女性恐怖症の症状をチェック!原因や改善方法を知ろう!

気になる男性が、自分を目の前にすると普段通りに会話をしてくれない、と疑問に思っている女性もいるかもしれません。実は男性同士なら気軽で普段通りに話すことができても、女性を前にすると緊張のために普段通り話すことができないという男性は、決して少なくはありません。このような男性は、もしかすると女性恐怖症に陥っているのかもしれません。

女性恐怖症とは、女性との交流や会話に対して極度に緊張したり、あるいは恐怖を感じてしまう心理や状態のことを言います。このような女性恐怖症は、その男性にとって大きな悩みとなるのは当然ですが、周囲の女性にとっても対応に苦慮するなど影響を及ぼします。

そこで今回は、女性恐怖症の症状や原因、女性恐怖症の克服方法や対処法などについて、ご紹介したいと思いますので参考にしていただければ幸いです。

女性恐怖症とは?

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そもそも女性恐怖症とは、どのようなことを言うのでしょうか?女性恐怖症の症状や原因、そして克服方法などについて理解するには、まず女性恐怖症の簡単な概要を知っておくことが大切になります。

そこで、最初に女性恐怖症に関する基本的な知識を再確認しておこうと思います。

女性恐怖症とは?

女性恐怖症とは、女性との交流や会話に対して極度に緊張したり、あるいは恐怖を感じてしまうことによって、女性と共にいることに不快感や苦痛を感じてしまう心理や精神状態のことを言います。

このような女性恐怖症は、性質上は男性に多く現れる症状ですが、稀に女性が女性恐怖症に陥るケースもあるとされています。逆に、女性に多く現れる類似の症状として男性恐怖症が存在し、稀に男性が男性恐怖症に陥るケースがあるのも似ています。

女性恐怖症の患者は、女性が近づいてくると緊張・恐怖から不快感や苦痛を感じるので、その不快感や苦痛を回避しようと相手の女性を避けようとする行動をとりがちです。それゆえ、避けられた女性が心理的に傷つくという点で、女性恐怖症は周りの人にも影響を及ぼします。

思春期と女性恐怖症の関係性

思春期に入ると男子の多くは、一時的に女性恐怖症に似たような症状を経験します。つまり、思春期に入った男子は、同年代の女の子と交流し会話することに緊張や気恥ずかしさを感じて、同年代の女の子を避けがちになります。

しかしながら、このような思春期の男子に見られる症状は女性恐怖症ではなく、あくまでも思春期の影響によるものであり一時的な症状だと言えます。というのも、思春期は心身ともに成熟し始める時期で、男女ともお互いに性を意識し始める時期でもあり、異性を意識することに戸惑いがあるからです。様々な経験を積みながら異性の存在に慣れることにより、女性と交流することに対する戸惑いは徐々に消失していきます。

恐怖症について

このような女性恐怖症は、対人関係において異常な緊張や恐怖を感じてしまい、人間関係の構築を忌避してしまう対人恐怖症の一類型と言えます。そして、女性恐怖症を含む対人恐怖症は、特定の物事に対して異常な恐怖を感じる恐怖症の一つとされています。

恐怖症とは、特定の物事に対して異常な緊張や恐怖を感じ、それに伴って不快感や苦痛を感じてしまう心理や精神状態のことです。

恐怖症の多くは、過去の体験や経験がトラウマとなって発症するとされています。恐怖症には数多くの種類があり、いくつか具体例を挙げるとすると、次のような例が挙げられます。

女性恐怖症の症状

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このように女性恐怖症は、女性との交流や会話に対する緊張感や恐怖感によって、女性と一緒にいることに不快感や苦痛を感じてしまうことを言います。

それでは、女性恐怖症になると、具体的にどのような症状が現れるのでしょうか?そこで、女性恐怖症で現れる典型的な症状や特徴について、ご紹介したいと思います。

女性に対して緊張あるいは恐怖を感じる

女性恐怖症の患者の多くは、女性を目の前にすると極度に緊張してしまうことで、上手く会話をすることができない傾向があります。

そして、このような緊張で会話が弾まない空間は居心地が悪く、その空間に放り込まれることに不安感や恐怖心を覚えることすらあるのです。

顔の赤面や身体の硬直

このような女性に対する緊張や恐怖で、女性恐怖症の患者には、様々な身体症状が現れることがあります。現れる可能性のある具体的な身体症状は、主に次の通りです。

  • 顔が赤面してしまう
  • 四肢などの身体が硬直してしまう
  • 手足が震えてしまう
  • 心臓がドキドキしたり、動悸がする
  • 顔や身体に異常な発汗が生じる
  • 胃痛や腹痛が生じる

これらの身体症状は、主に緊張や恐怖などがストレスとなることにより、自律神経のうち交感神経が刺激されるために生じると考えられます。

冷静な思考ができない

大勢の人前で話したり、会議などでプレゼンをする際に、緊張によって頭の中が真っ白になり冷静な思考ができなくなった経験が、誰しも1度や2度はあると思います。

女性恐怖症の患者も、女性を前にすると緊張してしまうので、頭の中が真っ白になったり冷静な思考ができずに、言葉が上手く出てこなくなってしまいます。

女性に対する過剰意識や苦手意識

女性恐怖症の患者であっても、女性が周りにいない環境や状況では、いたって普通の人間であって、患者が男性ならば好みのタイプの女性像も持っています。ですから、女性から離れて冷静になると、女性の前で緊張や恐怖で赤面したり、発汗したことに対して、その女性に嫌われたかもしれないなどと後悔してしまいます。

そのような後悔や思い通りにならない気持ちが繰り返されると、女性に対して劣等感や苦手意識が生じ、女性恐怖症の患者は何でもない場面でも女性を過剰に意識するようになってしまいます。

例えば、女性の視線を意識することにより、女性の目を見れなかったり、動きが硬くなったりします。また、女性の多い場所では、女性を過剰意識するあまり、落ち着けず気まずさばかりを感じてしまいます。さらには、公共交通機関などで女性と席が隣になっただけで、神経過敏な状態になってしまうこともあります。

女性を避けてしまう

女性恐怖症の患者は、このような女性に対する緊張・恐怖・過剰意識・苦手意識などから、女性に相対することを避けてしまうこともあります。

例えば、女性と付き合って恋人同士になりたいという願望があっても、女性に告白する勇気が持てなかったり、あるいは最初から出会いを諦めてしまうこともあります。また、重症になると、意識的に女性を避け続けた結果として、無意識に女性を避けるようになってしまうこともあるようです。

日常生活に支障をきたす場合も

女性恐怖症が重症となると、仕事などの日常生活に支障をきたす場合もあります。

例えば、社会人として取引先や同僚などとの間で信頼を築くには、人の目を見て話しをすることが大切になります。しかしながら、相手が女性の場合に、女性恐怖症の患者が相手の目を見ることができずに、信頼を築くことができないかもしれません。すると、コミュニケーションが上手くとれないことから、仕事の成績にも影響が現れるかもしれないのです。

女性恐怖症の原因

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このように女性恐怖症になると、女性に対する緊張や恐怖から様々な症状が現れてしまいます。それでは、どうして女性恐怖症になってしまうのでしょうか?

そこで、女性恐怖症になってしまう原因や理由について、ご紹介したいと思います。

女性恐怖症には大きく二つの原因がある

女性恐怖症の原因は、大きく二つの原因に分類することができます。その二つの原因は、次の通りです。

  • 過去のトラウマ
  • 社交不安障害における「とらわれ」

過去のトラウマ

女性恐怖症の原因の一つに、過去のトラウマを挙げることができます。

人は天災・事故・犯罪など様々な出来事によって、精神的なショックを受けて心にダメージを負ってしまうことがありますが、このような精神的ショック・心理的ダメージのことをトラウマ(心的外傷)と呼びます。

女性恐怖症の場合、過去に女性から酷い仕打ちをされた体験などにより、トラウマを負ってしまい、それが原因となって発症することが考えられます。以下に、いくつかトラウマとなる具体例を挙げてみたいと思います。

母親による虐待・ネグレクト

最も身近にいる女性と言えば、ほとんどの人が母親を挙げるのではないでしょうか。

その母親から、幼少期に身体的虐待や精神的虐待を受ければ、それが心の傷として長く残ってしまうことは容易に想像ができます。

また同様に、母親からネグレクト、つまり食事を与えられなかったり、学校に通わせてもらえないといった育児放棄をされた場合も、心理的ダメージは大きく、女性に対して歪んだ印象を持ってしまいかねません。

もちろん母親に限らず、家族内の女性から身体的虐待や精神的虐待を受けるような場合も、同様にトラウマとなる可能性があります。

このような家庭環境において、女性から虐待やネグレクトなどを受けた体験が過去のトラウマとなって、女性恐怖症の原因となる可能性があるのです。

女性によるいじめ

いつの時代にも、いじめは存在して無くなることはありませんし、いじめにも様々な形態が存在します。その中でも、女性がグループとなって特定の人をいじめるケースでは、いじめを受けた人が精神的なショックを受けてトラウマを負うことがあります。

学生時代に友達やクラスメイトと思っていた女性から突然いじめられれば、その心理的ショックや戸惑いは計り知れません。そして、その心理的ダメージがトラウマとなれば、女性を目の前にして緊張や恐怖を覚えることも容易に想像できるのではないでしょうか。

恋人の裏切り

トラウマは、何も幼少期や学生時代だけに負うものではなく、大人になってからも受ける可能性があります。

大人になって交際を開始した女性と長く付き合い、結婚を見据えて深く信頼を寄せていた場合に、実は女性が二股をかけていたなど信頼を裏切られることがあると、大きな精神的ショックを受けてトラウマとなる可能性があります。恋人に裏切られて女性に対する不信感から、それ以降は女性と付き合うことができなくなったという男性の話は、しばしば耳にすることもあるのではないでしょうか。

社交不安障害における「とらわれ」

社交不安障害(社会不安障害)は、社交関係・対人関係において過剰な不安・緊張・恐怖を感じることにより、社交関係や対人関係について不快感や苦痛を感じる精神障害のことです。社交不安障害は、社交恐怖症(社会恐怖症)とも呼ばれ、対人恐怖症・女性恐怖症を包摂する上位概念であり、以前は恐怖症全般をまとめて神経症と呼ぶこともありました。

そもそも不安・緊張・恐怖といった感情は、人間なら誰もが持っている基本的な感情です。そして、不安・緊張・恐怖といった感情は、人間の欲望と裏表の関係にあり、通常はバランスが取れています。例えば、男性が女性と付き合いたいという欲求には、振られるかもしれないという不安が存在します。

しかしながら、社会不安障害の患者は、欲求と不安のバランスが崩れて、不安の方が大きいのです。そして、不安が大きいが故に、その不安が更なる不安を呼んでしまう悪循環に陥ってしまいます。このような不安が増幅する心理的な悪循環のことを「とらわれ」と言うのです。

この「とらわれ」が原因となって、社交恐怖症・対人恐怖症・女性恐怖症が発症することがあるのです。以下に、いくつか「とらわれ」となる具体例を挙げてみたいと思います。

口下手(くちべた)

例えば、口下手な男性は女性を前にすると、女性と話したいという欲求があるにもかかわらず、どうしても上手く会話をすることができません。すると、会話が弾まないことで、女性が楽しくないのではないか、女性から面白くない男と思われているのではないかと不安や恐怖を感じるようになります。

このような経験を何度も繰り返すと、欲求よりも不安の方が大きくなってしまい、その不安がさらに症状を悪化させてしまうのです。女性に面白くない男と思われる不安から、余計に女性の視線を意識してしまう視線恐怖症や、雑談などの会話に対する自信を喪失させ自然な雑談ができなくなる雑談恐怖症といった症状を招いてしまうのです。

汗かき体質

汗かき体質な男性は女性を前にすると、女性に好かれたいという欲求の一方で、緊張して発汗してしまいます。そして、女性を前にすると、また汗をかいてしまうのではないかという不安や恐怖を感じるようになります。

その結果として、その不安や恐怖によって、余計に女性に嫌われたくないと緊張してしまい、余計な汗をかいてしまうのです。

女性恐怖症の克服方法・対処法

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このように過去のトラウマや「とらわれ」が原因となって、女性に対して過度に緊張や恐怖を感じる女性恐怖症が発症するのです。そして、女性恐怖症となると、前述のように時には日常生活にも影響を及ぼします。

それでは、女性恐怖症となった場合に、どのようにして女性恐怖症を克服すれば良いのでしょうか?そこで、女性恐怖症の克服方法や対処法について、ご紹介したいと思います。

病院を受診して医師に相談する

女性恐怖症の原因が過去のトラウマであっても、社交不安障害における「とらわれ」であっても、日常生活に影響があると感じる場合には、まず心療内科や精神科などの病院を受診して、専門家である医師やカウンセラーに相談すべきです。

そして、診察やカウンセリングを通じて、女性恐怖症の症状の程度を確認し、症状に応じた治療方法を選択します。

心理療法

心理療法と一口に言っても、様々な方式の認知行動療法やイメージ療法、あるいは森田療法と呼ばれる治療法など、多くの治療法が存在します。

とはいえ、いずれの心理療法も、主に医師やカウンセラーとの対話を通じて、女性恐怖症患者の認知の歪みや考え方の偏りを徐々に修正していこうとする治療です。

ただし、長年にわたり積み重ねてきた認知の歪みや考え方の偏りを修正するには、やはり長い時間を必要とするのが通常ですので、根気よく治療に通わなければなりません。

薬物療法

薬物療法では、症状に応じて抗うつ薬・抗不安薬などを投与して、症状の鎮静化を図ります。また、症状によっては漢方薬を投与するケースもあります。薬物療法は、通常は心理療法と組み合わせて実施されます。

日常生活に影響が出ていない場合

軽度の女性恐怖症で日常生活に影響が及んでいない場合は、すぐに病院を受診する必要はないかもしれません。

しかしながら、前述のように社交不安障害における「とらわれ」は、不安や恐怖が増幅していきますので注意が必要です。

軽度の女性恐怖症で、自分で対処しようとする場合、対人緊張をしないためにも、なにか得意分野を持って自分に自信を持てるように意識することが大切です。また、女性と挨拶をするといった簡単なことから、徐々に段階を追って女性と意識的に交流・会話をすることも意識すると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?女性恐怖症の症状や原因、女性恐怖症の克服方法や対処法などについて、ご理解いただけたでしょうか?

たしかに、女性恐怖症を含めた対人恐怖症は、はたから見るとコミュニケーション能力に欠ける、いわゆるコミュ障と思われるかもしれません。

しかしながら、実は女性恐怖症は、れっきとした恐怖症という精神障害の一つなのです。それゆえ、女性恐怖症となると、女性とコミュニケーションをとることが難しくなり、日常生活に影響が及ぶことがあるのです。

ですから、女性恐怖症の疑いがある人は、すみやかに病院を受診すべきですし、周囲の人も温かく接するようにしましょう。

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