオーバーとは、皮膚が生まれ変わることです。皮膚はおおよそ28日ごとに生まれ変わっています。例えば寝る時間が深夜などで生活習慣が不規則になると、肌の再生や細胞分裂がきっちりと行われず、古い細胞と入れ替われなかったり、そのタイミングが悪くなり、うまく再生できていない状態になります。これが、原因となるケースもあります。

人は、夜の10時頃から深夜の2時頃までの間に皮膚も休息し、再生活動をします。この時間帯に睡眠をとったり休息をすることで、肌が生まれ変わるのですが、夜更かしをしたり、その時間帯でも化粧をしたままでいると肌が荒れ、正常な状態になれないのです。そのような環境では、この稗粒腫などができやすくなってしまうのです。

これは、例えば洗顔料が微量でも残っていると、影響がでます。洗顔料を使うのは問題ありませんが、皮膚を刺激したり、きちんと洗い流せていないことも原因となりますので、注意が必要です。

乾燥

肌が乾燥すると、皮脂が過剰に出てしまう傾向にあります。その影響で毛穴がやはり詰まるという悪循環が起こります。もともと肌は乾燥を嫌うので、保湿には充分に注意をしたほうがいいでしょう。

洗顔などをした後は、クリームなどで保護することがいいと思われます。その保護をしないために、肌から水分が蒸発してしまいます。これにより皮脂が肌を守ろうと、必要以上に出てくるのです。それが原因となっているかと思われます。

刺激

低刺激が稗粒腫の発生に影響します。洗顔、化粧など肌に外的な刺激を与えているため、肌のターンオーバーが遅れたり、こすったりすることでの多少の刺激がもとになる場合もあります。

目の回りに稗粒腫ができやすいのは、主にこすったりして刺激を与えていることが大きいようです。

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稗粒腫の症状

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稗粒腫の症状を知っておきましょう。

目の回りの白い点

気がつくと、目の回りに白いポチッとした隆起物ができています。これは放っておいても問題のないもので、一つと限らず一度に何個もできることもあります。一見大したことはないと考えがちですが、炎症を起こすことがあります。

痒みと痛み

この稗粒腫は痒みとか痛みは生じません。一見、にきびと同じようなものと考えると、炎症を起こして痛みそうですが、普通に白いポチッと出ている分には痛くはなりません。さらに痒みも起こらないというのが通常のようです。

何度もでてくる

この稗粒腫は、一度とっても何度もまた出てくるのが特徴です。さながら、根っこでも生えているようですが、しつこいほどに同じ場所に出る傾向にあります。ほとんどが目の回りの毛穴の少ないところにできます。

増殖する

稗粒腫は最初は1個か2個程度だったものが、知らない間に増えていることがあります。この増えるということは、おそらく食生活の乱れが影響していると思います。いくら出来やすい体質といっても、増えるということはその体質の問題以前のことと思われます。

改めて、食生活を見直してみましょう。チョコレートなど、油脂が多く含まれているものを食べすぎていませんか?もし、心当たりがあれば、摂取を押さえてみてください。ただでさえ出来やすい体質なのに、その食生活が乱れると、さらに出来やすくなるのは至極当たり前のことです。

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稗粒腫の治療法

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続いて稗粒腫の治療方法について紹介します。

圧出法

自分で針をぷちっと刺しても取れることは取れます。実際にそのようにしている人はかなりいます。

ただ、衛生の問題もあり、ばい菌が入ったりして、化膿するケースもありますので、やはりそれを防ぐには、病院で消毒されたきれいな針などの先端で皮膚を切り開き、中に入っている白いものを取り出すなり、押し流したりして取るようにしてもらったほうがいいと思います。内容物は、脂肪の塊だったり、やわらかめの脂だったりします。

レーザー治療

現在ではほぼこのレーザー治療が主流です。実際にこの方法で行うと、摘出した後の傷が小さくて、きれいに仕上がり、痕が残りにくいということです。

あまり気にならないような小さな稗粒腫であれば、そのままにしておいてもいいかもしれません。ですが気になるようでしたら、自分で針をぷちっと刺して取らないで、きちんと設備が整い、衛生上問題のない医者の下で治療を行ってもらったほうがいいと思います。

また、レーザーで治療の場合は、その大きさも問題となります。大きいものですと、やはり治療中の痛みも大きくなるので、麻酔が必要になります。大きくならない内の治療が望ましいことであり、費用も小さい方が安くなります。

治療費

医者でこの稗粒腫をとってもらう場合の費用は、実はそれほど高くはありません。大きさや数にもより、だいたい1センチ四方とかそのような取り決めのようです。針で切り開いて取る方法が初診料の他に500円ほどの治療費がかかります。

レーザーの治療は、少し高く、初診料と5000円に若干プラスとなるようです。目元や顔の目立つ場所にできるものなので、多少高くてもレーザー治療で取り除いてもらえば、傷も目立たないのでお勧めです。

また、その切除する広さも費用に関係してきます。広いほど費用が高くなります。また、切除する大きさは大きいほど、痛みも強くなるので、麻酔を使用し、その費用もプラスされますので、注意してください。

いずれにせよ、医療機関であれば、感染などの心配もないと思われますので、多少の金額が張っても安心感があるという意味でもお勧めです。

診療する科目

では、治療してもらう医者の診療項目はというと、皮膚科か形成外科となります。ネットなどでみて、稗粒腫の治療例がたくさんあるところがいいかと思います。それほど治療をしていないような治療例の少ない病院は心配です。

形成外科と美容外科ではその目的が違ってきますので、扱いをしてくれるかは直接確認をしたほうがよいかと思われます。

美容外科は、表面の器官やや組織の形状を精神的負担を軽減することを目的としています。いわゆる整形が主目的であるということです。ですから、もし対応していただいても自由診療で、料金に保険が効かない可能性もあります。

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稗粒腫の予防法

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稗粒腫を予防する方法は何でしょうか?

スキンケア(洗顔)

稗粒腫は肌をきれいに保つことが重要です。皮脂をきちんと取り除くことで、余計な菌が繁殖したり、皮脂も詰まることが少なくなると思います。この際は洗顔が重要になってくると思います。

一般的によくある洗顔石鹸をつけて、ゴシゴシ洗うのは避けたほうがいいようです。ここは、きちんとした洗い方をマスターしておいてください。この方法は、ネットでも探せばすぐに見つかると思います。ここでは簡単に注意点を書いておきます。

泡は細かく立て、きめ細かい泡が立ったら、顔につける訳ですが、その泡を通して顔をごしごし洗わず、泡で顔の表面をなでるように洗います。つまり、手は顔の表面に着くか着かない程度に洗うのです。

こうすることにより、皮膚の皮脂がよく取れると同時に、適度の湿り気が表面に残りうるおいが保てます。ポイントは泡で洗うということです。そして、しっかりと泡は流します。この際もこすって流してはいけません。そろーっと、なでるように残った泡を流します。

睡眠

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先に述べたように、肌のターンオーバーは夜の寝ている間に起きます。肌をきれいに保つためには、十分な睡眠と、そのポイントなる時間に寝ていることが重要なのです。決して夜更かしをしないようにして、規則正しい生活をすれば、睡眠の質も上がり、肌にも良いということで本当に一石二鳥ということになります。

食生活

食事が目茶苦茶だと、肌もきれいに保つことができません。稗粒腫はにきびとは違いますが、やはり白いプチッとしたものは多少脂を含んでいることを考えれば、油の摂取を抑えることも考えないといけません。

若いときはとにかくお腹を一杯にするために、白米やパンをたくさん食べますが、これではいけません。白米やパンなどの炭水化物は、取りすぎると脂肪に変わり、蓄えてしまうことになります。ですからその量が過剰になると、皮膚からも排出しようと皮脂が多く出てくるのです。

実際にどうするかというと、出ないように食事の制限すればいいということになります。つまり炭水化物の摂取を控えるのです。ちなみに炭水化物は糖類かなりも含まれますので注意してください。また、特に注意しなければいけないのが、甘いドリンク類です。のどが渇いた時は、お茶や水を飲むようにして、決して甘くて糖が入っているものは飲まないようにすることが、大事です。

この甘いドリンクは最近よく0カロリーといって売られていますが、実はこれ、結構糖分が入っています。ある程度までは、糖類が入っていても0カロリーと明記してもいいことになっているのです。

そのようなものを常に飲んでしまっていると、当然稗粒腫の原因になりますので、注意してください。

その他にも添加物が多い食品はいけません。これも肌荒れの原因となりますし、肌の老化も早まります。インスタント食品のような、添加物が多いものは、控えるか止めましょう。長い目で見ればが、それが最大の予防法なのです。

ヨクイニン(ハト麦)

俗に言う、肌にいいと言われているヨクイニンという、ハト麦を毎日摂取することで、肌は結構きれいになります。ヨクイニンとは、ハト麦の皮を取り除いたもので、漢方薬として知られています。このヨクイニンはハト麦茶としても売られていますが、お茶として飲むには少し効果が薄いというのが実態です。

肌にいいのは漢方薬として処方し、摂取するほうが非常に効果が高いということです。実際に肌の新陳代謝を良くする効果があり、皮膚細胞の生まれ変わりに作用します。

ですから、この稗粒腫などにも効き目があるといわれています。これはまた、昔からイボを取るということでも知られています。

馬油

馬油はバーユまたはマーユといって、中国から伝わったもので、文字通り馬の油から作られています。この油は人の油と近い成分をもっているので、すぐになじみ、またいろいろな効果を発揮します。

この稗粒腫にもいいようですがこれは抗酸化作用や、殺菌作用があるからです。その他にやけど、切り傷などにも効果があります。

人の油と近いために最初は塗ってもベタッとしていますが、すぐになじんでサラッとしてきます。洗顔のあとに塗っておくと、保湿、殺菌、稗粒腫防止という具合に非常にいいと思われます。

汗は誰でもかくものなので、これはマメにきれいに拭き取ることが重要です。汗は、そのままにしておくことで雑菌が増え、それが稗粒腫の元になったりします。

ですから、こまめに拭いたりして、きれいにしておくことが、予防になります。ちなみに通常の汗は無臭で、汗はそのままにして雑菌が増えることで、匂いもきつくなるのです。

タバコ

肌荒れの原因の一つに、タバコがあります。当然、稗粒腫の原因にもなりますが、タバコは特に他のあらゆるものに悪影響を与えるものなので、辞めるに越したことはありません。

タバコを吸う人の肌は特徴があり、大体がくすんでいて、若干色黒になります。これは、肌自体にも影響が出ますが、血液もどろどろになっていることも一因です。

ストレス

ストレスは肌によくないとよくいいます。特に女性は化粧ののりが悪くなるとか、肌ががさつくといいます。当然、そのような影響で稗粒腫もできてしまいます。ただストレスは誰にでも発生するもので避けることは結構難しいものがあります。

普段は多少いたしかたないかもしれませんが、そういう意味では週に一度でも解消する時間を設けることが必要かもしれません。

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まとめ

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いかがでしたか。あまりき聞きなれない稗粒腫でしたが、実は実際にご自身の顔に出来ているものだったりします。ただ、充分に注意して対処していけば、それほど問題のないものと思います。

ただ、普段の生活も、充分に気をつけないと、原因となる要素が増えますので、気をつけないといけません。あまり気にしすぎもいけませんが、ここにあげたことぐらいはそれほど難しいことではないので、是非実行してみてください。

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