性交の後に出血が起きる原因は?症状や対処方法を紹介!

性交して出血に気づくと、何かよくないことがあったんじゃないかと心配になってしまいますよね。性交の最中に出血することもあれば、性交の後、2~3日してから、そして色や量などもさまざまです。よほど大量であったり、長く続かなければ、一時的なものと考えてそのままにしていませんか?

心配のいらない出血もありますが、なにかの病気が原因となっている可能性も考えられます。性交による出血の原因や対処法などをまとめました。気になることがあれば、なるべく早く病院を受診することが大切です。

スポンサーリンク

性交によるの出血ってどんなもの?

性交1

生理の時以外に見られる出血を、量の多い少ないに関わらず「不正出血」といいます。鮮血のように赤い血や茶色っぽいおりもの、ピンクっぽいおりものなども不正出血のひとつです。性交による出血は多くの女性が経験します。原因や体調にもよりますが、例として次のような状態が見受けられます。

性交後に出血に気づき、1日程度で治るもの。
生理まではまだ1週間くらいあるのにおりものに血が混じってきた。
もともと不正出血があって、性交をきっかけに量が増えた。
トイレに行くと、ティッシュに微量の血が付く。

出血については、赤い鮮血、薄いピンク色、茶色いおりもの、などのように例えられます。下腹部痛があったり、全く痛くないこともあります。

そのときの体調や生理周期の何日目かによっても症状が違い、原因もいろいろと考えられます。また、出血が多い少ないということだけでなく、生理以外で出血があることには注意が必要です。

スポンサーリンク

性交時に出血しやすい場合

性交2

性交時や性交後に出血しやすい人や状態などがあります。

女性ホルモンが不安定

初経後〜10代は、粘膜が未発達であったり、ホルモンのバランスが不安定で生理でなくても出血することがあります。

また、20~30代はホルモンの分泌が盛んで、活発に活動しすぎてしまうことが不正出血の原因になることがあります。

更年期

閉経すると女性ホルモンが減少します。性欲や体力が減り、粘膜の潤いがなくなるなど出血しやすくなるとされています。

初めての性交

最初の性交のときは、いわゆる「処女膜」が破れ、約半数以上の女性が出血するといわれています。

性交に慣れていないとき

性交にあまり慣れていない人や久しぶりにするというときは、摩擦や刺激が膣を傷つけてしまい、血が出ることがあります。

激しい運動

子宮の粘膜や内膜は、そもそもがとても繊細でもろく、激しいスポーツや運動などによっても簡単に出血することがあります。運動ですら出血する可能性があるので、性交によって膣や子宮が直接刺激されると、より出血しやすいともいえます。

スポンサーリンク

性交で出血する原因

性交3

性交によって出血する原因を、子宮の内側と外側に分けて見ていきましょう。

子宮の外側の出血

性交4

◆びらん

びらんとは粘膜がただれていて、やけどで皮がめくれているような状態です。これは女性の半数、多くは8~9割がびらんになっているといわれています。

この「子宮膣部びらん」は気にするほどのことではありません。しかし、性交で直接びらんを刺激してしまったり、細菌に感染して炎症(膣炎)が起きた場合は、びらんのところから出血しやすいのです。

びらんからは粘液が分泌されるので、びらんが広範囲になると粘液も増える傾向にあります。透明なおりものが増えたと感じることがあるかもしれません。

◆膣炎

びらんから出血させる膣炎の原因は細菌の感染です。次のようなことに注意してください。

・排尿や排便後に清潔にできていない
・通気性の悪い下着やストッキング、ズボン
・性交や性交後、不潔なままにしている
・汚れた下着やナプキンを長時間使う
・免疫力が下がっているとき(抗生物質の服用や風邪をひいているとき)
・膣の洗いすぎ

◆ポリープ

子宮の入り口や膣にポリープが出来ている場合、そこから出血することがあります。

◆外陰や膣が切れた

性交によって膣そのものや外陰部が切れたり、傷つけてしまって出血することもあります。

◆排卵出血

通常は、生理と次の生理の間の期間に排卵が起こります。月経の周期でいうと、28日周期の場合で13~15日目ごろにあたります。

この時期は女性ホルモンが大きく変化するので、子宮内膜も不安定になって少しだけ剥がれてしまうことがあります。また、排卵するために卵巣の表面が破け、そこでも少量の出血があるといわれています。

排卵出血が毎回必ずあるわけではなく、量や時期も人それぞれで、下腹部の張りや排卵痛があったりなかったりと、症状も一定ではないことが多いです。

子宮の出血

性交5

◆子宮頸がん、子宮体がん

子宮頸がんの原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)です。性交によって感染し、遺伝や体質に関係なく、がん化する可能性があります。

子宮のがんは初期症状がほとんどないといわれています。そのため、生理に関係なく出血が見られたり、性交による出血が増えたり、おりものが増える、血が混じるなど、今まで全くなかった症状が少しでも現れたら、必ず病院を受診しましょう。

また、定期検診を受けていない場合も、なるべく早く病院に行って検査を受けてください。

◆ホルモンの異常、無排卵

排卵がないと、必要な女性ホルモンが分泌されず、子宮の環境を適正に保つことができません。子宮は着床に向けて子宮内膜を厚くして準備していますが、排卵が起こらないと内膜を維持するために必要なホルモンが分泌されないのです。

そうして子宮内膜が剥がれて出血がみられることがあります。

◆子宮筋腫

子宮筋腫は子宮の筋肉の部分に腫瘍ができてしまう病気です。成人女性の4人に1人がかかるといわれています。

特に生理痛や経血の量が多く、レバーの塊のようなものが主な症状です。そのため、慢性的に貧血気味になったり、動悸や身体のだるさなども現れることがあります。性交によって筋腫部分が出血するとは限りませんが、圧迫や刺激によって不正出血が起こることも考えられます。

経膣エコーや場合によってはMRIで診断されます。場所や大きさ、状態などをよく把握するためにも、躊躇せずに婦人科を受診しましょう。また、定期的に検査を受けることで成長度合いなどもわかってきます。

スポンサーリンク

性交による出血の対処方法

性交6

恋人やパートナー、夫婦で過ごす大切な時間をより良く過ごすためにも、一人で悩まず、お互いによくコミュニケーションを図っていくことが大切です。

膣や子宮を傷つけないようにする

女性側にとって刺激が強すぎたり、圧迫や摩擦で怪我がないようにしてもらうように伝えてみましょう。爪を整えたり、身体を清潔にしてから行為をすることも必要です。また、性交後もシャワーを浴びたり、身体を洗って清潔にしておきましょう。

免疫力を落とさない

人間はウイルスや細菌などに感染した場合、自己免疫力を発揮して細菌を退治し、身体を守っています。

しかし、体力が落ちたり身体が弱って風邪をひいたときなどは免疫力が下がっています。過度なダイエットやストレス、冷え性なども体力や免疫力を奪います。健康で元気に過ごすためにも、きちんと栄養の豊富な食事をとり、体温を上げて、老廃物を溜めないように、基本的な体調管理をきちんと行うことが大切です。

婦人科を受診する

性交による出血は、いつもあるわけではないし、痛みもなくて見過ごしがちです。もしも出血の原因が病気によるものだとしたら、なるべく早く治療を始めるほうがいいので、一度検査を受けてください。

女性は特に結婚や出産といったイベントが控えています。そのためにも自分の身体の健康や状態をよく知っておいて損はありません。

スポンサーリンク

まとめ

性交の出血について、原因や対処法などを中心にまとめました。いかがでしたでしょうか。

性交の出血は多くの女性に経験があります。
子宮はもともと出血しやすい場所です。
女性ホルモンのバランスが崩れていると出血しやすいです。
性交時や性交後は、手や身体を清潔にしましょう。
通気性の悪い下着やズボンを長時間身につけないようにしましょう。

婦人科は女性特有の病気全般を診ているので、高齢の方から若い人まで様々な人が受診しています。恥ずかしい気持ちもあって、つい後回しにしてしまいがちですが、検査だけでも受けておきましょう。女性の医師がいる病院を選んでもいいでしょう。定期的に通うこともあるでしょうから、話しがしやすい先生や通院しやすい病院というのもポイントになります。

関連記事として、

生理後の出血の原因は?続く場合は病気の可能性も

生理で血の塊が大きい!考えられる原因は?

生理前おりもの状態で体調を確認!病気の可能性について

これらの記事も合わせてお読みください!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする