慈悲深いってどういう意味?特徴やメリット、慈悲深くなる方法を紹介!

慈悲深いという言葉は普段あまり使われないかもしれませんが、深い愛情と人を受け止める広い心を持った人はどこにもいるものです。そういった人は周りの人から強い信頼を得ていたり、頼られているものです。

では、具体的に慈悲深いとはどういった特徴があるのでしょうか。また、そうなりたいと思った時、どういった行動をしていく必要があるのでしょうか。このことについて詳しくみていくことにしましょう。

慈悲深いとは?

慈悲深い

慈悲深いというとどういう人をイメージするでしょうか。冒頭でも述べたように深い愛があったり、広い心がある人のように感じるかもしれませんね。

具体的には以下の特徴が考えられます。

全ての人に平等に接する

人はついつい人によって態度を変えてしまうことがあります。それによって人間関係にヒビが入ってしまったり、上下関係ができてしまうものです。それ自体が悪いことではないのですが、やりすぎてしまうとあまり良い関係は築けないかもしれませんね。

慈悲深い人は周囲の人に平等に接することができます。世の中には様々な人々がいますが、自分の先入観で人を見るのではなく、その人の価値を認め受け止めることができます。

平等に接する、とはよく言いますが、それを実行することはとても難しいかもしれませんね。人を見る時、自分の価値観で判断してしまうと、その人の価値を見逃してしまうでしょう。

相手を理解する力がある

人は皆それぞれ違います。性格も考え方も習慣も全て違いますよね。例え相手が何か悪いことをしたとしても、それを理解し、受け止める力が慈悲深い人にあります。

頭ごなしに相手を否定する意見を言うのではなく、いったん受け止め、理解に努める。そして、相手を笑顔で諭し許す。このことはなかなかできるものではありませんが、人を理解するためには必要なことでしょう。

人を表面的な物事だけで見ることは簡単です。しかし、そのような考え方は物事の本質を見失ってしまう可能性があるでしょう。どんなことでも、そういった見方には注意したいものです。

人を助けることができる

何か困っている、悲しみ・苦しみを感じ涙を流している人がいた時、その人に手を差し伸べることは勇気のいることです。今の日本では、しばしそう言った人がいてもスルーしてしまうことがあるかもしれませんね。

慈悲深い人は困った人がいた時、体が勝手に動き、率先して手を差し伸べます。相手の目線に立ち、困ったことを聞き出し、解決に向けてすぐさま行動します。

勇気がいる行動ですが、慈悲深い人はそういった周囲の目を気にしません。相手が困っていて、それを全力で解決したいと心から思っていて、それが周囲に影響をあたえることすらあります。

相手を受け止める余裕がある

相手を受け止めるのはそう簡単にできるわけではありません。人によっては感情的になって、相手を責めてしまうことがあるかもしれませんよね。しかし、それでは解決策は見えてこないものです。

慈悲深い人は相手を理解する心がありますが、伴って相手を受け止める余裕があります。心に余裕がなければ、相手を受け止めることはできないでしょう。慈悲深い人はそれをわかっています。

どんなことにも感情的にならず、相手を受け止める。場の雰囲気に流されず、自分の行動を貫く。そのためには相手への理解と共に、心の余裕が必要なのです。

慈悲深くなる・そう思われるためには?

人間性

周囲の人たちに対して慈悲深くなることは、相手だけでなく自分にもメリットがあります。周囲に対して、自分が積極的に働きかけるとその恩は自分に返ってくる物です。

では、慈悲深い人になるためにはどういったことをしていけばいいのでしょうか。

様々な視点を持つようにする

物事を見るとき、その視点が一方向であると物事の本質を見失ってしまうことがあります。本質を掴み相手のことを理解するためには、多角的な視点を持つことが大切です。

多角的な視点は色々な学問の勉強をしたり、また知識を蓄積することが鍛えるポイントです。偏った知識は物事を一方向から見る原因になってしまうので注意が必要でしょう。

物事を判断するとき、自分の価値観を押し付けてしまうことがあるかもしれません。しかし、そうではなく相手を理解するために、一度立ち止まって色々な視点から考える癖をつけてみてください。

様々な経験をする

様々な視点を持つ1つの方法として、経験があります。経験を通じて得られる学びは読書をして得られるものよりも大きなものでしょう。人としての成長を得ることができます。

例えば何かの病気になった人がいたとき、その人の気持ちを理解できるのは同じ病気になった人かもしれませんね。病気になるというのも1つの経験ですが、周囲の人たちに慈悲を与えるという意味では、とても有意義なことだと思います。

経験して相手の気持ちを深く理解することができる。それは病気に限ったことではありませんが、様々な経験をすることが人として大きな成長をサポートしてくれるのは間違いないでしょう。

オープンマインドの姿勢でいる

オープンマインドとは物事に対して評価をせず、ありのままを受け止める心の状態のことです。物事と感情・評価はついつい混同しがちですが、これらを切り離して考える思考法ともいえるでしょう。

例えば「仕事で失敗」という事実があった時、それは単なる事実です。それに対して「自分はダメな人間である」というのは自己評価ですよね。しかし、本来はそれら2つには相関関係がありません。

仕事で失敗したことを一度受け止め、そこから分析し解決や改善へ結びつける。これがオープンマインドの姿です。物事から適切な距離を取って、対処することができます。

余裕を持つ

心の余裕は相手を理解したり、許すために必要な状態です。心に余裕がなければ、普段穏便な人も苛立ってしまうでしょう。では、そのためにはどういったことができるのでしょうか。

心の余裕は自分との時間を持つことで生まれます。自分が日々どんなことを感じているのか。体の状態はどうだろうか。それに対して適切な対応をすることで、心身の余裕が生まれるのです。

精神的に疲れていると感じたときは、疲れを作る原因と離れることが大切でしょう。体が疲れていると感じたときは、入浴や睡眠時間を増やすなど体をリラックスさせることが大切です。疲れは顔に出ますから要注意ですよ。

慈悲深くなるとどんな効果がある?

人間関係

周囲の人に対して慈悲深くなると、どういった効果が現れ始めるでしょうか。それは周囲の人や自分との関係が楽になったり、様々なメリットがあります。

具体的には以下のことが挙げられます。

人に好かれるようになる

慈悲深く、表情が豊かで相手に寛容な姿勢を持っている人は人に好かれるようになります。人間関係が良好になり、仕事にしても生活にしても、生きるのがとても楽になるでしょう。

人間関係は人が生きていく上で欠かせないことの一つです。周囲と良好な関係を結ぶことは、人生をよりよくするために必要なことですが、そのきっかけは自分の中にあるのです。

相手のことを考えて行動する。当たり前のことのように思われますが、小さな気遣い一つで相手への印象を変えられるのです。利己主義ではなく、利他の心を持つと環境が変わり始めます。

生活に余裕を持てる

慈悲深くなると、自分との関係も良好にすることができます。それはつまりありのままの自分を受け止める、自己肯定の心が育ってくることを意味します。そうすると生活に余裕を持てるようになります。

ちょっとしたことでイライラしなくなったり、余裕ある行動ができるようになります。精神的な安らぎがさらに人間関係を良好にするために働き、良い循環が生まれるようになります。

慈悲の心は物事の新しい見方を提供してくれます。目の前の物事は何も変わっていなくても、心が変わると全く違う見え方ができるようになるのです。

感謝の心が育つ

周囲との人間関係や心の余裕が持てるようになると、感謝の心が育ってきます。生きていることが当たり前ではなく、様々な人や物事によって成り立っていること。そのことに感謝するようになるのですね。

感謝はさらに謙虚さや優しさを育みます。人前では謙虚に振る舞い、困っている人には優しさ・思いやりを与える。そして、さらに人に好かれ、心の余裕が生まれ、良い循環が生まれます。

日々の当たり前に感謝すること。慈悲深くなるための一歩はここにあるのかもしれませんね。小さな感謝でも見つけられれば、生活を華やかにするヒントが隠れているでしょう。

生活が楽しくなる

自分との付き合い方がわかるようになると、生活全般が楽しくなります。人間関係は良好。当たり前に感謝し、心にも余裕がある。これまでの生活が嘘だと思うぐらいに、生活が楽しくなるのです。

不安や不満、悩みや苛立ちといったネガティブな感情は、慈悲の心が足りないことが原因かもしれません。そして、それは周囲の人に対するものではなく、自分へ慈悲が足りなかったのでしょう。

大切なのは慈悲の心をまず自分に向けてみること。自分の存在を認めてあげ、受け入れること。そうすると、不思議と心の余裕が生まれ、周囲に良い影響をあたえることができるでしょう。

慈悲深さと人との付き合い方

人付き合い

慈悲の心を持つことは周囲の人間関係を良好にするとともに、自分の関係も良くするというお話をしました。特に自身との付き合い方を学ぶことは、人生でとても大切です。

自分自身がどういう人間なのか。自己肯定感が強く、優しく接することができているか。失敗しても必要以上に責めることなく、大切に扱っているか。自分との付き合いとはこういったことを具体的に考える必要があるのです。

もし、自分との付き合い方が悪いというのではあれば、人に対しても同じようなことを行なっているかもしれません。相手を否定したり、ぞんざいに扱っている可能性があります。

一方で自分に対して正しい接し方をすることができれば、周囲に対しても正しい接し方をすることができるはずです。それはひとえに慈悲の心から生まれる余裕や優しさが影響しているのです。

自分を大切にするために

自分自身との付き合い方を学ぶ機会は少ないでしょう。自分がどんな人間で、どういうことに喜んだり、楽しいと感じるか。それが明確されてない人も多いと思います。

自分を大切にするためには、自分を客観的に見る必要があります。自分主体で行動しつつ、湧き上がった感情を距離を置いて観察すること。そうすると、自分がどんな人間なのかが見えてきます。

それでいて、成功はもとより、失敗したことに関しても評価をしないようにします。正確にいうのであれば、自分を責めたり、ネガティブにならないとうことが大切です。

ありのままの自分を受け止めること。100%受け止めることができるのは、他ならぬ自分なのです。自分を認めることができれば、慈悲の心が育っていくでしょう。

今この瞬間から意識を変えてみる

慈悲の心を育てるのには時間がかかる。そう思っている人も多いかもしれません。しかし、慈悲というのは今この瞬間から育てることができ、それをすぐ実行することもできます。

例えば困っている人がいたとき、これまでの自分だったら手を差し伸べなかった。しかし、今回だけは手を差し伸べて、助けてあげよう。これだけでも慈悲を与えたことになるのです。

これまでの行動パターンや「自分は◯◯である」という先入観を一旦横に置いておき、新しい行動をしてみる。それだけで、ポジティブな感情が心を満たすのです。

周囲からの目やプライドを捨てて、相手のために行動することは、今すぐできますよね。ちょっとした意識で行動を変えられることを理解し、慈悲を与え続ければ、人生はより良くなるでしょう。

人の良いところに目を向ける力

感謝

日常を生活しているといろいろな人と出会うことがあります。それは仕事でももちろんそうですが、プライベートでもいろいろな人と会い、お話することがあるでしょう。そこで良い人間関係を結ぶためには、人の良いところに目を向ける力がポイントになります。

良いところというのは自分で気づくことができれば、見つけられます。そして、ちょっとしたことでも感謝することができれば、相手に対して寛容になれ、慈悲深い感情を育むことにつながります。

例えば子供のころから他人の良いところに気づくよう育てられれば、その子は慈悲深い人になるでしょう。先に述べたように人を受け止め、肯定する力がつくからです。

しかし、反対に人の悪口を聞かされて育った子どもは、相手の悪いところばかりを見るようになります。親同士が互いに悪口を言う…それでは健全な心は育たないですよね

慈悲の心はこういった習慣的な言葉、環境によって形成されます。自分の心を慈悲で満たしたいのであれば、人との接し方を変えること、言葉遣いを変えることがポイントになるでしょう。

慈悲深さと自己犠牲

自分を犠牲にして相手のために行動する…これは状況によって良いこととも悪ことにもなるでしょう。自己犠牲はとても繊細な行為なのです。

自分の体を酷使して、誰かのために行動する…時として自分の命すら危険にさらしてしまうこともあるかもしれませんね。美談として語られるケースもありますが、人の価値観はそれぞれ違いますから、それが良いこととも限らないのです。

人をありのままに受け止める力

人の悪いところに目がいったり、悪口を言ってしまうのは人として自然なことかもしれませんよね。誰しも愚痴の1つや2つあるものです。

ただ、そう考えている時間は限りある人生においてとても勿体無いことです。自分の嫌なことに意識を集中させ、気分まで下げてしまう…そうなると、生活全体が暗くなってしまうかもしれませんよね。

人にはそれぞれ良いところ、悪いところがあるものですが、その判断は一価値観に過ぎません。掃除ができないことを悪いところと受け止める人もいますが、相手を受け止めて自分が掃除するということもできるのです。

相手の性格や物事に対して、評価を変えることができれば、冷静に物事を考える力がつきます。心には余裕ができ、人間関係を良好にすることも可能でしょう。

まとめ

慈悲深い人と想像したとき、どういった人が思い浮かぶでしょうか。それは歴史上の人物かもしれませんし、とても身近な人かもしれませんよね。動物やペットにも愛を与える人がいますよね。人によって浮かぶ人物は違うでしょう。

では、その人に自分がなれるかどうかを考えると、どう思うでしょうか。「そんな人にはなれないよ」と思うかもしれません。ですが、それは一つの思考であり、実は誰しも慈悲深い人になれる可能性を持っています。

それは先に述べたように、これまでの行動パターンを変え、人のために行動するだけでできます。ちょっとした意識の変革が現実を動かすのです。人生をより良くしたい、人に優しくしたい。そう思ったときは、ぜひ行動を変えてみてください。

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