寝返りしない赤ちゃんは大丈夫?原因や対策方法を紹介!大人の寝返りについての意見は?

寝返りしない赤ちゃんや大人には、どの様なデメリットがあるのでしょうか?新米ママたちは、うちの子はまだ寝返りしないと、心配するお母さんもいますが、本当に心配しなければいけない、ことなのでしょうか?

またテレビなどで、寝返りしないと腰痛や、肩こりと色々なデメリットが、あるといっていますが、寝返りをしないほうが良いという意見がでてきました。

寝返りしないについて見てみました。

赤ちゃんの寝がえりについて

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赤ちゃんの寝返りについて、うちの子は寝返りをしないと、心配のママも居られるようですが、個人差がありますので、一般に言われていることと違いがあるからと、心配する必要はありません。

赤ちゃんの月齢別の運動機能について見てみます。

寝返り行動の月齢別の運動機能

0ヶ月

1日16時間仰向けに寝て、顔は左右どちらかに向いています。基本的に寝ている状態が多いです。

1ヶ月

手足をバタバタさせます。体重は誕生より1kgぐらい増えています。

2ヶ月

「アー」「ウー」と声をだしたり、視力が0.01~0.02ぐらいで、徐々に色や物を識別できるようになり、動くものを目で追います。睡眠もまとまったものを夜取り始めます。

3ヶ月

ママと他人の区別がついてきます。体重が誕生の2倍になり、早ければ首が座りかけます。

4ヶ月

早ければ赤ちゃんの首がすわり、寝返りができる赤ちゃんもでてきます。

5ヶ月

そろそろ離乳食の時期にするとよく、近くにあるおもちゃを取ろうとします。

6ヶ月

くるりと寝返りが打てる赤ちゃんが多くなってきます。離乳食は問題がなければ、この頃から始めるとよいでしょう。

7ヶ月

一人でお座りができる子もいて、この時期頃から何でもなめたりするので、注意をすることが大切です。

8ヶ月

一人でお座りができるようになります。好奇心旺盛でテレビなども、声を出して見たりする様子が伺えます。

9ヶ月

ハイハイでどこまでも移動します。音楽やリズムも興味を持つので、色々な音楽を聞かせると子供の情緒を豊にして、積極性や自主性も伸ばすことができます。

10ヶ月

つかまり立ち、つたい歩きします。感情が豊かになり、冒険心が旺盛になるので、危ないこと以外は、暖かい目で見守ることが大切です。

11ヶ月

1つ2つの言葉をおぼえて話をします。

12ヶ月

一人で立ちます。動作は不安定ですが運動量が増えて、幼児の体型になっていきます。

まだ遅い子供は歩き始めていませんが、心配することはないので、だいたいの目安は参考程度にし、赤ちゃんには個人個人の個性がありますので、焦らないでじっくりと見守ることが必要です。

まず赤ちゃんは首が座ったころから、寝返りを打つようになります。平均して生後7ヶ月には約90%の赤ちゃんが寝がえりを打つようになります。

早い赤ちゃんで首が座ったころにはお座り、寝返りができてきます。検診などで聞かれることがありますが、あまり気にしないほうが良いです。

寝返りは赤ちゃんの成長の証

寝返りは赤ちゃんが成長している証でもあり、うつ伏せから仰向けになることを「寝返り返り」といい、仰向けからゆっくりと、うつ伏せになる状態を寝返りといっています。

寝返りできることは赤ちゃんの成長によるもので、その成長とは

  1. 体が自由に動かせるよう、身体の中の骨や筋肉、神経などの発達が整ってきました。
  2. 色々なものが見える視力が発達したため、視る願望がでてきたことによるものです。

育児書などを読むと、寝返りが普通にできるのが当たり前と、思わされることもありますが、赤ちゃんの成長速度と、寝返りは関係ないと言われていますので、心配しないでください。

赤ちゃんが寝がえりを打つには、筋肉が発達すること、また興味関心がでてくること、寝返りできる環境が、整っていることなどがあげられます。

寝返りをしない原因

1、寝返りができない環境

寝具が柔らかすぎると、寝返りが打ちにくいので、寝具を固いものに変えると、寝返りが打ちやすくなります。また厚着をしていると寝返りが打ちにくいです。

2、体勢が赤ちゃんにとって良い

赤ちゃんにとって仰向けで気持ちが良い場合は、あえて寝返りをしようとしません。寝返りをした後うつぶせに興味のない子もいます。

3.赤ちゃんの体重が重い場合

赤ちゃんの体重が重い場合は、重い体重を捻るのですから、大変力を必要とします。捻る力がまだついていないので、問題ありませんし身体を動かす力は自然とついてきます。

体重曲線が大幅に上がっている場合は、小児科医に相談されて、日々に生活を見直すことが必要となるでしょう。

赤ちゃんの寝返りは突然起こることもあり、寝返りするようになると行動範囲が一挙に広がります。

寝返りは個人差があります

寝返りは個人差があって、寝返りをしないまま、ハイハイを始めた子たちもいますので、余り心配しないで、息子や娘の成長過程を見守ってあげてください。

寝返りには個人差があります。他の赤ちゃんと比べて遅いから、赤ちゃんが嫌がるのに寝返りの練習をさせることは良くありません。

赤ちゃんには好き嫌いや、得意、不得意がありますので、赤ちゃんが心地よい環境で行えることを整えれば、あとは個性として温かく見守ることが大切です。

赤ちゃんの寝返りについての対策

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別に対策はしなくても良いですが、寝返りが寝具にある場合などは対策として、柔らかい寝具から固い寝具に変えることがよいでしょう。

赤ちゃんが寝がえりをする為の対策

柔らかい寝具の場合、寝返りをしてうつぶせになった時に、口をふさぐ恐れがあり、窒息する場合がありますので、できるだけ硬めの寝具に変更する方が良いでしょう。

寝返りの練習は赤ちゃんが嫌がるのに、やらせるのは良くありません。赤ちゃんが寝がえりをしようとして手伝うのは良いです。無理やり寝返りの練習をさせることは、赤ちゃんにとってよくありません。

またバウンサーやハイローチェアなどは、赤ちゃんの行動が制限されるので、寝返りがしずらくなります。

赤ちゃんの寝返り練習

寝返りの練習を考えている、ママもおられますが、赤ちゃんの運動機能の、発達の過程が見られるので、あえて無理に練習法を行うことはありません。

赤ちゃんの寝返り練習など、されているママも多いようですが、あくまでも赤ちゃんの意志に任せる事が大切です。そのなかでも遊びのような、寝返り練習方法をみてみました。先輩ママたちが行った練習法です。

練習方法
  1. ゴロゴロ赤ちゃんを転がせたり、うつ伏せの時にママが手を入れてゆさゆさして、手をぬいたりして、遊び感覚で3ヶ月ごろからやっていたママもいます。
  2. 片方の背中をさすっていると、身体をよじってくるので、少しママが手伝ってコロンといったというママもいます。体を捻る行動ができることは、もうすぐ寝返りができるサインと見れます。
  3. 辛いときや、苦しいときにママが少し手をかして、それ以外は自然に寝返りをするのを待っていたママもおられます。
  4. 寝返り時期になるころ、保健師さんから教えてもらったという主婦は、6ヶ月ころベビーベッドに寝かせることが、多かったのを保健師さんから

「この時期はベビーベットより、床にゴロンと寝かせるほうが良い」「少しずつ短時間で良いので、無理のない程度に腹ばいにするとよい」とアドバイスをもらい、その後は心配していたことが嘘のように改善し、寝返りもハイハイもできたとのことです。

注意

注意したいことは、赤ちゃんは赤ちゃんの発育ペースがあるので、積極的に寝返りや、ハイハイ、あんよ歩きなど充分に筋力が、発達していないのに練習させるのは危険です。

赤ちゃんは成長と共に、徐々に次の行動に進みます。わずかに触れてコミュニケーションをとることで、あまりママが心配して練習を、させることは良くありません。

抱っこをしている赤ちゃんは、寝返りが遅くなると知恵袋の知恵コレクションで、悩みをしているママがいましたが、その傾向があるようで、多くのママたちが同じ意見のようでした。

寝返りをする時の事故防止

赤ちゃんが寝がえりをするようになったら、事故防止を考えなければなりません。防止方法には次のことが考えられます。

▼自力でうつ伏せができても、寝返り返りの仰向けになることができない場合、窒息してしまう場合があり、寝返りを打つようになったら、ママは気を付けてみていることが大切です。

▼寝返りをしたときにクッションや、柔らかいベビー布団があると、窒息の危険度が高まります。赤ちゃんの周りには余計なものを置かないで、寝返りをしそうなときは目を離さないことが大切です。

▼授乳後など寝返りをすると、ミルクなど吐き戻す可能性があり、吐いたものが喉に詰まり窒息する可能性があるため、授乳後は寝返りしないよう見守ることが必要です。

▼高い所に寝かせて落下しないように、また上から寝返りしたことで、何か物が落ちてきたりしないように、危険性には十分気を付けてください。

以上のことを注意点として、ポイントを頭の中に入れて、寝返りが打てるようになったら赤ちゃんの周りには、危険なものは置かないように心がけなければいけません。

寝返り防止用のベビークッションがありますので、寝返りができるようになると、色々なグッズを利用するのも一つの方法かもしれません。

寝返りをしないと体に悪い意見

睡眠

テレビなどの放映で、寝返りをしないと色々なデメリットがでて、良くないという意見が一般的になっています。

昔は寝返りを打つのは、健康的だと言われていましたが、寝返りをしないとどの様なデメリットがあるのでしょうか?

寝返りをしないと起こる悪影響

首、肩、腰、背中の筋肉が圧迫されることで疲れ、どこかの部分が痛くなったり、全身が疲れたり、また背骨が歪んだまま寝ると、背骨が歪み自律神経が圧迫され、自律神経失調症になる可能性もでてきます。

1.同じ部位の血行が滞る

寝返りしないと体重にかかる部位の血管に、長時間負荷がかかるため、血液の流れが悪くなり、また血液は酸素や栄養素を体中に運んでいるので、血管が圧迫されて血液が滞ることになります。

血液は酸素や栄養素を身体の隅々まで届け、老廃物を身体の外に出すよう準備しています。ですから血液が滞ると、炎症が起こって腰痛になるのです。

なぜ仰向けに寝たままだと、腰痛になるのかといいますと、内臓が腰のあたりに乗った状態で、血管を圧迫するため、腰痛になるので定期的に寝返りが必要になるのです。

2.熱や湿気がこもる

寝返りが少ないと、布団と体の間に熱がこもることで、睡眠が浅くなり熟睡できませんが、熱を逃がすことで、朝まで快適に寝れるというわけです。

3.体が歪む

人間は二足歩行ですから、日中に骨盤が歪んでしまします。骨盤の歪みを寝返りで解消するため寝返りが必要で、寝返りで骨盤のゆがみを、リセットしてくれます。

寝返りのメリット

腰痛は寝返りをしないことで起こり、寝返りを打つ回数で骨が曲がり腰痛になります。寝返りを打つことで、身体の体重の負担を分散でき、リンパの流れを良くして、それにより痛みを出す物質が滞るのを解消してくれます。

大人の一般的な寝返りは20回~30回が目安です。寝具が身体に合っていないため、腰痛の人は数回の寝返りしかうっていません。

大人が寝返りしやすい寝具の見分け方

寝返りをしない原因に枕があります。枕があってないと寝返りが打ちにくくなります。また敷布団の硬さやマットの硬さ、上布団の重さなどが関わってきます。

寝返りをしやすい寝具の見分け方

仰向けに手を鎖骨に交差させ、膝を曲げて寝具の上に寝ます。そのまま寝返りがスムーズに行えるようであれば、自分に合った寝具です。

寝具をそのままで寝返り回数を増やす方法

バスタオルとガムテープを用意します。

  1. バスタオルを縦に2つ折りにして、さらに二つ折りにして両端を揃えます。
  2. 着物の帯のように骨盤にまきます。
  3. 緩みを無くすため、寝具の上に寝て巻き戻します。そしてガムテープで固定します。
  4. これで先ほどのように手を交差させて、寝返りがスムーズにいけば完成です。

番組では寝返り回数2回の人が、20回まで改善されていました。

寝返りをしない方が体に良い意見

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寝返りをしないほうが良いという意見もあります。京都の鍼灸院の院長先生は、寝返り回数が少なくても問題ないといっています。

人間が一番良い形で寝るのは仰向けだそうです。寝返り回数を増やす意味がない理由は何でしょうか?

1.同じ部位の血行が滞る反論

寝返りが打てないから腰痛になるのではなく、骨盤が歪んだまま寝るので、腰痛になるのです。ですから身体の歪みを整えて、仰向けに寝ていれば、寝返りをしなくても大丈夫です。

寝る時の姿勢に仰向け、横向き、うつ伏せとありますが、寝る時の姿勢は仰向けが、身体にとって一番良いのです。その理由は

  1. 仰向けで寝る場合身体の後ろの頭、背中、腰、太ももの裏、踵といった部分を使って、体重を分散して支えることができます。
  2. うつ伏せは仰向けと同じく、広い部分を使い体重を分散しますが、首をひねる事になります。また腰をそらせるので胸が圧迫され、呼吸がしにくくリラックスした睡眠がとれません。
  3. 横向きは小さな面で身体を支える、ことになりますのでリラックスができません。ですからうつ伏せ、横向きはリラックスした睡眠がとれないので、血流が悪くなります。

2.熱がこもるの反論

仰向けの場合はリラックスでき血流も良く、布団と仰向けの間では腰との間に隙間ができるので熱もこもりません。筋肉が圧迫されることはないそうです。

寝返りで骨盤のゆがみは解消されません。ですから骨盤が歪んだまま仰向けに寝ても、リラックスできなくて、腰痛になるのです。

熱がこもる理由については、熱いから寝返りを打つので、熱や湿気がこもって熱くなることがありません。

その理由として、子供は体温が高いです。ですから体温が高いため、熱いから寝返りを打つので、大人より回数が多くなるのです。

骨盤にまだ歪みが起きていないから、ねぞうが悪くても腰痛にならないのです。

3.体が歪む

体が歪むのは本当のことです。しかし寝返りで骨盤が正常に戻るのであったら、腰痛になる人はいなくなります。

体の歪みを直す方法は、

  1. 胸当て
  2. ビーズクッション

この2つを使って、仰向けに寝れば骨盤が解消されます。骨盤が正常か、正常でないかのチェックの仕方は、仰向けに寝て足の先が左右どちらも同じ角度で、なおかつ80~90℃開いている場合は骨盤が正常です。

手術など同じ姿勢で長時間寝ているので、血栓を防止するため、強い圧力のある靴下をはきますよね。また同じ姿勢でねていると、血栓が飛んで脳梗塞など起こす方がいますよね。こうしてみるとやっぱり、寝返りが必要なような気もします。

まとめ

いかがでしたか?赤ちゃんの寝返りについては、あまり心配しないで、じっくり見ているのがよいようです。

大人の寝返りについては、寝返りした方が良いという意見と、寝返りをしなくても余り関係ないという意見とを紹介しました。

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