腸炎の時の食事はどうすれば良い?症状に合わせて紹介! 

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テレビでもよく取り上げられている「腸炎」、食べる事はおろか動く事すらできない、といった非常に辛い症状があると言われています。

40度近い高熱や非常に辛い下痢などの症状が続き、成人男性でも治療方法を過てしまうと死に至ることもある危険な病気でもあります。またウイルス性の腸炎に感染してしまった場合、他人や家族に移してしまう危険性もあります。どの様な種類の腸炎があり、何が原因で症状を発症するのか、また他人に移ってしまう危険性のある腸炎にはどの様な物があるのかを知っておきましょう。

それらの予防法と、かかってしまったらどうしたら良いのか対策法についてもまとめています。腸炎になった際の食事の方法や予防方法を知りたい方はぜひ読んでみてください。

危険となってしまう誤った治療方法を行い、症状を悪化させてしまうことの無いように注意して行きましょう。

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腸炎の症状とその主な原因

大腸2

腸炎の症状と原因について知っておきましょう。症状がどの程度続くのか、どの様な症状が他立て続けに襲ってくるのかを知っておき、対処できる用意しておきましょう。

腸炎になってしまうとなかなか動けない状態になってしまうので買い物などに行けないこともあります。症状が軽い内に準備して行きましょう。

腸炎の症状

腸炎は、腸の粘膜が炎症を起こす事で起こります。どの様な症状が起こることがあるのでしょうか。全ての症状が引き起こる訳ではありませんが、基本となる症状を知っておきましょう。

腹痛、下痢

腹痛、下痢が主な症状として見られます。1時間に何度もトイレに駆け込むような下痢の症状が見られ、中には血便を伴うこともあります。血便が出る場合は細菌性の腸炎の可能性が高くあります。

発熱、悪寒

37〜38度発熱、悪寒、腹痛が起こります。中には40度近い熱を出してしまう人も居ます。人によっては頭痛を引き起こす場合もあります。また、下痢や発熱によって水分が失われ脱水症状を引き起こす事があり、その影響で頭痛が発生することも考えられます。

暖かくしてお腹を冷やさないように注意しましょう。特に子供や高齢者の場合は、命の危機にもなりかねません。本人の水分補給が困難である場合は、看病をし脱水症状にならないように注意して上げましょう。

吐き気

吐き気の症状が強く出ている場合はウイルス性の腸炎の可能性が高くなります。ノロウイルス性のものやロタウイルス腸炎などの場合があります。

ウイルス性の腸炎は冬の寒く乾燥した時期や地域で発生しやすいものになります。

腸炎の原因

腸炎の原因は、ウイルス感染によるものと、食事の不摂生によるものの2種類があります。

・細菌感染によるもの(感染症型)

感染症型の腸炎は、細菌やウイルスへの感染が原因で起こったものを指します。

主な原因となるのは、O157、サルモネラ菌、ノロウイルスなどで、一般的に言われる食中毒はこちらに入ります。

感染経路は、経口感染と二次感染に分けられます。ウイルスや菌が付着した食べ物を食べてしまうような場合が経口感染、嘔吐物などを掃除する際にウイルスに触れてしまって感染する、というのが二次感染です。夏場は特に生肉や卵などを外に長時間出している場合に発生しやすい問題になります。

詳しくは、胃腸風邪の症状とは?人にうつる可能性や潜伏期間について!の記事を読んでみてください。

・非感染症型

感染によるものでは無い場合の腸炎を指します。簡単に言えば、感染症型以外の腸炎は全てこちらのジャンルです。具体的には食べ過ぎた際の胃腸への負担と、食物アレルギーによる胃腸炎症が主な原因です。

暴飲暴食が続くと、胃液の過剰な分泌が起こり腸にもダメージを与えます。また、特定の食物に体するアレルギーがある場合、腸内でそれが過敏症状を示し、下痢や嘔吐を引き起こします。薬剤によっても腸の粘膜に炎症が起こり、同様の症状を引き起こす事があります。

また高齢者の場合、大腸の動脈が何らかの原因でふさがり、虚血性腸炎を起こす場合があります。

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腸炎にかかってしまった時の食事は?

腸に優しい食べ物

腸炎になった時は、どのような食事を行うのが良いのかを回復段階に分けて紹介します。仕事や学校を何日も休むわけには行かない人もいるでしょう。

自分の症状の段階によって食事方法を変えて、なるべく早く回復できるようにしましょう。間違った治療方法で無理やり治そうとして逆に長引かせてしまうと言うこともあります。注意しましょう。

基本的な対処方法

軽い腸炎であれば、2、3回下痢をすると自然治癒しますが、細菌性やウイルス性のものや重症の場合、ひどい下痢と発熱による脱水症状が体へのダメージを与えます。

病院で治療する場合には、症状に応じて抗菌薬などを処方する場合もありますが、まずは安静にする事が最も重要です。体力が衰えるので、無駄な疲労を招かないよう体力を温存しましょう。

基本的には水分をしっかり補給して安静にすることが重要です。嘔吐や下痢の症状がつらくても下痢止めや吐き気止めなどの市販薬は使用しない事が懸命です。

下痢や嘔吐は体の拒絶反応で体の中に侵入した菌やウイルスを排出するために出ている症状ですのでその症状を無理に止めてしまうと体内に菌やウイルスが溜まってしまいます。そうなると逆にだるい症状が続いたり熱が下がらない事に繋がりますのでその点は注意し、下痢などを行いながら水分をしっかり補給し体の回復を待ちましょう。

回復期の食事

1)症状がひどく重い時期

最も症状が重い場合は、絶食が有効です。

むしろ食事を出来る人の方が少ないかもしれませんが、それでも水分はしっかりと採りましょう。市販のスポーツドリンクでも良いのですが、糖分を摂りすぎる事があるので経口補水液が適しています。

単に水だけを摂るのではなく、水分と一緒に電解質、塩分、ブドウ糖などを合わせて摂取していきましょう。嘔吐の症状や下痢の症状が強い場合は何を食べてもすぐに吐いてしまうので食べても体力を消費してしまうだけになります。とにかく、脱水症状だけに注意してトイレにいつでも行ける状態で安静にしておくといいでしょう。

2)少し回復して来たら

嘔吐の症状が落ち着き始め、下痢や腹痛が治まって来たら、少しずつ食事を始めましょう。突然固形の物を食べると消化に良くないので、消化の良い物をすり下ろすなどして食べる事をお勧めします。

・おもゆ・番茶・すりおろしたリンゴ・おかゆ・豆腐・ヨーグルト・ゼリー

等が適しています。

ヨーグルトやリンゴ、ゼリーは常温にしましょう。胃や腸などの内蔵を冷やしてしまうと免疫力が下がってしまうので注意しましょう。(おかゆ、番茶も熱くしすぎるのは良くありません。)ゼリーは刺激の強い柑橘系、フルーツがゴロゴロ入っているもの、カフェインの含まれるコーヒーゼリーを避けて、りんごや桃などの優しい味のものを選びましょう。

また、腸が傷んでいると栄養を取り込む力が弱くなります。良質なたんぱく質を摂取し体力回復に努めるためにも、ヨーグルトや豆腐は適しているといえます。

3)大分普通に戻って来たら

回復したなと思ったらそろそろ普通のものを食べてもよいのですが、やはりいきなり脂っこいものや激辛なものは禁物です。

・雑炊・うどん・おかゆ

等、和食から慣らして行きましょう。味の濃すぎるものやあまり噛まなくなってしまう、流し込むような食事は消化が悪くなってしまうこともありますので、お茶漬けや刺激も強くあるカレーなどのレシピは避けるようにしましょう。もし流し込みやすいものでもしっかり噛めば大丈夫ですので、自分の胃腸の状態を様子見しながら食べていきましょう。

4)腸炎の回復期に適さない食物

既に腸炎になっている場合、消化の悪いものと刺激になるものはNGです。

そのため、きのこやレンコン、ゴボウなど食物繊維を多く含む野菜や、カレーやコーヒーなど刺激物は避けた方が無難です。

また、胃腸での消化を助けるためにもよく噛んで食べる事が大切です。お茶漬けなど胃腸にやさしそうなものでも、ご飯を飲み込んでしまっては意味がないので注意しましょう。

水分補給に適している経口補水液の作り方と注意点

出来るだけ市販のスポーツドリンクなどの方がバランスがいいのでそちらを利用したほうがいいですが、ない場合や近くにコンビニなどのお店がない場合は自分で用意するしかありません。

家に経口補水液の買い置きが無い場合は、水500mlに塩1.5g、砂糖20gを混ぜて作る事ができます。

そこにもしあれば、レモン汁などを数滴絞っても飲みやすい経口補水液を作ることが出来ます。

注意点

しかし注意点としては緊急用自家製経口補水液では脱水症状時に不足するカリウムが摂取できない問題があります。鰹節から取っただしなどであれば、下痢や嘔吐などん症状がきついときでも補給が出来るので、だしに塩などで味をつけたものなどを自作の経口補水液と一緒に飲んでもいいでしょう。

また、砂糖と塩の割合が非常に重要で繊細に図る必要があります。バランスが取れていないと水分補給としては効率が悪く、吸収されずらくなります。分量はきっちり図るようにしてください。

自作の経口補水液は日持ちしない点でも注意が必要です。自作のものではどうしても菌や不純物などが混ざってしまいます。そうなると中で雑菌が繁殖してしまい、長期保存には向きません。免疫力が下がっている状態なので、出来るだけその日に飲みきってしまうようにしましょう。

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腸炎の予防方法

腸炎 食事

では、腸炎を予防するためにはどうすれば良いか紹介します。普段からこれらの予防法を心がけて、腸炎にかからないように注意しましょう。

有効なのはウイルス対策や、菌への対策、予防に適した栄養素の含まれている食材からの栄養補給です。どの様な方法でこれらを行うのかを見ていきましょう。

基本的な予防対策

・感染症型の予防

ウイルス感染を防ぐ一番の方法が、原始的ですが「手をよく洗う」事です。また他人や家族間での接触感染を防ぐためにも、マスクを着用することが予防法としては効果的です。

また、嘔吐物や下痢などから発せられる気体などからも感染してしまったり、子供の糞などからも感染してしまうことがあります。処理を行う時は細心の注意を払いましょう。しっかり密閉し気体が上がらない様にしてください。

症状が治まってからも1週間〜1ヶ月程の間は体から菌やウイルスは少量検出されます。治ったくらいの時期が最も感染しやすいので注意しましょう。

・非感染症型の予防

便秘が続いていると腸管の内圧が上昇し、虚血性の腸炎を起こす場合があります。

また、アレルギー、薬剤による腸炎については個々で気をつけるしかありませんが、急激な症状が出た場合には救急の処置が必要な場合があるので、万が一の場合には遠慮せずに救急医療にかかりましょう。

予防に適した食材

腸炎を予防するには暴飲暴食を避ける事が一番良いのですが、もっと踏み込んで対策したいという場合は、食物繊維の入ったものを食べて便秘を防ぐ事が有効でしょう。既に腸炎になっている状態で食物繊維を採るのはおすすめできませんが、普段から便秘を防ぐ事で腸を健康に保つ事につながります。

食物繊維のうち水溶性のものは、腸内で水に溶けて有害物質を吸着します。水溶性食物繊維を含むのは、バナナ、しいたけ、海草類などです。

これに対して水に溶けない食物繊維を不溶性食物繊維といい、さつまいも、ごぼうなどに多く含まれます。水溶性の食物繊維が有害物質をキャッチし、不溶性食物繊維がこれを便として体外に押し流すという流れになっているので、両者をバランスよく採る事が大切です。

・腸に良い食事

腸の健康のためには、腸内の善玉菌を増やすという方法があります。ヨーグルトは腸の健康を整えるために、ぜひ採りたい食材です。

腸内細菌の働きを活発にするので、腸内の免疫力が向上し、外部から入って来た有害な物に対抗できるようになります。漬け物、納豆、チーズなどの発酵食品にも同様の効果があります。

・腸に悪い食事

対して、腸に悪い食べ物としては揚げてから時間の経った油料理、動物性食品などが挙げられます。腸内細菌が健康な状態であれば、必要な栄養素だけを取り出し残りを捨てるといった動きがされていますが、腸の働きが弱っているとこの取捨選択ができなくなります。

このような状態だと、処理しきれなかった物が腸内で腐敗し毒素を出してしまいます。この毒素によってまた腸内細菌が弱って…という悪循環が起こり、腸が弱ってしまうのです。

日常生活の中での予防

胃腸炎とストレスには、密接な関係があります。

ストレスによる自律神経の乱れは胃液の出し過ぎを引き起こし、それが腸にまで到達する事で粘膜を荒らしてしまいます。荒れた状態の腸に食物が入ると、普段ならなんの問題もなかった食物が胃腸を攻撃し、胃腸炎を引き起こす事があるのです。

ウイルス性や細菌性のものであれば、体内から原因となっていた物質が排出されれば症状はおさまりますが、ストレスが原因となっている場合はこのようには行きません。

ストレスを溜めない生活を送る事が胃腸炎に体する大きな予防となります。

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まとめ

古くから、日本人が食べていた和食はまさに腸にとって優しい食事です。発酵食品である味噌や、食物繊維を豊富に含む玄米、脂の少ない魚などはどれも腸にとってよい食材です。全部を和食に変える事は難しいですが、たまには腸にやさしい食事にチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

既に腸炎になってしまっている、という場合は、とにかく脱水症状に注意しなくてはいけません。小さなお子さんや高齢者の方の場合は特に危険なので、周りの方で気を配りましょう。
若い方でも、ストレスから来る暴飲暴食をするという方は、粘膜を剥がした所にどかどか食べ物を塗り込むような事になっており大変危険です!

腸は将来の健康に大きく関わっています。ストレスを溜めないような生活、それが難しい場合はせめて暴飲暴食ではないストレス解消法を見つけて下さい。

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