口下手と言われると、私も口下手で、余計なことはぺらぺらしゃべれるのに、肝心の事をいつも言い忘れ、後でストレスを抱える事がありますが、皆様は如何ですか?自分の思っていることを80%~100%口に出していえますか?
口下手の人はどの様な環境から生まれてくるのでしょうか?また口下手を改善する方法はあるのでしょうか?また克服できるのでしょうか?自分の思っていることを、100%相手に伝える事が出来たら、ストレスもたまらないでしょう。
口下手について調べてみました。
口下手とは
口下手といわれる背景には、小さいときからの環境もあると思います。それと共に大人になってから、益々口下手の傾向が出る背景について見てみました。
口下手が生まれる背景
何故口下手になるかというと、自分に自信が持てないことが上げられます。また相槌を打つのにも、考えすぎたりしてしまいます。
また周りの空気を読みすぎて、こんなこと言ったら笑われないか?相手はどう思うのか?など考えすぎてしまうことから、口下手になる事があります。また話の下手な人もいます。
仕事などでは口で話をしなくても、行動で伝えればよいと考え、不言実行型が多いです。また口下手な人は喜怒哀楽を、言葉に出さないので分かりにくいですが、感情が無いわけではなく、頭の中ではとても繊細で感じやすい人が多いです。
口下手の種類
口下手の種類には4種類のタイプがあります。
- 一つは口下手だから聞き手に回るタイプ
- 一つは何を話していいか分からないため、頭の中で他ごとを考えているタイプ
- 雑談は色々しゃべれるのに、会議など重要な機会に口下手になるタイプ
- 一対一では結構喋れるのに、逆に大勢では口下手になるタイプ
聞き手に回るタイプ
口下手の中でも、聞き手に回るタイプは、コミュニケーション能力は、備えている人が多いと思います。人の話をよく聞いて、相槌を打ち、問題意識をもって、適当なところで質問する人は、口下手ではないかもしれませんが、やはり余り言葉は話しません。
ボーとしているタイプ
頭の中で何を話そうと?人の話をよく聞かないで、ボート他ごとを考えている人は、コミュニケーション能力が備わっていません。その為トーク術を身に着ける事に熱心になって、口下手の成果は中々上がってきません。
重要な時に口下手になるタイプ
また多くの人がいると思いますが、雑談ではペラペラ話ができるのに、大勢の前や会議では上がってしまって、話がまとまらず口下手になってしまうことがあります。場数を踏んで経験することで改善されると思います。
大勢の前の口下手
これも多くの人がいるのではないでしょうか?グループなど大勢の人の中では、口下手になりますが、一対一ならスムーズに会話が成り立つ人もいます。
コミュニケーション
口下手はコミュニケーションを取るのが下手です。雄弁な話上手な人は、自然とコミュニケーションが取れますが、口下手の人は、人見知りをして中々うまく話をまとめる事が出来ません。
人と会話をするときに、話を上手に持って行って、相手とコミュニケーションを上手くとる人は、やはり性格的なものもあると思います。
口下手の人は男性と女性と比べると、圧倒的に男性が多いです。それは脳に原因があるようです。
男性の脳と女性の脳の違い
男性の脳は女性の脳に比べて、会話が出来にくい構造になっています。男性の脳は会話に対して、意思表示や情報伝達、問題解決が役割となっています。
女性の脳は脳梁と呼ぶ右脳と左脳の神経を繋ぐ組織が男性より太くなっています。その為に情緒や感情を混ぜ合わせて話すことが出来ます。
女性のお喋りには、理論は必要なく感情によって言葉が出てくるのです。この脳の違いにより、男性よりも女性の方が言語コミュニケーションの、コミュニケーション能力は圧倒的に優れています。
女性は男性よりも感受性が強いので、ディコーティング能力も優れています。ディコーティング能力とは、些細な言動で、相手の感情を読み取ることのできる、女の感というものです。
ボトルボイス
現在はボトルボイスの様な恋愛が、うまくいかない相談者に対して、誰にもうまく克服できない悩みを聞いて、コミュニケーションスキルを磨く様にしたり、自己分析を行ってアドバイスをしている、サイトも出てきています。
口下手で悩んでいる人も多いと思いますが、どんなに会話力を磨いても、口下手の人が一長一短に、コミュニケーション手段が、取れる様になれるとは思われません。まずは口下手を治す前に、聞き上手になって、自分に自信をつける事だと思います。
口下手の人の問題点
口下手だとどの様な事が問題なのでしょうか?口下手の問題点を見てみました。
話す内容が頭で整理整頓されてない
口下手の人は相手と話をする場合に、正確に伝えようとするあまり、1~10まで説明しようとするので、まとまりのない話になっています。
頭の中で整理整頓が出来ていないため、言葉を並べていても、要点を掴むことが出来なくて、自分でも結局何を言おうとしているのか?分からなくなることもあります。
また聞いている相手が嫌な顔していると、気持ちが焦って余計話がこんがらがってきます。その為無口になってしまいます。
人見知り
口下手の人は人間関係において、人見知りをする人が多いです。普段慣れ親しんでいる友達とは、ある程度お喋りが出来ても、全く初対面の人とは、無口が余計無口になってしまいます。
会話に慣れていない
口下手の人は会話に慣れていないために、話す話題も見つからない事があります。また周りの目を気にするあまりに、こんなこと言ったら笑われるのではないかなど、考えすぎて苦手意識をもって、人前で話すことが出来なくなってしまいます。
無口
口下手な人は、トーク術がうまくないので、どうしても無口になり、自分から話しかける行動的な人はいません。口下手の人の特徴は無口です。
ですから初対面などは、会話が会話にならずに、一方的に終わる場合も多く、会話がしらけてしまう場合が多くなるので、余計に無口になり悪循環を繰り返すことになります。無口の理由は口下手だからです。
口下手のメリット
さてそれでは口下手にはメリットは無いのでしょうか?いや口下手にもメリットはありました。
余分な事をしゃべらない
口下手の人は余計なことは、しゃべらない人が多いです。自分が口下手と理解している人は、余分などうでもよいような事は、しゃべらない人が多いです。
話の上手な人は余分な事をペラペラ話して、人が迷惑しているのに一向に気にしません。しかし自分が同じことをされると、ある事無い事言われて、話が上手なだけに噂が噂となって広まります。人間関係のいざこざの原因は、余分な事をしゃべる事から起こる様に思われます。
口下手な人はその様な事は無いので、営業マンなどになると、お客様から信用してもらう人が多いです。営業マンは口下手の人が、結構好成績を上げられる方が多いです。
それは言葉ではなく心で、物を売ることを心得ている人だからと思います。ですから口下手は決してデメリットばかりではないということですね。
人からの信頼がある
人間関係において信頼が一番です。まして商品などうる場合、信頼関係が崩れると、お店はやっていけなくなるでしょう。ですから口下手の人は、余分な事をしゃべらない分、態度が良くて、気持ちが爽やかで、いつもニコニコしている人は、お客様からの信頼が得られると思います。
営業で一番大切なことは、自分の知った他人の情報を、第三者にしゃべらない事です。どこでどの様に、人間関係が繋がっているか分かりません。その点口下手の人は、余り人の事はしゃべらないので、信用してもらう人が多くいます。
もしアナタが一人だけに話した話が、第三者の口から聞いたとき、話を打ち明けた相手を信用できないと思います。口下手の人は余り人の話をしたがらないので、信用が付く人が多いと思います。
嘘がつけない
口下手な人は嘘をつくことが出来ない人が多いです。口下手であるがゆえに、上手な言い回しが出来ないため、相手に間違いなく伝えなければと思い、嘘をつくことが出来ません。もし嘘をついていたら支離滅裂になり、嘘がばれる事が分かっているので、嘘をつくことが余りありません。
他の意見に流されない
色々な口下手がいますから、全てとは言いませんが、グループで会話をしている時に、口下手の人は、会話をしらけさせるという欠点があります。
しかし集団で会話をしている時は、集団心理が働く場合があります。この場合口下手の人は、冷静な視点で見ることが出来ます。
その為他の人の気が付かない、話題を振る事が出来ます。口下手の人が全て他人の意見に流されないか?といえば疑問がありますが、多くの口下手の人は、自分の意見をもって結構頑固なところも持ち合わせているので、他人の意見に流されない人が多いです。
口下手を治す方法
口下手を治すには、トーク技術を身に着ける事も、トーク技術を変えただけでは口下手は治らないようにも思います。
口下手を治すには一度自己分析をして、自分はどの口下手なのか良く知る事が大切です。そして口下手で共通している口下手克服方法は、相手の話をよく聞く事です。相手の話をよく聞く事で79%は、口下手を解消する可能性が出てきます。
聞き上手になる
まず会話上手になる為には、相手の話をよく聞く事が大事です。自分が話すよりも、相手が何を話そうとしているのか?聞き上手になる事です。
聞き上手と言うのは、相手に一方的にしゃべらすだけではなく、話の内容を理解して、相槌を打ったりまた理解できないことは、質問をするということです。
女性と話をするときは、兎に角彼女の悩みや、愚痴をよく聞いて理解するところから、恋愛が生まれます。
相槌の打ち方
ただ「ん・ん・ん」と聞いているだけでは、相手は自分の話をよく聞いて、くれてないと思うと思います。
ですから話し手から、話を引き出すように相槌をうち「それで」「ん」「どうしてそうなるの?」とかいって聞き手として、貴方の話をきちんと聞いています、という態度が必要となります。
ルールはありませんが、聞き上手にはよく聞いて、間違いない相槌を打つところから始まると思います。
話の上手な人は結構相手の話を聞いています。やはり話し方が上手になる為には、人の話を聞く事から始まる様に思います。
ポイントを掴む
口下手の人は聞き上手になって、その話のポイントを掴むことが大事です。そうする事で相槌も本物になり、質問力も身につくものと思われます。
相手の話の内容をボーとした意識で、表情も変えず聞いていたのでは、口下手の人のコミュニケーションスキルは、改善されないと思います。
聞いた話について質問する
口下手の人は結構相手の話を、ボーと聞いていることが多い様に思われます。その為話の会話の中で、質問する話題も見つける事が出来ません。
相手の話をきちんと聞いて、相手がどの様な事に興味があるのか?好きな本やテレビ、趣味や食べ物などについて深く掘り下げて、質問すると会話が弾んできます。
モテ男は聞き手に回って、相槌をして自分の意見も所々で入れることで、コミュニケーションスキルは、90%完成されているものと思われます。
自信
自信をつけるための行動
口下手な人は何故口下手なのかと言いますと、それは自分に自信がないからです。口下手な人でも、自分に自信を持てば、口下手が直ります。その為には行動を起こすことです。
行動することで、何らかの成果を上げ、その成果を積み上げることで、自分に自信がついてきます。
自信のあることは口下手でない
無口な人でも例えば技術屋さんなどがそうですが、技術の事に関して延々としゃべりだす人もいます。それは自分にとって専門的で自信があるからです。自信のある事においては、延々としゃべる人は無口の人でも多いと思います。
ですから無口だと思っている人は、何かにつけて行動を起こし、成果を出していく事が口下手を治す本当の解決策になる様に思います。
非言語データー
これは会話の中には非言語データーが、含まれているからに他なりません。非言語データーと言うのは言葉や会話術ばかりでなく、相手の顔色、声の出し方、態度と言う言葉以外のデーターが含まれるために起こるのです。ですから自信が大切なのです。自信があれば上司の目であっても、周りの空気が違っていても、何も恐れることはありません。
リアクション力(リアクションりょく)
口下手な人はリアクションが無い人が多いです。リアクションとは反応、反答、反作用、反響と言ったものです。ですから一つの話題でも、リアクション力があれば話は弾みます。
ユーモアーを磨く
ユーモアーの多い人は話上手な人が多いですが、中々ユーモアーを磨くには、口下手の人は難しい所があります。これも部分的にユーモアーを磨いて、ぼそと言うのもコミュニケーション手段としては、良いのかもしれません。ユーモアーって結構難しいですよね。
ユーモアーを磨くには
- 気持ちが沈んだりイライラした時に、漫画を描くとよいです。
- 子供と遊ぶことで、新たなユーモアーや新鮮なユーモアーを発見できます。
- 嫌な事や良くない出来事が起こった日など、自分を客観的に見ると、全体像を把握する力が身に付きます。
ユーモアーにはルールがあります
- 独りよがりのユーモアーではいけない
- 人を傷つけてはユーモアーではありません
- 人を馬鹿にしてはユーモアーではありません
- 人を悲しませてはユーモアーではありません
- 人を差別してはユーモーアーではありません
ユーモアーは一種の人に対しての気使いなのです。ユーモアーは悪い冗談や、下品な言葉はジョークであっても、ユーモアーとは言いません。ユーモアーは他人への思いやりと、人間の深い愛情表現にならなくては、ユーモアーとはいいません。
以上がユーモアーのルールですが、果たして日本人でユーモアーの備わった人が何人いるでしょうね。ユーモアーは本当に難しいと思いますが、これを身に着けた人は、確かに人生が明るくなるでしょうね。
ユーモアーセンスを身に着けるには、頭の固いという自分の固定観念に縛られて、融通の利かない人には、ユーモアーセンスは尽きません。頭の固い人でユーモアーがある人というのは見たことがありません。ユーモアーを身に着けるには、一方方向からの見方をするのではなく、多方面から色々見る癖をつける事が大切です。そうする事で色々な考え方ができるようになり、ユーモアーがいえるようになるのです。
まとめ
如何でしたでしょうか?口下手について見てきましたが、自分もある反面口下手な部分がありますので、考えさせられる部分もありました。しかし口下手が全てマイナスかと、いいますとそうでもありません。
口下手の良い所もありますので、そこのところは伸ばして、感情的にならない口下手の人の態度は、どの場所においても好感の持てるものだと思います。
口下手だけではありませんが、コミュニケーションスキルを磨くには、やはりユーモアーのある人間になる事が一番大切なようにも思います。
口下手の克服方法はまず、相手の話をよく聞いて、相槌を打つところから始まると思います。そしてできればユーモアーを身に付ければ、最高にコミュニケーション能力は上がるのではないでしょうか?
関連記事として、
・つまらない男とは?会話や性格の特徴を紹介!人によってはつまらない男とは?
・自信がない人の特徴は?ありのままの自分を受け入れる方法を紹介!
・モテない男の特徴を集約!女性が魅力的に感じない男性ってどんなの?自分には当てはまるか?
これらの記事を読んでおきましょう。